体育祭こそ「参加することに意義がある」と言ったものの・・

秋晴れの絶好の天候に恵まれた中で、市内の多くの地域で体育祭が開催されていましたが、私の住む地域の須津地区、また、一番東の地域の浮島地区でも区民大会が開催されました。

須津地区区民体育祭は、今年で55年目を迎えます。その55年と富士山の世界文化遺産登録を記念して「富士山に向かって55(ゴーゴー)!」が標語でもありました。応援にはふじっぴーも駆けつけています。

私は大会顧問と言う立場も頂いており、挨拶では、 「区民大会はスポーツを通じての絆づくりの場所でもあります。7年後にオリンピック開催は喜ばしい事でありますが、オリンピックの精神は、「参加することに意義がある」としています。地域の皆さんにとって体育祭こそ、地域の皆さんに「参加することに意義がある」事でもありますので、選手の方も、応援の方も、1日、楽しく、怪我無く過ごすことをお願いします」 と簡単な挨拶をさせて頂きました。その後、慌てて、浮島地区区民・東小学校合同体育祭も大会顧問でもありますので顔を出してきました。浮島地区体育祭は地域の人口も少ないので、東小学校の運動会と一緒になっての合同体育祭です。

東小学校に掲げある標語は「あついぜ、東小魂、みせてやる」です。 どちらの体育祭も地域ならではの工夫はしていました。 梯子をしながらも須津地区の体育祭に戻ると、いつもと違う異変が起きており、私の住む増川地区の、成績が良いです。午後の特典種目の、子供対抗綱引き、町内対抗綱引きで3位、障害物競走で2位。安全運転リレーで2位、ボール蹴りリレーでは1位。町内別リレーを残して、総合で3位につけています。リレー次第では優勝の可能性が出てきてしまいました。思わず来賓テント内で区長に「優勝しそうですよ。盛大な慰労会をしなければ」と増川地区の住民としてワクワクドキドキの状況で、最終リレーでは嫌が上でも盛り上がりました。

結果的には、リレーでも2位で、総合2位と言う結果で終わりましたが、大健闘でもありました。慰労会での挨拶で「朝の挨拶では参加することに意義があると言いましたが、やはり、成績が良いに越したことはありません。来年こそは優勝を目指して頑張りましょう」とさせて頂きました。 体育祭が終わって感じる事は、選手で出ている方も、応援している方も、運営している方々も一体となる地域のイベントは絆つくりに重要な事であるとつくづく感じます。 でも、増川地区の総合第2位の成績は10何年振りの快挙でもあります。地区に住む人間として嬉しい限りでもありました。 ちなみに須津地区体育祭の総合優勝は川尻地区で大会3連覇だそうです。

見習いたい事。

議員になってからもそうですが、今までに多くの方と名刺交換をしてきました。
名刺交換をした相手から改めて、はがきやメールをもらうことがあります。出あいを大切にする意味でも、見習いたい事ですが、なかなかできない事でもあります。

忙しくてとつい理由をつけてやらないで終わっていた事ですが、ちょっと考え方を変えなければと思う事がありました。
実は、先日静岡で会合があり、静岡の田辺市長と名刺交換をさせて頂きました。
その時に
「富士市長が、今期で辞めるのは残念です」
「私もそう思います。まだやってもらいたい事はありましたから・・」
「県議の時一緒に活動した事もあり、大変お世話になっていました。寂しいですよ」
「伝えときます」

と言ったようなちょっとした会話を交わしました。
静岡市長の印象としては、若くて、大変真面目そうで律儀な感じの方であるという感じを持ちました。。
名刺交換をして1週間後、自宅に、市長の顔入りの自筆のハガキが届いていました。

思わず「え〜忙しい方なのに、こんなことするの」と思いました。よく企業のトップの方から、営業目的も含めての手紙を頂くことはありましたが、現職の市長からの名刺交換してからのハガキは初めてです。
やっぱり、静岡市長になられるような方はどこかが違うと感じてしまいました。
立派です。
私よりずっと忙しい方がやられている事。見習いたい事です。

大群のシラサギと頭を垂れる稲穂。

ほぼ、毎日通る東部土地改良区内の田んぼの稲刈りが始まっています。
のどかな田園風景が広がっていますが、刈り取った田んぼで、ものすごい数(50匹位)のシラサギを発見。
思わず車から降りて写真を撮りました。

シラサギの大群を見て、何かの異変でも起こるのではと思ってしまいましたが、シラサギは多分、雑食性ですので、稲刈り後の落ちているお米を食べる為に集まってきていのではと思いました。
でも、あまりの大群のシラサギに何か動物園のフラミングショーを見ているみたいでびっくりです。また、近くでコンバインが稲刈りをしていますが、逃げません。

富士市の自然が豊かな場所であるからこそ見る事が出来る光景でもあると思っています。
しばらく、シラサギの様子見ていたのですが、ふと、田んぼを見ると稲穂が頭を下げていました。

思わず、田んぼでのシラサギと稲穂を見ながら、思い出しました。
『実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな』
私は、決して立派な人間ではありませんが、謙虚な気持ちは大切であると思いださせてくれる人生の言葉です。

謙虚でありたいと思いながら、そうでない事もあります。

謙虚な気持ちと持つことをわすれないようにと・・・・シラサギが私を呼び止めたのかもしれません。

浮島つり場公園内トイレ設置は女子駅伝でも役立ちます。

浮島釣り場公園は、東部土地改良区内にあり、週末は多くの釣り人が訪れると共に、公園敷地内の赤どぶ池にはチョウトンボ等が飛ぶ、貴重なトンボの生息地でもあります。その浮島釣り場公園内に24年の6月議会で公園内へのトイレ設置を求めました。

