「自転車の街」堺市コミュニティサイクル

大阪の堺市に病院経営の視察に行ったのですが、その際に市役所までに行く間に市役所前にきれいに同じ自転車が並んでいました。9月議会でも放置自転車の有効利用としてレンタサイクル等を提案しましたが、聞けば堺市では「自転車の街」として環境に優しい自転車を活用する低炭素社会の実現への取組みを積極的に行っているそうです。

自転車の街としての取り組みの一環として「堺市コミュニティサイクル」の共用自転車の貸し出しを、平成22年9月から、南海電鉄「堺東駅」やJR阪和線「堺市駅」などの駅前4カ所の他計6か所で実施しているそうです。

堺市で行われているコミュニティサイクルとは、共用の自転車を配置するサイクルポートを6か所に配置し、どこのサイクルポートでも自転車の貸出・返却が可能な交通システムです。現在共用の自転車を合計450台(軽快車410台 電動アシスト自転車40台)配置しており、このサイクルポート間であれば、どこのポートでも貸出・返却が可能となっています。また、410台の軽快車のうち、ノーパンク自転車100台、幼児用座席付自転車8台(子ども用ヘルメット無料貸出)と多様なニーズに対応した自転車の貸出も行っております。コミュニティサイクルを導入することにより、電車やバスへの乗り継ぎの利便性を高め、自転車や公共交通の利用を促進し、CO2排出量の削減とともに、駅前等放置自転車対策などにも寄与することを目的にしています。
1日の利用は300円。1か月の定期で2000円、学生は1600円で自宅へ持ち帰ってもOKです。考え方としては、複数の人で自転車をシェアする感じです。車に頼らずに通勤や通学にピッタリでもあります。
また、別に観光客用のレンタル自転車は別に用意されており観光案内所でやはり、1日300円で自転車を借りての観光もできるようになっています。

富士市においても公共交通の充実は求められていますが、自転車利用を促進させるような環境整備と放置自転車の有効利用は同時に求められる事であると思っています。今回は病院についての視察でありましたが、あらためて堺市の取り組みは研究に値する事であると感じました。

議会報告会のお知らせ

京都へ視察に行った際、地下鉄の電車内の広告に京都市会のお知らせが掲載されているのを目にしました。内容には10月28日まで開催されている定例会等の議会の市民告知に力を入れている事が伺えます。これは、市民への議会への理解と開かれた議会としての取り組みの1つでもあると思われます。

富士市議会では、議会改革の一環として、市民の皆様に開かれた議会、身近な議会となることを目指し、富士市議会基本条例第7条に基づいて、議会報告会を開催しています
本年度も、11月6日から13日の間に下記の会場で行います。
11月6日(水曜日) 富士駅南まちづくりセンター 小木の里ホール
11月6日(水曜日) 伝法まちづくりセンター 多目的室
11月7日(木曜日) 天間まちづくりセンター 多目的室
11月8日(金曜日) 田子浦まちづくりセンター ホール
11月11日(月曜日) 富士川まちづくりセンター 多目的室
11月11日(月曜日) 須津まちづくりセンター 集会室
11月13日(水曜日) 大淵まちづくりセンター 多目的ホール
時間は、いずれも午後7時からです。

富士市議会報告会とは、市議会の活動をもっと市民の皆さんに知っていただくとともに、市議会に対する市民の皆さんの御意見を伺うため、行うものです。
多くの方の参加をお待ちしています。
ちなみに私の担当は、11月11日富士川まちづくりセンターであり、地元の須津まちづくりセンターへの参加できません。
残念です。

国会見学の視察旅行案内。

10月15日から12月6日まで臨時国会が開催されています。以前より、国会見学をしたいと言う要望もあり、国会見学を兼ねたバスでの視察旅行を企画しました。

国会議事堂及び議員会館の見学を予定していますが、ただ、国会通行証がないとは入れないため、人数制限があります。

行程内容としては、国会見学のほか、インターメディアテク及び東京駅丸の内舎見学、横浜中華街での夕食です。
2010年に議員会館も新しくなっています。
国会中でもありますので、サプライズゲストも検討しています。また、昼食には、今話題となっている、国会でしか食べられない吉野家さんの牛重にしようと思っています。
11月19日の事でもっと早くお知らせしたかったのですが、このところ忙しくて、案内が遅れてしまいました。
限定40名までの募集でありますが、興味がある方は、荻田たけひと後援会(0545−34−5103)まで問い合わせください。

恒例の後援会の親睦旅行も来年1月26日行います。
行先は長野で、国宝松本城「氷彫フェスティバル」諏訪大社本宮参拝と味噌蔵見学です。
こちらの案内は後日掲載します。

富士市立高校への中高一貫教育の検討

平成23年度より、新たな教育理念の下で吉原商業高校から富士市立高校に変わり、「C(コミュニティ・ハイスクール)」、「D(ドリカム・ハイスクール)」、「I(探究・ハイスクール)」のCDIの実現に向け、学力の向上、探究する力、コミュニケーション能力、社会に貢献する意欲を育てる教育が進められています。

