真夏のソフトボール大会、優勝は春山。

4年に一度のスポーツの祭典ロンドンオリンピックが開幕し、熱戦が繰り広げられ始めていますが、負けずに富士市の東部グラウンドにおいても、須津・浮島地区のソフトボール愛好家が集まり、第4回東風会・須津・浮島愛好会ソフトボール大会が開催されました。

参加チームは、中里1丁目、中里4丁目、新富町、寿町、川尻町、神谷町、江尾町、増川町、春山(浮島地区)、本部チームの10チームです。

開催された東部グランドは東部浄化センターの付帯設備で、吉永、元吉、須津、上下水道部で4面のソフトボールコートが管理されています。ただ、沼川沿いにあり、沼地を埋め立てているために、グランドコンデションがあまり良くない状況でもありました。特に、昨年も同じ時期に大会は開催されましたが、上下水道部のコートは試合のできる状況ではなく困った事態が起こってしまいました。今年になり、上下水道部のコートをソフトボールの試合が出来るように整備しなおしてくれると共に、周辺整備として駐車場の整備もしてくれました。今大会では、整備されたコートを使用し問題なく試合が開催できました。

私も本部チームで試合に出場しましたが、日頃よりの運動不足で体が動きません。また、バットを思いきり振った瞬間に体が悲鳴をあげ、足腰が痛くなってしまいました。情けないです。
10チームを3ブロックに分けて、各ブロックでの勝者、中里4丁目・神谷町・春山で決勝戦が行われました。勝ち残ったチームは流石にそれぞれに強そうです。ただ、天候的には曇っていましたが、やはり真夏のソフトボールは体力が奪われます。
準決勝、決勝と試合数を重ねると技術よりも、体力と精神力が必要であると感じました。

最終的には、毎年決勝で敗れてきた、春山(浮島地区)が悲願の優勝をしました。
真夏の暑い中での大会でしたが、熱中症になる選手も無く、1日大きな事故や怪我も無く楽しく試合が出来ました。
関係者の皆様に感謝申し上げます。
(桶川愛好会会長、一ツ山東風会会長お疲れ様でした)

東部グランドは、ソフトボールコートが4面取れる場所でもあります。グランドコンデションが良ければ、様々な大会を始め、利用はできると思います。地元の増川地区の懇親会の席でも、今後のグランド利用促進もお願いしてきました。
せっかくの地域のソフトボール場です。
利用してください。

悲願の優勝

東風会須津・浮島愛好会ソフトボール大会において、4回目にしてやっと優勝を果たした浮島地区の春山チームと。

公共交通を利用しての狩野川花火大会。

7月28日、29日は、第65回沼津夏まつりが開催されます。今年は地域のふるさと祭りや富士祭りと重なる事が無かった為に、早くから、私を支援してくれる女性の会「ゆうこうの会」メンバーと狩野川花火大会へ公共交通を使って行く計画をしました。。

本年度の狩野川花火大会は御成橋開通100周年でもあり、多くの方で賑わう事を予想されますので、車で行く事は避け、岳南鉄道問題もありますので、沿線住民として改めて岳鉄を利用して「夜空に彩る光と音のコンサート」へ行ってきました。
本当は、江尾から東田子の浦へのシャトルバスを利用したかったのですが、残念ながら土日祝日は運行されていません。(イベントがある時は、臨時運行してもらいたいと言う意見が多くあります)電車に乗りながら、率直な岳南鉄道を含め公共交通に対して地域の人の意見を聞く機会でもありました。

夕方、17時13分岳鉄神谷駅、中里駅で集合してから女性に囲まれての出発です。沼津の花火大会へ行く方が多いのか思いのほかの乗客にちょっと驚きました。
岳南鉄道利用料金は350円。吉原駅で乗り換え、沼津まで320円。片道合計670円。
金額的には岳南鉄道を利用して沼津へ行く事はやはり抵抗があります。時間的には接続もあり,1時間弱で目的地まで到着できました。やはり、東部地域からでも沼津へ行には、道路渋滞や駐車場の事を考えると時間的な面からは公共交通の利便性は実感できます。また、お酒も安心して飲めます。
狩野川花火大会を最後の圧巻でもあるナイアガラ瀑布まで堪能して帰りも電車を利用して帰ってきましたが、電車で行く狩野川花火大会は好評でもありました。

今回、現在運行しているシャトルバスがあれば、江尾〜東田子駅までバス代100円。東田子の浦駅より沼津まで230円合計330円。時間的な面もそうですが、金銭的な面からも江尾〜東田子の浦駅への接続は必要な事であると参加者から声がありました。
岳鉄は、沿線に住む人にとっては本当に慣れ親しんできた電車です。ただ、電車がある地域の人達において、岳鉄の存在のありがたさは気薄でもあるように感じます。実際、今回参加した「ゆうこうの会」のメンバーの中にも岳鉄沿線に住んでいながらも初めて岳鉄に乗車する方もいました。
岳鉄の存在意義を考えながら、今後も岳南鉄道やシャトルバスを利用推進の啓もうをそれぞれにしていく事をお願いして帰路につきました。

女性に囲まれての電車で行った花火大会は楽しかったです。

まちづくり活動推進計画地区説明会

本年度より地域の力こぶ増進計画—富士市まちづくり活動推進計画—が進められ始めています。その地区説明会が、6月13日に浮島地区を皮切りに各地区で順次行われ、7月26日に20番目として須津地区において説明会が開催されましたので地元の議員として参加してきました。

