通学区リレー

 地区の体育祭が9月6日に開催されますが、生涯学習の理事会において、かって行われていた小、中学生の通学区リレーの復活について侃々諤々の話合いがありました。

 体育祭の担当である生涯学習の体育部長は、説明では、体育祭において、大分前に中止になってしまった通学区リレーの復活が多くの方から要望が出ている事を受けて、本年は改めて復活をさせたいのでプログラムへ追加してある事を話されました。ただ、趣旨としては、参加する子供にとっても、見ている方も楽しめる通学区リレーにしたいとの事でしたが、少子化に伴い、各町内においての小学生の人数はバラつきがあり、町内においては、子供が揃わない実情もあるので、その事を配慮した上で、融通性を持たせ子供の貸し借りをしながら、得点競技としての扱いはしないでのリレーとするとしていましたが、意見の中で、
「町内においては、その話が出た時に止めてもらいたいと言う話がでた。」
「大人の感覚での考えではなく、企画している人達と時代が違ってきた事はわかってもらいたい。」
「体育祭においてのリレーは子供や親が負担に思っている。」
「リレーは確かに競技性も高く見ている人(大人)にとっては楽しめるのかもしれないが、子供達の楽しめる競技にしてもらいたい。」
「リレーではなくて綱引きでは考えられないのか。」等々の否定的な意見もありましたが他、
「リレーに出たいと言う子供もいるので、東西に分かれた中で、やってみたらどうだろう」
と言う肯定的な意見もありました。
 体育部長さんも意見を聞きながら、実情を踏まえ、町内単位と言うだけではなく、東と西という2つの大きな分け方の中で、子供達が楽しめるリレーにしていくので、準備の関係上、内容の検討は進めるので、今年は通学区リレーを取り入れる方向性を理事会では承認して頂く事をお願いして一応の決着は着きました。
 富士市内において体育祭は他でも開催されるとは思いますが、やはり同じような話しはあると思います。
 地域力は求められていますが、少子化に伴う中では、ますます地区の体育祭への子供の参加は少なくなっていくと思われます。
 子供や親がもっと参加しやすい魅力ある企画も取り入れなければいけないのかもしれません。

2009親子税金教室

国民の三大義務とは、「納税の義務」「勤労の義務」「教育の義務」ですが、みんなで社会を支えあう為にも納税は大切な義務です。

税金についての正しい知識を子供達に教える為に、夏休みになると法人会が開催する親子税金教室が開催されます。

私も法人会の会員でもあるので、入場の際に入口で「教えて!税ってなんだろう」という小冊子を子供達に配布いたしました。

この親子税金教室のイベントは、子供達が関心のある無料の映画を上映し、多くの親子に参加してもらい、映画上映の前に、税金教室が開かれ税理士さんからゲーム形式でわかり易く話してくれます。説明している税理士さんは私の後輩にあたる、中西税理士さんでしたが、喋り慣れているのか、聞きやすい話し方で説明してくれていました。でも、多くの子供達にとっては、税金の話より映画の方が重要であるようで、「犬と私の10の約束」と言う映画を真剣に見入っていました。
 今後ますます少子高齢化が進む中では、医療、年金、介護等の費用は保険料と税金で賄われている以上、この費用は年々増大し、お年寄りを支える負担は一層高まる事が予想されるので税金の大切さを小さなうちから、説明する事は大切なことであります。

インターンシップ!??

 私の娘が大学3年となり、就職活動を始めています。自分の人生だから自分で決めなさいと言ってありますが、私の時代とは様相は変わってきているようです。

私は、就職活動というのは企業訪問をする事だと思っていたのですが、ちょっと前から、娘がインターネットで検索しているのは、インターンシップができる企業を探していました。
娘がしきりにインターンシップがどこで出来るとか言うのですが、実際、インターンシップという言葉が私の時代には無かった為、何を言っているのかよく分かりませんでした。

