毘沙門天でのありがたい話と秘宝。

毘沙門天(香久山妙法寺)の高橋堯昭第33世住職の話を、毘沙門天堂で聞く機会がありました。養父と同い年で学校も同じですが、養父と同じ88歳になっても、とてもかくしゃくとして元気であります。

また、毘沙門天堂にはお宝も多く、博物館のように色々なものが飾られています。

その中でも特別の2000年以上前のパキスタンにあった像について説明がありましたが、像からも当時の生活が伺えます。写真以外ではめったに実物は見られないものありますが、それよりも金額こそ言いませんでしたが、ものすごい価値だそうで、普段は鉄の金庫の中にしまってある、いわゆる、毘沙門天の秘宝でもあるそうです。

めったに見れない秘宝とありがたい話を聞いた後、本堂で、護摩を焚いての祈祷をして頂きましたが、暑い日でもありましたので、祈祷されながらも汗が噴き出してきます。でも、なんとなく祈祷して頂くとすっきりします。

帰りがけに、気になる事として、建設が予定されている火力発電の煙突の位置があります。毘沙門さんからの富士山は、きれいに見える場所でもありますので、富士市の名所、毘沙門さんから見る富士山の景観が、火力発電の100メートルの煙突の場所により、変わってしまう心配はあります。その事を確認すると、日本製紙さんと打ち合わせを近々行うそうです。
ちなみに日本最大のだるま市として有名な毘沙門天大祭は来年(平成26年)の2月6日(木)2月7日(金)2月8日(土)の3日間です。

私も子供の頃から、毘沙門さんに毎年年始はご祈祷に通っていますので、住職には親近感もあり、高橋住職も気にかけてくれます。まだまだ元気で現役で頑張って頂きたいスーパー住職であります。