講演会と思い参加した勉強会で、ちょっと精神が目覚める良い体験をしてきました。
静岡県生まれの水墨画家中野素芳氏の、題して「やさしい水墨画体験〜描いてみませんか〜」です。
お話ではなく、水墨画の体験です。
講師の中野先生は、現在、水墨画家としてニューヨーク、スペイン、台湾等々世界にまたにかけて活躍をなされています。すごい先生です。
水墨画は筆の太さや墨の濃淡により、描かれる芸術で、日本文化でもあります。筆と墨と紙ですが、それだけに奥も深い芸術として簡単には書けないものであると思っていましたが、先生の指導の後、簡単に水墨画を描く事ができました。言葉で説明されるより、先生の描く姿を見ることにより、チャレンジしてみようとういう気になります。
私自身が描いたものは、水墨画と言えるものではありませんが、それなりに、見えます。やはり、水墨画を描くには集中力と感性が大事であると思いました。
同じように説明を受けても、それぞれに描かれるものが違ってきます。
先生は、「水墨画を描く事により、1000錠の薬をのむより、効果がある」と言っていましたが、短い時間ではありましたが、右脳が開花すると共に、なんとなく心が落ち着きました。また、楽しい時間でもありました。
なんでもやってみないと分かりませんが、もうちょっと、やってみようかな〜と感じたのが、正直な感想です。
「紙のまち」として、更に紙を消費する一つとして、学校教育にも水墨画を推奨するのも良いかも・・と感じます。