当初の整備予定は第5次総の後期計画の平成30年となっていましたが、未だに公園にトイレが無い不自由さと隣接する東球場の利用者や富士山がきれいに見える眺望場所への利用者増加の事も考えても早急にトイレだけでも必要であると計画の前倒しとして本年度トイレ設置事業が行われるようになりました。

既に工事は始まり、工事期間は12月10日までとなっています。現在、トイレ設置の工事の為に西側の空き地が駐車場になっています。

ただ、12月23日前までにはどうしても工事を完了しなければならない理由ができてしまいました。それは、12月23日に大学選抜女子駅伝が開催されますが、浮島釣り場公園前の東西を走る吉原浮島線が駅伝コースであります。当然多くの応援者が集まると思いますので、何もない田んぼの地域で沿道でのトイレは必要となります。本来は、女子駅伝の為にトイレは作るのではないのですが、ちょうど駅伝コースのポイントとしてもトイレがあるのは好都合であり、何としても、駅伝大会までにはトイレ設置は望まれます。多分、女子駅伝には間に合うと思いますが、事業の前倒しをしてくれて本当に良かったです。
でも、あくまでも駅伝の為のトイレではなく、浮島釣り場公園のトイレとしての必要性があっての前倒し事業である事は誤解の無いようにお願いします。

永明寺の七福神参道。

私は、25歳まで原田で生活していましたが、おじいさんのお墓も原田の永明寺にあります。お彼岸でお墓参りに行った際に,久しぶりに永明寺の七福神参道を参拝してきました。
永明寺は立派なお寺で、境内にある七福神は見る価値があります。

あらためて飾られている七福神について順番に説明すると

1、弁才天 (弁財天)
七福神の中の紅一点で元はインドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神。七福神の一柱としては「弁財天」と表記されることが多い

2、恵比寿
古くは「大漁追福」の漁業の神である。時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす、商業や農業の神となった。唯一日本由来の神様。

3、大黒天
インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神。日本古来の大国主命の習合。大黒柱と現されるように食物・財福を司る神となった。

4、毘沙門天
元はインドのヒンドゥー教のクベーラ神。仏教に取り入れられ日本では毘沙門天(ヴァイシュラヴァナ)と呼ばれる。

5、布袋
唐の末期の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したといわれる仏教の僧。

6、福禄寿
道教の宋の道士天南星、または、道教の神で南極星の化身の南極老人。寿老人と同一神ともされる。

7、寿老人
道教の神で南極星の化身の南極老人。

私もお墓参りをしながら、七福神を参拝しご利益を欲張ってきました。
永明寺の七福神参道は一度見てください。
お薦めです。

ものは考えよう、ご先祖様に感謝!

このところ、身体中痛いです。
実はそれには訳があります。21日の夜、静岡での会合が終わり新幹線で帰ったのですが、新富士駅近くでものすごい大雨に会い、駐車場にたどり着く前に大きな側溝に身体ごと落ちてしまいました。幸いな事にうまく受け身もとれ、頭などを打つ事のなくきれいに落ちましたので大きな怪我にはなりませんでした。

ただ、21日の夜は富士市中で雨は降っておらず、新富士駅中心にゲリラ的な雨が降っていたようです。雨に濡れながら、側溝に落ち、ホウボウの態で家に帰るとびしょ濡れの姿に家族もびっくりしていました。その上、背広は土だらけのボロボロで、よく見ると手足に擦り傷もあり、大騒ぎになってしまいました。スーツは、肩の所と、ズボンに穴があいて、直しようがない状況です。
私の話を聞きながら妻曰く、
「スーツなダメになっても、考えようでは、大きな怪我が無くて良かったよ、もし、打ち所が悪ければ、誰も気が付かないまま、そのまま,側溝で死んでたかもよ」
確かに言われる通りです。
夜、雨が降り、側溝に落ちて、踏んだり蹴ったりのような目にあったのですが、骨を折ったり、頭を打って血だらけになる事もなく、擦り傷程度で済んだのは不幸中の幸いであると思っています。でも、やっぱり落ちた時は、無我夢中で這い上がり、痛みどころではなかったのですが、今頃になりどこを打ったかわかりませんが、首や肩、腰が痛いです。
娘曰く、「歳をとると痛みも後になって出てくるんだよ」
と言います。また、この事を、知り合いに妻が喋ったようで
「大変でしたね」
と笑いながら声を掛けられます。
でも、やっぱり、笑い話で済んで良かったです。
今までも色々な事がありましたが、大きな事故に成る事が無いのは幸せです。
(慰霊祭で224柱の戦没者に弔い、お墓ではご先祖様に感謝)

きっとご先祖様が守ってくれたと感謝をしながら、地域の毎年の英霊顕彰慰霊祭で戦没者の慰霊に弔った後、お彼岸でもありますので、お墓参りに行ってしっかりとご先祖様にお礼をしてきました。

「むすびん」に毎日、清き一票を!!!!