しかしながら、臨時議会終了後に、興味があった東京で行われている、「議員の実像と政治の可能性−若者から見た政治—」NPO法人ドットジェイピーの佐藤理事長のセミナーの際にインターンシップという言葉の説明を聞き、よく分かりました。セミナーの冒頭で、このドットジェイピーの成り立ちとして、若年層の投票率の向上を取り組むプログラムを進める上で、「議員インターンシッププログラム」という言葉が出てきたのですが、インターンシップとは分かりやすく言えば、職場体験の事です。その背景として1997年以降に就職協定が崩れ、今まで医者等の専門職以外では無かったインターンシップが民間企業でも取り組まれるようになってきました。すでに就職をしたOBやOGからインターンシップをやる事により、就職が有利になると言われ、インターンシップに行きたいという学生は多くなっているそうです。しかしながら、インターンシップ受け入れる企業も増えてるとはいえ大企業や限られた学生であったり、インターンシップという経験がなかなかできない状況でもあります。(特に地方においては厳しいようです)ですから、最初の娘の話に戻るのですが、希望する企業に就職をする為に、インターンシップを受け入れているかどうか確認をしていたようですが、希望する企業には受け入れがなく、多くの学生は、インターンシップを一つの研修を受けた証のような形でとらえており、面接の際に有利であるとし、どこでもいいから受けたという実績が欲しいようです。民間企業へのインターンシップを受けたいのですが、難しい状況の中では、政治も若者の仕事の選択肢として捉えられてきたようで、議員インターンシッププログラムを立ち上げた中では、それを受けた学生がその後、議員になる方も多くいると言う話でした。
 東京でのセミナーの話は、詳しく改めて掲載しますがが、娘が言っていたインターンシップと言う言葉がようやく理解でき、会話が続くようになりました。
 しかし、就職を前にした親として恥ずかしい限りです。
 でも、インターンシップという言葉知っていましたか・・・・

100人神輿は中止になりました。

「えー神輿をかつがないの?どうして?」
富士祭りの神輿練り歩きの神事に出席した際に、思わず言ってしまった言葉ですが、今まで青年会所で富士祭りを盛り上げる為と会員同士の結束を高める為に行われていたJC神輿が今年はかつぐ事が中止となっていました。

理由を聞くと、会員の減少により、神輿をかつぐ人数が揃わなくなってしまったという事です。青年会議所は40歳までの若手経営者の集まりで、私が在籍した10年前には、200名近い会員がいましたが、現在は80名弱と半分以下の会員数で財政的にも厳しいとの事でした。不況の波が、会員の減少にも繋がり、事業縮小と言う影響が出ているようです。JCの神輿は100人神輿と言われ、100人近いかつぎ手がいないとかつげないという神輿でもあり、毎年、富士祭りにおいて、後輩が威勢よく神輿をかつぐ姿をみて、元気に頑張っているなと感じていたのですが、ついに中止と言う事になり、青年会議所の出身者としては、ちょっと寂しい気がしてしまいました。JCは富士祭りにおいて、今までも多くのイベントを行っており、かぐや姫絵巻もJCの事業でした。その他にも、かぐや姫1000人綱引きや子供神輿等が行われていましたが、継続する事無く消滅してしまいました。JC神輿に関しては、JC自らが神輿をかつぐ祭りの名物的な息の長い事業でした。他団体がかつぐ神輿の祈願の神事に参加しながら、JC神輿がない事を残念に思いましたが、無理してかつぎ事故になってはいけませんので、私の希望として、来年には会員を拡大して神輿を復活させ、威勢のよい富士青年会議所を示して欲しいです。(景気の悪い時だからこそ若い人たちが歯を食いしばり頑張ってもらいたいと思っています)人数も財政的にも厳しい中でこそ、知恵を絞り汗を流し新たなまちづくり事業を進める事を期待しています。

その後、かぐや姫パレードに家来の役で参加をしましたが、多くの観客がいるのにもかかわらず知り合いが少ないのは、まだまだ議員活動のたりなさを痛感しました。
(デジカメ教室の生徒さんは空を見上げたままです)

また、今年は富士祭りにおいて、須津まちづくりセンターの事業で、デジタルカメラ教室の一環として花火の撮影会が行われており、多くの方がカメラを片手に上を見上げ、花火のシャッターチャンスを狙っていましたが、風が無い為に、花火に煙が掛かってしまい良い写真は撮れたのか気になります。ちなみに私も、花火を撮影しましたが、カメラの性能がよくないし、腕も自信はありませんが、花火の色や形が上手く撮れたかどうかは、掲載した写真を見て判断してください。

今まで花火をじっくり見る機会はありませんでしたが、今年は、最後まで見てしまいました。
2009年度の富士祭りは無事終了しましたが、なんだかんだと言っても富士市最大のイベントでもあり、来年以降の更なる工夫を期待して祭りの感想とさせていただきます。

地域のお祭り

 

 天候が心配されていましたが、土曜、日曜共雨に降られる事無く、なんとか無事にお祭り等のイベントが終了する事ができました。終わってみれば、雨が事前に降り、土埃も立たず、曇っていた事により、暑さも抑えて返って絶好のお祭り日和でした。


