「人、モノ、金、情報」は重要。

CIMG9911 CIMG9910私は議員であると共に企業人と言う立場もあります。先週末、某銀行の企業説明会が開催されましたので多くの市内企業の皆様が集まる中での地方銀行頭取の話を聞きに、私も、銀行から見る経済環境について興味もあり、参加してきました。 Continue reading “「人、モノ、金、情報」は重要。”

「富士市の魅力を探る!!」有意義でした!

CIMG9843私が顧問を務める富士岳南地域まちを考える会の勉強会が開催されました。
今まで行政の方を交えての勉強会を継続的に開催していますが、大きな目的としては、まちを考える上では行政の取り組みを知る事とまちづくりを進めるためには行政とのネットワークを広げることが必要であると考えています。今回の勉強会の内容は「富士市の魅力を探る!!~都市活力再生の取り組みについて~」で、講師は、富士市総務部企画課の高野課長でした。 Continue reading “「富士市の魅力を探る!!」有意義でした!”

一番東の地域での行政懇談会。

CIMG9825全国的に人口減少が問題視されていますが、富士市も同様に深刻な問題として捉えています。富士市の中でも特に少子高齢化が顕著で将来的に不安を抱える地区でもある一番東の地域の浮島地区の行政懇談会が開催されました。
小長井市長になってから浮島地区からの行政要望は提出されていませんので、今回は市長1人での参加で「市政の課題と浮島地区への豊富について」と題した市政講話をじっくりとされた後、市長との意見交換がされました。 Continue reading “一番東の地域での行政懇談会。”

母親大会で貧困問題を勉強する。

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第53回静岡県母親大会が私の母校富士高で開催されました。
以前、案内をもらった中に、興味のある内容の分科会がありましたので参加してきました。私が参加してきた分科会は「広がる格差、深刻化する貧困、日本は本当に福祉国家?」助言者は弁護士の山本洋佑氏です。今回の分科会では各教室で開催されていたのですが、私も何となく母校の教室の机に座ると学生時代に戻ったようで新鮮でした。

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「富士市の魅力を探る!!」勉強会のお知らせ

CIMG9647富士市では若い世代が永く暮らし働ける都市に向けて富士市都市活力再生ビジョンの取り組みが進められていますが、今年がビジョンの最終年度でもあります。私が顧問を務める市民団体である富士岳南地域まちを考える会での7月の勉強会では、「富士市の魅力を探る!!」ですが、富士市の都市活力再生ビジョンの担当課である企画課長をお呼びして都市活力の進捗状況を踏まえた中での勉強会を開催します。

Continue reading “「富士市の魅力を探る!!」勉強会のお知らせ”

軌道修正しながらの市政報告会

CIMG9328県議選が終わり、今週に入り政治活動として毎年恒例の市政報告会を開催しています。何時もでしたらまちづくりセンターをお借りしての開催でしたが、会場予約の関係もあり各地区での開催に変更しています。神谷地区での開催ではあいにくの天候と行事が重なったせいか会場いっぱいとまではいきませんでしたがそれはそれで和気あいあいと開催させていただきました。 Continue reading “軌道修正しながらの市政報告会”

「たけちゃんのほんわかカフェ」

私は議員として、私が何を考え、普段何をしているのか、また議員としてどんな活動をしているのか、多くの方に知ってもらいたいと思っています。少しでも私を知って頂き、一番身近な立場の議員として様々な声を拾いあげたいと思っています。それはどうしてかと言うと、いくら立派な話をしても、市民にとって知らない、また、遠い存在であってはいけないと思って8年前に私は議員になったからです。。 Continue reading “「たけちゃんのほんわかカフェ」”

東駿河湾環状道路西区間事業化を進めるには・・・

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA富士岳南地域まちを考える会と沼津地域の東駿河湾まちづくり研究会の共催で国土交通省中部地方整備局沼津河川事務所野坂周子所長をお呼びして「インフラが変える東部地域」と題した勉強会を開催しました。 Continue reading “東駿河湾環状道路西区間事業化を進めるには・・・”