連合町内会、生涯学習会、福祉推進会、学校等々各種団体の役員さんが出席のもと、市民部長自らが出向いての説明会でもありましたが、まず、担当職員からパワーポイントを使って計画策定の背景・計画策定の目的・現状と課題・計画の進め方・基本指針の内容・計画の視点・計画の体系・基本計画—具体的の方策—まとめ・今後の展開と40分程度の説明がありました。以前より疑問や不安の声が聞こえていましたが、質疑の際でも、26地区で説明会が開催される訳ですが、地域により規模や実状また組織の在り方に温度差があり、理想通りの展開が出来るのか具体的な策が見えない事、現実性がある事なのか、生涯学習会の位置づけを示されていない事、人材育成についての疑問、職員の関わり方、包括的補助金の分配についての心配等々様々な意見が出されていました。
説明では、今一つ納得が得られるような回答ではないような感じでもありましたが、恐らく26地区のおいての説明が終わった時点で改めて現状と課題を整理して報告はされると思っています。(最終説明会は8月29日の青葉台です)
背景でも述べられた通り、新しい公共の担い手として、福祉、防災、環境等々様々な分野で地域コミュニティーが果たしていく役割が見直されています。社会情勢の変化に柔軟に対応できる足腰の強い、将来にわたって持続可能な、地域コミュニティーづくりとしていますが、あくまでも主体は地域でありますので、改めて、地区住民のしっかりとした理解、納得のもと、丁寧に計画は進めて行っていただきたいと感じました。

平成24年普通交付税の決定。

富士市は、財政が豊かなまちとして証としての不交付自治体でありましたが、平成24年の交付額の決定により、交付自治体へ12年ぶりに転落したことが報道されました。予想はされていた事ではありますが、富士市の近年の財政状況の厳しさが公に市民に示された形となりました。。

主な要因の一つは固定資産税の減収であり、前年度比7億6670万円減。一般住宅の経年劣化が進み、評価額が全体的に低くなった事もあります。もう一つは市民税、法人税の落ち込みで、基幹産業である製紙関係を始め、市内に拠点を置く企業の業績が振るわなかったことが響いているとしています。
平成24年度富士市の普通交付税は、10億3613万円
また、臨時財政対策債18億4029万。
普通交付税は、地方公共団体の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む国民にも一定の行政サービスを提供できるよう財源を保障するために国から地方公共団体に交付されます。 しかし、国も厳しい財政状況から地方へ交付する普通交付税の総額を確保することが難しくなり、その総額を確保するため地方負担分を設け、その部分を各地方公共団体で借り入れをして確保する制度改正が行われています。この借入金が「臨時財政対策債」と呼ばれ、それぞれの地方公共団体が地方債(臨時財政対策債)を発行し負担することとされました。その上、普通交付税を計算する際、各地方公共団体の「基準財政需要額」からこの地方債を差し引くように改正されています。(実は、臨時財政対策債が曲者であります)
富士市はこれからますます厳しさが増すことが予想されます。
厳しい社会情勢の中で都市活力再生に力を入れ、地域経済振興を進め経済力を豊かにすることは勿論ですが、真に自立したまちづくりを推進するためには、更なる組織の見直し、給与等の適正化、外郭団体等の自立推進、事務事業の見直し、収納率の向上、使用料の見直し、民間企業との連携等を行い財源を確保する必要があります。また、当然、議会においても議会改革で取り組んでいますが、課題でもある議員の定数や報酬は適正であるか等の見直しは進めなければいけない事でもあります。
新聞報道されてから、関係団体や企業で「富士市のようにならないように・・」と言う挨拶や話を聞くと改めて、厳しい時代だからこそ、議員がしっかりしなければと感じます。

「真夏のライトノベル創作教室」の開催について

富士商工会議所の小林君から、留守電が入っていました。
「荻田さん、またブログで告知してくれませんか?」
なんだろうか?と思い商工会議所を訪問したところ、あるチラシを渡されました。それは、「真夏のライトノベル創作教室」・・

以前、私のブログでも紹介したことがあるのですが、今若者を中心に「ライトノベル」と呼ばれる小説が流行っているそうです。

私も娘に勧められて何冊か読んでみたのですが、なるほど大人気というだけあって面白い、特にキャラクターの心理描写や情景描写といったものは、他の一般文芸作品と一線を画すものがあるなぁと正直感じました。

さて、この創作教室は、富士商工会議所青年部(以下:富士YEG)の8月18日19日に開催されるふじさんめっせでの創立20周年記念事業「ジョブ博」の中の1つの事業として開催されるとのことです。
私も富士YEGの現役時代に何度か携わったことがあるのですが、YEGではこれまでキャリア教育(職業観教育)を積極的に推進してきました。
この記念事業ジョブ博においても、キャリア教育の実践と充実を図りたいという趣旨のもと開催されるとのことです。
なるほど、さすが井上幹世会長率いる富士YEGです。キャリア教育を貫こうとする強い姿勢が伺えます。

このライトノベル創作教室も、キャリア教育という観点から授業が構成されているようです。
内容を確認すると、職業講話、実践講座、意見交換会となっており、ライトノベル作家を志す中高生はもちろん、ライトノベルの興味のある子、もちろんそれ以外の子にも充実した授業になるのではと感じます。

小林君曰く講師を務める木本雅彦先生が言うには、この授業で扱う「プロット」は、企業で扱う「企画書」「事業計画」に似た性質があり、ライトノベル作家の道に進まなくても将来必ず役に立つそうです。また、プロットはストーリーの全体像を写し出すため、その性格上、受験勉強におけるスケジューリングにも大変役に立つそうです。

もし、皆さんの中で中高生のお子さんがいらっしゃいましたら、是非この「真夏のライトノベル創作教室」を薦めてみてはいかがでしょうか?

