昨年起きた痛ましい災害であった熊本地震。
昨年の4月14日、16日に前震、本震と一連の大きな地震として発生し、その後も余震が続いて、観光地でもある熊本を中心に甚大な被害をもたらせました。
富士市においては、地震発生後からの支援活動として被災地へ直ちに職員を派遣し、支援活動を行う中で被災地としての課題等も検証してきてくれている事を私も地震発生後の6月議会でも確認しています。富士市からは南阿蘇村、益城町,嘉島町に職員を派遣しましたが、派遣職員の主な業務として、避難所運営支援、住家被害調査、罹災証明の発行など、被災地の実情に合った各種業務を行っていたことの報告を受けています。
当然、派遣職員の報告とは別に議員としても富士市の防災体制の充実強化につなげる為に、被災地への視察はしたい事でもありました。しかしながら、被災地への被災後の早期の視察は、災害への復旧、復興に向けて対応に追われている自治体での受け入れは難しい事は分かっていました。ただ、熊本地震が起きてから、9カ月経ち、既に被災地での避難所も閉鎖をしている事も確認できましたので防災危機管理課を通して、富士市が派遣した被災地でもある、嘉島町に申し入れたところ視察受け入れが今回実現し、会派での行政視察に行ってきました。 Continue reading “熊本地震被災地・嘉島町での異例の視察対応”