最年少市長誕生で思う事。

 御殿場においての市長選で県内最年少である37歳の市長が誕生しました。告示3週間前に出馬表明をし、3選を担った現職の市長に勝利した事は、驚きであると共に、地方政治も変わりつつある事を感じずにはいられません。

 聞くところによれば、従来型の決起集会等は行わず携帯メール等を駆使して、市政に関心が薄いとされている若者層への参加を呼びかけ、盤石だとみられた現職の組織力を打ち負かしたとしています。国政レベルの選挙にならなければ、地方政治においては、メディアの露出も少なく、短期間では、浸透しにくい為、流れが変わりにくいと思っていましたが、やり方によれば、地方政治においても大きな変化が出来ると言う事を実感いたしました。
 今度の選挙の勝因は、アメリカの新大統領の時や宮崎県知事の時も思いましたが、若さと変革(チェンジ)そして、分かりやすさだと思います。世界的な不況の中において、誰でもが何らかの不平や不満また不安があります。そのような意味では、少しでも、変えて頂きたいまた良くしてもらいたいと誰でも思う訳ですが、政治に無関心な人達にとっては誰がやっても変わらないと思っていると思います。その方たちに、問題点を分かりやすい言葉で、また、目にするやり方で(伝わる方法で)、知って頂く事ができればもっと政治に対しても興味を持ち、多くの人の関わりが増え、変わるのではないかと常々思っていました。また、そのような事が出来れば、と私も議員になる前から、またなってからも思っていましたが、政治というのは時間のかかる事で、少しずつ変えていかなければと思っていました。しかしながら、今回の選挙においては、短い時間で若い人たちに政策がメールで浸透していき共鳴され、結果として大きな変化をもたらした事は、私も考え方も変化させなければとは感じました。
 現在はスピードが求められています。新たな御殿場市長には、ぜひとも若くして市長になった以上は、夢や希望をかなえる政治を心掛け、主張した事を形に変えていくことを実践してもらいたいと思っています。これからが大変ではあると思いますが、変えた事によって良かった思われることができるかが問われる訳ですので、期待に応えてもらいたいと願っています。(他市の事ではありますが、頑張ってもらいたいです)

 富士市においても本年市長選があります。現市長が、出馬するかは気になるところですが、月曜に市政報告会が開かれており、鈴木市長の政治家として、20年30年先の夢を聞く事ができました。やはり、若い人でもそれなりの年の人でも夢や希望がないのは駄目であると感じています。
私自身も、しっかりと自分の思いを伝える事が出来る議員であるよう努力していくつもりです。

豆・魔滅・魔目マキ

 

 毘沙門さんの最終日にあたる2月3日は、節分の日でもあります。暦の上では明日から立春、季節の変わり目ではありますが、あちらこちらで「鬼は外!福は内!」の声が聞こえます。

 100年に一度不景気と言われ、テレビや新聞で毎日のように報道され続けると、心理的にも悪い方向へ向かって行ってしまうようです。せめて、豆まき位は元気を出して、不景気を追い払うよう、昨年より大きな声をだして豆まきをやりました。

 

 節分の日になぜ、豆をまいて、邪気を払うのか、十二子から由来する説もありますが鬼門が丑寅から来ている鬼を硬い大豆を火で炒って追い出すとも言われますが、色々な説がある中には、魔を滅する「魔滅」と豆をかけた説とか豆を悪魔の目として「魔目」とし、これを家の外に投げ捨てるという説という「まめ」と言う字からなぞらえた説もあります。  今では、節分は、立春を前にして、豆をまいて社会にある鬼や心の中の鬼を追い出して、あらゆる福を内にいれることにより、運気を招きいれ今年一年、無病息災、無事過ごすことができるように恒例の行事となっています。

 私も、家族で豆まきをする前に、三日市のお浅間さんで、紋付き袴に着替え、お払いの神事終了後、大勢の人が集まる境内で豆まきをさせて頂きました。
 豆まき終了後に、私にはさっそく福が舞い降りたのか、縁起の良いお神酒が、抽選で当たってしまいました。昨年より、くじや抽選がよく当たります。(自称当たりやです)

 
 縁起の良い、境内でうっていたまつかやさんの恵方巻き買いましたが、景気が悪いと言われ続ける状況の中では、立春を境に新たな年としてとらえ、運気が変わり、明るい話題が増える事を期待します。(今年は方角は東北東です)
 しかしながら、段々年の数だけ豆を食べるのも大変になってきています。
 
 

人気の杉山だるま

 
 毘沙門さんが1日から3日まで開催されています。日本3大だるま祭りの一つとして有名ですが、今年の初日は、天気が良い上に日曜日であった為に、ものすごい人が出ていました。(景気も悪いから神頼みをする人が増えているのかも・・・)

 毎年の恒例として、縁起物のだるまを買いに行ってきました。
(古いだるまを処分しました)

 たくさんのだるまを売っている露店はありますが、いつも買うのは昔からの地元の杉山だるま店で作られた「杉山だるま」です。杉山だるまは、癖がなく穏やかでおとなしい顔をしていると評判で人気があります。
 だるまは、毎年少しづつ大きくしていくのが良いとされていますが、私はここの所、4号だるまから大きなだるまにはなっていません。理由としては、置く場所がないからが一番ですが、大きくして行くのがキリが無いと思い適当な大きさで止めていこうと何年か前から4号だるまを買う事に決めています。
 だるまを買う時には、必ず値切らなければいけないと言われますが、人気があり込んでいて、値段の交渉もままならないので、値段をを聞いて、すぐに購入してしまいました。

 4号だるまで、5800円です。これからだるまを買いに行く方は、参考にしてください。
 知らなかったのですが、商工農林部長と杉山だるま店さんは親戚だそうです。
 (遠い親戚か近い親戚かは分かりませんが、名前を出せば、値引きをしてくれるのでしょうか???)
今年も無事、杉山だるまをゲットしましたので、だるまに願い事を書いて、一年良い年になる事改めて期待します。

破口橋完成真近。

 
 もうすぐ2月議会開催となり、新年度の予算が気になりますが年度末である為か、あちらこちらで工事中の看板が目立ちます。

 20年度の予算に計上されていた、富士市の一番東にある春山川上流に建設中の破口橋がどのようになっているか、一番東に住む議員として気になり見に行ってきました。

 当然、本年度中に、計画である、橋梁架替事業費が執行され船津浅間原7号線事業が終了しなければならなく、地元でも橋の開通式などの予定を立てなければいけないので間に合うか確認もしなければと思っています。
 状況は建設総務課で聞いてはありましたが、実際、現場に足を運んで見た方が早いと思い、現場把握を致しました。工事は、今月で完成と言うような状態でもあり、長年待ち続けた破口橋も完成真近である事が、確認できました。
この分では予定通り本年度中に、破口橋が完成し、開通式が無事できると思いとりあえず安心しました。
 橋梁の架け替えや新設工事は時間がかかる仕事でありますが、ようやく出来上がるという事で、地元議員としてもありがたいと思っています。

食べ過ぎ注意!