これは、富士市としては、歴史ある市の高校である商業高校時代から、近年の教育を取り巻く情勢や時代が教育に求める課題や人材像も大きく変わる中で、時代を担う子供達の教育に対応するためと公立高校としての教育水準の底上げを図る上での変化であると受け止めています。
既に3年目に入り、効果として進学率の向上や部活動でのスポーツ面での活躍は報告されてきており今後更なる市立高校の飛躍は期待しています。そのような中で、予てより、議会でも取り上げられたことがあった事として公立高校としての市立高校への中高一貫教育の導入検討がありました。中高一貫教育の目的としては、学校制度として6年間を通じた学校生活を送り、6年間の計画的、継続的な教育指導を行う仕組みを整え、より生徒の個性を伸ばすことが教育を展開することが掲げられています。中高一貫教育は従来の6・3・3制とは異なる選択肢を設定する事で、学校の個性化、学校の複線化を図る事ができ、中高を併せ持つ私立高校は増えてきています。富士地域の通学教育圏でも近年では日大三島高校、暁秀高校、富士見高校、星稜高校等々にも設置されました。教育ニーズとしても富士市での市立高校としての中高一貫教育の導入は、生徒保護者に対して中学段階で公立高校とにおける新たな選択肢を用意すると共に6年間を見据えた教育課程編成や「生きる力」を一貫してできる事として充分に検討課題として成りうることでもあります。これは、[中学教育の横の多様化・複線化]を増進することにより、一層魅力ある学校づくりに推進する可能性が増すことになると思われます。また、少子化が進んでいる現実問題として、経済状況が厳しい時代においては、地元の優秀な生徒確保として公立校としての中高一貫校は必要な事であると考えます。
今回、京都市の公立高校の京都市立西京高等学校・付属中学に視察してきましたが、中高一貫教育設置までの経緯、メリット、デメリット、学校としての特徴、目指すべき学校像、現状はどのようなものであるのか、市民評価や外部の評価について事細かく説明を受けてきました。

視察内容をさらに検討しなければならない事でありますが、更なる魅力ある学校づくりを進める上でも、改めて、富士市立高校への中高一貫教育の導入は本格的に導入を検討する事であると強く感じました。

台風接近中の中での視察無事終了!!

視察に行っていましたが、強い台風27号が日本に接近しており、週末にかけて西日本、東日本の広範囲で大雨の恐れがあるとされていました。出掛ける前から、大変心配された中での視察でもありました。当然、台風の状況を逐一確認しながらの視察でもありましたが、無事、何とか、大雨にも降られることなく済ますことができました。

天候の心配はあったものの2つの視察項目の市立堺病院の経営及び公立学校における中高一貫教育については先進事例として学ぶべき事は多かったです。また、どちらも事前に投げかけてあった質問の事項に対して資料等を揃えパワーポイントにおいて丁寧に回答してくれ分りやすかったです。今回の視察項目は病院と学校でありましたが、子供達の教育と命に関することは重要課題でもあり、市としてもしっかり取り組まなければいけない事でもあります。各々の視察項目は随時掲載していきますが、台風接近に伴いながらの視察が事故なく無事終わった事を報告します。文教民生委員会の担当副委員長としてもホッとしています。
でも1泊2日でしたが疲れました。

天候は心配ですが視察中。

週末にかけて台風27号が日本に接近することが予想されており24日、25日で所属委員会の文教民生委員会の行政視察に出かけますが心配でもあります。

今回の視察先は大阪、京都で
視察内容としては

1、市立堺病院の運営について(大阪府堺市)
2、公立学校における中高一貫教育について(京都市立西京高等学校・付属中学校)
3、京都国際マンガミュージアム
です。
25日夜半から26日にかけて本州に接近する恐れがあります。
視察には出かけますが、25日の視察については天候の状況により場合によっては視察変更も止む得ないのかも知れません。
何もない事を祈るばかりです。

*週末予定されていた紙フェアが延期、軽トラ市中止、須津文化祭中止の連絡が入っています。

大々的な田子の浦港視察

田子の浦港は富士市にとっても重要な社会インフラであります。6月議会で取り上げて以降、第4次被害想定が発表されて港への津波対策の検討や富士山の世界文化遺産登録が成され、環富士山で唯一港がある事では様々な勉強会や視察が行われています。

すでに、自民党でも、田子の浦港に隣接する企業への津波対策や地域活性化に対しての視察や田子の浦港の災害につよい整備要望等を県、国に提出しています。その流れの中で、地元国会議員の働きかけにより、国、県、市と田子の浦港への大々的な視察が行われました。
視察参加者は、吉川衆議員、議員秘書3名、自民党富士支部役員7名、県議会議員3名、市議会議員7名、富士市2名、富士商工会議所2名、日本製紙富士工場2名、旭化成富士支社2名、田子の浦埠頭(株)2名
説明者として国土交通省中部地方整備局港湾空港部長、港湾計画課課長補佐、清水港湾事務所所長、静岡県田子の浦管理事務所所長等々

田子の浦管理事務所で説明後、視察ルートとして田子の浦みなと公園と鈴川海岸に大人数での移動でもあったのでバスをチャータしての視察となりました。

みなと公園の高台より、浚渫工事の状況や港口航路保全対策等や鈴川海岸での浚渫土の埋め立てをしての港湾緑地についての説明がありました。

2時間にわたる視察でしたが、現状確認と共に課題について国、県、市に関わる多くの方々にそれぞれの立場で共通認識が持てた事は有意義な視察でもありました。
田子ノ浦港は富士市にとって重要なインフラであり、災害対策を含めた有効活用は求められる事である事が再認識できました。

愛鷹農道2期供用開始前の交通量調査

愛鷹2期地区の県営地域活性化基幹農道整備事業として富士宮、大渕、桑崎方面から富士岡に繋がる主要地方道富士富士宮由井線、富士見台方面からの富士岡へ繋がる市道と交わる富士岡より市道元吉原中里線の中里保育園の北側までの、1,34キロメートルを繋ぐ農道整備事業であります。供用開始が来年の1月が予定となっています。