 
 土曜には私の地域の須津ふるさと祭りが、まちづくり推進会議が主体で盛大に開催されました。色々な催しや各地区毎のバザーで食べ物も販売され、どこのテントも盛況でした。また、町内会長さん達により、ミニトレインの試乗が運営され、子供達で賑わいました。

 私も子供達が乗る前に乗り心地を確認する為に、試乗させて頂きましたが思いの外快適な乗り心地でした。私の地域のお祭りですが、日頃顔を合わせない人達と接する機会でもあり、地域が一体となり、地域力を高める為にも大切な行事でもあると思っています。その思いが通じたのか、最後まで雨は降らずに楽しむ事ができました。

 また、日曜の朝も天気は気になっていたのですが、田宿川のたらい流し川祭りが行われ、開会式後のたらい流しのレースに飛び入り参加をし、転覆する事無く最後まで流れ着きました。たらい流し川祭りの目的は,「清新なる湧推泉を守り育て、子供の頃から川を愛し、自然の環境と川を風水害から守る気持ちを育成する」という意味をもっています。

 私もたらいレースの出場は今年で3回目になりましたので、慣れたものです。今年は目立つためにわざと転覆をしようかなと思いましたが、すでに他の方が転覆していましたので、敢て転覆する必要もないと思い止めました。雨のせいか、水は多少濁っていましたが、参加している人にとっては、水の上を移動しながら、涼しさと楽しさを楽しめる素晴らしいイベントでもあります。
 午後から富士祭りがありましたが、これについては、多くの写真も撮っており、また、ちょっと書きたい事もあるので、別に明日以降で掲載します。とにもかくにも、天気が良くて良かったです。また、地域にいおいては、景気の低迷により、お祭りやイベントの縮小や中止があると聞いている中では、私の地域においてはしっかりと開催されていますので、お祭りやイベントが少しでも、地域の元気の発信となり、景気についても付加されればと思っています。
お祭りの後、お酒も飲む為に、帰りが遅くなりがちです。
この2日間外へ出ずっぱりでちょっと疲れ気味です。

気になる天気。

 豪雨で大きな被害をもたらした山口県の報道を見聞きすると、改めて雨の恐ろしさを感じます。24日朝、市内においても大雨注意報が流れていたのですが幸い被害は無かったようです。梅雨明けが遅いようで、どの地域においても、週末のお祭りやイベントがどの様になるのか気になるところだと思います。


と言う事で、水害常襲地に住んでいる関係もありますが、それとは別に、今週は朝起きると必ず外を見て天気を確認することから始まっています。
 すでに、安倍川の花火大会は中止延期が発表されていましたが、富士市ではどの様になるのでしょうか、雨天決行とは思いますが、とにかく大雨になるのだけは、参加する方も見る方にとっても避けて頂きたい事である事は間違いありません。
 私自身も25日、須津地域の一大イベントである「須津ふるさと祭り」26日「第23回田宿川たらい流し川祭り」富士市の最大級のイベントの位置付けの富士まつりにおいて、神輿神事やかぐや姫パレードと出席する予定になっています。また、娘も浴衣を着て沼津の夏祭りや富士まつりにおいてガールスカウトのパレード参加もあり、天気を朝から気にしています。
 お祭りに関しては、以前にも雨が降った時もありましたが、準備や日程上の問題もあるので、延期はしませんが、やはり雨が降れば予定変更でのプログラムが進められ、部分的な中止はあります。

 運営スタッフの方は本当にご苦労なさっていると思いますが、私の家の軒先でもテルテル坊主が飾られ、多くの人達の思いと同様に天気予報を聞きながら外の天気を眺め、雨が降っても、小雨程度になる事と祈るしかありません。

松葉楼、改装開店。

 

 吉原の老舗料亭の松葉楼さんが、5月に火災に遭い休業していましたが、8月5日より改装開店をする案内がありました。いつ開くのか心配していたのですが、嬉しいニュースです。

毎年、この時期私が所属する団体では、会のスタートとしての懇親会が開催されます。50人以上入れる座敷の宴会場は松葉楼さんと決まっており、懇親会はいつも松葉楼さんでやっていました。しかしながら、休業をしていた為に、本年の懇親会を開催する場所がなく、苦肉の策として座敷ではないのですが樟泉閣さんで、昨日開催されました。テーブルでの宴会は動き回るのにはいいのですが、畳の部屋で膝を突き合わせて飲み交わす風情はありません。
 