 最近、自分でも不安になる事があります。寒くなり始めてから、運動らしきものをしなくなり、食べる量は増えているようで、太り始めています。脂肪肝であるので気にはしているのですが・・・

 お正月が過ぎた後も、新年会や飲食を伴う会合が多く、また外食がほとんどで、偏った食事と暴飲暴食が祟り、会う人会う人に
「太ったんじゃない。お腹ですぎ」
「苦労してないんじゃないの、顔が丸くなったよ」
「美味しいものばかりたべてんじゃやないの」
「メタボじゃない運動した方がいいよ、健康第一だからね」
と言われます。決して、飲んだり食べたりの毎日ではないのですが、気にしながらもストレスから、つい食べ過ぎてしまう嫌いがあります。
食べ過ぎ注意です。
 でも、最近、出かけた先や身近においても、美味しいものに出会う機会がありました。

 この1週間くらいの間で、印象に残った食べ物は
(大阪で夜中に食べた、18番のたこ焼き)(300グラムの脂一杯のアメリカンステーキポテト添え)

300グラムの草鞋のようなステーキは、食べ応えがあり、昼間食べたら夜中まで、お腹がいっぱいのような気にさせてくれました。値段は1930円でした。

(広島の殻付きかき)(高砂の酒かす飴)(マルメゾンのエクレア)

広島のカキに関しては、お土産で宅配してもらったものが2日前に届けられたのですが、美味しいと言う前に、殻が付いていると開けるのが一苦労で、一つ食べるのにも面倒で、次からは殻が付いていないカキにしようと思いました。
高砂の飴は、まるで甘酒を飲んでいるような気になります。
 お勧めは、エクレアです。実はこれは、あの有名のマルメゾンの大山シェフが監修したエクレアで、実はセブンイレブンで180円で買えます。某テレビでお勧めスイーツとして島田伸助氏がファミマのエクレアを宣伝していましたが、セブンイレブンのエクレールショコラの方が私はおいしいと思っています。
私の最近食べた物の、ミニグルメとして紹介しました。
でも、食べるものには本当にもう少し注意したいと思っています。
 と言うのも、昨日も、富士を語る会に出席した後、夜中に富士宮やきそばを駅前のルアーズさんで食べてしまいました。朝起きて、気持ちが悪く、いくら美味しくても夜中に食べるのは、明らかに体に悪いと思われ、控えねばと思いました。
食べ過ぎ注意です!!

サッカーの高田先生

 富士市において、「サッカーの高田先生」と言えば、サッカーをやられている方や関係者は知らない人がいない位、有名な方だと思っていますが・・・

 でも実際、どんな方なのかは私にとっては、富士高にいた時の先生というイメージの方が強かったのですが、改めて、富士市サッカー協会の副会長としての高田先生の話を聞く機会がありました。
 高田先生は、大学時代、オリンピックで銅メダルを獲得した立役者であるあの「世界の釜本」と一緒にプレーをしていたそうです。私も子供の時、日本においてサッカー界では、釜元と杉山という名前は神様のような方だったと記憶しています。その世界の釜元と共に、学生時代に天皇杯の優勝を経験したすごい方であるという事を聞いて驚きました。(未だに、その後大学で優勝した事はないはずです。サッカーがプロ化した今、多分後にも先にも、もうそのような事は起こらないと思います)
現在は、富士市において、偉大なる指導者として力を発揮しており、昨年においても、「富士市教育文化スポーツ奨励賞」を受賞しています。
 「世界の釜元」と一緒に過ごした経験の持ち主である高田先生は子どもたちにやる気を起こす指導をしていると言います。ブラジルと日本のサッカーの違いとして、日本では、ドリブルをしてボールを取られると、批判をするが、ブラジルでは、ボールを取られてもドリブルをして突破しようとした事に対して褒められるという点があると言います。その違いが大きく作用し、プレーをしても失敗したらと言う気持ちが大きく、失敗してもトライしようと気持ちが育ちにくいとしています。釜本にしろ、杉山でも共通していた所はわがままで頑固であったそうです。失敗をしてもやり続ける、周りがなんと言おうとも挑んでいく姿勢が世界的なストライカーが育つ要件であるとして、その指導ができるエネルギッシュな指導者も必要であるとしていました。
 また、高田先生は、今、商業高校のグランドの芝生化や富士市にサッカーのクラブハウスを含む総合施設を作りたいと夢の実現に向け、取り組んでいます。
 熱い思いに少しでも力になりたいと感じました。

 
 

瀬戸内アートの楽園

 瀬戸内海に浮かぶ小さな島に、「よく生きる」をキーワドとして、現代アートと自然と歴史が息づく文化を、民間企業である学習塾を経営する、ベネッセコーポレーションは直島で取り組んでいました。

 瀬戸内のアートの楽園と呼ばれる所以は、歩いて回れてしまうほどの小さな島には、安藤忠雄のほとんど地上には現れていない地中美術館、島の至る所に点在する野外アート、現代アートと廃家を利用したまちづくりをしている家プロジェクトと、島へ来て文化芸術に触れ、色々な事を感じる事ができる空間がつくらられているからでもあります。
(地中の庭) (ベネッセハウス) (有名な南瓜と言う作品)