以前より議会で取り上げてきた地域課題として、供用開始に伴い県道須津・東田子の浦停車場線(通称川尻線)の交通量増加により通学路の危険が増すことが予想されます。自民党富士支部としても川尻線の危険箇所解消について7月末に要望書を提出し、8月22日に県から交通量調査をした上での検討が示されていました。また、私が議会で取り上げた以降昨年来より地域としても通学路での重大な危険箇所として捉え、本年度もすでに県土木事務所へ県道須津・東田子の浦線の拡幅・整備を連合町内会として9月11日に県議同席の下要望書を提出しています。(私も同席しました)更に、10月22日には市から県土木へ要望をして頂くよう、市長へ要望書を提出します。川尻線の危険箇所解消は何度もブログ等でも掲載してきた事ですが、地域としても供用開始が近づき重要課題となっています。既に、昨年よりの要望もあり、本年度は安全対策を取組む為にも、交通量調査を行う為の予算はつけられ供用開始前と供用開始後の交通量調査が行われる事になっていました。その供用開始前の、交通量調査が、10月17日に行われました。

交通量調査として、4か所、1、川尻線と沼津線の交差点2、根方街道交差点3、須津中上の東名下の交差点4、富士岡での富士富士宮線での交差点で朝6時半より夜7時までの間交通量が調査されていましたので各ポイントの確認に行ってきました。

来年1月に供用開始がされた後にも交通量調査は行われますが、客観的に見ても、誰が考えても交通量が増加することは分かっています。しかしながら、現実的な数字が示されないと県としての優先順位が上がらない事にはちょっと不満はありますが、具体的な数字として危険が示すことが出来ないと話が進まない状況は理解してます。
いずれにしても、交通量調査をして頂いている事は安全対策への一歩前進と思っています。
今後調査結果が示された後、しっかりとした危険個所解消に向けての対策は取り組みたいです。

富士山初冠雪の日に子育てフェア

私立幼稚園17ヶ園で開催する子育てフェアに参加してきました。開催場所の富士山こどもの国に向かう途中、世界文化遺産富士山の異変に気が付きました。前日までの富士山とは違い、富士山で初冠雪が観測されました。

富士山の初冠雪は去年より37日遅く、平年より19日遅いということで、週末は急に気温が下がったようで、雪化粧をした富士山を見ながらの子育てフェアでもありました。

今年は季節外れの暑さが続いていたので、寒いという言葉を忘れかけていたのですが、初冠雪の富士山を見て思い出しました。また、標高の高い、富士山こどもの国は寒く、子供達へ防寒対策を急遽メール等で促がしたそうです。
子育てフェアは富士山こどもの国の自然環境において、各幼稚園が企画する様々な遊びを通じて親子の触れ合いや人々ふれあいを楽しみ、子育ての喜びとその大切さを感じる事を目的に開催されており、5000名以上の参加者があるそうです。
寒いものの天候には恵まれ、今年も多くの親子で賑わっていました。

私の子供たちはすでに成人しています。
今思うと、子供と一緒に何かをしていた時が幸せな時でもありました。気がつけば、一瞬のうちに終わってしまったような気がします。
多くの小さな子供達の手を引く姿を見ながら懐かしく思うと共に、富士山に見守られながら子育てが出来る環境は素晴らしいと感じました。

こどもの国ではススキが見頃です

外国人会議 IN FUJI

伊勢神宮への視察があった為に話が前に遡りますが、17日の夜、「外国人議会IN FUJI〜観光都市として新たなる可能性を探ろう〜」がJC主催で行われました。議員ボックスにもチラシが入っており、コーディネーターもやきそば学会の渡辺会長と聞き興味深く参加させて頂きました。

内容は、9名の外国籍市民によるパネルディスカッションで渡辺氏がコーディネーター、また、富士山ビューロー鈴木氏、JC理事長も意見者と参加し、富士市の観光について、日本人として違った考え方、捉え方、を視聴する事で富士市の新たなる可能性を探る事が目的であるとしています。

渡辺氏のコーディネーター役は素晴らしく、緊張している外国市民の皆様に、富士山の魅力、富士山以外に良いものは等言葉の壁を乗り越えて意見を引き出してくれていました。また、9名のパネラーの中には、音楽家のジリーローハンさんもいます。

意見では、富士市に住んでいて、毎日富士山の写真を撮れる、芸術的インスピレーションがわく。空気や水がきれい、外国人を大事にしてくれる。富士山以外にも、シラスやお茶がある。お土産に日本製以外のものも多い。外国人にわかりやすい情報を発信して欲しい、歩きやすいまちにして欲しい、お店等に入りやすい雰囲気が欲しい。外国人用パンフレットの充実等々ありました。渡辺氏からは、外国人だからできる情報発信はして欲しいとしながら、富士市としてお土産等売るにしてもジャパンブランドと富士と言うブランドでストーリー性を加味する努力は必要で、富士山のゲートウエイ、アクセスポイント、観光基地として役割を担っていくべきであるとまとめていました。
内容や目的は素晴らしいものでもありました。
ただ、チラシには定員200名(先着順)定員に達した場合は入場をお断りさせて頂く場合もございますと歌われていたので30分以上前に受付をさせて頂きましたが、参加者はあまりいない状況です。時間になればいっぱいになるのかと思いきや会場を半分に仕切ってもまばらでもあります。コーディネーターの渡辺会長からも、最初に会場を見渡し、「パネラーと人数とJCさん以外の会場の皆さんの参加人数は変わらないような状況のようですので、緊張せず意見を言ってください」と設営に対してチクリ。
多くの人に外国人がどのように考えているのかを知って頂く、せっかくの良い企画でもあったのに、情報発信が弱い事を感じました。(公開でのイベントですのでJCのOBとしての苦言ですが、自分たちの満足で終わってはいけないと思います)

12月5日に富士市長選挙の公開討論会が企画されています。定員1600名の会場が入りきれなくなるような情報発信を望みます。

美人すぎる海女ちゃん!!