お酌をして回ると、逆にお酒を注がれてしまい気がつくと大分飲まされてしまいます。多くの人の話題は総選挙についてでしたが、ある人から新聞を見たのか臨時議会の補正予算で「経済危機対策交付金が活用されるようだけど、しっかりとした使い方とその効果がわかるような使い方をするよう」にと促されました。大変な時期であるが故に切実な要望として、お酒の席ではありますが、真摯に受け止めなければと思っています。

 それなりに楽しく懇親会は閉会しましたが、松葉楼さんが開店する事により通常通りまた、次回からは座敷での懇親会に戻ると思われます。景気が低迷している中で飲食店も大変な時ではありますが、多くの方々が老舗料亭の開店は待ちわびていました。ぜひとも、おいしい食事を提供して、元の松葉楼さんとして復活をして頂きたいと思っています。
女将の中井さん頑張ってください。応援しています!!

ねんきん定期便

 私自身の年金は将来受け取る事ができるのか心配していますが、それとは別に、少し前に消えた年金として年金記録が適切な管理がされていないと指摘され、約5000万件の「宙に浮いた年金記録」として問題となりました。

私も、慌てて社会保険事務所へ照会に言った覚えがありますが、その当時は多くの人が来ており大変込んでいて、照会するのに半日位掛かりました。幸い漏れはありませんでしたが、そのずさんな管理にはおどろかされました。

 現在はその整理に取り組まれ始めているようで、ちょっと前だったと思いますが、「ねんきん特別便」が届けられ、回答をしました。今度は、昨日「ねんきん定期便」が家に届けられていました。
社会保険庁では、平成21年4月より、国民年金・厚生年金の現役加入者に「ねんきん定期便」を毎年誕生月に送付しています。私も7月が誕生月でしたので、ねんきん定期便が送られてきた訳です。「ねんきん定期便」では、
 これまでの年金加入機関と年金加入履歴
 加入実績に応じた年金見込み額
 これまでの年金保険料の納付額
 月ごとの年金保険料の納付状況
等が記載されており、漏れや間違いがあったら連絡をしなければなりません。現在の年金加入期間が示されていましたが、私は480か月の納付とすると今後170カ月の納付をしなければいけない状況を考えると気が遠くなります。

年金についてではありませんが、本日、富士社会保険事務所へ行く用事がありました。いつも思うのですが、駐車場が狭く、利用者にとっては不便な施設です。大きな問題として騒がれている年金について相談をしたくても、利用しづらい状況では不親切です。何とか改善ができないか考えてもらいたいものです。

日本の陸上で46年ぶりとなる皆既日食が午前11時位に見る事ができたようですが、あいにくの天気とちょうどその時間市役所で研修をやっていたので見る事ができませんでした。中にはうっすらと見る事が出来た人もいたようですが見る事が出来なかった私は、家でコロナをみたつもりで、コロナビールを飲みました。(あまり関係ないけど気分だけでも天体観測です)

21日、衆議院解散。

福田前総理の突然の辞任に伴い、選挙内閣として発足した麻生内閣は、早期解散・総選挙と進めたかった訳ですが、リーマンブラザーズ破綻に端を発した米国発の世界的な金融・経済危機が深刻化した事により、景気対策最優先の方針転換をし、解散を先送りし、限りなく満期終了に近付いた中で、やっとというかようやく衆院解散がされました。

 自民党の両院懇談会が開催され、今までのゴタゴタを払拭させ8月18日告示8月30日投開票と解散から40日間の長い4年ぶりの政権選択の選挙戦が始まりました。8月に行われる選挙は実に107年ぶりだそうです。
 それにしても、なぜ、解散の際にバンザイをするのでしょうか、解散することにより議員でなくなり、選挙により議員として仕事ができなくなってしまうのにと思う人は多いと思います。実際、テレビを見ていても、バンザイをしない人もいたり、嫌々やっているような人も見受けれられますが・・・
 解散でバンザイをするのは結論から申しますと、ただの慣習だそうです。敢えて理屈を付けるのであれば、「出陣式の万歳」といったことだそうで、これをやることで国会に戻れるジンクスなんだとかと言われています。いづれにしても、政権の座をかけた選挙戦が始まりました。国会議員であった代議士も今日からただの人として、暑い選挙戦に入りました。私自身は複雑な思いはありますが、国民が求めているのは、生活の安定、将来の不安の解消、未来への希望であります。
 40日間は長いのか短いのかそれぞれ違うのかも知れませんが、政治の空白期間としての40日間は、景気が悪い中では、心配がされます。単なる政党間の争いではなく、選挙により政策を明らかにし、真に豊かな社会になるべく努力をしていただける国民目線の方に1票を投じたいと思います。