ちなみに、対象は中高生となっているのですが、私も受講してはダメでしょうか??
一度本を執筆してみたいという夢があります。

****(小林君これでよろしいですか、またしても思惑にはまってしまいました)*****

「神様の森づくり」宮域林の森林施業。

伊勢神宮の宮域林の森林施業についての視察報告です。

宮域林を視察する前に、外宮、新たに創設された「せんぐう館」を見学しました。

「せんぐう館」は20年に一度行われる神宮式年遷宮を通じて、広く我が国の伝統・文化を伝え、日本人の営みと精神文化の中心にある神道の継承をめざすために第62回神宮式年遷宮を期して、社殿造営・御装束神宝奉製の技術を展観し、我が国が誇る技と心の精華を永く後世に伝える理念のもと創設されています。

素晴らしい「せんぐう館」見学後、マイクロバスに乗り換え山道を30分強のところで現地説明をして頂きました。あいにくの雨となってしまいましたが、その際に言われた事は、山ヒルに注意する事。(実際に今回の視察でも山ヒルに血を吸われてしまった人がいました)

宮域林は、約2000年前、第11代垂仁天皇の御世に神域として定められ、天武天皇の代より式年遷宮制度が確立して以来、御造営用材を伐り出す「御杣山」として定められ守られてきました。材の欠乏により御杣山も他所に移ったり、江戸時代には伊勢参りの流行によって薪炭用材の乱伐が引き起こされて山が荒れた時期もあったそうです。幾つかの時代の変遷を経て、宮域林は古来神宮の境内地と管理運営されてきた由緒ある森林でもあり、今では神宮司庁営林部により管理されています。
宮域林5446haの内、約半分の面積は天然林で、風致景観、五十鈴川の水源涵養の維持、増進等の為の管理運営を行い、これ以外の人工林については公益的機能確保に配慮しつつ式年遷宮に必要な御用財の生産を目的とした施業が行われています。その為に御用財を出来るだけ短い期間で生産させる施業が行われており、将来的に残す木の選定には大樹候補木を二重ペンキ巻き表示を、その予備軍には一重ペンキ巻き表示をしていますが、これら候補木の周囲を強度に間伐する受光伐が中心となっています。200年先の森つくりが行われており、200年でヒノキhaあたり100本程度、平均胸高候補木100センチ以上、用材候補木60センチ以上が目標となっています。
また、宮域林のもたらすものとして宮域林で育林が行われる以前の五十鈴川は、氾濫を繰り返す暴れ川でした。しかし育林のすすんだ平成3年には1日に486mmの豪雨があっても洪水を起こすことはなくなりました。これは宮域林での育林が保水力の高い土壌を作り出し、貯水する力が高まったためだと考えられています。また、宮域林は神域としての景観を形作り、針広混交林として多くの動植物の生息空間になっています。

まさに「神様の森づくり」宮域林の森林施業が、「理想の森であり、究極の人工林でもある」と言われる所以が理解できました。
伊勢神宮での内宮で、お参りもさせて頂きましたが、知識も心も洗われた視察でもありました。

祭りのフィナーレはやっぱり花火!!

本格的な夏到来と思いきや、少し涼しめの中で富士市の一大イベントでもある「富士祭り2012」が開催されました。連日に渡るお祭りでちょっと疲れ気味ですが、かぐや姫絵巻のパレードに議員として参加要請がありましたので、富士祭りTシャツを着て頑張って参加してきました。

中央公園のメーンステージで開幕した後、風船プロジェクトが行われ、ステージでは様々なアトラクションが開催されていました。模擬店や屋台の出店も多数出ており、多くの人で賑わっています。また、パレード広場では、市民総踊り、太鼓の競演、音楽パレード、まとい,木遣り道中、神輿の練り歩き、新たなかぐや姫、かぐや姫クイーンが参加してのかぐや姫絵巻パレードが行われました。

かぐや姫絵巻パレードに関しては、もともとが青年会議所事業であったのが、事業終了後、有志による実行委員会ができ祭りの核として復活し行われています。ですから関わっている仲間も多いので議員になってからもできるだけ参加することにしています。(私は100%出席ですが、最近では議員の参加が少なくなっています。)ただ、昨年は、震災の関係もあり、祭りの最後は花火大会が行われず、パレードが最後の方になると多くの人が帰ってしまい、寂しい幕切れでありました。

しかしながら、今年は3年ぶりに復活した花火大会のおかげ??でパレードの最中から花火見学の場所取りの為、多く方が残っています。ですから、見てくれる人が多いので、パレードのやり甲斐があります。

パレード終了後、午後8時より花火大会が開催されましたが、中央公園、橋の上は勿論の事、道路のあちらこちらに座り込んでおり、ものすごい人、人で埋め尽くされていました。
花火4000発、45分間のイベントですが、花火が上がり始めるとあちらこちらから歓声も上がり、大綸の花火が大きな音と共に富士市の夜空を彩ります。