式年遷宮にあたり、お伊勢さんに行って、外宮から内宮と正式参拝をすませてきました。平日であってもものすごい人であります。参拝するだけでも行列ができています。
お伊勢さんのご利益なのか、ラッキーな事がありました。と言うのも・・

ちょうど「外宮奉納市」開催されていました。

外宮奉納市とは「外宮奉納」にあわせ、外宮北御門広場では奉納事業者による奉納市が行われます。市に並ぶのは、1年以内に外宮奉納をされた奉納事業者ばかりで奉納されたものと同等の品をはじめ、自慢の逸品が並んでいるそうです。神様に捧げられた逸品に出会う事が出来ると謳われていました。お土産を買うのにもラッキーで良かったのですが、お店を回っていると、見た事がある人が・・・
なんとミス伊勢志摩でもある、テレビでもよく見る美人すぎる海女ちゃんの現役女子大生の中川静香ちゃんに出会ってしまいました。

リアル海女ちゃんに思わず「じぇじぇじぇ」です。聞けば鳥羽市の観光キャンペーンガールでもあり、奉納市において三重名産おかき「あまんえんぼう」の販売促進に来ていたようです。実物は、とても、感じの良いかわいい子でもあります。

ブログ掲載の許可も取り、ご一緒させて頂きました。
神様に出会わせてくれたことに感謝申し上げます。
買い求めた「海女塩棒(あまえんぼう)」伊勢エビ・あおさ・ひじき味で海の香りのすするおかきでもありました。

伊勢神宮についてはまだ書きたい事がありますので、後日続くという事で・・・・・・

ミス伊勢志摩さんと

伊勢志摩キャンペーンガールでもあるミス伊勢志摩の中川静香さんとご一緒しました。

式年遷宮の年に行く意義

平成25年度は古代より続く聖地再生の神事でもある20年に一度の式年遷宮が伊勢神宮で執り行われています。伊勢神宮には何度か行った事はありましたが、式年遷宮の記念の年に、行ったことはありませんでしたので、法人会の視察研修として18日に伊勢神宮に行くので参加します。

式年遷宮が執り行われている伊勢神宮は、皇室の祖先神とされる日本の総氏神である天照大神を祀っています。日本の古代神話世界を代表する神の社でもあります。1300年前より続く神の社の再生事業として新たな社殿を20年ごとに建て替えながらご神体を移す制度として確立されていますが、その意味するところは様々な諸説はありますが、社殿建設に必要な技術の次世代への継承とも言われています。
次の20年後はどのように成っているかわからないと思い、行ける時に行っとこうと思いのもとの視察研修です。
神を尊ぶことは勿論ですが、20年に一度、伝統を受け継ぎながら、常に新しく変えていくとしきたりの確認と日本の歴史や神話を誇りに思う日本人として式年遷宮の伊勢神社に行く意義はあると思っています。
また、日々の悩みも多いので心を落ち着けたい気持ちもあります。

嵐の前の歴代理事長懇談会

台風26号の接近に伴い「日本付近に近づいた今年最大級の台風」「10年に一度の大型台風」と報道が成される中で、15日の夜、富士青年会議所歴代理事長懇談会が開催されました。

東部の水害常襲地に住む議員としては本来自宅待機して緊急時に備えなければと思いつつも上陸の恐れは早朝であると確認して参加してきました。
この時期に開催される会議は、理事長経験者が次年度の理事長が決定しましたので、理事長予定者の所信や方針や活動を聞く機会でもあります。
富士青年会議所の2014年度理事長は磯野陽平氏です。まだ、35歳と富士青年会議所の中では若い理事長の誕生でもあります。

LOMスローガンは
「盛り上がっていきましょう!Enjoy JC!」
です。今までの既成概念にとらわれず、大胆にJCらしい活動を進めると思っています。
ある理事長経験者が、「10年後にどのようしたいのか」と言う質問がありましたが、私も既にJCを卒業して10年以上経っていますが、自分がJCに在籍していた10年以上前に比べ、志や想いを自分は何をどうしてきたのかとふと考えてしまいました。
JCは40歳までの大切な時間を費やします。過去に拘らず、好きな事を好きなようにやる事が大事であると思います。事業が失敗しても、会社がつぶれる訳でもありません、たかがJCです。
嵐を呼ぶ次年度磯野理事長、安倍総理の所信にもありますが「意志の力」さえあれば何でも乗り越えられと思います。2014年度富士青年会議所に期待します!!!
*新たな理事長と杯を交わしたかったのですが、台風が近づいてる関係上、万が一に備え、残念ながらお酒は飲まずに帰りました。

涙腺が弱くなっています。

最近、歳のせいか涙もろくなってきています。家族の事、特に娘の事になると弱いです。
東京の大学に娘が通っているのですが、大学3年生となり親としても就職が近くなり気にはなっています。でもなんの連絡もなく帰ってもきません。

心配してはいるものの忙しいので会いに行く事もままならない状況でありましたが、大学で入っているクラブの引退式があるから「来てくれ」と連絡が入ったようです。娘は現在大学のアナウンサー研究部で部長を務めています。部員は100人以上おり、学内最大の公認部活動でもありますが、部長であるが為に、家に帰る事はできないとの事でした。

その娘が大学で勉強よりも心血を注いで活動をしてきた集大成の引退式を私と妻に見て貰いたいとの事でした。という事で、地域でも行事がありましたが、滅多に連絡がない娘からの要請に何はさておき娘の最後の晴れ舞台という事で駆けつけました。

大学へ行ってびっくり。
多くのドレスを着た女の子の中心に我が娘がいます。久しぶりに会ってなんて声を掛けていいのか分かりません。声も欠けられずに会場に案内されてしまいました。