 解散した夜であり、大変忙しい状況の中、商工会議所青年部の納涼会にさっそく挨拶に来た方がありました。どの立候補者も必死です。

3連休を終えて

 19日は土用の丑の日でしたが、田子の浦の港まつりが富士シンボル緑地公園に場所を移し、盛大に開催されたようですが、残念ながら、地元の会合がうなぎ屋さんで開かれ港まつりには行く事ができませんでした。

 

20日は海の日ですが、新幹線の新富士駅にも「海の日」記念パネル展が展示されており、田子の浦港の事や、港での税関業務についてのパンフレットが置いてあります。

富士しんぼる緑地公園も整備が進んでいますが、田子の浦港の平成20年統計による入港船舶は、3413隻で内訳として、外航船舶189隻内航船舶3224隻となり前年より53隻減となっています。貨物量は580万トンで前年比より35万トンの減であります。景気が悪くなったとはいえ、平成11年には6000隻近い入港があった事を考えれば大幅な減少であると思います。その解消の為にも3万トン以上の大型船が入港可能にすべく一刻も早い9メートルバースから12メートルバースへ変えなければなりません。今の状況を見ても、工業都市としての生き残りをする為にも田子の浦港の整備の早い実現が求められます。
 本日の海の日は、平成8年から「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として7月20日が国民の祝日「海の日」として制定され、さらに平成13年6月、「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」が成立したことにより、「海の日」は平成15年から7月の第3月曜日となり、3連休化されています。
(土曜の納涼会では富士リトルの子供を励ましました。最後は肩を組み歌を歌ってお開きとなりました)

 東海地方の梅雨明けはされたのかどうかははっきりしませんが、今の処大雨による被害もなく、3連休も無事終わり、お祭り・納涼会・会合と忙しく過ぎましが、いよいよ夏本番と、来週以降も夏祭りがあちらこちらで行われ更に忙しくなりそうです。
 21日臨時議会での補正予算についての会派で勉強会が行われますが、いよいよ衆議院解散の日でもあり、マスコミにとっても忙しい日になると思われます。
 

お祭りでゴジラの卵。

「エーこれ冬瓜ですか?」
「冬瓜ではないですよ、すいかです。ゴジラのたまごですよ」
「食べれるんですか?何であるんですか?」

「知らないんですか、甘いですよ。どうですか?めったに手に入りませんよ」
「でも、スイカにしては高すぎるよ」
第11回ふるさと浮島春山まつりでの会話です。木箱に入ったゴジラのたまごスイカが富士市の一番東部地域のお祭り会場で客寄せの為に売られていました。ゴジラのたまごスイカは何かのテレビで話題になっていた事は知ってたのですが、見るのは初めてです。

 ゴジラのたまごすいかは、北海道樺戸郡月形町の、たった1戸の農園が生産する変り種スイカだそうです。果肉の甘みが強いのは、この地域特有の昼夜の寒暖差に由来しており、真っ赤な果肉の糖度は11度以上でシャリとした歯ごたえがあるそうです。(食べた事が無いからわかりませんが、そういう話です)

見た目にも、大きな特徴のあるゴジラのたまごスイカは、ラグビーボールに似た縞の無い楕円形で、1玉8kg〜10kgもある大型スイカです。恐竜の卵のような形をしているため、生産者自ら『ゴジラのたまご』と名づけたそうです。
(浮島区長さんとハイポーズ!!挨拶をするとビールも進められます)

お祭りの挨拶周りを終了し、気になっていたので立ち寄るとまだ売れていません。
青年部の人に、
「荻田さん買ってよ、売れ残っちゃうよ。負けるからさ」
と言われ挨拶周りをしながら、ビールも飲んでしまっていたので多少気が大きくなり、先日15日に誕生日を迎えたのですが、ケーキも食べたわけでもなかったので、自分への誕生日プレゼントとして買わせて頂きました。(大変安くしていただけたので・・)

 買ってみたものの困ったことに冷蔵庫に入りません。去年は宮崎まで行って完熟マンゴの「太陽の卵」を食べましたが、今年は春山祭りに行ったために「ゴジラのたまご」を食べる事ができます。でも、もったいなくて木箱からもだせません。
ですから、どんなお味かは食べた時に報告いたします。