キーワードは本気!どうせやるなら・・・

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA九州にある創成館高校の奥田校長の「ヤンチャ校長学校を変える」~教育とは[熱]である~を聞いてきました。破産寸前の学校法人を生き返らせ、人気校へ変貌を遂げた手腕は、学校も経営という事では非常に勉強になりました。
大胆なアイディアと行動力は、10年でどうしょうもなかった学校を行きたい学校にした話は説得力がありました。

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RCでの卓話と議会報告会のお知らせ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA議会で初めての政策討論会終了後、ロータリークラブで卓話をやってきました。
国では毎日のようにメディアにおいて政治と金の問題が取り上げられていますが、地方においても号泣県議の政務活動費問題や富士市での祭りへの会費問題と議員の在り方が問われているような気がしますので、富士市議会の取り組みについてと題して30分話してきました。 Continue reading “RCでの卓話と議会報告会のお知らせ”

掃除が出来ない人の習慣とは・・

CIMG4325大変恥ずかしい話ですが、私は片づけが苦手です。

いつも部屋が散らかっている状況は、家族に注意されていますが、一向に改善されていません。何とかしなければと思っていた矢先、とてもよい講演を聞く機会がありました。日本そうじ協会の今村理事長の、{会社は「環境整備」で劇的にかわる}と題した話でした。掃除の定義は、「場を整え、流れを良くし、個人と組織の能力を最大限発揮できる環境をつくる事」としています Continue reading “掃除が出来ない人の習慣とは・・”

「ギョギョギョ」のさかなクンのユニークな講演会

トイレットペーパーにプリントしたユニークな商品開発を手掛ける事で知られている吉永の林製紙さんがありますが、その林製紙株式会社創業60周年記念事業講演会として開催された、テレビでもおなじみ、さかなクンの「さかなクンのギョギョっとびっくりお魚教室」を聞いてきました。

さかなクンと言えば、魚の生態や料理法について豊富な知識がある事で知られ、テレビや講演会では、いつもハコフグの帽子をかぶり元気に飛び跳ねながら甲高い声で明るく喋るキャラクターで人気を博しています。私も初めて生さかなクンを見ましたが、年齢不詳の不思議なキャラクターでもあります。歳を確認すると38歳。意外に歳をとっているんだなと感じました。講演会の進め方や話し方が実にユニークであり、いきなり「ギョギョギョ!!」で始まり、なにかにつけて「ギョギョギョ!」でした。また、話しながらクイズ形式で魚の絵を画きながら会場のお客さんから描いている魚の絵の正解者に壇上に上がってもらい、描いた絵をプレゼントしてくれます。壇上で描いてくれた魚の絵は、うなぎ、イワシ、銀鮫です。貰った子供達は大変良い記念でもあります。話し方の特徴として「ご」と言うところをすべて「ギョ」としています。
例えば レッツ・ギョー!(レッツゴー) ギョめんなさい。(ごめんなさい) すギョい。(すごい) ギョみ(ごみ) おはようギョざいます。(おはようございます) さかなクンの話はすべて「ご」は「ギョ」でした。
最後に,現在のごみが多くなっている海の中の環境に触れ、このままで行くと2048年までにはお魚が食卓から消えると学者が発表している事に触れ、3つの今からできる事を挙げていました。
1、 お風呂は冷ましてから流しましょう。
2、 食べ物を感謝していただきましょう。
3、 ものを大事につかいましょう。節約
将来もお魚が食べられるよう守らなければいけない事として会場にいる多くの子どもたちは理解してくれたようでした。
子供の多い講演会でありますが、大人が聞いても勉強になります。
林製紙さんにありがとうございますですけど、でも、どうして林製紙さんでさかなクンの講演会かと思っていましたが、帰りがけのお土産を見て納得しました。
(お土産のトイレットペーパー 始まりと終わりは社長と専務が対応してくれていました)

林製紙さんではさかなクンのトイレットペーパ—を作製、販売していたのですね。 トイレでさかなクンのトイレットペーパーを使って「ギョギョギョ」です。
林製紙さん60周年おめでとうございます!!!!

