水防団の存在は心強いものです!

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富士市において、梅雨、台風シーズンの出水期を迎えるにあたり、水防団の士気を高めるとともに、水防活動の指揮系統の徹底、および水防技術の向上を図る為の水防訓練がかりがね堤で開催されましたので参加してきました。富士市では「自らの地域は自ら守ると言う精神のもと」、富士市水防団が設置され地域住民が活動をしています。本年度より富士川右岸分団も新たに加わり11の分団となって水害から生命と財産を守るための組織となりました。CIMG0333

訓練では土のう工法をはじめとする川倉工法等による様々な水防工法が行われましたが、技術向上は当然のことですが、できることなら警報が発令されずに実際に出動がない事は願いたい事です。とは言え、富士市には河川も多く水害による被害も多いのが実情です。特に私の住む東部地域は水害常襲地としても有名で、水防団の存在は心強いものです。ただ、水防団員の皆様はボランティアであり、消防団活動に比べ処遇や活動環境の整備が十分ではない状況もあります。団員の成り手が少なくなっている状況もありますので何らかの改善が図られるような要望はしなければいけないと思っています。

水防団長より、今年も6月10日に市内河川の危険個所調査を実施すとしていましたが、あらためて、地域の水防団の皆様には感謝申し上げるとともに、水害被害軽減に向けて要望されている危険個所である河川の浚渫や拡幅工事の実現に向けて今年も尽力するつもりでいます。