ゆるキャラとしての有名な、くまモン、ひこにゃん、せんとくん、ふなっしーに続けと各自治体でゆるキャラのPRに力を入れ始めています。現在は3000体超えるキャラが存在し、更に増殖を続けているそうです。そのようなゆるキャラブームの中で今年も、全国のゆるキャラの日本一をインターネット投票で決める「ゆるキャラグランプリ2013」の投票が17日にスタートしています。

「ゆるキャラグランプリ2013」のエントリーは30日まで受け付け。ネット投票は11月8日までで、結果発表は同24日に行われるそうです。そのような中で、無謀にも???健康祭りにおいて、富士市の食育キャラクターの「むすびん」が立候補している事が告げられ、投票のお願いがありました。(参加することに意義があります)

ゆるキャラグランプリの選対本部長として食育推進協議会の牧田会長が、ガンバローコールを行いました。当然、富士市長もタスキをかけての全面応援です。(市長はたすきが妙に似合います)

健康祭りの会場においては、投票依頼のお願いをむすびん自らが選挙活動をしていました。
現在、ゆるキャラグランプリの状況は、天下統一を目指す静岡県浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」が2位以下に2倍近くの差を付けてトップを走っています。「出世大名家康くん」は去年は7位、浜松市は、今年こそは1位と掲げ、市長自らが本部長となり、投票は職員の公務と宣言しての組織を動かしての選挙活動を推進しています。実は、静岡においての会合の際にも、田辺市長から、家康君の応援依頼がありました。

浜松のゆるキャラなのになぜと思っていましたら、静岡も家康公との関係のある市として、日本一になれば恩恵があるとの事。日本一の富士山と日本一のゆるキャラは静岡市としても歓迎するとし、公職選挙法が無い、選挙だけにあちらこちらで宣伝をしているようです。
富士市のむずびんはどうかと言えば、やはり、知名度が無さすぎます。富士市でもあまり知られていないのに、ゆるキャラグランプリでどこまで票を伸ばせるか・・・でも、エントリーした以上、富士市民としては応援しなくては・・・毎日1回は投票できるそうです。是非ともむすびんに毎日、清き一票を!!!

所で、つけナポのナポリンは立候補しているのでしょうか???
12月には市長選もありますが、選挙、選挙で騒がしくなっています。

「むすびん」応援してます。

富士市食育キャラクター「むすびん」がゆるキャラグランプリにエントリーしてます。私も応援してます。是非投票を!!!!

静岡県知事が語っていた事

日本青年会議所東海地区静岡ブロックOB会が静岡のホテルアソシアで盛大に開催されました。富士市防犯まちづくり講演会に参加した後、慌てて新幹線に乗り込み私も参加してきました。その会での来賓として県知事の川勝知事が来ており、学力テスト問題の事もありある意味話題の人として大変興味深く来賓挨拶を聞かせてもらいました。

既にHP上では、「県民の皆様、特に先生方に」と全国学力テスト小6国語の全国平均を上回る上位86名のが校長名が50音別に公表されており、知事の考え方も掲載されてはいますが、生の知事の考え方を聞けるのではと会場に集まっているメンバーも興味津々でもあったと思います。

挨拶の中で話された事は、大きく2つ。
富士山が世界文化遺産に登録をされ、静岡県としての取り組みと話題の教育についてありました。1つ目の事については、7年後のオリンピックの決定に絡め、国が進めるインフラ整備としての7000億かけて羽田空港の拡張工事を進めるより、今こそ、富士山のおひざもとの日本のど真ん中の静岡空港の利用を進めるべきであり、その為には東京と直結の新幹線駅を空港に作る事が語られました。山梨側のリニアが進める事は大きな話題でもあります。空港のある静岡県としては、富士山とオリンピックに静岡空港を利用させない手はないと思います。ぜひとも実現をしてもらいたいと感じました。また2つ目の教育については、学力テストの事にも触れ、今回の上位86名の公表は褒める事は褒める必要性はあるとしながらも、問題はやはり残り平均以下の421校についてであるとし、今回の事について、文科省にも教育委員会にも問題もあり、地域の教育は皆でやらなければいけなく、地域の自立は学の自立から始まるとし、静岡県は文・武・芸に力を入れる重要性を説きながら、公表できないようなデータは何の役にも立たず、こんな学力テストはいらないと言い切っていました。教育関係に携わっていただけ独自の論理を感じます。どちらの事に対しても、知事の発言には賛否両論はありますが、はっきりした物言いはある意味好感はもてました。
ただ、お祝いの挨拶でもありましたので、もっと川勝節を聞きたい多くの思いはありましたがそれでも十分興味深いものでもありました。

個人的には今回の事については、ちょっと思いがありましたので、懇親会の席であらためて個人的に教育について触れると[教育は大切。本当に困っている教師の声を聞きたい。教育についてのお金は惜しまない、今回の事は教育を変えていく、いい機会でもある]とも言ってくれました。
パフォーマンスとしてのデータを突き返したりするメディアで見ていた違和感とは違い、知事の熱い想いは感じ取れました。
私自身、人材は大切な財産であり、子供たちの教育の向上への想いはあります。

いずれにしても、せっかくの機会でしたので、知事の投げかけによる静岡県が良くなる行政を進めて頂きたい思いは伝えてきました。
「良くします」と言う言葉に期待します。

企業会計決算委員会の議案審査が始まりました

私が担当する企業会計決算委員会が始まっています。
20日は水道・公共下水道事業会計。
3連休を挟み病院事業会計とあります。
前日には、一般質問の締め切りがあり、悩みながらも継続することに意義があると言い聞かせ提出してきました。

今回は市長任期もわずかになりましたので今まで質問したことの中からピックアップしての質問ですが、既にヒアリングも終わっています。
登壇は10月7日です。
本来なら、決算審査の最終チェックの為に家に帰らなければいけませんが、商工会議所青年部での「田子の浦港周辺の地域の防災と観光」と題した例会が開催されましたので、参加してきました。私も6月議会で「田子の浦港の目指すべき姿について」質問していますので興味深く聞いてきました。その後ちょっと寄り道をしながら帰宅しましたので思うようにやりたい事が出来ないまま寝てしまい、シマッタト思いながらも、朝早くから、秋の交通安全週間の出発日の街頭指導へ。
そして、そのまま慌てて市役所へ。
会派で打ち合わせをし、質問を何とか済ませ、水道・公共下水道事業会計は終了しました。
不本意な部分もあり、連休明けの病院事業会計では時間をとって勉強と思っていますが、連休中も、運動会、防犯まちづくり講演会、JCブロックシニア会、健康祭り、英霊顕彰とイベントが目白押しです。
忙しくてやれなかったと言い訳をせずに、有効に時間を使い少しでも決算内容の精査の時間をつくらねばと思っています。
ですから、何となくバタバタ忙しないです。
交通安全週間も始まっています、こんな時こそ落ち着いた行動をしなければ。。。