浮島工業団地青年部で講演。

視察からもどってきました。
大変有意義な視察でもありすぐに報告をしたかったのですが、だいぶ前から浮島工業団地青年部(UYA)の総会後の講演の講師の依頼がありましたので視察から帰って直ぐにそちらに駆けつけさせて頂きました。

講演のテーマは事前に「富士市の今後—新施策、防災、工業振興についてー」とされていました。

ただ、講演会前に視察に出かける予定になってしまった為に、慌ただしい中での講演会でもありました。ですから視察前までに資料の準備をして視察から帰って直接、会場に行けるようパソコンも車に積んでおきました。
内容としては、
富士市の今後として小長井市長の目指す生涯青春都市とは、富士市の26年度は、都市活力再生ビジョン、また、私が取り組む施策として、田子の浦港、工場夜景、河川道路インフラ整備、防災として、防災マップ、津波避難マップ、ハザードマップの説明
と盛り沢山でもありました。
今回、視察中でもあり、十分な検討もできない状況でもありましたが、パワーポイントを作製してありましたのでそれに乗っ取り1時間20分話をさせて頂きました。その上、話足りない点については、講演後の懇親会もありましたので補足させてもらいました。
講演終了には、青年部会長からは社交辞令かもしれませんが大変勉強になったとお褒めの言葉もいただきました。
私個人としては理事長にもお礼を述べましたが、地域で議会報告会は開催してはいるものの、地域の企業の皆様にも富士市の事や議員としての活動を知ってもらう機会を設けて頂けたたことは本当にありがたいと思っています。
あらためてですが浮島工業団地青年部18回総会無事終了しておめでとうございます。
また、視察報告に関しては後日しっかりと致しますのでご了承ください。

やる気を高めるメッセージ

現在、岳南法人会の理事を務めていますので定時総会に参加しましたが、記念公演での追手門学院大学客員教授児玉光雄氏の{限界をつくらない考え方「イチロー思考で成功を掴む法」}は大変勉強になりました。

児玉先生は、日本で数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント分析に精力的に取り組んでおり、イチロー、タイガーウッズ等のスーパーアスリートの分析や研究をスポーツ天才学の研究者でもあります。また、過去20年以上に渡り臨床スポーツ心理学者として、プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務め、スポーツ界各分野のチャンピオンやビジネス界の成功者を様々な分野から分析し、ビジネスの能力開発にも力を注いでいます。
実は最近特に忙しすぎて、逆によく言われる5月病とか燃え尽き症候群の手前のようななんとなくやる気が起きない状況もあります。

そのような中でやる気を高めるメッセージを聞きました。
「やる気を高めるメッセージ」
・今日は素晴らしい1日にしよう
・私の人生はどんどん良くなっていく
・仕事は順調で楽しい
・毎日が楽しくて仕方がない
・私には幸運の神がついている
・困難な仕事ほどやりがいがある
・いい仲間、友達に囲まれて幸せ者だ
・私は具体的な夢に向かって邁進している
・すべての事に感謝!感謝!
・私に不可能な事はない
・仕事ができる事に感謝しなければ
・どんな時でも私は笑顔を絶やさない
・どんな時でも私はベストを尽くす
・うまくいかない時こそ飛躍のチャンス
・節制して健康を維持することに努めよう
・家族がいるからこそ私は頑張れる
・私はなんて幸せ者だろう
・今日も最高の1日だった、明日が楽しみだ
このメッセージを1日3回以上読むと効果があるそうです。
ちょっと実践してみようと思っています。

また、先生は多くの著書がありますが、一番の新しい事としては、講演の日(5月26日)発売のプレジデント6・16号に「世界と戦うトップアスリートの熱き叫び」と特集が組まれています。
気になる方は買って読んでみてください。

講演会で聴いた都知事選予想!!