 芸術にあふれる島内では若い人が多く見受けられ、思い思いの場所で自由に時間を過ごし、また楽しむ事が出来る場所になっている事を感じました。
 直島での家プロジェクトとは、1997年に、直島町役場より木村地区のある方が家屋を譲りたいという意向を持っているが利用してもらいたいと言う事からスタートしたそうです。直島において木村地区はは、古くからの集落で、城跡や寺、神社などが集まっている地域です。
 しかし、近年では過疎化と高齢化が進み、空き家も目立ってきていました。そこで、単なる町並み保存と言う考え方ではなく、現代アートを絡める事で、意外性が生じ、廃屋の可能性がさらに活かせる方法をとりました。直島の木村地区を舞台とした常設のアートプロジェクトで古い家屋の改修の域を超えてアーティストが家の空間そのものを作品化したものです。そこではそれまでに営まれてきた生活や日本の伝統、美意識に対峙した空間が形づくられていました。
(家プロジェクト表示)(廃家の中にある自由の女神)(毛糸で絵が描かれた塀)

 家プロジェクトは、町並み保存ではないという事が実際見て回り感じました。聞くところによると、島の年配の方が話し始めたり、物を修復する事により、関わりができ、家プロジェクトを進めていく中では、美しさや意識したり、ボランタリー精神が進み始めているとの事であり、現代アートと使い物にならなくなってきた廃家が思いもやらない形に生まれ変わる様子見る事は島に住むお年寄りの大きな自信にも繋がっているとし、古いものの良さが再発見され、新しい価値が加わってのプロジェクトとして発展している方向性は新たなまちづくりであると感じました。見て回りながら、古いものと新しい融合は思わず、「温故知新」と言う言葉を思い出してしまいました。
 民間企業であるベネッセが、この島でここまでまちづくりに関与しているのは単なるメセナの一環だけではなく、文化芸術の創造に取り組む経営者の思いの強さを感じました。

観光ボランティアの川田さんも急ぎ早やの説明をさせてしまい、ご迷惑を掛けてしまいましたが、短い時間ではありましたが内容の濃い、心も洗われた有意義な視察ではありました。

架空請求がキター!!!

 携帯電話のメールに、架空請求が届きました。携帯電話をもって10何年か経ちますけど、初めての経験ですが、まさか自分に来るとは思いませんでした。

仲間に話すと、
「荻田さんエッチの画像でも見たんじゃない」
とからかわれましたが、携帯電話でそのような事は一切ないので、自信を持って架空請求だと言いきれます。まさに、架空請求がキターと言う感じです。他の人にも、同じメールが流れているようですので、くれぐれもお気をつけてください。

騙されないようもし下記のような文面が携帯に送られてきたら無視してください。

「この度お客様がご使用の携帯端末より以前ご登録頂いた(総合情報サイト)から無料期間中に退会処理されていない為、登録料金が発生し現状未払いとなった状態のまま長期放置が続いています。本通達から翌日の正午までにご連絡を頂けない場合、認可ネットワーク認証事業者を介入して発信者端末電子名義認証を行い利用規約に伴い、お客様の身辺調査に入らせて頂きます。調査完了後はご自宅やお勤め先へ回収業者による少額訴訟を行う可能性があります。退会処理、料金の詳細につきましては、下記までお問い合わせください。
営業時間:10:00〜19:00
(株)JNC調査事務局
(TEL)03−3493−9551
(担当)今井
なお、ご連絡なき場合明日の正午より手続き開始となりますのでご了承ください。」

呆れてものが言えないのは、この送られてきたのが土曜日の夜です。普通に考えれば通常請求書が送られるにしても、土曜とか日曜には業務がお休みだと思うじゃやないですかね、まして、日曜の午後までに連絡をしなければ、身辺調査をするなんて、じゃや、すでに、私は身辺調査をされ始めている事になっているのでしょうか。
でも、罠ですから、絶対連絡はしてはいけません。
しかし、いったいこの会社はあるのでしょうか?
ちょっと興味はありますが・・・・

富士山観光交流ビューロー

 この4月より富士市において観光課が設立されます。昨年の11月には富士川と合併し新たに富士川を有し、富士山静岡空港の開港、また富士山への世界遺産への登録推進と富士山のお膝元の富士市としても、本格的に産業だけではなく、観光についても積極的に取り組んでいく為の表れでもあると思っています。

 観光課ができる前段として、昨年の4月には、富士地域の北に富士山、南に駿河湾、という絶好のロケーションを活かし、近隣市町村との連携と観光交流のさらなる発展を目指し、富士市観光協会が発展した形で「富士山観光交流ビューロー」が新富士駅ステーションプラザ構内に設立されました。

 富士山周辺地域が注目される中で、2年目を迎えた観光ビューローが、どのような形で進んでいるかを新人議員の研修として先週末、視察してきましたが、富士地域に、にぎわいがあふれ、元気ある地域となるよう周辺地域と連携をし情報発信、新規観光事業の立ち上げ、来訪者の満足度、コンベンションの誘致など取組を事業報告及び、計画を渡辺室長より説明を頂き、その後施設見学をいたしました。
 

 新幹線をよく利用するのですが、観光ビューローに立ち寄った事はなかったので、施設としての案内所や展示場貸室としてのサロン等をじっくり見学させてもらいました。案内所には、富士市の多くの情報紙やパンフがあり、富士市を訪れる方へのインフォメーション機能を整えていました。観光客が気軽に立ち寄れるかまた、観光ビューローというこのような形に変化していることをどれだけの市民が理解しているかはまだ、工夫の余地はあると思われました。
 観光課ができ、富士山観光交流ビューローとの連携も図った上で、更なる観光産業に取り組んでいく事が大切であると思っています。

「住みよい環境・住みよいまち」

 建築に伴う紛争を未然に防ぎ、みんなで住みよい環境を目指すために、大阪の豊中市では、「豊中市中高層建築物等建築等に関わる紛争の予防及び調整等に関する条例」について制定されているので、富士市の参考にすべく視察をしてきました。

