田子の浦港の深刻な問題

 富士市の田子の浦港の深刻な問題となる事があります。
それは、8月3日に正式発表されると思いますが、全国に103ある重要港湾の内、42の重点港湾が選定されるのですが、富士市の田子の浦港がその絞り込みから外されています。

この事は何を意味するかと言うと、政権交代がされた中で、前原大臣は選択と集中を掲げており、公共事業費削減の中でも投資先を絞り込みが行われました。これは、重点港湾の国際競争力を強化するのが狙いとしていますが、選定から漏れた重要港湾では、今後、国直轄の新たな新規岸壁など整備事業が実施されません。
静岡県の重要港湾は、御前崎港、清水港、田子の浦港であり、重点港湾となったのは御前崎港です。清水港は特定重要港湾である為に今回の選定にはもともと含まれていない為、静岡県の重要港湾の中で田子の浦港だけが、国直轄の事業は無くなると言う事です。

 田子の浦の整備は工業都市として必要不可欠な重要な課題でもあるにも拘らず、選定からはずされた事は富士市にとって大変な打撃である事は間違いありません。
選定から漏れたのはどうしてなのでしょうか?
今後は、新たな振興策として、国の「国際バルク戦略港湾」の指定を目指すとしていますが、非コンテナ貨物港となれば、国際港として生き残れるのでしょうか?
この事により、富士市の企業・経済への影響はないのでしょうか?

不安は募ります。

この事態に関して、選挙区の国会議員はどのように考えているのか聞いてみたいです。