この光景を見ると、何と言ってもやっぱり祭りのフィナーレは花火です。圧巻でした。
今年の富士まつりには多くの人が参加していました。改めて多くの人の姿をみると、富士市には人と言う素晴らしい財産がある事を感じます。また、富士市民の元気を感じます。
富士まつりに参加し、不安な時代ではありますが、花火を見ながら、「もっと、もっと、元気な富士市」でならなければいけないと思いました。

2つの地域のふるさと祭り

富士市の東の2地区、浮島・須津で、ふるさと浮島春山祭りと須津ふるさと祭りが開催されましたが、幸いな事に、開会式の時間が30分づれていたので、両方の開会式に参加できました。

今年は、梅雨明け後大変な暑さであり、お祭りでは熱中症対策をと思っていたのですが、雨模様で急に涼しくなり、過ごしやすい中でのふるさと祭りでした。とは言え、開会式での挨拶は、来賓も多いので私の挨拶は、いつもよりベリーショートバージョンとして、
「市会議員の荻田でございます。ふるさと祭り盛大に開催おめでとうございます。お祭りは文化です。楽しく元気に盛り上がりましょう!!」と本当に一言だけの挨拶とさせて頂きました。

最近は、話が長いとせっかく挨拶を考えてきても、あまり褒められる事はないのですが、壇上でも、会場でも、「議員、お祭りの挨拶は、短いのが一番。良かったよ」と好印象。確かに逆の立場で考えれば、早く式典は終わればいいといつも考えていましたので・・・
浮島では、うきしまの歌「里をうきうき」をみんなで、「うきうきします うきしまは夢の里」と歌った後、投げもちをさせて貰ってきました。その後、須津へ移動して開会式に参加した後、各地域や団体の模擬店へ立ち寄り、再度、浮島へ戻り、ゆっくりと模擬店やアトラクションを見て回り、最終的には、須津で抽選会と行ったり来たりお祭りの梯子を楽しみました。

ただ、ちょっとお酒も飲みたかったので、本当に申し訳ないとは思いましたが、妻に一緒に同行して貰い、ついでに写真まで取ってもらいました。ありがたいです。途中雨もふりましたが、ちょうど良いお湿りで、砂埃も立たず、最後には雨も止み、多くの方が最後までお祭りを楽しむことができました。
また、浮島では花火まであがりお祭り気分が盛り上がりました。

ふるさと祭りは、私達、東の地域の交流、ふれあいの場として、子供達には夏の思い出の一コマとして役に立っています。災害地において、地域コミュニティー構築として、お祭り等の行事が地域の絆つくりとして重要である事は伝えられています。また、日本も富士市も何となく将来へ不安を感じる中では、自分たち住んでいる地域から、まず元気を発信しなければいけないと感じます。

地域のお祭りはその意味でも、大切な行事であると思います。今後とも継続的な、お祭り開催は望みます。
夏本番、富士まつり、沼津花火大会、浮島工業団地祭り、江尾夏祭り、川尻薬さん等々しばらく週末はお祭りが続きます。
飲みすぎに注意しなければ・・・・・・
妻には迷惑かけますが・・・
すみません。。。。。

「ウッドピア松坂」視察。暑かったです。

2日間視察で三重県に行っていたために富士市を留守にしていました。(無事戻ってきました)
視察中は1日目が40度近くまで気温が上がる猛暑で、2日目は10度以上気温が下がった上に雨が降り出して外での視察であった為に天気に悩まされました。

視察地の三重県の民有林は351000haで人工林率62%と高く、県内各地にスギ・ヒノキの生産地があり全国的に林業の先進県として知られています。また、三重県で生産されるスギやヒノキは年輪が緻密かつ均等で色艶や香りにも優れ、使い込むほど温もりや味わいが発揮される良質な木材です。
視察場所のウッドピア松阪は、三重の林業・木材の産業の活性化を目指して、全国初の国産材の安定供給体制づくりとして木材コンビナート構想のもとでの総合流通加工拠点施設でもあります。この施設がつくられた背景としては、木材需要の変化に対応した木材林業の抜本的な構造改革が早急に必要とされ、その目的として、木材の一大集積地としての役割を果たしていくには、木材の新たな流通やニーズに対応できる流通加工システムを構築することが不可欠であるとし、住宅産業等の木材供給に対するニーズに合わせた国産材産地を形成するため、総合流通加工拠点として各々の機能を凍結させた木材コンビナートの整備をしました。

概要としては、敷地面積41ha。
事業主体はウッドピア松阪協同組合で36の事業体の組合員で成り立っています。林業経営者や木材業者等林業関係者だけではなく、建築設計業、運輸業など異業種が参加し一体なった推進体制は新たな視点に立った事業展開が行えており、生産品を第3者的に検査する独自の機関を持ち、合格したもののみ乾燥、強度を表示してウッドピアブランド品として販売していました。
施設内でレクチャーを受けましたが、その後、外での各施設視察に際しては、猛暑により短時間での視察にかわりました。

大変に暑い中ではありましたが、行ってみなければ分からなく、富士市においても、総合流通加工拠点の整備として研究すべき事として参考になりました。
2日目の宮域林の森林始業については後日で・・
2日間の視察終了後、新富士駅より、来週に開催されるソフトボール大会の会合に顔をだしたのですが、話が盛り上がり帰るのが午前様近くで、かなり遅くなってしまいました。
お土産に買った生物の赤福が心配です。
週末はお祭りで予定がびっしりです。。

内山・須津山合同視察研修中!!