 富士市においても昨年、米ノ宮神社町の社保庁のペアーレ富士の跡地に高層マンションが建つ計画が出、問題とはなりましたが、現在建設がすすんでいます。
と言うのも、この地区はまちづくりの地区計画によると建築物の制限が条例化されており、なおかつ、低層低密な住宅地としてゆとりある閑静な住宅地を目指す地区と言う位置づけがされていました。この地区に住む人は、誰もが高層マンションが建つとは考えてはおらず、ペアーレ富士の跡地が競売により大手マンションデベロッパーが手に入れた後のマンション建設を聞いてなぜ建設できるのかと言う事で、問題が起こりました。結局、地区計画には歌ってはあるもの、土地利用としての建築基準法においては中高層のマンションが建設可能であり、法的規制がない為に、マンション建設が進んでしまいました。議会においても、陳情があり、建設水道委員会でも行政が、業者に対して住民とのしっかりした話し合いをした上での解決を求めましたが、法的根拠がないので十分な住民の納得のいくような形には進みませんでした。

 現在、建設されてはいるものの、今後、富士市でも同じような問題が起こると考えられるので、豊中市で行われている、近隣の住環境に及ぼす影響が大きい中高層建築物、パチンコ屋さん等の特定用途建築物及びワンルームマンションを計画、建築する場合には、近隣の住環境に及ぼす影響を低減するための配慮事項や紛争を予防するために手続き、また、紛争が生じた場合には紛争の早期解決を図る為の「あっせん」及び「調停」を設けた条例を制定している豊中市へ行ってきた訳です。
(出迎えてくれた大町議長)(条例のパンフ)

 しかしながら、この条例では、建築規模や用途により近隣関係住民への事前説明を行うよう定めていますが、近隣住民の同意まで義務付けていません。というのも法令では、建築基準関係規定に適合する計画では確認がおりれば建築することができる事になっており、法令でできることは、条例で同意がなければできないという規定は無理があるとされているからです。ですから、十分な話し合いや相談窓口としては作用してはいるもの建築させないという事は困難であるとしています。更なる研究をした上で改善をしていく考えは述べられていましたが、建築基準法での、法規制ができない中では、地区計画や景観計画等で厳しい規制をしていく必要性はあるとしていました。
 いずれにしても、自由主義の社会において、生き残るための民間業者も法の目を抜けた解釈をいかにしていくかも研究しているために、行政においても住民が求める「住みよい環境・住みよいまち」を維持して行く上でも、住民側に立ち頑張って頂かなければと思っています。

 

 今回、説明してくれた、豊中のまちづくり推進部中高層建築調整室の木下主幹は、住民と業者の話し合いの修羅場を数多くくぐってきたのか、熱い語りはかなりの熱血漢であると感じ頼もしく思えました。

静岡県とセブンイレブン

 コンビニエンスストアを展開するセブンイレブン・ジャパンと静岡県は、地域活性化に向けた包括連携協定を県庁で22日結びました。

 協定の商品販売の取り決めだけではなく、地域防災や青少年健全育成への参加、大規模災害時の生活必需物資調達など10項目に渡り、テレビを始め多くのメディアにおいて、取り上げられました。

(締結記念フェアのチラシ)(食育応援幕の内弁当)(富士宮やきそば)

この県と協定を記念して、23日より1カ月間セブンイレブンの県内全店舗で「大好き!静岡!うまいものフェア」を開催しています。食の安全安心の面でも地元食材の関心は高いとし、静岡県の食育を応援する桜エビやシラスを活かした静岡食育応援幕の内、富士宮焼きそば学会公認商品富士宮やきそば、クラウンメロンパン等9商品が販売され、今後も静岡県の特産物を使用した商品が続々と売り出されていきます。
 現在、セブンイレブンは静岡県に店舗数が448店あり、毎日約50万人の来店があります。この協定が結ばれたことにより、県内食材を活かした「地産地消」の弁当販売や県政情報の発信に更に力を入れて行くとしています。
 地域においてもセブンイレブンは、コンビニの先駆けとして、「開いてて、良かった」というフレーズですでに30年以上経ちましたが、24時間年中無休と言う形態は当たり前となっており、無くてはならないお店として認知され、防犯面や環境活動、また、行政の業務の一部の収納業務できるようにもなっており、今後、益々多くの連携が必要とされると思われます。
 県が連携協定を結んでいる以上、今後、各自治体においても連携を進める為にも何らか動きがあるのかも知れないと思っています。

 

エコアイランド直島

今回視察で訪問した、香川県の直島は、岡山と香川に位置する瀬戸内海に浮かぶ、面積は8平方キロメートルほどで人口は3500人という小さな島でした。

「直島」という地名の由来は、平安時代の保元の乱までさかのぼり、この乱で敗れた崇徳上皇が讃岐へ配流される途中、この島に立ち寄った際に、島民たちの素朴さに心をうたれ直島と命名したといいます。海運、漁業、製塩などを中心に栄えてきた島でもあります。
現在の直島は、大きく分けて、2つのゾーンに分けられており、北側には、三菱マテリアル直島精錬所と中間処理施設の直島環境センターがある環境保全施設と南側にはベネッセが運営するベネッセハウス、地中美術館、家プジェクトと文化施設であるベネッセアートサイトが展開されている、環境と文化と自然が融合された状態でもあります。
(カーフェリーの上で)(施設前にて)(施設の概要説明)

 直島の環境センターが建設された経緯は、昭和50年代後半にミミズの養殖という名目で産廃の許可をとった処理業者が直島のお隣にある豊島で、シュレッダーダストや廃油、汚泥の産廃を搬入し、野焼や不法投棄を続け、強制調査を受け、公害紛争に発展しました。これが、豊島問題で、その後、この負の遺産としての膨大な産廃を県を挙げて、解決に向けて着手し、現在は、直島において住民合意の基、中間処理施設を建設し、豊島の産廃をカーフェリーで運び、1日200トン年間300日の操業で6万トンの処理をしています。また、溶媒処理により発生する飛灰については、隣接する三菱マテリアルで有価金属として回収し、スラグについては、県の公共事業にコンクリートよう骨材等の土木材料として再利用されています。
(スラグのサンプル)(製品化されたスラグ)(擂鉢式溶鉱炉のモデル)

また、心配されるダイオキシン等にも厳しい基準値を設置し、住民は基より、誰でもが情報を共有できるよう公開されており、人々の監視の下、徹底的な管理がなされています。
(搬入口) (厳しい基準値を示すボード)(ダイオキシンの検査所)

