災害時では傍観者ではいられない・・・

CIMG9354県が定める「地域防災の日」の3日。
富士市においても地域の自主防災組織が中心となっての地域防災訓練が各地区で行われましたので、私の住む増川区で参加してきました。地震や台風等の自然災害は防ぐことはできません。でも、その被害を最小限にとどめるための努力はできます。ですから、減災と言う考えのもと、災害や被害を防ごうとするのではなく、被害が出ることを前提に、そのダメージやリスクをいかに小さくするかの取り組みが大事であるとされています。

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私の地域でも多くの住民が防災訓練に参加して、消火栓の位置の確認、消火訓練やAED,三角巾のつけ方、簡易担架で輸送等々実践していましたが、一部の人だけの実践で、参加者の多くは傍観者でありました。
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実際に災害が発生した時に、防災訓練に参加していても見ているだけでは役割が担えるかちょっと不安は感じました。私も東日本大震災や熊本地震の被災地に視察に行きましたが、普段からもっと真剣に訓練や対策をしておけば、震災の被害はもっと防げたかもしれない、と思う人はたくさんいた話は聞いています。
例え防災訓練に参加したからと言っても、傍観者であっては災害が起きた時、役に立てない可能性があります。
被災後に訓練しとけば良かったと後悔しても遅いです。
あらためて災害時のイメージを持ちながら訓練はしなければいけないと感じます。災害時においては、誰もが傍観者ではいられませんから・・・