梅雨明けが宣言され、急に蒸し暑く、夏本番と言う感じになっていますが、7月19日〜20日にかけて内山・須津山委員会において、先進地域への合同視察研修があります。

視察先は、
三重県松阪市「木材コンビナートウッドピア松阪」
全国最大規模の国産材流通拠点の木材コンビナート「ウッドピア松坂」は、
敷地面積41万平方メートルもあるそうです
三重県伊勢市「宮域林伊勢神宮(内宮)」
宮域林と呼ばれるその森林は、5,446㌶ あり、内宮を囲むようにその背後に広がっており、伊勢市の森林のおよそ半分を占めていそうです。鹿の食害に悩まされているそうですが、その対策を含めての視察でもあります。
2日間の視察ではありますが、ただ、暑いので熱中症にならないよう気を付けたいと思います。
しっかりと学んできます。
行ってきます。
報告は後日・・・

富士JC創立55周年記念式典・記念祝賀会  

1958年に明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年経済人の有志によって、富士青年会議所が創立され、55年の月日が経ちました。

その間には、奉仕・修練・友情の3信条のもとに、よりよい社会づくりをする為に活動をしてきています。現在、70名の現役メンバーと454名のシニアメンバーがいる団体でもあり、多くのメンバーが政財界において活躍をしています。

その富士青年会議所の55周年の節目を祝う記念式典及び記念祝賀会が交流プラザとグランド富士で盛大に開催されました。

私も青年会議所には、28歳で入会し、1999年には理事長を務めさせて頂きました。子育て、仕事と40歳までの忙しい時に、様々な経験をさせてくれた青年会議所活動が今の私の議員として成りたちでもあると言っても過言ではありません。その青年会議所が55年周年を迎え、式典に参加しながら、青年会議所の先輩でもある市長の挨拶を聞きながら思い出すことも多いです。

本年度は、富士青年会議所始まって以来の女性理事長として、55代西原理事長が誕生しました。西原理事長は私が理事長の時に入会したメンバーでもあり、彼女が理事長になってくれたことは嬉しいかぎりです。
西原理事長のLOMスローガンは、
チャレンジ!心と身体で突き進もう!GO GO(55)富士JC!
です。
苦しくても、辛くても、仕事で疲れて眠くても、富士市が元気で笑顔になるよう、富士JCメンバーが一丸となって汗をいっぱいかいて心のこもった事業を展開していくそうです。(彼女らしいスローガンです)
懇親会では、55周年の節目をアトラクション等で祝いながらも、56代の次年度理事長予定者として、(資)井出紙店の井出祐介君が紹介され、60年に向かい新たな一歩を踏み出す決意が語られました。

ただ、私が理事長時代は180人以上のメンバーがいました。現在では、メンバーも3分の一近くまで減ってしまっています。組織が縮小してしまっている事は活動がしにくくなっている現状もあるとの事でした。シニアメンバー同士では、青年会議所時代の思い出話にも花が咲きましたが、良い悪いは別としても、いつの時代においても、青年経済人として、JCが元気な団体である事は富士市にとっても必要な事であると感じます。
55周年を迎えOBとして改めて思う事は、
青年会議所は永遠に不滅でなければいけません。
頑張ってください。
(三島の稲村明子理事長とは一緒に活動をしていました)

また、55周年おめでとうございます。

退職自衛官の雇用

陸上自衛隊駒門駐屯地で開催された退職自衛官の雇用としての静岡県任期制隊員合同企業説明会を視察させて頂きました。

自衛隊は、その精強性を維持する必要から自衛官の大半が若年定年制で54歳から56歳に、任期制では多くが20歳代の若さで退職します。多くの退職者はその後の生活基盤確保のための再就職を望んでいます。しかし、防衛省自らは職業紹介の権限がないために、各地域においての自衛隊援護会等が無料職業紹介事業として行っているようです。

会場には、県内の企業69社がブースを設けており、隊員たちが真剣に話を聞いています。また、富士市の企業も何社か参加していました。
以前(5月15日)に会派で開催した自衛隊との勉強会においても、定年退職した幹部自衛官が、都道府県や市区町村の防災・危機管理担当職員として再就職するケースが増えており、災害時において効果的な役割を担っている事の説明がありました。
(今回、県内の防災職員としての採用状況も展示されてありました)

実際に、危機管理監として採用していた小山町では一昨年の大規模な水害被害が生じた際での活躍は報告されています。国においても、防衛計画大綱の中で「退職自衛官の有効活用を図り、公的部門での受け入れを含む再就職援護や退職後の礼遇等に関する施策を推進する」と指摘しており、今回、私が駒門駐屯地に言った理由としても、今後の自治体と自衛隊の関係づくりと言う点においての人的連携と言う点からも、民間企業同様に行政でも退職自衛官の採用は検討できる事ではないかと思っての視察ではありました。
東日本大震災以降、3連動を含む被害に対して、更に自治体が力を入れ始めている防災・危機管理強化として。富士市としても防災や危機管理に必要な知識や経験を持つ自衛隊OBを有効に活用する受け入れ態勢の準備を本格的に考える時が来ているように感じます。

*駒門駐屯地から富士山がきれいに見えました。

地域のお天王さんで・・

毎年恒例の地域でのお天王さんが開催されました。
実は、情けない話ですが、現在、体の節々が痛くて、困っています。
と言うのも、

町内を、無病息災を祈願してお神輿を担いで練り歩いたのですが、担ぐ当番には当たっていないものの、私も地域ではまだまだ若い衆でもありますので、ちょっとだけお神輿を担がせてもらいました。