公認部活動だけあって、他大学の同様のクラブのメンバーが10人単位で何十校と招待されています。聞けば、渉外活動を、他の大学と交流を日々行っているそうです。400人の会場は満員でした。でも、流石に大学の行事であるので、父親が来ているのは私だけでした。(親ばかです)

娘の挨拶やクラブでの様子が随所で番組発表として写しだされており、最後には本人がDJ[荻田晃帆の謝罪エンターテインメイント]と題した数々のお詫びを語る番組発表がありました。

その中でお詫びとして、今日来ている私と妻に対してのお詫びも盛り込まれていました。
娘が出て来るだけでうるうるしていたのですが、私や妻の事に触れられ思わずぐっと来てしまい目頭が熱くなってしまいました。隣にいた妻も目にハンカチをあてていました。お互いに歳をとると涙腺が弱くなっているようです。
最後まで、引退発表会を見させてもらい、多くの仲間に囲まれている姿を見ていると、勉強よりも家に帰って家族といる事より大切なものであったのかと変に納得してしまいました。
とは言え、あと少しで社会へ出なければいけない訳です。
今までの経験が無駄にならないよう、悔いが残らいないよう就職も頑張ってもらいたいです。

ドレス姿の娘を見ていてふと感じたのは、今度、泣く時は、結婚をする時かな・・・・・・

新進気鋭の匠人

富士市技能フェスティバルが開催された際に、平成25年度のふじマイスター「匠人」に選任された建築板金士の萩原氏と印章彫刻士の小澤氏の2人の紹介と挨拶がありました。

実は匠人の1人の小澤氏は私と歳は一緒でもあり、JC時代には親しく活動を一緒にした仲間でもありますので、若くして匠人に選任された事は誇りに思うと共に嬉しく思っています。
ある人に聞いたことがありますが、サラリーマン一人当たりのハンコ所有は約8本だそうです。日本は世界に例を見ない“ハンコ社会”でもあります。私自身も、実印、銀行印、の他にハンコは10本以上持っています。当然、実印、銀行印等は小澤氏に作ってもらいました。
富士市のホームページに匠人として小澤氏について
「印章に使用される文字は古く、文字の歴史を尋ね、古典を学び、篆書体を始めとする様々な書体を習得し、書体の持つ筆意を十分に生かした品位ある字入れを施す。彫刻の一刻一刻は慎重かつ丁寧で、印面全体が調和を成し、格調ある印を仕上る。
 日頃より先人の印譜を心掛けて求め、古典から得られる多くの情報を絶えず蓄積し、分析整理する事で、更なる知識・技能の向上に努力を惜しまない。揺蕩うことなく更なる高みへ進み続ける、新進気鋭の匠である。」
とされています。
ただ、ハンコ社会と言え、サインで済ませる事も多くなっており、また、電子化は進んでいます。職業としてのはんこ屋さんの厳しさはあるかもしれません。でもやっぱり、面倒だと思う事も多いですが、ハンコは日本の文化でもあると思っています。

これからも、富士市の新進気鋭の匠人として、技術・技能の保存・伝承や後継者の育成に励んでいく事をお願いしたいです。

「まちが人を育てる」と言う事

憧れのまち「富士宮」をめざし、寝ても覚めてもまちづくりを進める、富士宮市の割烹旅館小川荘の小川登志子氏の講演を聞いてきました。

私も以前、商工会議所や法人会等で一緒に活動を通して接する機会は多かったのですが、改めて彼女の講師紹介を見て、経歴ややってきている事の多さには驚きました。
スーパーオカミンダ代表 富士宮観光協会副会長、富士宮にじます学会会長、富士宮市地域再生総合研究機構理事、筆楽宴宴長、きものde宮実行委員会代表、富士宮御座識事務局長、富士宮旅館組合副組合長、元岳南法人会青年部会長、元富士宮商工会議所青年部会長等々。
今は押しも押されぬ自他ともに認める富士宮のまちづくりの仕掛け人となった小川さんですが、自分でもこれだけ様々な事に携わると思っていなかったようです。
彼女を発掘したのは商店街、後押しをしたのは富士宮焼きそば学会の渡邊英彦氏、市役所職員、観光協会の宮崎会長だそうです。彼女は渡邊氏に教えを乞いながら、渡邊氏一流のオヤジギャグを利用したストーリーがある面白いネーミングを付け、マスコミがネタとして拾ってくれる富士宮方式をフルに活かし、富士宮の焼きそばの後の地域ブランドを行政や観光協会と共に畳み掛けるように仕掛けています。
彼女が言うには、地域ブランドとして富士のつけナポリタンを否定する訳でなないのですが、皆が昔から食べている物ではないので焼きそばと違い、育ち難いのでないかと指摘していました。と言うのも、観光客が来た時に、市民が全員食べた事が無いのは観光客がリピーターになるのは難しく、話題となってもどこかの企業がついているのではないかと思われやすい。改めて地域の食とは何かと考えた時、一つには富士市の人達は焼肉をすごく食べている事を聞いていますので、焼き肉も面白い素材になるのではないのでしょうかと言う提案を頂きました。
思わず、「なるほど」と思ってしまいます。
ただ、そのような意見はあるとしても富士市としてもつけナポリタンの取り組みを進めている以上、つけナポリタンはつけナポリタンとして、しっかりとした富士市のブランドとして確立はさせてほしいです。
(今は万年筆とインクを使っての筆楽宴活動に力を入れているそうです)

自分の経験を通して、まちづくりは、どういう人間を育てていくか、どういう人間に育っていくのか、それが「まちが人を育てる」という事である言っていました。
焼きそば学会の渡邊氏と同様、富士宮のまちづくりを引っ張っている小川さんは輝いて見えました。