全国学力テスト問題を考える。

川勝知事が9日の定例記者会見で平成25年度の全国学力テストで県内公立小学校の国語Aの成績が全国最下位だった結果を受け、成績が悪かった100校の校長名を公表したいとの意向を示した問題を巡った県教育長との17日行われた協議がテレビ等で大きく報道されました。

県教育長は、知事に校長名を非公表の要請をしながら学校別データを示しましたが、知事は条件付きの提供は意味がないとデータを突き返し、改めて校長名の公表を示しました。ただ、テレビを見ていた私は知事と教育長の平行線には違和感を感じずにはいられませんでした。知事の言う学力テストは教師のテストと言うのも分かりやすい説明でありますが、本来、全国学力テストを実施する理由としては、児童生徒の学力・学習状況を調べ教育、教育施策の成果と課題を明らかにすることが全国学力テストの目標であり、あくまで教育、教育施策改善の為の情報収集であります。順番に拘る事により、高得点をとるための競争が助長されることは懸念されていた事であり、かって40年前に学力テストを実施した時に経験済みの事であります。今回行った学力テストの求めている事が競争社会なら、学校は得点力アップの為だけに力を入れ始め、児童生徒の学力は狭くて底の浅いものになる可能性は強くなると考えます。知事が言う教師のテストと位置づけるならば、生徒を利用せずに、学校と校長は違うという詭弁ではなく教師の学力テストに変えるべきことである思いますが・・・以前、大阪の橋本市長が知事の時に、教育委員会を強烈に批判したことがありましたが、結果が悪いのは教師の責任だという事は一般受けしやすいのかもしれません。ただ、学校別データが知事に渡っていない状況は不自然でもあり、報道がはいっているところでやり取りは、力を合わせ教育行政を進めて貰いたい県民の立場としては不安を感じます。その意味では早期解決はしてもらいたいです。
現時点で県で最も重要な事は危機感を持って全国学力テストのデータを徹底的に分析する事である思っています。例えば、教育学者、社会学者、心理学者等からなる専門家集団の分析チームを立ち上げて集中的な分析作業を行い、それとは別に各自治体ごとでは検討委員会をつくり、調査結果を徹底的に精査し其々の教育施策に反映させなければいけなく、それに伴う充分な予算措置をとらなければいけないことであります。今回の結果は結果として真摯に受け止め、公表する影響が大きいのならば、求めるのはやはり、全ての児童生徒の基礎学力を支えると言う公立学校の基本的使命の確立である事を忘れてはいけないと感じます。
富士市では「全国学力、学習状況調査結果検討委員会」が設けられており、検討委員会が10月11月と開催されるようです。その内容のの公表はしてもらいたいです。実は全国学力テストの対応と教育水準の向上を求めて9月一般質問で取り上げようと考えていましたが、会派の先輩議員が質問するので遠慮しました。
学力テスト問題を考えた時、今後、競争原理を持ち込む結果になるなら全国学力テストはやらない方が良いです。学力テストに使う60億のお金を、教育環境整備に回すと共に、私は、日本の教育の強化として、日本の歴史、神話を教えたり、人間形成に必要な道徳教育に力を入れるべきであると強く思っています。
「教育を取り戻す」と言う安倍総理もそうであってもらいたいと思います。

地域での敬老会中止。

9月16日は私の住む地域での須津地区と江尾地区の敬老会が予定されていました。しかしながら台風18号の接近の為、議員になって初めて予定していた敬老会が中止となり参加できませんでした。

雨風が強まり、朝から大雨洪水暴風警報が発令されましたので、敬老会の中止の連絡を受けた後、東部地域は水害常襲地でもありますので被害が出ていないか確認に行ってきました。テレビでは京都をはじめ大きな被害の報道が流れていましたが、私の地域では風こそ強いものの雨は思ったよりひどくなく、河川の逸水状況や大きな道路冠水は見当たりませんでしたので一安心です。
今年の地域の敬老会は中止となりましたが、養母は人づきあいも良く、婦人会等の活動も熱心でしたので、毎年の敬老会を楽しみにしていました。しかし、4年前の敬老会の前日に脳幹出血で倒れ、他界しましたので、地域の敬老会が開催されると、このところは養母の事を思い出す機会でもありました。また、今年は私の養父も88歳で米寿でもありました。最近では足腰が弱り、歩行が困難になってきたので、敬老会は欠席の予定でもありましたが家族でお祝いはしなければと思っています。養父には、養母の分まで長生きしてもらいたいと思っています。

家族の願いは、健やかに、にこやかに、1日1日を過ごしてもらいたいと願っています。これはどの家族のおいても同じことであると思っています。地域の敬老会の対象者の皆さんには、今年敬老会が中止で会えなかった分、来年元気な姿で会えることを期待すると共に、お祝いの言葉を今年の分も含めて、「倍返し」でさせて貰いたいです。

浮島地区敬老会のアトラクションで感動!