蒸し暑い中でしたので、ちょっとお神輿を担ぐだけでも汗が噴き出てきます。また、普段ほとんど運動をしないので、ちょっとゆすっただけでも、疲れてしまいます。町内を一回りして、慰労会が開催されましたが、あまりに咽喉が乾いていたので、ちょっとだけビールを頂きました。そのせいか、家に帰ってから、更に疲れが増し、寝てしまったのですが、起き上がろうとしたら、体中が痛くて起き上がれなくなっていました。
昨年の大震災害後、常々、地域の行事に関しては、災害時において力を発揮するのは地域力であり、日頃のお祭り等の活動は重要な事である事が話されていますので、また、話してもいるので、自らが、実践しなければと張り切りすぎたようです。
無理は禁物と思いながらも、地域の絆つくりも体力が必要であると痛感しています。
いつまでも若い訳ではありませんが、本当に情けないです。

やさしい水墨画体験!

講演会と思い参加した勉強会で、ちょっと精神が目覚める良い体験をしてきました。
静岡県生まれの水墨画家中野素芳氏の、題して「やさしい水墨画体験〜描いてみませんか〜」です。
お話ではなく、水墨画の体験です。

水墨画と言うものは、初めての経験でした。

講師の中野先生は、現在、水墨画家としてニューヨーク、スペイン、台湾等々世界にまたにかけて活躍をなされています。すごい先生です。
水墨画は筆の太さや墨の濃淡により、描かれる芸術で、日本文化でもあります。筆と墨と紙ですが、それだけに奥も深い芸術として簡単には書けないものであると思っていましたが、先生の指導の後、簡単に水墨画を描く事ができました。言葉で説明されるより、先生の描く姿を見ることにより、チャレンジしてみようとういう気になります。

私自身が描いたものは、水墨画と言えるものではありませんが、それなりに、見えます。やはり、水墨画を描くには集中力と感性が大事であると思いました。

同じように説明を受けても、それぞれに描かれるものが違ってきます。

先生は、「水墨画を描く事により、1000錠の薬をのむより、効果がある」と言っていましたが、短い時間ではありましたが、右脳が開花すると共に、なんとなく心が落ち着きました。また、楽しい時間でもありました。
なんでもやってみないと分かりませんが、もうちょっと、やってみようかな〜と感じたのが、正直な感想です。
「紙のまち」として、更に紙を消費する一つとして、学校教育にも水墨画を推奨するのも良いかも・・と感じます。

「農業のディズニーランド」サイボクハム。

商工会議所の企業経営練成塾で行ってきました。
日本有数の農業法人[株]埼玉種畜牧場サイボクハムに。
それも、法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長坂本教授のコーディネートで。

バスの中でも、坂本教授からの訪問先のレクチャーがあります。
視察する前から勉強になります。
視察地の[株]埼玉種畜牧場サイボクハムは、敷地面積3万坪。

肉の加工工場、パークゴルフ場、陶芸教室、レストラン、ミートショップ、温泉、農産物直売所等々の施設、「農業のディズニーランド」と言われており、年間400万人の人が訪れる場所でもあります。また、サイボクハムでのゴールデンポークは食通の間でも有名なお肉です。
売上高、67億円。
従業員数580名。
坂本教授が薦める日本の優良企業の1つでもあります。

施設見学をし、食事をした後、サイボクハムの2代目笹崎社長から、たっぷりと2時間の講義で、初代から受け継いだ中での経営哲学を学ぶことが出来ました。

講義の中では様々な含蓄のある言葉がありましたが、印象に残った事だけでも、
「こうすれば儲かるという事ではなく、こうすれば役に立つと言う事。
会社の規模と言うものは大きければ良いという事でない。
化合と混合の違いについて。
才と徳について、才能より徳のある人になるべき。徳が無い才能は役に立たない。
利益と言う字が意味すること。
「NEEDSに応える」から「NEEDSを創る」へ。
陰と陽ならば、見える所ではなく見えないところを育てる大切さ。花を咲かすには根がしっかりしていなければならなく、根をしっかり張らなければならない。日本一富士山の高さを支えているのは裾野の広さである。
人を育てるのは飴とムチではなく、背中と心で。」
笹崎社長の熱い語りは、職種は違えども、商工会議所会頭、副会頭を始め参加したすべての人が、何かを感じる刺激的な講義であったと思います。

やはり、現場へ出かけ、生の声を聴く事は大切な事であると改めて感じました。
(社長自ら見送りをしてくれました)

坂本教授と共に1日良い時間を過ごすことが出来ました。

駒門駐屯地にて

陸上自衛隊駒門駐屯地で展示されていた戦車の前で記念撮影しました

地域での道路危険箇所の安全対策を!!!