朝から晩まで

10月12日土曜日。3連休の初日。
季節外れに暑さの中、朝から晩まで目いっぱい活動をしています。

前日、富士岳南まちを考える会の役員会の2次会で午前様でしたが、朝5時に起床。

午前6時30分より、富士宮市の寝ても醒めてもまちづくりスーパーレディ—の小川登志子氏の「まちが人を育てる〜おばさんを樹に上らせる方法〜」と題した講演を聞きに行きました。面白かったです。この事は後日掲載します。

その後、愛生保育園の運動会。来賓挨拶を済ませ、子供達にエール送った後、地域のお日待ち、神嘗祭に参加。神主さんに確認すると、三日市の神主さんだけでも1日で16か所回るそうです。私も、増川区の浅間さん、八幡さん、一色の愛鷹神社、日東区、中里八幡さん、西船津6か所の神社にお邪魔させて頂きました。妻を運転手にお願いしてありましたので、行く先々で季節外れの真夏日に、ビールを飲んでのお参りでもありました。

最終的に行きついた先は、中里のうなぎやさんで行われていた、須津地区生涯学習会の体育祭の反省会及び懇親会。

気が付けば朝から晩まで出かけっぱなしです。
行くとこ行くとこで市長選の話題が出ていましたが、市会議員の私でさえ、1日中出かける所がありますので、市長候補者の方々は寝る間もないほどあちらこちらに顔を出しての活動をしていると思われます。
どうなる市長選と思いながらも、自分の予定をこなすのに手いっぱいの状況でもあります。
正直、体が2つ3つ欲しいです。

須津地区でも最後の市長行政懇談会

市内各地において、市長自らが足を運んで市政の課題と地域の要望に耳を傾ける行政懇談会が開催されてきていますが、市長が引退表明された中では、須津地区においても鈴木尚市長最後の須津地区行政懇談会が開催されました。

市長からは、
須津地区は母親の生まれた地域で、幼いころにはよく来た思い出の地域でもあり、水の豊富な地域であると共に、水害等で水に苦しめられてきている地域でもあるのでかっての水害状況から見てもまだまだやらなければいけない事も多いが任期いっぱいできるだけやって道筋をつけたいと前置きをして市政課題について語られました。最後には同じように、平成14年に市長主任以来どこで引退するかは考えていた。3期12年は精一杯務めてきた。やり残したことも多いが、終わりのない事であり、どこかで辞めないといけないとしての決断であり、しっかりと引き継ぎをして行くとしていました。

須津地区からの要望についての「須津川渓谷の安全で魅力ある環境整備の推進及び観光資源としての活用について」でしたが、今までも行政懇談会では3度取り上げられてきた地域の重要課題でもあります。昨年の行政懇談会で市長が総合的な整備計画に触れましたので、私も11月議会において安全対策を含めた須津川渓谷の一元的な管理の下での総合的な整備計画を求めました。その事については施政方針でも謳われていましたので総合整備計画の進捗状況は確認したい事でもありました。須津川渓谷の整備計画を進める上では河川課、道路維持課、林政課、農政課、みどりの課等関係各課がありますが、一元的な窓口になっています。現在、庁内関係各課での庁内連絡会で策定会議が開始されており、来年度中に総合的な整備計画を策定しているとの事でした。大きな問題としての安全が担保されなければ積極的な観光が進めない状況下では、道路部門での危険箇所調査がはっきりしないと具体的な見えて来ない為にその調査結果を基に進めるとの事でしたが、整備には20年以上かかるような話をされるといつになったら富士市としての観光資源として発信が大々的にできるようになるか見えてきませんでした。時間の掛かる総合的な整備計画は別として、早急に岳南鉄道の存続問題もありますし、ルールやマナーが守られない状況を踏まえても現実的な課題解決にむけて更なる須津川渓谷の利活用については地域を交えての話し合いは必要な事であると思っています。
市長には、母親の生まれた地域にもう少し光をあてる為に頑張って頂きたい気持ちは今もありますが現実的にはしっかりと引き継ぎをお願いするしかない事でもありました。

毘沙門天でのありがたい話と秘宝。

毘沙門天(香久山妙法寺)の高橋堯昭第33世住職の話を、毘沙門天堂で聞く機会がありました。養父と同い年で学校も同じですが、養父と同じ88歳になっても、とてもかくしゃくとして元気であります。

また、毘沙門天堂にはお宝も多く、博物館のように色々なものが飾られています。

その中でも特別の2000年以上前のパキスタンにあった像について説明がありましたが、像からも当時の生活が伺えます。写真以外ではめったに実物は見られないものありますが、それよりも金額こそ言いませんでしたが、ものすごい価値だそうで、普段は鉄の金庫の中にしまってある、いわゆる、毘沙門天の秘宝でもあるそうです。

めったに見れない秘宝とありがたい話を聞いた後、本堂で、護摩を焚いての祈祷をして頂きましたが、暑い日でもありましたので、祈祷されながらも汗が噴き出してきます。でも、なんとなく祈祷して頂くとすっきりします。

帰りがけに、気になる事として、建設が予定されている火力発電の煙突の位置があります。毘沙門さんからの富士山は、きれいに見える場所でもありますので、富士市の名所、毘沙門さんから見る富士山の景観が、火力発電の100メートルの煙突の場所により、変わってしまう心配はあります。その事を確認すると、日本製紙さんと打ち合わせを近々行うそうです。
ちなみに日本最大のだるま市として有名な毘沙門天大祭は来年(平成26年)の2月6日(木)2月7日(金)2月8日(土)の3日間です。

私も子供の頃から、毘沙門さんに毎年年始はご祈祷に通っていますので、住職には親近感もあり、高橋住職も気にかけてくれます。まだまだ元気で現役で頑張って頂きたいスーパー住職であります。

「忙しい事は幸せ」かな??!