解散に伴い予定変更。

 7月21日衆議院解散、8月18日公示、8月30日投開票のスケジュールで選挙は進む事がほぼ確定し、何となく慌ただしくなってきましたが、それに伴い私自身の予定にも変更が生じてきました。

 解散前ですが、いち早い対応として、8月18日から20日まで静岡空港を利用しての予定されていた会派視察も選挙告示日と言う事で、急遽中止となりました。また、8月29日に予定されていた青年会議所の静岡ブロックシニア総会も選挙前日とあって、9月26日に延期という案内がありました。7月21日に解散後には、これからまだまだ8月の色々な予定の中止、変更、延期が出る恐れがあります。今年は選挙の多い年であるので予定が組みにくい年でもあります。市内小中学校の夏休みも23日からはじまりますが、夏休みに入っても娘には申し訳ありませんが、今年も家族でどこかへ行くという予定はなくなりました。
 連日のマスコミ報道もありますが、大きな変化が予想される中、日本はどうなるのでしょうか?国政選挙でありますが、市会議員は関係無いという訳にはいきません。
 ただでさえ暑いというのに、余計熱い夏になる事が予想されます。

気候変動と食糧問題

国際連合食糧農業機関(FAO)環境・気候変動・バイオエネルギー部の金丸秀樹氏の「気候変動と食糧問題—今後の農業、食糧生産」というセミナーを抽選で選ばれたので、東京の大手町にある日本経済新聞社本社へ行き勉強してきました。

講師の国際連合食糧農業機関FAO(Food and Agriculture Organization)とは、世界の食糧生産と分配の改善と生活向上を目的とする国際連合の専門機関の一つであり、国際的な調査に基づき、世界各国の農林水産業への勧告などを行っています。主な活動としては、世界の食糧、農林水産業に関する情報収集並びに情報提供また、政策提言をいたします。本部はローマで講師の金丸氏も一時帰国をしてのめったに聞く事が出来ない講演でもありいい機会でもありました。
 世界的な観点からの話ではありましたが、気候変動は起こっており、過去100年間で+0,74度日本は+1度と上昇速度が速くなっており、過去100年間で17センチ海上面が上昇しています。20世紀半ばから全球気温の上昇は人間活動に温室効果ガス濃度の上昇が原因であるとしています。

そのトレンド(気候、自然界、人間活動)として、「1970年代以来旱魃に見舞われる地域が増加、過去50年で寒い日が少なくなり、暑い日がおおくなった。熱波や豪雨が多くなった。20世紀後半の北半球平均気温は過去500年間のどの50年間と比べても暑かった。春が早く来るようになった。植物や動物の生息域が標高の高い方に移っている等」、が観測されています。将来の予想としては、今後20年で0,4度程度の上昇は避けられないとしています。気候変動に関する排出量の削減もポスト京都として取り組んでおり、農林水産業で緩和策が取られていますが、気温の上昇は日本の農業へも大きな影響を与え気温の上昇か2度までなら米収量は増えるが3度を超えると収量が減り始めます。また、気温の上昇による影響は果樹への影響が大きく適応策も取りにくいとされています。3度以上の気温上昇では食糧生産は減少に転じ、穀物価格は高騰し、途上国の食糧輸入依存が進み、直接人類の生活を脅かす事が考えられます。色々な緩和策や適応策も取り組んでいく話もありましたが、まとめとしては、
・気候変動は温暖化だけでなく気候システム全体が変化し自然界、人間活動に影響を及ぼし、エネルギー、運輸問題だけではなく、農業にも大きく関係している。
・農業は緩和策にも貢献でき、森林は緩和策の最重要課題の一つ。・農業は貧しい国に大きな影響を及ぼし、適応策が必要、適応策と緩和策は両立する。
・気候変動問題に関して途上国支援を強化する事で世界の食糧安全保障に努めるべきである。
・食糧問題にとって気候変動は脅威だけではなく世界が飢餓問題に真剣に取り組むチャンスである。
として、最後にこのセミナーを通じて、食糧問題について自分の生活や会社においても考えて欲しいと言ってました。
難しい内容でしたが、大きな視点で物事を考え、身近にできる活動を進める為にも、いい勉強になりました。

 日本経済新聞社の本社に初めて行ったのですが、ロビーには株式やニュース等が流され、セミナー会場はからは皇居も見える場所でもあり、つい物珍しくきょろきょろとしてしまいました。

誕生日に思う事

 本日また1つ歳が増えました。朝、鏡を見ると、頭の毛の中に白い毛が目立ちます。夜遅くまで飲んだりすると、次の日1日疲れが抜けなくなりました。友達にはもう孫が生まれたという話を聞くようになりました。なんか、もう若くないんだなあと感じてしまいますが・・・ふとある詩を思い出しました。