あくまでも、最終処分場ではなく、廃棄物を抑制し適正に処分をする循環型施設として直島の環境産業として環境調和にも配慮したまちづくりを進めている為に、エコアイランド直島とも呼ばれています。
 富士市において迷惑施設であるごみの焼却場建設も住民合意が条件の基、進められてはいるものの、合意形成が難航し未だ進展はしておらず、大きな課題ともなっています。今回の視察においても、少しでも多くの事例を参考にした中で、より良い形として活かすことができないか、一つのモデルとして勉強をしてきました。

ちょっと疲れました。


 3日間の行政視察が終わり、ようやく富士へ戻ってきました。最終日は、大阪の豊中市役所で午前中が建築紛争と予防条例、午後がまちづくり条例の2項目をヒアリングをさせてもらった後に質疑と言う形式での視察でした。

 帰る間際までのぎっしりの視察内容でしたが、行って見て直に聞かなければ分からない事があった為に、最後の最後まで有意義な視察でもありました。しかしながら、毎度のことですが、会派の視察ではあるものの移動手段である公共交通の団体チケットを私が管理していた為に、旅行会社の添乗員も兼ねての視察でもありましたので、勉強以外にも神経を使う為に、富士に着いた時は、事故や紛失物も等何事もなく、戻ってきたという安堵感がありましたが疲れました。
 ですので、家へ帰り遅い夕食をとった後、本来なら、書類の整理をし、ブログで報告をと思ったのですが、気がついたら、お風呂も入らずにベッドに足が勝手に進んでしまい、起きたら深夜というか朝方の3時でした。
 チケットの払い戻しや残務整理で朝早くからやらなければいけない為に、視察報告に関しては、明日以降、ぼちぼちとさせてもらいます。
 ちょっと疲れてますが、元気です。今日から、また、地域での議員活動に励みます。
 でも、まず、とりあえず、留守にしている間も、市内中学校で未遂ではあるものの、刃物をつかっての事件が起きたりしており、3日間の新聞も読みなおさなければと思っています。

行政視察中です。

2月議会開催までの間に、市民クラブでの行政視察として、本日より下記の通り、出かけますので3日間富士市にはいませんのであしからず。

19日 広島市 
*市営浄化槽について
〜市街化調整区域外の生活排水処理の経緯〜
20日香川県直島町
*生涯学習と観光の融合について
21日豊中市
*建築紛争と予防条例について
*まちづくり条例について
寒い中での視察ですので、体調を崩さないように気をつけ、しっかりと3日間勉強してきます。

高砂「蔵開き」


 富士宮の高砂酒造の蔵開きに行ってきました。高砂酒造の杜氏は、私の同級生であり、今年も良いお酒を作ったか確認をしに行かなければと、地域でのお茶共同の新年会、葬式に出た後、高砂酒造でのイベントへ参加しました。

当然車ですので、試飲もできませんが、今年の初搾りのお酒をお土産に買って、家でじっくり飲もうと思っています。

「蔵開き」のイベントには多くの方が来ており、お店入口では、山車が出て、お囃子がにぎやかに行われていました。酒造工程展示 施設一部開放 新酒試飲 朝搾りたて原酒試飲 甘酒・粕汁試食 地元 地産地消の商品の販売がされており、飲んだり食べたりすることができ、地域と連携した観光イベントとしての位置づけが確立されているようでした。

高砂酒造は、富士宮の新名所として、歴史と伝統の酒造りの多くの技を、知っていただく為に、「酒蔵見学」も実施しています。商売にもつながる、企業と観光を合わせた産業観光としても、成功していると思います。
 私の同級生のお酒好きの仲間が朝から、タダ酒が飲めると、蔵開きにいました。酒なら何でも良いのでしょうが、今年のお味はと聞くと、お酒に依って、多少味や香りは違うと言いながらも、
「きりっとすっきりとおいしい」
「搾りたてで香りもあり、おいしい」
といった感想で、早い話、飲めれば何でもおいしいという評価ですので、あまりあてにはなりませんが、お買い求めの上、高砂酒造の新酒をお試しください。
(小野杜氏を囲んでの酔っぱらいの仲間達)

今年の高砂の山廃仕込みのお酒は良い出来ですと杜氏になり替わり宣伝させて頂きす。

思い出(隣のおじさん)

 私は25歳まで今の須津地域(増川)ではない場所に住んでいました。実は生まれも育ちも、須津ではなく、原田です。今でも前住んでいた住所を尋ねられれば、富士市原田1147と答えられますが、久しぶりに15日の金曜に生まれ育った場所へ行く事がありました。

 と言うのも、生まれ育った場所の隣のおじさんが急に亡くなられたからです。隣のおじさんは荻野覚さんといいます。知っていらっしゃる方も多くいると思いますが、昨日も通夜に参列はしたのですが、通夜に行き驚いたのは、見た事のある人の多い事でした。荻野さんはかって市役所で総務部長を務めていました。その関係もあり、行政の方の関係者が多く参列していた為に、私も今、議員である以上、知った顔の方が多かった訳です。
 荻野さんとは、私が25の時に、生まれ育った所を離れてからはお会いする機会がなかったのですが、15年位前に、荻野さんが商工会議所の専務に就任してから、JCや商工会議所の関係でお会いする機会が増えました。また、息子さんとは、幼馴染でもあり、後輩でもある為によく飲んだりもする事が近年ではあり、親子で交流があった間柄でもありました。
 荻野さんは、子供の頃から顔を合わすと、声をかけてくれ、商工会議所の専務さんになってからは、
「お、丈仁君元気か、最近、頑張ってるな」
と言葉を掛けてくれました。また、議員になってから、お会いした時も、
「丈仁君頑張れよ、期待しているからな」
と常にがんばれ、がんばれと励ましの声をかけてくれました。
 その荻野さんが商工会議所の専務を退いた後、体の調子が悪かったとは聞いていましたが、14日に突然お亡くなりになり、世話になった隣のおじさんという間柄としても、お悔やみをしに、久し振りに生れ育った場所へ行ったのです。
 久しぶりに行った生まれた場所は、滝川が近くに流れ、私の住んでいた家はすでに引っ越しており、今では、水郷公園に変わっていました。その水郷公園の隣に荻野さんの家はあります。懐かしさはあったのですが、荻野さんが亡くなった事により、更に、昔、この場所で遊んでいた頃を思い出しました。