富士市の一番東の地域でもある浮島地区敬老会に出席してきました。平成25年度敬老会対象者は246名、出席者は97名であります。顔見知りの方も多いので一人一人にお祝いを述べてきました。挨拶が一通り終わるころに、ステージでは、富士市のスーパーキッズの人でもある津軽三味線で有名な牧野太紀君の演奏が始まりました。

牧野君は現在富士市立鷹岡中学校1年生。 4歳で津軽三味線をはじめ、10歳の時に「百年に一人の天才」と言われ2011年から出場した全国大会11回すべてにおいて上位 入賞 しており今年も「津軽三味線日本一決定戦」ジュニアの部でも準優勝しました。曲目は、津軽じょんがら節、津軽小原節、リンゴ節津軽甚句と披露してくれましたが、素晴らしい演奏です。
聞けば、津軽三味線の名取でもある母智美さんが祭りで弾く姿を見て、あこがれ4歳から稽古を始め、現在は毎日2時間半〜3時間の練習をしているそうです。また、月2回、プロ奏者の木乃下真市さんに習うため、埼玉県川口市に通っているとの事。

牧野君は、「これからも頂点を目指し頑張ります」と力強い挨拶をしてくれましたが、日本一の富士山の麓から日本一の中学生がいる事は誇りでもあります。敬老会参加者は勿論ですが、町内会長さんを初めとする地域の役員さんも大絶賛でした。私も演奏と挨拶を聞いて感動してしまいました。これからも更なる活躍は願っています。

また、浮島地区の敬老会の皆様も来年も演奏を聞きたいと言っていましたので、牧野君に会えるように元気に生活をしてもらいたいと思っています。
思わぬアトラクションでの感動ではありましたが、あらためて浮島地区の敬老会対象者の皆様おめでとうございます。

賑やかだった福祉キャンパス祭り

大渕にある福祉キャンパスふじやま学園とくすのき学園の子どもや利用者が地域の皆様、関係機関の方々、保護者、ボランティア等の協力をしてもらいながら福祉キャンパス内でお祭りを毎年行っています。その「福祉キャンパス祭り」に、文教民生委員の副委員長を務めていますので、来賓として参加してきました。

あらためて富士市福祉キャンパスふじやま学園とくすの木学園を説明すると、ふじやま学園は児童福祉法に基づく施設で、18才未満の知的に障害を持つ児童を入所させて援護すると共に、独立自活に必要な知識や技能を身につけ、社会生活に適応できるよう支援していくことを目的とする施設です。また、くすの木学園は、障害者総合支援法に基づく、「障害福祉サービス事業所」で、障害者総合支援法における、日中活動の中から、「自立訓練(生活訓練)事業」「就労継続支援事業」「就労移行支援事業」を実施しています。
初めて参加させて貰いましたが、会場には模擬店が出展されており多くの人にぎわい、ステージでは様々なアトラクションが披露されていました。

私も、子供みこしや太鼓の演奏を聴いた後に模擬店で草餅やラッキョウ、ペーパーフラワー等を買い求めましたが、授産と就労支援としての富士市の重要な施設でのお祭りを楽しませて頂きました。
天候が心配されましたが、雨が降らなくて良かったです。

JR富士駅周辺は放置自転車等が無くなりすっきり!!

JR富士駅周辺においての放置自転車問題は予てよりの懸案事項でもあり、私も以前、議会において放置自転車の抜本的な改善を求めて、市としての規則として「自転車等の放置を防止する条例」の制定を求めました。その甲斐あって、本年の7月1日より「富士市自転車等の放置の防止に関する条例」が施行されています。

条例が施行され現況はどのように成っているのかの確認に行ってきました。また、条例の施行と共に新たにパピー駐車場内の一角に富士駅東第2駐輪場も設置されています。その駐輪場には撤去された放置自転車が保管されていました。

富士駅周辺には定期的に監視員が放置自転車を見張ってくれており、私が行った時には、今まで放置されていた場所には自転車は一台もありませんでした。また、富士駅南駐輪場にもはみ出して止まっている自転車も無く歩行者の妨げになるような状況が改善されており、条例施行の効果に驚きました。

監視員さんにも話を聞きましたが、大きなトラブルもなく、JR富士駅周辺はすっきりした状況が保たれているとの事です。
富士山が世界文化遺産になりJR富士駅は富士市の玄関口です。迷惑駐輪や放置自転車が改善された事による歩行者の安全確保や景観的にもいい感じのようです。ただ、気になるのはJR富士駅周辺の賑わいです。自転車は放置されない場所にはなりましたが、富士市の玄関口に相応しい賑わいはいつになるのでしょうか・・JR富士駅周辺は富士市の顔として相応しい場所になってもらう事は緊急的な大きな課題でもあると思っています。

「住宅・土地統計調査」と「法人土地・建物基本調査」

富士土木事務所へ地域要望の提出に行った帰りがけに、ふと見ると、富士総合庁舎の建物に「住宅・土地統計調査」の垂れ幕が張られていることに気が付きました。平成25年は、5年ごとに行われる住宅、土地統計調査の14回目の調査に当たります。

この調査は全国約350万世帯を対象とした大規模な調査で、国や自治体における「住宅基本計画」の成果指標の設定、耐震や防災を中心とした都市計画の策定、空き家条例の制定に幅広く使われます。すでに調査票が配布されており、10月1日に調査が実施されるようです。

富士市でも約4500世帯が予定されています。残念ながら???私の家は該当していませんでしたが、それとは別に「法人土地・建物基本調査」の調査書が送られてきており、既に書類に記入し送付しています。その説明書類には、最新の20年調査の結果が紹介されていました。

その中で気になる事は
1、 法人のうち土地・建物を所有しているのはどのくらい
土地を所有する法人は34.5%
建物を所有する法人は40,8%
4、法人所有の建物の耐震性はどうなっているのか
法人が所有する建物の3割で新耐震基準を満たしているかどうか未確認
という事が掲載されていました。
思いのほか土地・建物を所有する法人が少ない事と建築基準法の改正により現行の新耐震基準が導入されましたが、全体の3割が新耐震基準の確認がされていない言わば満たされない可能性のある建物であり、そこで働いている人達は不安ではないかと心配してしまいます。
いずれにしても、どちらの調査も平成26年7月頃に速報集計を公表するそうです。

[住まいから 描く日本の 未来地図]
だそうです。
選ばれた方々はご理解、ご協力お願いします。

9月定例会が開会。只今、検討中!