割とよく見る「たかじんのそこまで言って委員会」にレギュラー出演中の加藤清隆氏の講演会が商工会議所で行われました。良いことは良い、悪いことは悪いとズバリと言い切る、歯に衣着せぬ激辛コメントは好評で、安倍首相をはじめ自民党執行部とのパイプも太い講師であると思い、話を聞きたくて参加してきました。

商工会議所主催の「どうなる日本の政治経済」と題した新春経済講演会でありましたが、加藤氏いわく、何を喋っても構わないと言う演題であると言う前置きの下、かなり過激な言葉や表現が随所に飛び出す講演でもありました。

旬な話題として、23日に告示される都知事選の事では、出馬予定される細川氏と応援する小泉氏について、76歳、72歳になって引退した後もうろうろする馬鹿者で、今更出るなんて辞めて貰いたいとし、今回の小泉氏の行動は、首相を辞める時に辞めた後、何をやるのかとじっくり聞いたが、1に歌舞伎、2にオペラ、3に○○と言っていたが、もうそれも飽きちゃって、息子がもてはやされ、安倍が2度も総理になった状況に、自分ももてはやされたくなったに違いないと決めつけていました。
今度の都知事選は、細川氏は惨敗。嫌いだけど、桝添氏が当確。宇都宮氏が2位で100万票位取り、共産党は名前を大きく売る。
桝添嫌いの受け皿に、田母神氏が3位で4位に細川氏であると個人的な偏見も入れての大胆予想を話してくれました。
選挙の考え方として、よりましな方を選ぶのが選挙であるとするならば、選挙権はないものの私個人的には田母神氏を支援したいのですが当選は覚束ないようです。
ただ、本当に脱原発を掲げた細川氏は惨敗するのでしょうか、加藤氏の話は、現政権を支持する方の独断的な考え方のようにも聞こえましたが・・・・でも、そういう偏見を持った意見が熱狂的なファンを増えしているのかも・・実際、講演会場でも、随所に賛同する方の拍手がありましたから・・・・
その他には、経済的問題点や歴史認識を質す事等面白く聞かせて頂きました。
都知事選の結果は加藤氏の予想通りになるのか興味津々です

「人生は今日が始まり」心構えが重要です。

これから人間はどう生きるべきかを迫力ある熱演で情熱的に訴える講演回数が7000回を超える東洋経済誌の講師ランキングにおいてナンバーワンに選ばれたヒューマンスキル研究所の田中真澄氏を、私が所属する21経営研究会でお呼びして、講演会が開催されました。

演題は“人生は今日が始まり〜成功するための絶対法則〜であり、大変興味深く聞かせて頂きました。先生の今までに何千社と言う企業を見てきた経験上、人生において心構えという事が重要で、心構えと言う能力を磨き続ければどんな困難にであっても立ち直れるとしています。

心構えを磨く習慣には2つの側面があり、1つは「良き行動の習慣」もう1つは「良き考え方の習慣」です。
1つ目の行動の習慣では、
「人生は初動にあり」とし、
1、 早起き(人間は昼行性の動物であり、早寝、早起きの習慣を守れば健康が維持できる)
2、 歩く(歩くことは害のない最適の健康法)(歩くことは若さを保つ、最良の化粧水)
3、 しつけ三原則(挨拶・返事・後始末)
考え方の習慣として
1、 笑顔(商売は笑なり、勝なり)
2、 陽転思考(物事をありのまま受け止め、そこから明るい面を見出すこと)(私は運がいいと思う事)
3、 生き甲斐(いくつになっても他者との交流と自分の仕事をもつこと)
前向き、明るさ、思いやりの心構えの繰り返しが「人生は今日が始まり」になると熱く、熱く語る姿は、とても77歳とは思えません。また、言葉の強さやバイタリィティーさは、聞いている私たちに生きる希望と勇気が伝わります。
私は、現在、生活習慣を見直して、早起きと歩くことは実践しています。その他の心を磨くことも実践せねば・・・・