しかしながら、突然の訃報は寂しい限りです。
荻野覚さん安らかにお眠りください。
合掌。

浮島つり場公園

 
 私に住む地域には、浮島つり場公園があります。ヘラブナやタナゴがつれ、釣りをする愛好家が休日には糸をたらしています。本年度予算の中で、用地買収も終わり、つり場公園の整備が年度末までに完了するはずですのでどのようになっているか確認に行ってきました。

つり場公園はメガネ池と赤どぶという大小2つの池があります。私も子供の頃から、釣りをしにきたのですが、最近では、暇がなくなり釣りをする事もなくなってしまい、釣りをしにこの場所へ来る事はなくなりましたが、東部土地改良区の中を通る道路としてよくこの公園の前を通ります。子供の頃はフナが釣れましたが最近ではこの池にもブラックバスが入り込んでしまったようです。

 このつり場公園には四季折々の花がさき、春には桜、初夏にはアジサイや花菖蒲が咲き、浮島工業団地しょうぶ園という看板まで立つほどの池のそばの川沿いには菖蒲が咲き、訪れる人の目をたのしませてくれます。神谷にすんでいる鈴木さんが毎年植え増やしてきて、今では500本以上の菖蒲が咲き乱れます。今は冬ですので、咲いてはいませんが、このしょうぶ園の上側に遊歩道の整備もされるように計画されています。
行ってみると、現在のところ整備状況は進んではいないような感じでもありましたので、みどりの課に確認にいくと、すでに測量も終わり用地買収も終わっており、整備を進めていくのですが、事業の進み方が遅れている為に、年度末までには終わらなく5月位までずれ込む予定だと説明がありました。
 早く整備をしてもらい、よりよいつり場公園にして頂きたいと思っていますが、私の地域には、自然を利用した、浮島自然公園も来年で整備が完了予定となっており、つり場公園と浮島自然公園また、大棚の滝がある須津川渓谷と連携した自然が堪能できる場所として活用をしてもらいたいと思います。多くの方が来て頂けることにより、手を加えた中で、面としての観光スポットとして、私の地域の活性化に繋がると思っています。

つけナポリタンの町

「つけナポリタンの町」と吉原商店街に横断幕が掛っていたり、私の周りでも、最近話題に上がっているのですが、本当に富士市の名物になるのか、つけナポリタンを話の種に一度食べてみたかったのですが、なかなか食べる機会に恵まれませんでした。

 先日、ロゼシアターに用があったついでに、すぐ近くにあるちょっとしゃれたレストランのイルポンテさんで、噂のつけナポリタンがメニューに追加されてあったので、チャンスと思い、つけナポリターノデルポンテ1470円を食してみました。

マッシュルームと温泉卵が入っており、チーズを入れて食べます。確かにこれはこれでおいしいと思いますが、白いシャツを着ていると麺をつけた時に跳ねが上がり気になってちょっと食べた気になりませんでした。(おしゃれをしている時は、味はいいんですけど、食べ方を工夫しないといけない為にナポリタンの方が良かったと思いました)

 以前、吉原商店街でのテレビの企画でつけナポリタンの事が放映され、その後、いつのまにやら、つけナポリタンの町と言う話になっていました。市民に浸透する前に、すでにつけナポリタンの町になっているとは、飛躍しすぎだとは思いますが、つけナポリタンは富士市のB級グルメとして、どこまで波及して行くかはこれからの課題ではあると思います。しかしながら、すこしづつでも富士市の飲食店において、独自のつけナポリタンをメニューに取り入れ食べる事が出来るようになっており、どこかでブレイクするのかもしれません。でも、歴史的背景や、ストーリー性はないので、どこまで話題になるのか分かりませんが、富士宮の焼きそばのようにまちづくりの活性化につながればと思っています。
現在、富士市にはつけナポリタンの発祥のアドニスさんを始め7店のお店で今の所は食べられれると案内に出ていました。
 これと同じようにかぐや姫茶漬けというのも、B級グルメとして40店近いお店で取り上げていますが、一過性のブームで終わらないようさらに広がる事を願っています。
 でもどうなるのか、まだ私には分かりません。
最終的には味だと思いますが・・・・
とにかく一度は召し上がってみてください。

富士発・女と男のフォーラム


「女性も男性も、生きやすい社会にするために」
〜政治参画の手法「パリテ」を考える〜
というシンポジュームがきらり交流会議主催でフィランセで、13日の夜、開催されていました。市会議員を交えてのパネルディスカッションもあったので、応援を兼ねて勉強させてもらいに参加をいたしました。

このシンポジュームに関しては、男女共同参画社会をすすめているきらり交流会議の定期的に行われている事業の「富士発・女と男のフォーラム」の一環として開催されており、今回は女性の政治参画が遅れている現状について、フランスで、2000年に制定された男女の完全なる平等として男女同数の比率にする選挙制度のパリテ法を勉強した中で、人類の半分が女性である状況を踏まえ、今後、女性も政治の世界へ進んで入ってくことを推進して行く為にも男性市議を交えパネルディスカッションが行われました。
 男性市議の代表として、男女共同参画課の所管委員会である、総務委員会の太田委員長と米山副委員長が選ばれ、男性議員としての意見を発表していました。