夏の交通安全週間が7月11日より始まりましたので、地域での交通安全啓蒙活動に参加してきました。
交通安全に関連して、通学中の児童らが死傷する交通事故が相次いだことを受け、文部科学省と国土交通省 、警察庁は関係省庁会議を開き通学路での緊急合同点検を求めることを決めています。

この事は、富士市の6月議会でも取り上げられており、通学路の安全確認の確保の徹底と言う観点からもハード面、ソフト面も含め様々な事柄に対して、各小学校において、学校、PTA,,地域、警察、安協、道路管理者を含め、8月31日までに調査報告を教育委員会に提出することが説明されました。
私の地域においても、私の6月議会での質問事項「愛鷹2期農道整備事業の供用が近づく中での安全対策について」にも関わる事でしたので、小学校の校長先生には確認に行ってきましたが、地域の道が狭い場所での安全対策は進めて欲しいと要望はされました。
私の一般質問を受けて、須津地域の18町内会での連合町内会長会で報告して欲しいと連合町内会長さんより依頼を受け、今議会での、質問内容や問題点でもある、県道須津田子の浦線の整備を始め、かねてより危険箇所として要望がある根方街道の中里うなぎやさん付近の拡幅等について議会報告を兼ねて説明しています。
道路行政に関しては、市、県、国とあり、市以外の事は市会議員としては進めにくい部分もあります。また、今回の要望としては県に対しての事であり、市には直接的な要望ではありません。ただ、住んでいる人からすれば、安全対策は市も県も関係無いと言われますので、県においても財政状況が厳しい中では地域の道路整備の優先度をあげる為には、地域として県への要望をする事が大切な事であると思っています。根方街道での危険箇所解消の拡幅や川尻線での恒久的な安全対策として、都市計画道路にしても、地権者がある事ですので、なかなか進みにくい事を分かりますが、道路管理者でもある県に対して、窓口である市が積極的に動いてもらい、地域と連動して早い実現を進めてもらいたいと感じます。
そのような意味でも、今回、須津連合町内会として地域の課題として、道路の危険箇所の共通認識を持ってもらう為に、いい機会を頂けたことは後藤須津連合町内会長にはお礼申し上げます。

富士地域商工振興ビジョン、富士市の都市総合力は?

商工振興委員の会合が開催された際に、富士商工会議所が地域総合経済団体として作成した、将来ビジョンとして新たな産業都市を目指す基本戦略を提案する富士地域商工振興ビジョンについての説明がありました。

商工ビジョンの策定の目的としては、経済社会の大きな転換期にあたり、ボトムアップ方式により富士地域の商工業が目指すべき将来像とその実現の為の基本戦略、及び商工会議所が取り組むべき事項を整理するとしています。
商工ビジョンでは現状分析資料の中で、富士市の都市総合力のグラフが掲載されていますが、

全都市787市の中で
富士市の都市ランキングとしては218位
住みやす243位
成長力433位
民力135位
財政健全度59位
でした。
やはり成長力が悪い中での、財政健全度が高いのは何を意味しているのか一番気になる所です。現状で行けば、財政状況の悪化は必至です。ただ、この財政状況を維持して行く為にビジョンは必要な事でもあります。
振興ビジョンの目標としては、
「企業家精神と地域における連携で世界をリードする新しい産業都市へ!」
ビジョン(将来の像)「富士山とともに輝く ものづくり 未来都市」
その実現の為に3つの基本戦略と9つのイニシアチブが提案されています。
今後の10〜20年の長期的視点でのビジョン実現に向けて取り組んでいくそうです。富士市が生き残るためには、商工会議所においての取り組みは頼もしい限りです。
富士市としても都市活力再生は重点課題です。
行政としても商工会議所と更に連携を深めての都市活力再生は望まれます。

人口減少による問題

富士市も人口減少が始まり始めた事を今議会でも取り上げられていました。
一般的に人口が減少することによる問題として考えられる事は、

第1に税収が減る為に市役所等の歳入が減少し福祉、教育、医療などの行政サービスが縮小する。
第2に上下水道、ガス、電気など生活インフラの1人当たりの維持費が増大し公共料金が値上がりする。
第3に購買需要が減少する為に会社や商店の売り上げが減少し、倒産、閉店が増大する。
第4に労働力が減少する為に会社商店の活動が困難になる。
第5に防犯や災害対策が困難になっていく。
等が考えられますが、その他にも若年層が減少して地域の活気がなくなるなど様々な問題が生じてきます。人口減少を食い止めるための、自治体での婚活やまちへ移住させるためのシティプロモーションは大切な事でもあります。
今、少子高齢化の進行をはじめとして社会経済状況が大きく変化する中で、国民生活の安心を確保する為に「社会保障と税の一体改革」を進められています。(消費税を上げるのはマニュフェスト違反ですが・・)
ただ、少子化高齢化対策については、今まで、政策決定者の多くは高齢男性が多いために、どうしても高齢者対策に重きが置かれてきた経緯はあると思います。本当に消費税引き上げにより、少子化対策の抜本的な拡充は図られるのでしょうか????・・・不安です。
結婚や子育てに対しては、将来に対して夢を与える社会でなければ、結婚を、子供を産むことを希望する人が増える訳がありません。今の社会を見ていると人口減少は更に進んでしまう恐れはあると感じます、
はたして、少子化社会からの脱却なくして、人口減少が進む社会において、明るい未来はあるのでしょうか・・・

じゃあ、具体的に何をすればいいのかと言われれば、国策や各自治体での子育てへの経済的支援や環境整備と言うしかないような気もしますが、将来への夢や希望はやはり、仕事を含め、身の回りで感じる事が大切であります。大人が子供に尊敬できるような生き方を示すという事ができる社会にならなければいけないような気がします。
改めて、キャリア教育の強化は図る事は1つの施策であると感じます。

一ツ山チエ展ー大地に、生きるー

富士芸術村に展示されている、一ツ山チエ展で,紙紐で造られた立体オブジェの親子のゴリラと共に。素晴らしいです!!!!