興味のある方は、田中先生の「田中真澄の88話」「人生は今日が始まり」「やる気再生工場」等々の本を読んでみてください。

毘沙門天でのありがたい話と秘宝。

毘沙門天(香久山妙法寺)の高橋堯昭第33世住職の話を、毘沙門天堂で聞く機会がありました。養父と同い年で学校も同じですが、養父と同じ88歳になっても、とてもかくしゃくとして元気であります。

また、毘沙門天堂にはお宝も多く、博物館のように色々なものが飾られています。

その中でも特別の2000年以上前のパキスタンにあった像について説明がありましたが、像からも当時の生活が伺えます。写真以外ではめったに実物は見られないものありますが、それよりも金額こそ言いませんでしたが、ものすごい価値だそうで、普段は鉄の金庫の中にしまってある、いわゆる、毘沙門天の秘宝でもあるそうです。

めったに見れない秘宝とありがたい話を聞いた後、本堂で、護摩を焚いての祈祷をして頂きましたが、暑い日でもありましたので、祈祷されながらも汗が噴き出してきます。でも、なんとなく祈祷して頂くとすっきりします。

帰りがけに、気になる事として、建設が予定されている火力発電の煙突の位置があります。毘沙門さんからの富士山は、きれいに見える場所でもありますので、富士市の名所、毘沙門さんから見る富士山の景観が、火力発電の100メートルの煙突の場所により、変わってしまう心配はあります。その事を確認すると、日本製紙さんと打ち合わせを近々行うそうです。
ちなみに日本最大のだるま市として有名な毘沙門天大祭は来年(平成26年)の2月6日(木)2月7日(金)2月8日(土)の3日間です。

私も子供の頃から、毘沙門さんに毎年年始はご祈祷に通っていますので、住職には親近感もあり、高橋住職も気にかけてくれます。まだまだ元気で現役で頑張って頂きたいスーパー住職であります。

「人の5倍売る技術とは」・・

ちょっと面白い講演会に行ってきました。
「おもてなしの心を大切に」と題したカリスマとうたわれた山形新幹線の元車内販売員の茂木久美子氏です。現在、年間200回以上の講演をこなしているそうですが、話術の素晴らしさはもちろん、とってもチャーミングな女性でした。聞けば元ミス将棋の女王だそうです。

彼女の本のタイトルにある「人の5倍売る技術」を持つ、カリスマ販売員だった茂木さんの仕事である新幹線のワゴン販売は制約の多い仕事です。山形新幹線の場合は、乗車時間は3時間半、大体の乗車数は400名ほどであり、売る品物も一度新幹線に積んでしまうと入れ替えもできません。また、商品も割高に設定されています。車内販売を目当てに乗り込むお客さんはいないと言う普通の販売より厳しい状況において、1日1往復半で平均7万円の売り上げの中で、50万円以上の売り上げた実績を持っています。あの手この手を使って売りまくる彼女の車内販売での年商は4000万円以上だそうです。この数字はものすごいです。同じ品物を売る人によって変えてしまう、マニュアルとは対極の接客スタイルが大きな話題を呼び、マスコミ等で取り上げられています。お客様に物を売ると言う考え方、限られた空間での会話術、一人一人に対してのおもてなしの接客術、効率の良い販売、前向きな取り組み等々でしたが、彼女のすごさは乗車しているお客様の顔を覚えると同時に荷物のチェックまでしているという事。お客さん顔を見ながらの後ろ向きでのワゴン販売で買う気の無いお客さんに気が付いたら買わせてしまったり、お金を出すと同時おつりを渡すテクニック、聞けば聞くほど車内販売で身に着けたスーパー販売術は勉強になります。不況だからものが売れないという言う理由は彼女には通用しません。

講演会後、気が付けば彼女の術中にはまり、買ってくれとは言われませんでしたが3冊セットの本を買ってしまいました。
議員として人を引き付ける会話術や人の顔を覚えるという事は大切です。
勉強になりました。