 私個人的な考え方としては、女性の社会進出の遅れに関しては、どうしても、女性は結婚により、子育てをしていくのが比重を占めてしまい、子育てにおいての家庭生活や子供を持ちながら職業生活や社会生活を両立させながらの家庭生活の責任が果たしにくい現状があると思っています。その改善に向け多くの施策が取られ始めていますが、しかしながら、その施策に関しても不十分である為に、更にそれを進めていく上でも、女性の立場としての代弁できる女性議員の数の必要性はあると考えられます。男性でも女性の事がわかる議員もいるとは思いますが、やはり、女性の視点や感覚は分からない部分もあると思われます。
 フランスもけっして男女平等社会ではありませんが、パリテ法が導入された経緯は、日本でも進められているクォータ制(割り当て)という手法は違憲であるという判断がされた為に、民主主義の観点から完全なる平等であるパリテ法が採用されたと聞いています。しかしながら日本では、まだ、男性中心の議会運営がされており、女性の政治参画が遅れてはいるものの、現状ではいきなりのパリテでは受け入れられずやはり、クォータ制の導入を考える方が得策であると思っています。それと同時に、今後の環境変化に伴い、女性の政治参加もそうですが、政治意識の向上を図るためには、選挙権を18歳からにするとか多くの意見を聞き入れるためにも、被選挙権の引き下げも考える必要性がある事がらだと思っています。実際、学生が政治家になっている国もあります。
 ディスカッションでの結論は、男性にとっても、女性にとっても意見が反映される住みやすい社会にする事が大切であると締めくくられていました。
 ちなみに私の家庭は4人家族で女性が妻と娘2人、男性は私1人の為に1対3で女性比率75%と圧倒的に女性に支配された生活を余儀なくされています。少数派の男性として意見はあまり反映されていません。完全なる平等になる為には、あと男の子が2人必要となり、私の家ではパリテは成り立っていません。
 

消防出初式2009

 富士市においての平成20年度の火災総出火件数は100件で火災損害額も246百万円でした。平成19年度より火災も損害額も増加傾向にあります。

 また、おもな出火原因として放火が増えているのが気になるところです。今後、景気が悪化して行く中では、放火も増加する傾向にあると思われ、より一層の注意が必要であるとしています。

 市民の生命や財産を火災から守り、最小限に食い止める役割を担っている富士市の消防の出初式が市役所駐車場において消防団員1126名、消防関係者、来賓及び市民が集まり、盛大に開催されました。
 景気の悪化とは裏腹に、今年に入ってからの多くのイベントは天候には恵まれ、出初式に際しても、風ひとつなく、日差しが当たっている場所では温かく、演技する方も見る方も楽な出初式でありました。
(宇宙服のような服装)(市役所で火災発生??)(救出風景)

 消防出初式では、消防団員の表彰を始め、消防活動の理解と啓蒙を含め、多くの市民が集まる中で消防演技も披露され、その演技に対して歓声や拍手が上がっていました。 
 地域消防は大切ではありますが、消防団員の高齢化と減少は防げないようで今後の課題でもある思われます。
(消防放水準備 )( 締めくくりの一斉放水)

 しかしながら、富士市の消防は、演技を見ていても優秀であると分かり、火災はない方が良いのですが、万が一の時に心強く感じました。

ドンドン焼き

「ドンドン焼き14日、サルのおけつはまっかか・・・」
こんなような歌を子供の頃、歌っていました。(歌詞はさだかではありませんが・・)
正月明けの地域行事として、ドンドン焼きがあります。(どんど焼きとも言います。)どちらが正しいか定かではありませんが・・

 正月のお飾りや、門松を地域で集め、燃やしながら、木に付けた紅白の団子やお餅を焼いて食べると風邪をひかないとされています。また、書き初めを焼くと字が上手になるとも言われていました。地域によって解釈は違うかも知れませんが、私はそのように解釈した中で、子供の頃から参加していました。もっとも、子供のころ食べたドンドン焼きの団子はいつも丸焦げであまりおいしくなかったような気がします。今のは、アルミで包みきれいに焼き上がり味も食べやすくしていますが・・・
14日がドンドン焼きと歌われていますが、最近では、その付近の休日の朝か夕方に、子供会が中心となって行われているのが一般的のようです。私の住む増川地区でも、11日の朝8時より、増川公園で行われました。私は、富士市の消防出初式があった為、長い時間はいられなかったのですが、先週位から、風邪をひき始めたようで、ドンドン焼きの火を浴びて、風邪を追い払おうと、出初式に行く前に顔を出させてもらいました。
 お飾りや門松等段々少なくなっているようで、お正月でも飾るのが少なくなって来ているのを感じました。また、昔から伝わってきている、地域行事として、地域の結びつきや連携が重要とされているので、今後とも地域コミュニュティーが求められ、伝統行事として受け継いでいく必要をすごく感じていますが、子供の人数も減ってきている中では、不安も感じます。
 地域行事の大切さを痛切に感じながら、慌てて出初め式に参加したのですが、時間ぎりぎりとなり、会場入りが最後となってしまい、ちょっとバツが悪かったです。

富士市成人式

 
 娘が成人を迎えたのですが、本日行われた富士市の成人式の式典において、予てより、成人式実行委員会に参加していた、娘が式典の司会を担当いたしました。

 私も議員として参加したのですが、娘のお祝いの日なのになんとなく朝から落ち着きませんでした。娘は小さいころからガールスカウトの活動を続けており、実行委員会が立ち上がる時に青年団体の一つとして、参加要請があったようです。東京の大学へ行っているので如何なものかと思っていたのですが、周りからも押され、半年以上前から、成人式の実行委員会に東京から行ったり来たりしていました。しかしながら、私が周りの人に言うと、「議員の娘だからなったんだ」と言われるのがかわいそうだと思い、娘もそうですが、私も黙っていようと思っていました。しかし、新聞等にも掲載されているので、成人式間際には、親である以上、礼儀として社会教育委員会の担当者に挨拶をしなければと、市役所へ行ったのですが、担当者の方はすでに知っており、余計な気遣いだったかも知れません。

 富士川と一緒になってから初めての成人式は会場が一杯となり、立ち見席が出るほどの盛況ぶりではありましが、相変わらず騒がしく粛々とした雰囲気ではありませんでしたが、参加意識が上がっている事は喜ばしい限りだと思います。
肝心の娘はと言うと私に比べ、度胸が据わっているようで、始終にこやかに、ゆったりと間合いを入れた中で司会を進めることができ、我が子ながら立派であると思うと共に成長した姿を目の当たりに見て親としても議員としても褒めてやりたいと思いました。
(実行委員会メンバー)(スタッフと我が家さん)(昨年の実行委員長と共に)

 親としても最後まで、成人式を見守ろうと舞台そでで、お笑いライブも鑑賞させてもらいましたが、舞台最前列に陣取ったマナーが少し悪い成人にも、お笑いトリオの「我が家」さんは上手くあしらい会場の雰囲気を盛り上げ、和やかな中で閉会ができ、無事式典も終了する事が出来ました。成人式は、昨年の実行委員会のメンバーも携わり、今年の成人式実行委員会が中心となり進められてきたようですが、実行委員会に加わり、娘も二十歳のいい思い出となったと思います。
 改めて、私の娘を含め、富士市の2705名の成人を迎えられた皆様にお祝いを申し上げます。