        「青春とは」
         サムエル・ウルマン
          邦訳:岡田 義夫
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ 人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。

私はこの詩が好きです。特に、人は信念と共に若く・・人は自信と共に若く・・希望ある限り若く・・の行は励みになります。いくつになっても青春でいられる人生を送りたいと思っています。
青春の尺度として計算式があるそうですが、

  (希望×情熱=青春度)だそうです。

私の青春度は、ゼロという事はありませんので、歳を老いても青春を楽しみたいと思っています。情熱を絶やさず、夢や希望を持って議員生活も続けていきたいです。

追伸
 誕生日の夜ですが、家族と過ごさず、静岡の地で10年前に各地域において青年会議所の理事長をやった仲間と飲みました。それぞれにいい歳の取り方をしている事が話しを聞きながら感じました。
2009年7月15日
富士市議会議員
荻田たけひと

大阪見聞録

 

 東京都議選で自民党が大敗をした7月12日に 視察ではなく、プライベートとして、仲間と厄除けを兼ねた旅行で、大阪では「すみよしさん」あるいは「すみよっさん」と呼ばれ、また毎年初詣の参拝者の多さでも有名である住吉神社へわざわざ1年の厄祓いに行ってきました。

 何故、大阪なのか、何故住吉神社へ行かなければならないのか、ですが毎年この時期になると、厄年の仲間を中心に日本全国旅行をしています。今年に関しては、選挙等があり、予定が立て難く、参加者も少なかった為に新幹線で行きやすい場所という理由で大阪になってしまいました。
(大社の前には路面電車が走っています)

海の神である住吉大社は、大漁旗が飾らており住吉大神宮ともいわれ、神社で授与される神札には「住吉大神宮」と書かれています。大阪の住吉大社、下関の住吉神社、博多の住吉神社、の三社が日本三大住吉とされている由緒正しい神社でしっかりお祓いをして頂きすっきりしました。

 夜は、宿泊先から歩いて道頓堀まで行きましたが道頓堀は、言わずと知れた大阪ミナミの繁華街で、道頓堀に沿う商店街に飲食店が集中しています。道頓堀は2、3年前にリニュアルされきれいになっており、グリコのネオンを始め、キリンプラザ大阪、かに道楽本店、づぼら屋、道頓堀ホテル、道頓堀極樂商店街など、多種多様な看板・建物の店舗があふれている場所でありますが、ネオン看板は一種のアートのような感じでもあります。

 
 思わずグリコの看板を前にポーズを取ってしまいました。しかしながら、大阪の街は、夜中になると飲食店が多いせいか、あちらこちらにゴミが捨てられている街でもあります。

大阪には一泊したのですが、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が作った大阪城を見なければ帰るわけにはいかないという意見もで、急遽、寄ってきましたが、私が今まで見てきたお城の中では一番立派なお城でもありました。堀も深く天守閣までいくまでも一苦労です。
 色々な物を食べ、色々な話をし、色々な物を見てきたのですが、議員としていく視察研修とは違いますが、それなりに自分の知識の見聞が広がります。人生を豊かにする為に色々な処へ出かける必要性は感じました。

「若き時旅せらずれば老いて物語なし」
議員をやっていると思うように時間が取れなくなっているのですが、行けるときにちょっと無理してでも行った事が後でいい思い出になります。

大阪城にて

大阪城をバックに小口先輩と一緒にハイポーズ!

ビリケン神様と共に

大阪で有名な神様ビリケンさんの足を触るとご利益があると聞いて・・・・

通天閣にて

大阪。通天閣に行ってきました

通天閣とあいりん地区


 大阪の住吉大社へ厄除けのお祓いに行ってきたのですが、途中、大阪のシンボルタワー・通天閣を見によりました。通天閣に通じるジャンジャン商店街には、あちらこちらに通天閣の守り神のビリケンが飾られ、串揚げ屋、すし屋、てっさ屋さん等多くの食べ物屋さんが連ねています。
 また、将棋文化があるのか、随所で将棋を打っている光景を目にする事ができます。

(ジャンジャン商店街) (ビリケン神様の前で) (串揚げを付けるタレ)