戦場カメラマン渡部陽一氏の講演と写真展

9月1日まで戦場カメラマンとして知られる富士市出身の写真家渡部陽一さんの写真展がロゼシアターで開催されています。これはロゼシアター開館20周年を記念した事業としての企画された展示で、オープン初日には講演会も行われ、私は文教民生委員の副委員長という事もあり、役得として渡辺氏の講演会を聞くこともできました。

渡部氏はテレビに出る有名人ではあるものの高校の後輩にあたり、なんとなく親近感があります。また、あの風貌と独特なスローなソフトな語り口のイメージが強いのでどのような講演をするのかとても興味もありました。講演については、専門の写真を映しだした上で、演壇を身振り手振りで縦横無尽に歩きながら、まるでさながら舞台で演技をしているかのような講演でもありました。講演会での質疑に関しては、渡部氏の好きな言葉として「塩をなめてもやしを食らう」という意味は、コツコツとやり続け,どんなことにも耐え忍ぶことの大切さを、写真家の師から教わった事。当時は石の上に15年と言われ、ようやく今、故郷の富士市で写真を見せる事が出来るようになった。ただ、この前、師と逢った時に,石の上に25年と言われたのでまだまだ、世界の子供達を自分の目で見て写真に残すことは続けるとの事。写真家として辛い事は、小さな子の命が目の前で奪われていく事で、いつも戦争の犠牲者は子供達であり、子供達が泣いていた事。嬉しい事は、世界中の国に家族のような友達ができた事。高校時代はバトミントンばかりで、勉強どころではなく、勉強よりも「部活」、今なお付き合いをしている友も「部活仲間」全ての思い出は、部活にあった事。高校時代にすべきことは、「部活」と言い切っていました。とてもユーモラスで優しそうなキャラクターでの戦場で仕事は、大丈夫かなと心配してしまうのですが、戦場と言う過酷な場所に置いても強い精神力を養えた基本は部活であると言われ、勉強より大切なものがあると感じました。もちろん勉強は大切ですが・・・部活動で頑張っている多くの子供たちに聞かせてやりたい話でもありました。

「戦場に生きる人たちの声を、世界に届けたい」とする郷土の誇りでもある、渡部陽一氏の写真展、是非行って、何かを感じてください。

「社会インフラ整備と田子の浦港について」

私が所属する富士岳南地域まちを考える会で「社会インフラ整備と田子の浦港について〜富士市の可能性を探る〜」と題しての勉強会が商工会議所で開催されましたので参加してきました。

会場はほぼ満席の中で渡辺代表幹事の挨拶後、3人の講師から東部地域に関わる国、県に関わる社会インフラ整備や施策等について講演を頂きました。

講演内容は
1、「静岡県東部の道路ネットワーク整備」
国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所長 大儀健一氏

2、「富士地域発展の鍵」
東部地域政策局局長 森 貴志氏

3、「田子の浦港の概要」
静岡県田子の浦港管理事務所所長 藤浪哲也氏

其々の立場の中での講演でありましたが、大儀所長からは、ネットワークが広がれば広がる程地域の価値はあがるとして、東部地域の周辺道路整備状況として、伊豆縦貫道路、東駿河湾環状道路、新東名、国道139号富士改良等の説明がありました。その上で道路はつくる物ではなく、使うもの、地域の活性化の可否は道路を使う地域次第とし、地域の事は地域で考える事が重要であるとしていました。また、森局長からは、政策的な部分として県が進めている総合特区として内陸フロンティアと医療特区に触れ、その上で富士山が世界文化遺産登録がなされ、「富士FUJI」と言う名が世界標準となった事により脚光を浴び始めているタイミングとインフラ整備も含めポテンシャルが高い地域として、富士市が何を目指すかは様々な可能性があることが示されました。最後に藤浪所長から、田子の浦港の成り立ちから整備状況、また、取扱い貨物の推移を含めた現状分析や防災対策、審議中の駿河湾港アクションプランの説明がありました。
その後の意見交換では、田子の浦港に隣接する企業からの護岸整備の要望をどのように捉えているのか、輸出入の割合は変わる可能性はあるのか、火力発電所が建設されることにより、石炭の輸送方法はどのように成るのか、また、環境面からパイプラインのようなものが作られるのか、水域拡張の予定はあるのか、東駿河湾環状道路西区間の事業決定を進めるにはどうした良いのか、等々時間いっぱいの意見交換がなされました。