議会中ですが、このところ葬儀が続いています。
30日間長かったような短かった9月議会は9日で終了します。やれやれと思っていたのですが、議会終了後の週末の予定を整理すると予定が一杯である事に気が付きました。

9日議会終了後、火力発電所の説明会、夕方から夜にかけて会派会合及び反省会
10日毘沙門さんでのRC例会に参加。午後2時より要望提出、須津地区行政懇談会
11日、キャリア教育 富士岳南まちを考える会役員会
12日、倫理法人会例会、愛生保育園運動会、地域のお日待ち、須津地区生涯学習懇親会
13日、技能フェスタ、市スポーツ祭、娘の学園祭
会派での研修、財政白書の続き、視察及び市長への要望書等々議会中に出来なかった事をやらなければいけなく、個人的な国会見学視察や後援会旅行の企画もしなければならないのでしばらく忙しさは続きそうです。
でも、「忙しい事は幸せな事だよ、何にもないのは寂しいよ」と言われましたので、「忙しい事は幸せ」と言い聞かせ、気温の寒暖も大きい中では、健康に気を付け乗り切ろうと思っています。
しかしながら、あっという間に日が過ぎていきます。

質問終了!何だかんだと言ってもホッとしました。

9月議会での私の一般質問は終わりました。
一般質問は議員としての負荷を掛けるためにも必要な事であると思っています。
質問をやる意義はありますが、今回は市長が引退表明をしていますので、内容もさることながら何となくすっきりしない中での質問でした。

今まで質問した項目の関連でしたが、2項目目の時間的な配分も間違っていたので結果的には、市長へ私の想いを十分に伝えきれませんでした。
ただ、市長任期があと僅かとなってきている中では、市長の答弁にも迫力に欠けるような気がします。
ですから、今回の質問はなぜか疲労感の方が大きかったです。内容は後日と言う事で・・・
まだ、一般質問は10月9日まで続きますので、でもとりあえず、私の質問は終えました。まずは、精神的肉体的疲労回復の為に身体を休めたいのでいつもより早く寝ます。
何であれ、質問が終わり、ホッとしています!

25年9月議会一般質問

1、「富士市自転車等の放置の防止に関する条例施行について」
2、「東部土地改良区内の幹線道路整備の推進について」
お許しを頂きましたので私は先に通告してあります「富士市自転車等の放置の防止に関する条例施行について」と「東部土地改良区内の幹線道路整備の推進について」の2項目を質問いたします。今回の質問に際しては、2項目とも、今まで私が議会で取り上げた質問についての関連でもありますが、市長が今期で勇退することが発表されましたので、市長在任期間も短い中で、もう少し進めて頂きたい思いもあり、あえて再び取り上げた項目でもあります。
まず、1項目目の富士市自転車等の放置の防止に関する条例施行については、近年の地球環境への関心や健康志向の高まりなどにより自転車の利用を促進しようと言う機運は高まっています。また、自転車は環境にやさしく手軽に利用できる乗り物であり、通勤、通学の交通手段としてあるいは買い物、私用の為の交通手段として生活に密着するなど広く親しまれていますが、自転車環境の整備や自転車利用のルールが徹底されていないのも現実で、多くの自治体で自転車施策が取り組まれています。富士市においても今までもJR富士駅周辺での放置自転車問題はあり、議会においてもかねてより取り上げられてきた経緯の中で、いろいろな対策をとってきてくれました。しかし、長年JR富士駅周辺には放置自転車等が置かれている状況があり、駐輪場整備や市や県、警察署と連携し、対策や措置をとっていましたが、長期間の放置自転車に関しては一定の成果を上げることができてはいるものの、日中、また夜間に駐車する自転車等に対しては根本的な解決に至っていないのが実態でありました。また、放置自転車の処分につきましては、富士警察署を通じて連絡を受け、盗難届のないものについては保管場所に移動し、1カ月以内に引き取りの申し出がないものについては廃棄物として処分する旨の公告をいたしており、公告した自転車は富士警察署へ照会をし、所有者が判明した自転車については引き取り通知を送付していました。公告後1カ月以内に引き取りの申し出のない自転車は、処分をしており、放置自転車の処理についても一定の手順で進めるために、処理時間の短縮は難しい状況にありましたので、私は平成20年11月議会で自転車等の放置を防止する条例の制定を求めました。その後、平成23年3月には自転車の適正な利用を促進し、安心・安全で快適な移動の実現をめざし富士市自転車利用総合計画が策定された中で迷惑・放置自転車の規制強化が重要な施策として位置づけられました。そして迷惑駐車や放置自転車の状況を改善するための条例制定に向け平成24年11月パブリックコメント制度による意見募集を実施した後に、議会で条例の審査が成され、平成25年7月1日より、迷惑、放置自転車の規制強化としての富士市自転車等の放置に関する条例が施行された事は、私の要望から、時間は掛かりましたが実現した事に感謝を致しますと共に、条例が制定されたことにより、利用者や関係者の責務、規制の区域設定や規制方法、監視及び撤去方法などの管理体制などを明記することになりましたので、放置自転車の数及び保管台数の減少につながるものと期待ができます。
その上で、条例が施行されたことにより、施行後短い期間ではありますが、懸案事項であった、JR富士駅周辺の歩行者の安心・安全な歩行の妨げや都市景観に対しての効果が表れているのか、また同時に駐輪場が広がった事による相乗効果は上がったかの検証は必要でありその上での改善は求められると共に、環境にやさしいまちづくりを目指すためにも処分方法については放置自転車の撤去増加に伴う資源の有効利用が求められますので以下の質問をします。
1. 条例施行後、撤去台数、取引台数を含めどの様な状況であるのでしょうか、施行上の課題はないのでしょうか
2、放置自転車の処理方法をどのようにしていくのでしょうか、また、レンタサイクル等の再利用は考えられないでしょうか
次に、2項目目として「東部土地改良区内の幹線道路整備の推進について」ですが、この事についても、平成19年の6月議会で「東部地域の活性化とコンパクトシティについて」とした中での1つに、東部地域の道路インフラ整備は求めました。7年近く経った現在も、東部地域の道路整備は、生活者や経済活動をする企業の利便性を図る上での充実は求められていますが、その中でも東西を生活圏におく人達にとって、東部土地改良区内の市道は幹線道路としての利用は増しています。特に、市道吉原浮島線、田中新田中里線、柏原江尾線は工業団地等もあり生活道路としての利用は勿論ですが、田園風景の富士山がきれいに見える場所としても多くの人が訪れる場所となっています。しかし、未だ、雨になると冠水する道路としても不自由をしていますので道路整備としての改良工事は求められてきた事であり、土地改良区内の嵩上げにも注意した上での冠水箇所解消についても議会で取り上げました。議会での市長答弁では前向きなお答えを頂き、行政視察も行なわれ、現在は、段階的な道路整備推進の方向性は示された上で、優先的に継続事業として、江尾から東田子駅へ南北につながる柏原江尾線を平成20年度よりの事業が進められ、水害に強く、歩行者、自転車にやさしい道路を目指し、毎年、着実に道路改良がなされてきていました。目に見える道路改良の事業推進は、地域に住む方々からも早い完成が求められている事です。しかしながら、本年度、税収入減による財源不足の影響により全事務事業総点検が行われ、事業予算がつかなかったことは残念な事でもありましたが、9月議会での補正予算に柏原江尾線の予算が付けられたことは感謝すべき事であります。ただ、事業継続がなされるとは言え、補正での予算は国庫補助でもあり、東部土地改良区内の柏原江尾線は東部地域の利便性向上の為にも早期完成が求められる中では、本年度の当初予算がつかなかった事は継続事業として位置づけが揺らいだこととも捉えられ来年以降も不安でもあります。柏原江尾線の事業完了が今後の他の土地改良区内の幹線道路である田中新田中里線や吉原浮島線の改良事業を進める上でも重要な事であり、安全、安心な生活道路のインフラ整備は東部地域の交流人口増加を促す点はもとより、土地改良区内の観光利用策としての可能性を広げるためにも必要な事として以下の質問をいたします。
1. 本年度の予算の特徴として財源不足の対応の1つとして行われた全事務事業総点検による事業の見直し方針があり、一覧では示されましたが、柏原江尾線はその中には掲載されない現状維持の事業でもあったにもかかわらず事業がなされませんでした。道路整備で現状どおりの事業で行われない事業はどのくらいあったのでしょうか、また、行われない理由はどのようなものであったのでしょうか
2. 江尾柏原線は南北の道路として、JR東田子の浦駅への通学、通勤者にとっても重要な道路であり、早期完成が望まれます見通しについてはどのようなものか
3、土地改良区内の市道整備を進めながらも、自然と共生する地域としてのサイクリングロードとして活用の位置づけをどのように捉えているのでしょうか
以上の2項目についてお伺いして1回目の質問と致します。

