富士市の誇るべき文化施設と人材。

有志で組織する芸術文化振興議員で富士市の誇るべき文化施設の横井照子富士美術館と富士芸術村へ視察?研修に行ってきました。

実は、富士市に住んでいながら、また、議員と言う立場でありながら、恥ずかしながらどちらの施設も初めての訪問です。
横井照子富士美術館はスイスで暮らす画家、横井照子さんの作品を展示する個人美術館ででもあります。

横井さんの描かれた、日本と西洋、具象と抽象の美しい世界に魅了されます。小さな美術館でありますが、絵を見ていると時間も止まります。富士市にもこんな素敵な美術館があったんだと改めて驚きました。
富士芸術村では、現在、「一ツ山チエ展−大地に、生きるー」が開催されており、新聞や紙をこよりにして創られた、素晴らしい立体オブジェが展示されていました。
そこでの驚いたこととして、本人(一ツ山チエ氏)自らが出迎えてくれ説明してくれたことは感激です。

玄関から入った所に展示されている今にも動き出しそうなバイソンは圧巻でもあります。表情豊かで細部にまでこだわった親子のゴリラ、力強さを感じる相撲取りどの作品とっても見入ってしまいます。聞けば富士岡の紙紐会社の娘さんと事、道理で紙の使い方が上手であると納得です。でも、すごいです。一ツ山氏はまさしく、紙のまち、富士市において紙を使っての文化として発信者の1人でもありますし、富士市の有力な文化的人材としても財産であると感じます。

一ツ山氏の作品は富士市芸術村で7月22日までの毎週金、土、日で見る事が出来ますので一度は見る価値があると思います。富士市の誇るべき産業でもある紙を使った作品は生で見るべきです。
本当にお勧めです。
どちらも富士市が誇る文化施設で在りましたが、なんとなく知っていて行かなかった素晴らしい場所での、文化や人材の発見は有意義でもありました。

私にも今の忙しない状況の中での心に余裕は必要でもありましたので・・・。
また、「第4回紙のアートフェスティバル2012」が富士芸術村で10月26日〜12月9日まで開催されます。
楽しみです。