9月議会が開会しました。
会期は9月10日から10月9日までの30日間。
24年度の決算についての議案等が付託され、各委員会での審議に入ります。

当然、一般質問がありますが、今議会で多くの議員が戸惑う事として、8月16日に現市長が今期で引退をする事を公表していますので質問がしづらいという事です。
実は、私は現職が続行すると思っていた一人でしたので、発表がされる前まで9月議会での一般質問の事前の準備として危機管理体制の確立について考えていました。でも、引退をすると公表された以上、質問内容が市長への今後の要望と言う意味合いが強いために取扱いに困っています。一般質問の方向転換をする努力はしていますが、今議会ははたしてやれるか、やらないか、やった方が良いのか微妙です。
只今、検討中です!!

ふと目にした家にある相田みつをの言葉が妙に響きます。

卒業式と奨学金給付。

早いもので、9月10日から9月議会が始まります。
事前の会派での決算委員会の勉強の合間をぬって、富士駅近くにある美容専門学校であるタカヤマアドバンスビューティ—の通信生の卒業式とと富士市立高校の奨学生アドバイザーとして、奨学金給付に行ってきました。

タカヤマアドバンスビューティーの通信生の卒業式は3月行われる中間生と違い9月に行われます。毎年暑い中での卒業式でもあり、背広を着ているだけでも汗が出てきます。本年度の卒業者は20名。(例年より少ないそうです)

働きながら資格を取るための勉強を続けてきました。多分疲れて勉強が手につかなかった時もあると思います。大変な思いをしながらも学校を卒業できるのは立派です。美容師としての国家資格の試験は10月だそうですが、卒業生すべてが合格することを祈念します。様々な進路において夢を叶えて貰いたいと思っています。
タカヤマアドバンスビューティ—の卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます・

卒業式終了後、学期初めの奨学金給付に、富士市立高校に移動。
奨学生を待つ間、校長と雑談の中で、この夏の野球部の活躍が話題になりました。齋藤校長が嬉しかった事として、野球部の活躍は勿論ですが、準決勝で負けたものの、その事について吉原小学校の山本校長が生徒に発行している「なかよしやま」に仲間を思いやる心として、延長最後でミスで負けてしまった事に苦しんでいる選手に他の仲間たちが笑顔で接している態度を称え、思いやりを持つ選手たちに無限の可能性を感じた事が綴られていた事だそうです。

校長は、勝敗だけではない、仲間を思いやる心づくりの大切さを取り上げてくれたことに感激したそうです。市立高のスポーツを通じての教育は確実に進んでいます。
奨学生のアドバイザーとしても、私の担当する奨学生も卓球部に所属していますが市立高校でしっかりと、思いやる心も学んで欲しいと感じています。と同時に奨学生には、目標を持ち頑張ってもらいたいです

卒業生と奨学生にエールを送りながらも、議員としても目標と夢をもって頑張らなければ・・です。

五輪決定。7年後を目指して、前に進みましょう。

ついに7年後にスポーツの祭典オリンピックが日本で行われることが決定しました。少しでも早く結果を知りたかった私は寝ないでテレビの前で発表の瞬間を待っていました。予想外にマドリードが外れ、日本とイスタンブールに絞られてからの発表までの1時間の長い事。

午前5時を過ぎ、TOKYOと発表された時、思わずガッツポーズと「やった!!」です。富士山が世界文化遺産になった時と同じ感動をテレビの前で頂きました。テレビの画面でもものすごい歓喜が伝わってきます。

東京がリードしていたとはいえ、汚染水問題による影響は逆転しかねない状況は予断が許されませんでした。2度目の招致レースにおいては、招致委員会の皆様をはじめ関係者の皆様の努力は並々のものでは無かったと言えます。最終プレゼンテーションも完璧でしたが、ロビー活動をはじめ多くの人の努力が一つになった結果でもある事は伝わってきます。
オリンピック開催よる経済効果は委員会の評価は3兆円とされていますが、一説には7年間で150兆とも言われています。安倍政権にはまた大きな風が吹きました。安倍政権の経済戦略の4本目の矢と言われています。(安倍首相のプレゼンも素晴らしかった)7年間で更に東京も進化するはずです。スポーツ先進国に向けて、日本のスポーツ環境も大きく変わるはずです。また、経済再生にも弾みがつき、スポーツ環境は勿論ですが、56年ぶりの日本での開催は、震災の復興にも、子供達の教育にも、若い人達の雇用にも、地域においても取り組みが行われ、様々な分野での活性化が期待できます。
7年後の具体的な目標に向けて夢と希望が大きく膨れ上がります。
世界も注目しています。
7年後を目指して、日本はオールジャパンで前に進みましょう!!!

*でも徹夜はこの年になってくるとつらい。でも、うれしいニュースでした!!!