行政懇談会前の桜とモミジの下草刈り

須津地区では富士市の大切な財産でもある須津川渓谷の景色と環境を守るための活動の1つとして、年2回地区全体で「桜ともみじの下草刈り」を行っています。私も地区の一員として当然その活動には参加しています。

まちづくり推進会議議長の挨拶後、軽トラを連ねて各自の草刈り場へ。

私は、大棚の滝第2駐車場付近が担当です。大変天候に恵まれ暑い上に、私は草刈り機を使わずカマを使っての手作業での草刈りですのですぐに汗が噴き出してきます。最近運動不足ですので、良いダイエットと思っています。でもやはり、カマではなかなか草刈りは捗りません。やはり、草刈り機が便りです。
大勢の方が携わっての作業ですので、あっという間に、草刈が進みます。

あいかわらずバーベキューの後始末が出来てなかったり、いたずら書きがあったりしますが、マナーを守っての利用はして頂きたいと思います。地区全体では須津川クリーン作戦も行っており、利用する方々にも、地域でのこのような活動があって須津川渓谷も守られている事は知ってもらいたい事です。
下草刈り後の10月10日に須津地区でも行政懇談会が開催されますが、今回の要望事項は須津川渓谷が取り上げられています。
要望項目は
「須津川渓谷の安全で魅力ある環境整備の推進及び観光資源としての活用について」
ですが、何となく、一般質問のような要望が出されています。実はまちづくり推進会議議長とセンター長に須津川渓谷について行政懇談会で取り上げていただく事をお願いしました。私が議会で求めました須津川渓谷の一元的な整備計画についてあらためて議場で求めても良かったのですが、市長はもうすぐ勇退してしまいますので、最後にしっかりと地域の皆様の前で須津川渓谷について市長に語ってもらわなければいけない事であると思いお願いしました。
須津川渓谷は須津地区にとっても、富士市にとっても、大切な場所であり、守りながらも有効活用を進め、地域と富士市の活性化につなげなければいけない場所でもあると思っています。
小学生の子も参加して草を刈ってくれました。

私も議員である以上、子供達にしっかりとした形で地域を受け継げるようにしたいです。

須津川渓谷で桜とモミジの下草刈り

須津川渓谷での桜とモミジの下草刈りで、カメラを前に「カマを持って、カマえて、ハイポーズ!」富士山紙フェアで、富士市出身のアーチスト、一ツ山チエさんのこよりで作られたえびすさんの立体オブジェの前でハイポーズ!!