東海地震・大震災に備える

東日本大震災の大津波被害を受け、これまでの想定とこれから発表される新たな想定を踏まえていざと言う時の正しい避難行動や、津波対策に対する知識を習得し、津波による災害の減災を目的とする津波対策講演会を富士市が開きました。

実は、同じ時間に会合が重なっていましたが、当然、地震防災対策委員でありますので何はさておき参加してきました。
ロゼシアターの中ホールの会場はほぼいっぱいでもありました。
講師は東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センターの古村孝志教授です。
講演は「東海地震に備える〜新想定そして富士市で想定される津波〜」として
1、 巨大津波の発生メカニズム
2、 東海・東南海・南海地震の再評価
3、 東海地震・震災に備える
について話されました。予想される3連動の地震についてどれだけの津波が押し寄せるかは、過去の例で想定するのは充分でなく考えられる最大限を想定したシナリオ(特に重要構造物に関しては絶対に壊れない防衛)を用意すべきであるとし、スーパーコンピューターを使って解析したシュミレーション画像で説明されました。富士市の揺れる場所や液状化する場所も分かっており確認する必要性や津波で浸水深と被害として20センチ—歩行が困難50センチ—自動車が流出2メートル—木造家屋が流出と浸水高での注意が促されました。結びとして、東日本大震災から学び、東海地震の備える事として
1、 東日本大震災から学ぶ
・「海溝型地震の連動」と「津波地震」の大連動
・地震の揺れによる被害は比較的小さい!
2、 南海トラフ巨大地震に備える
・東海東南海、南海地震の想定の見直し
・高頻度津波への対策・最大クラスも意識
・津波と同様に怖い、強い揺れによる被害
3、 避けられない災害、減災の為に
・短期予知は困難、長期評価は高頻度の地震を対象
・繰り返す災害、減災を目指し自ら行動を起こす
・地震前に備え、地震後に向けた備え
として締められました。改めて地震対策として、ハザードマップの確認や家具の固定等参加者を始め、一人でも多くの人が大連動地震に備える事が重要でありますので、有意義な講演会であったと思います。今後も定期的な大地震災害での減災への啓もう活動は続けて貰いたい事でもあります。

富士市の誇るべき文化施設と人材。

有志で組織する芸術文化振興議員で富士市の誇るべき文化施設の横井照子富士美術館と富士芸術村へ視察?研修に行ってきました。

実は、富士市に住んでいながら、また、議員と言う立場でありながら、恥ずかしながらどちらの施設も初めての訪問です。
横井照子富士美術館はスイスで暮らす画家、横井照子さんの作品を展示する個人美術館ででもあります。

横井さんの描かれた、日本と西洋、具象と抽象の美しい世界に魅了されます。小さな美術館でありますが、絵を見ていると時間も止まります。富士市にもこんな素敵な美術館があったんだと改めて驚きました。
富士芸術村では、現在、「一ツ山チエ展−大地に、生きるー」が開催されており、新聞や紙をこよりにして創られた、素晴らしい立体オブジェが展示されていました。
そこでの驚いたこととして、本人(一ツ山チエ氏)自らが出迎えてくれ説明してくれたことは感激です。

玄関から入った所に展示されている今にも動き出しそうなバイソンは圧巻でもあります。表情豊かで細部にまでこだわった親子のゴリラ、力強さを感じる相撲取りどの作品とっても見入ってしまいます。聞けば富士岡の紙紐会社の娘さんと事、道理で紙の使い方が上手であると納得です。でも、すごいです。一ツ山氏はまさしく、紙のまち、富士市において紙を使っての文化として発信者の1人でもありますし、富士市の有力な文化的人材としても財産であると感じます。

一ツ山氏の作品は富士市芸術村で7月22日までの毎週金、土、日で見る事が出来ますので一度は見る価値があると思います。富士市の誇るべき産業でもある紙を使った作品は生で見るべきです。
本当にお勧めです。
どちらも富士市が誇る文化施設で在りましたが、なんとなく知っていて行かなかった素晴らしい場所での、文化や人材の発見は有意義でもありました。

私にも今の忙しない状況の中での心に余裕は必要でもありましたので・・・。
また、「第4回紙のアートフェスティバル2012」が富士芸術村で10月26日〜12月9日まで開催されます。
楽しみです。

企業経営練成塾2012

商工会議所が行っている経営力向上事業に、「企業経営練成塾2012」が始まり、第1回講義が7月2日に開催されました。この研修会の本気で経営の変革を行おうとする経営者・後継者が集う経営者塾と言ううたい文句が目に入り、つい参加してしまいました。

平成21年度より開催されており、実は、昨年も参加申し込みをしたのですが都合がつかずほとんど出席できない状況であった為、今年こそはと思い再チャレンジをしました。今年は、「喜び、こだわり、創造力」をテーマに、法政大学大学院サテライトキャンパスと共催で講義1回と視察2回の3回シリーズでもあります。視察には、
7月12日 [株]埼玉種畜牧場サイボクハムー緑の牧場から食卓へー
8月6日 本多電子[株]—オープンテクノロジーの理念—
法政大学大学院サテライトキャンパス長の坂本教授がコーディネーターとして案内してくれます。時間の都合がつく限り参加できればと思っています。ただ、第1回目のモチベーションアップの法則の講義に参加してみて、参加者が若く、なんとなく自分の年を感じてしまいました。でも,幾つになっても学ぶと言う姿勢は必要であると思っています。
企業縮小、撤退、海外進出等富士市の未来を切り開いて行く為にも、坂本教授推薦の優良企業を視察し何かを感じてきたいです。
議員であっても経営的センスは重要な事であると思っています。