外国人会議 IN FUJI

伊勢神宮への視察があった為に話が前に遡りますが、17日の夜、「外国人議会IN FUJI〜観光都市として新たなる可能性を探ろう〜」がJC主催で行われました。議員ボックスにもチラシが入っており、コーディネーターもやきそば学会の渡辺会長と聞き興味深く参加させて頂きました。

内容は、9名の外国籍市民によるパネルディスカッションで渡辺氏がコーディネーター、また、富士山ビューロー鈴木氏、JC理事長も意見者と参加し、富士市の観光について、日本人として違った考え方、捉え方、を視聴する事で富士市の新たなる可能性を探る事が目的であるとしています。

渡辺氏のコーディネーター役は素晴らしく、緊張している外国市民の皆様に、富士山の魅力、富士山以外に良いものは等言葉の壁を乗り越えて意見を引き出してくれていました。また、9名のパネラーの中には、音楽家のジリーローハンさんもいます。

意見では、富士市に住んでいて、毎日富士山の写真を撮れる、芸術的インスピレーションがわく。空気や水がきれい、外国人を大事にしてくれる。富士山以外にも、シラスやお茶がある。お土産に日本製以外のものも多い。外国人にわかりやすい情報を発信して欲しい、歩きやすいまちにして欲しい、お店等に入りやすい雰囲気が欲しい。外国人用パンフレットの充実等々ありました。渡辺氏からは、外国人だからできる情報発信はして欲しいとしながら、富士市としてお土産等売るにしてもジャパンブランドと富士と言うブランドでストーリー性を加味する努力は必要で、富士山のゲートウエイ、アクセスポイント、観光基地として役割を担っていくべきであるとまとめていました。
内容や目的は素晴らしいものでもありました。
ただ、チラシには定員200名(先着順)定員に達した場合は入場をお断りさせて頂く場合もございますと歌われていたので30分以上前に受付をさせて頂きましたが、参加者はあまりいない状況です。時間になればいっぱいになるのかと思いきや会場を半分に仕切ってもまばらでもあります。コーディネーターの渡辺会長からも、最初に会場を見渡し、「パネラーと人数とJCさん以外の会場の皆さんの参加人数は変わらないような状況のようですので、緊張せず意見を言ってください」と設営に対してチクリ。
多くの人に外国人がどのように考えているのかを知って頂く、せっかくの良い企画でもあったのに、情報発信が弱い事を感じました。(公開でのイベントですのでJCのOBとしての苦言ですが、自分たちの満足で終わってはいけないと思います)

12月5日に富士市長選挙の公開討論会が企画されています。定員1600名の会場が入りきれなくなるような情報発信を望みます。