道路冠水を侮ってはいけません。

 

東部土地改良区の市道は、現在、多くの人たちの通勤、通学道路として使用されていますが、雨が降ると冠水してしまい、通行止めをしなけらばならない道路です。

特に、田んぼの嵩上げの影響もあり、田んぼのシーズンには田んぼに水が入っているので、雨が降っていなくても道路脇には水が出ています。私も水害対策の一環として、道路冠水がしないように議会でもかさ上げを含め地域問題として質問要望をしています。

今年は、全国的に特に西日本を中心とした大雨により被害が出ていました。幸いな事に水害常襲地である東部地域には大きな被害は出ていませんでした。しかしながら、7月30日の朝の大雨で東部地域における東部土地改良区内を通る市道、江尾〜柏原線、吉原〜浮島線、中里〜田中新田線は道路冠水を起こし、朝の通勤時には立ち往生する車が続出致しました。
(現在改修中の江尾〜柏原線・道路を上げた所以外は冠水します)

(浮島工業団地に通勤する利用者が多い通行止めの吉原〜浮島線)

(中里〜田中新田線はう回路になっていましたが、やはり道路冠水しています)

雨がやんだ後、現場確認に歩いたのですが、どの冠水場所も20〜30センチは冠水しており、一番ひどい時には50センチの冠水を起こしていました。吉原〜浮島線は通行止めがされており、冠水している道路には,コイやフナも泳いでおり、沼川の水が水路を通じて、逆流している事が分かります。
全国的にみても大雨の影響で、道路冠水による車の浸水トラブルが急増している事が報道されていました。JAFでは「道路冠水は深さ5〜10センチ程度でもエンジンルームへの浸水や、脱輪の恐れがある」としています。仕事へ行く為に車を運転している人達にとっては、多少道路冠水していても走ってしまいがちですが、一歩間違うと大きな事故に発展する恐れがありますので、道路冠水を侮ってはいけない事であると思っています。
東部地域での道路冠水に対しての対策は更に進めなければいけないと事ではありますが、
道路冠水による車の浸水トラブル防止のためにも、冠水している道路の場所や通行止めの情報を運転中のドライバーに知らせる方法も考えなければいけない事かもしれません。

**(報告)冠水した個所に関しては、農政課と道路維持化に相談にいってきました。