法人会定時総会記念講演会で「郷土と子供のための環境問題」と題した「ホンマでっか!?」をはじめとするテレビでお馴染みの武田教授の講演会が開催されました。(聞きましたら、富士市には良く来る機会があるそうです)
武田教授の、専門は資源材料工学で、機能材料構造を研究テーマとしていますが、地球環境問題について定説と異なる事もある独自の主張を展開することでも有名でもあります。工学者として顔を持ちながら、環境評論家としても大活躍しています。私も以前、富士市で開催された、震災後の放射能についての知識や情報についてや田子の浦の浚渫に関するダイオキシンについての武田教授の講演を2度ほど聞きましたが、ユニークな独特な武田ワールドに引きこもれると、あっという間に時間が過ぎてしまった事を覚えています。
武田教授の話では
「節約はダメ、節約は美徳じゃない、節約すれば増税に繋がる」
「エネルギーを絞ってはダメ、節電はダメ、実際アメリカは1人当たり日本の倍電気を使っている、電気をじゃんじゃん使って活動しなければダメ。」
「石油などの化石資源は8000年位大丈夫。代替えエネルギーの必要はない、太陽光・エコカー等もってのほかで石油もじゃんじゃん使わなければならない」(ガソリン会社の社長さんがにんまり)
「日本はインフラ整備が遅れている。建設会社にどんどん仕事をさせ、富士市だって世界遺産を契機に、富士市全域を全長8キロ高さ300メートルの全天候型のドームでおおってしまえばいい」(某建設会社の社長もにやり)
「フランスの上流部には20発原発銀座があり、ロワール川にはセシウムが流れ込んでいるからワインの味にこくが増しておいしくなる」(え〜ほんとなの、そんなこと言っていいの????)
「サケは子供を産むと死ぬ。猿のメスは生理が終わると死ぬ、生物で生理が終わっても生きているのは人間だけである。ボス猿にならなかったはぐれ猿は生きる意味がないので短命である。生物は役割が無くなったら死ななければならない。」(女性の人達の顔が気になります)
「独身の男性は妻帯男性より7年ほど早く死ぬ」
「50歳以上の男性は生きる意味がない。生きる意味があるとすれば元気でいる事より、役割として会社を作ること位である。」(会場にいる多くの経営者が苦笑い)
最後の締めくくりとしては
「今良い事と、30年後の良い事は違う。今の事より30年後良い事を選ばなければならない」(う〜んなるほど)
としていました。
今回も、マスコミが伝えない事を始め、武田教授の持論に基づいた武田節がさく裂し、講演会は大きな拍手に包まれ大好評の内に終わりました。
武田教授は予定を変更し懇親会にも残ってくれましたが、多くの女性の武田ファンに囲まれてちょっと嬉しそうでした。