元吉原まちづくり祭りと吉原バル5ではしご酒。

富士マリンプールで開かれた第7回元吉原まちづくり祭りで去りゆく夏を楽しんだ後、吉原バル5ではしご酒を満喫してきました。

マリンプールで開催される元吉原まちづくり祭りは、残暑厳しいなか、涼しげなプールサイドで行われ、毎年多くの人が参加しており地域以外の参加も増えています。

ちなみに今年のマリンプールの利用者は15万人だそうです。ステージでは、飛龍高校の和太鼓、元吉原ウインドアンサンブルの演奏、市立高校のチアダンス、フラダンス等が演じられてお祭りの雰囲気を盛り上げてくれています。

私は言うと、あまりの暑さに負け、ビール等を飲んでしまい、水辺での雰囲気の良さもあり、気持ちよく酔ってしまいました。
その後、酔った勢いで迎えに来た妻と吉原バル5へ・・・。
事前に5枚つづりのチケットを3500円で購入してありましたので、5枚分のチケット無駄の無いようしっかりと飲みきってきました。

とりあえず一軒目は、お腹が空いたので、食事を取りながら岩市さん。その後、岩市のおかみさんお勧めで最近できたBar Doubleさん。じょんごろさん、そして最後にカフェソファリさん。と1つのお店に腰を落ち着けることなく、慌ただしくお店を回ってきましたが、でも、これはこれで楽しいです。更に気持ちよく酔ってしまいました。

ちなみに私はお酒がそんなに強くないです。一杯飲めば顔が赤くなってしまいます、でも、飲む事はすきです。ですから、なんだかんだと理由をつけて飲んでいる事に、家族には飲み過ぎ注意報が発令されてしまいました。ちゃんちゃん!!

「人の5倍売る技術とは」・・

ちょっと面白い講演会に行ってきました。
「おもてなしの心を大切に」と題したカリスマとうたわれた山形新幹線の元車内販売員の茂木久美子氏です。現在、年間200回以上の講演をこなしているそうですが、話術の素晴らしさはもちろん、とってもチャーミングな女性でした。聞けば元ミス将棋の女王だそうです。

彼女の本のタイトルにある「人の5倍売る技術」を持つ、カリスマ販売員だった茂木さんの仕事である新幹線のワゴン販売は制約の多い仕事です。山形新幹線の場合は、乗車時間は3時間半、大体の乗車数は400名ほどであり、売る品物も一度新幹線に積んでしまうと入れ替えもできません。また、商品も割高に設定されています。車内販売を目当てに乗り込むお客さんはいないと言う普通の販売より厳しい状況において、1日1往復半で平均7万円の売り上げの中で、50万円以上の売り上げた実績を持っています。あの手この手を使って売りまくる彼女の車内販売での年商は4000万円以上だそうです。この数字はものすごいです。同じ品物を売る人によって変えてしまう、マニュアルとは対極の接客スタイルが大きな話題を呼び、マスコミ等で取り上げられています。お客様に物を売ると言う考え方、限られた空間での会話術、一人一人に対してのおもてなしの接客術、効率の良い販売、前向きな取り組み等々でしたが、彼女のすごさは乗車しているお客様の顔を覚えると同時に荷物のチェックまでしているという事。お客さん顔を見ながらの後ろ向きでのワゴン販売で買う気の無いお客さんに気が付いたら買わせてしまったり、お金を出すと同時おつりを渡すテクニック、聞けば聞くほど車内販売で身に着けたスーパー販売術は勉強になります。不況だからものが売れないという言う理由は彼女には通用しません。

講演会後、気が付けば彼女の術中にはまり、買ってくれとは言われませんでしたが3冊セットの本を買ってしまいました。
議員として人を引き付ける会話術や人の顔を覚えるという事は大切です。
勉強になりました。

富士市の防災対策について

第4次被害想定の第1次報告が6月27日にされていますが、ロータリークラブの会員の防災意識向上を図る上で、「静岡県第4次地震被害想定と富士市の防災対策について」と題した卓話を富士市防災危機管理課柏森課長にして頂きました。

前日より大雨警報が発令されており、ようやく解除されたため、一安心であると前置きの下で、柏森課長からは第4次被害想定の概要が話された後、津波対策として
静岡県では
レベル1の津波の死者を10年間で80%減らす事が出来るように港湾、河川のハード整備をすすめる。
富士市では
レベル2の津波に対して、津波による死者数0を目指してソフト対策を進める。
→津波避難行動計画作成

富士市での東日本大震災以降の取り組み
1、 海抜表示等の設置・・海抜表示1672か所、津波対策看板179か所
2、 津波避難ビル指定、津波避難タワーの設置・・ビル47か所、タワー4か所
3、 海岸監視カメラ3か所設置
4、 計測震度計の増設・・・市独自2か所(大渕、吉永)震度観測点は6か所
5、 富士川緑地公園に同報無線用の長距離伝達スピーカ—設置(24年度)
6、 地区防災会議の開催・・市内26か所で実施
7、 防災講座、図上訓練(DIG)、津波対策講演会の啓発活動の強化
8、 地域防災指導員への支援強化・・研修会意見交換の場

富士市の今後の取り組み
1、 富士市地域防災計画の見直しと修正・・津波対策編の作成等
2、 元吉原、田子の浦、今泉の津波浸水地区を対象とした津波避難行動計画の策定
3、 津波避難マップを作製、津波浸水地域に配布
4、 第4次地震被害想定に基づいた新たな富士市防災マップの作成
5、 津波避難ビル指定、津波避難ビル等整備事業費補助金制度の継続
6、 地区防災会議、防災講座、図上訓練の継続実施、啓発事業の徹底強化
7、 地域防災指導員自主防災組織への指導体制強化
また、富士山噴火による影響や風水害に関する警戒についても触れられ、最後は、防災等の問い合わせや講座も気軽に問い合わせてくれればと言っていました。
行政からの情報には、参加していた皆さんの防災意識向上に繋がったと思います。

「そばカフェ和」さん美味しいです!