一人一人の話をもっと時間を取って十分に聞きたい思いはありましたが、短い時間で富士市の可能性を探る上での、有意義な情報を得る事ができ、大変参考になりました。

次回はエネルギーについて勉強会が予定されています。

世界文化遺産富士山の頂上は誰のもの?

富士山が世界文化遺産になり富士山に大きく関わりのある全国1300の浅間大社の総本宮、富士山本宮浅間大社の権禰宜の鈴木氏の話を聞く機会がありました。

「今まで、富士山は誰のもの?」と聞かれた時に、静岡、山梨にまたがっているけど、世界文化遺産になった今は、国のもので「みんなのもの」って感じではありましたが、以前、頂上の主有者は富士宮って聞いた記憶はありました。でも、鈴木氏の話で正確には富士宮の所有ではなく、浅間大社が所有者であると言う事が分りました。
富士山8合目以上の土地約400万平方メートルのうち、富士山測候所跡や登山道などを除く約385万平方メートルは神社側が古来より境内として実質管理していたそうで、明治時代に国有地に編入されその後、宗教活動に必要な土地は無償譲与されることになっていましたが、一部しか認められなかったために神社側が1957年に提訴し、74年に最高裁で勝訴が確定しているとの事、恥ずかしながら、富士山の頂上は、富士宮市のものではなく、富士山本宮浅間大社の私有地でるという事をあらためて知りました。多くの人の認識は私有地であると言う認識はないと思います。現に、鈴木氏の話では、世界文化遺産登録祝賀セレモニーが帝国ホテルで開催された際に、宮司の挨拶で、「富士山の頂上の所有者としてお礼を述べさせて頂く」と言った瞬間に、600人位集まった会場ではどよめきの声が挙がったのと事でした。関係者でさえ、意外に知られていない事実なのかもしれないと感じました。また、世界文化遺産に登録された事により、浅間大社に規制がかかり、修理、修繕1つも、すべて届け出、許可を得なければならなくなり不便を感じているそうです。
今更ながら、「へ〜」って感じでした。

でも、やっぱり、所有者は浅間大社であっても、「富士山はみんなのもの」って感じが強いです。

またしても、武田教授の武田節さく裂!!!

法人会定時総会記念講演会で「郷土と子供のための環境問題」と題した「ホンマでっか!?」をはじめとするテレビでお馴染みの武田教授の講演会が開催されました。(聞きましたら、富士市には良く来る機会があるそうです)

武田教授の、専門は資源材料工学で、機能材料構造を研究テーマとしていますが、地球環境問題について定説と異なる事もある独自の主張を展開することでも有名でもあります。工学者として顔を持ちながら、環境評論家としても大活躍しています。私も以前、富士市で開催された、震災後の放射能についての知識や情報についてや田子の浦の浚渫に関するダイオキシンについての武田教授の講演を2度ほど聞きましたが、ユニークな独特な武田ワールドに引きこもれると、あっという間に時間が過ぎてしまった事を覚えています。