一丸となってチャレンジ

 富士商工会議所の新年賀詞交歓会が政財界及び行政関係者が多数集まり盛大に開催されました。私も、市会議員と言う立場もありますが、商工会議所の振興委員やYEGのメンバーでもある中で参加をさせて頂きました。
 


 遠藤会頭からは、100年に一度とされる経済不況下において先行きの見えない厳しい状況に触れながらも、諸問題の克服をチャンスととらえ、地域に存在感ある商工会議所をめざしながらも、今後とも既成観念とらわれず積極的な取り組みをしながら信頼され役に立つ会議所なるよう一丸となって日本経済へチャレンジして行くと30分以上の新年の熱弁を奮いました。
また、本年県知事選を控えている中では動向も気になる、石川県知事は、今まで経験のない速さでの景気後退に対して、補正予算を計上し、経済対策においても現況に対応して行く事を示し、今までも無駄な公共事業はなかったとしながら、今後更なる内需振興を進めるためにも社会資本の整備は不可欠なものであると述べた上で、新東名の供用開始を1年半位前倒しの見通しと昨年来より要望のでている富士山の見える場所へのハイウエイオアシスにおいてはあきらめずに働きかけていく必要性があるとし、また、西富士道路に関しても無料化になる際に渋滞を起こさないよう交差点への対策を取っていくという考えの中で、新しい内需拡大を図った上で、景気の反転を促す兆しに結び付けていくという話がされました。

 富士地域の経済振興が、国県市及び商工農関係者が一丸となり連携をとり急激な景気悪化に対して取り組んでいきながら、元気回復へ向けて好転して行く事を期待していますが、連日報道される未曾有の景気後退と政治の混迷が重くのしかかり、不安はぬぐえませんでした。

東部の2つの球場

 昨年、国際的試合のできる野球球場の要望が出されており、今後どのようになっていくのか気になるところですが、富士市には野球場、運動場、水泳場、体育館、相撲場など多くのスポーツ施設があります。

そのスポーツ施設は社会体育施設として、現在15の施設は平成18年に指定管理者制度導入に伴い、3年間施設振興利用公社が指定管理者として運営がされています。

 東部地域にも、2つの野球場がありますが、一つは、浮島工業団地にある富士東球場、もう一つは一番東にある、旧秋山球場であった富士東部スポーツ広場です。

2つとも無料施設として、多くの野球やソフトボールを愛好する人や学校で利用がされており、大会等も開かれています。東球場に関しては、防災場所としても活用されており、大規模な災害の時には防災ヘリポートとしても利用されます。
また、夏には恒例の浮島工業団地の夏祭りの会場としても運動以外にもイベント場所としても重宝している施設でもあります。

東部スポーツ広場は、平成18年に旧秋山球場を市が購入し東部スポーツ広場として平成19年より、2年間施設利用公社が指定管理者として利用できるようになったのですが、一番東に或るせいか、あまり知られていない施設ではあると思います。去年の暮に、利用者から
「議員さんの地元の施設の東部スポーツ広場を利用した際、新たに駐車場整備してくれてあり、それはそれでいいんだけど、車をとめてから道路にでてぐるっと回らなければ球場に行けないんだよね。不便だから直接行ける階段を設置できないのかな」
と言う要望がありました。

スポーツ振興課にその件について相談に行くと
そのことについては十分検討はしていたようで、2つの問題があるとのことでした
1点は、下段の駐車場に関しては、借地である為に、地主さんに返還を求められたら返さなければいけない場所である為
2点目としては、駐車場から球場に行く階段を設置するには急勾配の為、階段設置は困難であるという判断がされた為
その2点を説明をされ、階段設置は難しいという事が理解できました。
要望のあった方にはその事を説明はしてありますが、車利用でしか行きようがない場所であるので、なにかいい方法がないか今後共検討して行こうとは思っています。
 

「わっ、驚いた!」

寝付きが悪く、眠れなくて、コンビニで買ってきた週刊誌をベッドに入りながら眺めていると、見た事のある文字と写真が掲載されており、思わずベッドの中で、
「わー驚いた!」
と声を出してしまいました。

 昨日販売の09.1.15号の週刊新潮に、財界の結婚を取り上げられているページに
「武者小路実篤が包装紙に1筆書いた「田子の月」跡取りの佳日」
として、取り上げられていました。

静岡の名のある菓子舗ではあると思っていたのですが、まさかご子息の結婚の事が全国販売の週刊誌に出るとはさすがだなと思う訳ですが、驚いた理由としては、私も実はこの結婚式に出席していたからです。実物を見ているので余計びっくりしてしまい、思わず声を出してしまったのです。(結婚式の内容は私のブログの昨年の12月9日に掲載してあるのでよかったら確認してださい)
身近にいる人が週刊誌で取り上げられているとなんか人に教えたくなってしまったのですが、夜中ですので、朝になるのを待って妻に教え、その後、週刊誌を更に買い増して、昼間の会合にもっていきました。
会合にいた田子の月の社長も

「なんだ見つかっちゃたな」
と照れ笑いをしながら、嬉しそうにしていました。
全国版の週刊誌に取り上げられる田子の月は、富士ブランドでもありますが、話題性もあり、富士市のお菓子ではなく、日本のお菓子になりつつあると感じました。
でも、こんなに大きく報道されると若夫婦は周りの目もあって、結構大変だなと思っています。

これとは別に、もう一つ驚いた事は昨日の富士ニュースに
「2月7日岳南法人会コンサート 岩崎宏美さん来富」

と出ていたので、私の往年のアイドルでもある為に、1日経ってしまったのですがチケットの予約の電話をいれました。いつも法人会のチケットは売れ残り買ってくれと言われるので当然買えると思ったのですが、事務局に電話を入れるとすでに即日完売ということでチケットがないとのことでした。
「えー」
と思ったのですが、案外今でも人気があるのにはあらためて驚きました。
無いとわかると余計ほしくなるので、誰かから譲ってもらおうと唯今交渉中です。