9月3日より富士市伝法の「そばカフェ和」さんで実母の日本画の個展が始まっています。早速、夕食をとりがてら、実母の絵の鑑賞をしてきました。

和さんにはたまに利用していますが、日本風のおそば屋さんとは違い、洋風の一軒家でご主人自慢の手打ち蕎麦、カレーや奥さんのスイーツが食べる事が出来ます。せっかくの実母の個展ですので、夜のメニューとしてあったサラダ・前菜・天ぷら・そば・デザートと2500円のそばコース和膳を注文しました。

お蕎麦以外の前菜も手作り感があり、栄養のバランス的にも女性にも好評だとか・・・てんぷらもボリュームあり、おそばのコースであってもお腹がいっぱいになります。二八のおそばもこしがあり、のどこしも良く美味しいです。
食事を待つ間に母の説明で絵を鑑賞しましたが、60歳を過ぎてから始めた絵である事を考えるとすごいです。

食事に来られた方にも80歳を過ぎている事を告げるとびっくりしていました。ブログでも宣伝しましたが、富士ニュースさんでも記事として取り上げてくれて実母は大変喜んでいました。

実母も「個展を開くなんて考えた事も無かった」と言いながらも満更ではないようでとても嬉しそうな顔をしていました。久しぶりに実母と食事もしましたが、私も元気な姿を見る事が出来るだけも満足です。もうすぐ敬老会がありますが、父、母が元気いてくれることは家族としての幸せでもあります。今回、実母に場所を提供してくれた「そばカフェ和」さんには本当に感謝申し上げたいです
そばカフェ和さん。食事もおいしく雰囲気も良いです。まさに、名前の通りなごみです。是非、おそば等を食べに行ってみてはいかかでしょうか!!!
(できる事なら母の絵を展示している9月21日まで行っていただければありがたいです)
またしてもも宣伝か!!と言われそうですが、・・・・・

富士岡と中里を繋ぐ愛鷹2期農道事業の供用開始は?

東部地域において供用開始が待たれる農道整備事業として、富士宮、大渕、桑崎方面から富士岡に繋がる主要地方道富士富士宮由井線、富士見台方面からの富士岡へ繋がる市道と交わる富士岡より市道元吉原中里線の中里保育園の北側までの、1,34キロメートルを繋ぐ愛鷹2期地区の県営地域活性化基幹農道整備事業があります。

既に農道整備事業としての区間の工事はほぼ終了しています。

では、「供用開始はいつ?」というと議会でも一般質問で取り上げましたが、当初の予定でいくと7月供用開始となっていました。それが、富士土木より富士富士宮由井線と愛鷹農道2期整備事業区間の交差点での安全対策として信号設置を進めている関係で9月過ぎの供用開始の変更の説明が6月にありました。しかし、その後、更に供用開始が遅れる事が先日告げられました。県農道を市道へ移管手続きに手間が取られるとの事ですが、よく聞くとその説明の際に、交差点の用地取得の関係で信号設置が見送られる方向であることがわかりました。現段階で確認できた事として、愛鷹農道2期区間の供用開始は年明け後。交差点には信号が設置されない方向であるとの事のようです。
(現在も朝夕は多くの車が通行しています)

供用開始についてはあくまでも安全対策を取ってからの供用開始は以前より求めていました。交通量が明らかに増加することが考えられる交差点に信号が設置されないまま、供用開始されるのは、危険なような気がします。事故が起きなければ信号設置はされないのかと思ってしまいます。なぜ、こんなことを言うのかと言うと、愛鷹農道2期区間が供用開始される、接続先の須津田子の浦停車場線(通称川尻線)も交通量が増え、危険が増すことが考えられています。この事も議会で取り上げましたが、地域でも供用開始されることにより危険箇所が増すようなら、多少遅れてもしっかりとした安全対策は市としても県にお願いしてもらいたいと要望はあります。いずれにしても、道路が開通して便利になる事はありがたい事ですが、安全対策は重要であり、ハード面で補えない部分についてはソフト面としての対策は必要であるとも思っています。今後、年明けに供用開始された時に事故が増えない事は祈るばかりです。

「トリアージ」のシミュレーション訓練

9月1日は富士市でも総合防災訓練が行われました。私も地域での防災訓練に参加しましたが、市の広報塔からの防災訓練の合図で高台へ避難した後、地域の集合場所に集まった所で自主防災としての地域対応をお願いしてきました。その後、須津中学校の体育館で医療救護所運営訓練が行われていましたので参加してきました。

その中で「トリアージ」のシミュレーション訓練が行われていましたが、これは、大規模災害時に多数の傷病者が出ているなかでは、容態や緊急度に応じて優先順位を判断し、治療に当たらなければいけません、災害時では1人でも多くの人命を救うため、処置を施しても救命の可能性がない傷病者の治療をあきらめるといった重い決断も迫られます。その対応の為にトリアージが必要となります。

頂いた資料では、災害時のトリアージの概念としては[限られた人的物質的資源の中で最大多数の疾病者に最善を尽くす事]→軽傷例や見込が低い重症患者には優先をあたえないとしています。また、トリアージと「とりあえず」は発音が似ている!と記載されていましたが、トリアージはフランス語の選択から来ており、日本語のとりあえずの言葉の意味として、1、取るべきものを取らずまずは初めに、さしあたっては2、すぐに、直ちにとあり緊急時の選択と言う点から、フランス語の選択と意味が似ていると言われています。

訓練では、須津地区町内会、富士市三師会、看護協会、市災害対策本部保健部保健班、地区班、輸送関係者等が役割分担され、Aスタート法トリアージB,治療の為のトリアージと治療、搬送の為のトリアージC,医療救護所から救護病院の搬送〜情報通信と搬送(仮想)のA,B,Cを通しで4セット行われていました。
保健医療課長は今回のシミュレーションを災害時で活かせればと言っていましたが、出来る事なら災害でも救護所に人的被害が無く担ぎ込まれない事が一番であると感じていると思います。
私にとっては、今回の大規模な医療救護所運営訓練は勉強になりました。