武田教授の話では
「節約はダメ、節約は美徳じゃない、節約すれば増税に繋がる」
「エネルギーを絞ってはダメ、節電はダメ、実際アメリカは1人当たり日本の倍電気を使っている、電気をじゃんじゃん使って活動しなければダメ。」
「石油などの化石資源は8000年位大丈夫。代替えエネルギーの必要はない、太陽光・エコカー等もってのほかで石油もじゃんじゃん使わなければならない」(ガソリン会社の社長さんがにんまり)
「日本はインフラ整備が遅れている。建設会社にどんどん仕事をさせ、富士市だって世界遺産を契機に、富士市全域を全長8キロ高さ300メートルの全天候型のドームでおおってしまえばいい」(某建設会社の社長もにやり)
「フランスの上流部には20発原発銀座があり、ロワール川にはセシウムが流れ込んでいるからワインの味にこくが増しておいしくなる」(え〜ほんとなの、そんなこと言っていいの????)
「サケは子供を産むと死ぬ。猿のメスは生理が終わると死ぬ、生物で生理が終わっても生きているのは人間だけである。ボス猿にならなかったはぐれ猿は生きる意味がないので短命である。生物は役割が無くなったら死ななければならない。」(女性の人達の顔が気になります)
「独身の男性は妻帯男性より7年ほど早く死ぬ」
「50歳以上の男性は生きる意味がない。生きる意味があるとすれば元気でいる事より、役割として会社を作ること位である。」(会場にいる多くの経営者が苦笑い)
最後の締めくくりとしては
「今良い事と、30年後の良い事は違う。今の事より30年後良い事を選ばなければならない」(う〜んなるほど)
としていました。
今回も、マスコミが伝えない事を始め、武田教授の持論に基づいた武田節がさく裂し、講演会は大きな拍手に包まれ大好評の内に終わりました。

武田教授は予定を変更し懇親会にも残ってくれましたが、多くの女性の武田ファンに囲まれてちょっと嬉しそうでした。

「富士市が生きる道」勉強会

富士岳南地域まちを考える会の勉強会が富士市民活動センターで開催されました。
昨年暮れに、富士岳南地域まちを考える会は商工会議所青年部OBの有志で発足し、既に沼津の東駿河湾まちづくり研究会と共に合同で「インフラが変える東部地域」と題した勉強会を行っています。

今回の勉強会では、講師に元商工会議所青年部3代会長春日製紙工業株式会社代表取締役会長久保田隆三氏をお招きし「富士市が生きる道」と題した講演を聞いた後、意見交換を行いました。
(渡辺代表幹事の挨拶)(東駿河湾まちづくり研究会工藤代表)

30〜40代の所謂、青年経済人を中心に30名が集まっての勉強会でありましたが、私は既に久保田会長には紙のまちを考える会シンポジウムや会派議員の勉強会で聞いており、私も富士岳南地域まちを考える会の顧問と言う立場でありますので渡辺代表幹事に相談して、久保田会長の話を若手経営者に聞いてもらいたい事を提案していました。
(久保田会長)

久保田会長の話は大きく、
1、 富士市都市活力再生ビジョン
2、 観光資源「富士山」の値打ち
3、 生産都市富士市の強みと弱み
4、 津波防災をどう考えるか
5、 伝統行事を守り、新たな催事の創出
久保田会長は、富士市の現状を分析し、富士山の値打ちを評価した上で富士市へ人を降ろす仕掛けづくりをすべきとして、生産都市として富士市の強みは基幹産業の製紙産業が縮小しているとはいえエネルギー消費都市である事を、また弱みとしては東京電力管内の為に割高な電気料金を支払っている事を挙げた上で、富士市の発展の絶対条件として最新鋭石炭火力発電所誘致の必要性を訴えました。それにより、富士山のある地域に割安な熱と電気を強みにスパリゾートを発電所に併設や見せる製造業の誘致、集客力のある「イケアIKEA」の誘致が可能となるとしていました。また新たな催事としては、プロゴルフツアーとして富士山オープンの開催もすべきであるとしていました。
意見交換では田子の浦の可能性、東部地域の連携を活かしたまちづくり、大昭和跡地への火力発電所誘致またどのような活動が有効なのか出されていました。今回、基幹産業の経営者としての久保田会長の刺激的な話に対して、富士市の生きる道を考える良い機会であったと思います。今後発電所誘致は会としても大きな課題である事は感じています。
次回は東駿河湾まちづくり研究会と合同で田子の浦の活用についての勉強会を開催する予定であります。様々な方面からの富士市が生きる道は必要であると思っています。