 道路には露天商も多く商売になっているのか不思議ではありましたが、一種独特の雰囲気を感じつつ、これが大阪なのかと思いながら、通天閣の上までいっていきました。お祭りのようなまちなかで、名物の2度付けをしてはいけない串揚げ(タレはお店によって味が違うそうですが)を堪能し、住吉大社へ行く為にJR新今宮駅に向かったのですが、途中から、だんだん道路にはごみが落ちており、変な匂いがしだし、安い宿泊施設が目につきはじめました。
 JR新今宮駅を利用しなければならなかった為にあいりん地区に来てしまったのですが、駅に近付くにつれ、道を歩いていくと、なんか怪しささえも感じてきます。ふと見るとあいりんの職安があり、「アーここがあの有名なあいりん地区の職安か」と思いましたが、職安の下には多くの人が溢れており更に異様な雰囲気がしました。
あいりん地区には路上生活者が数多く居住し、約20haの面積に3万人の人口があると言われています。そのため治安が悪いとされている地域でもあります。JR新今宮駅の北は通天閣・新世界・でんでんタウン・フェスティバルゲート・スパワールドが立ち並ぶ観光地的な町並でありますが、南のあいりん地区では路上生活者が昼間から寝ていたり、日雇労働者向けの簡易宿所(ドヤ)が密集するなどしています。また、生活保護も急増しているのは、支援活動があるなど生活しやすいためであるとされていますが、保護目的で移住する人や、他の自治体窓口で大阪までの片道の電車賃をもらい移住する人もいるなど、本来他の自治体が負担すべき生活保護費を事実上大阪市が負担しており、大阪市の生活保護費の増大・財政難の原因となっているそうです。
 通天閣からJR新今宮駅まで歩いてきたのですが、大阪文化を感じながら、大阪の光と影の部分を垣間見る事ができました。

 大阪には、日曜から行ってたのですが公務ではない珍道中でもありましたので続きはおいおい掲載します。

出張中(旅行)です。

 2日間大阪に行っていますが、視察ではありません。あくまでも、個人的な用での出張です。どこかへ行くと言うとまた、視察と言われるのですが、あくまでもプライベートで、気の合う人達と1年の厄を落としに大阪へ神社参りに行ってきます。

 視察ではありませんので、視察報告はしませんが、なにか面白い事があったらブログへ掲載します。毎日があっという間に過ぎ余裕がない生活を送っています。休みらしい休みも無かったので、6月議会も終了し、少しだけ骨休めをしてくるつもりですので悪しからず。

幸せとは。

幸せとは?
考え方や価値観は其々あると思いますが、自分が幸せになる事は、愛する人が幸せでいる事、愛するという事は、どれだけその人に尽くしてやれるかという事だと私は思います。また、幸せは他人が決める事ではなく、自分で感じる事ではないかと思います。
決して物やお金で表せる事ではないと思っています。


 7月11日(7・11セブンイレブンと覚えやすいです)に結婚の食事会に招かれ、大渕のメゾン・ド・アニヴェルセルへ夫婦で出席しました。親族が集まり食事をしながら祝福をしあったのですが、心温まる会でもありました。親族でも無い私たち夫婦は、結婚した2人を10年以上見続けてきた間柄でもあり特別に親族に混ざった中での参加をさせて頂きました。

七夕の日に入籍も写真もすでに済ませており、食事会は、形式的な挨拶はなく、結婚する本人の挨拶と私の挨拶及び乾杯で始まり、食事を堪能しながら親族の紹介がされ、和気藹藹と本人達のリードで進められていきました。結婚披露宴と言うほど大袈裟なものではなく、参加している人、すべてと会話もできる会であり、本人達は満足をしていたようですが、一番喜んでいたのは、やはりどんな形であれ2人のご両親であったと思います。特に新郎のご両親は、可愛がってきた1人息子の結婚であり、今日の日を待ち望んでいたと思われます。私達夫婦も、色々な面で関わってきたので思いはありますが、とにかく2人で力を合わせ幸せになってもらいたいと思っています。親は子供の幸せを願っています。また、結婚した子供が幸せであるという事が親の幸せにも通じる事で、結婚した2人は相手が幸せでいる事が、自分が幸せである事だと感じて欲しいです。

 幸せは心掛けが決める事だと思います。ちいさな幸せでも満足していればその人は不幸せではなく、不幸せとは、もっと幸せになりたい、もっと幸せになりたいと思っている人で、幸せとは心掛け次第で変わってくるという事です。いくら幸せであっても満足を知らなければ、いつも不幸せであると思われます。本日、結婚した2人には愛しあい、認めあい、支えあい、励ましあい、どんな小さなことでも、幸せだと感じる瞬間を多く持ってもらいたいと思っています。
偉そうなことを言っても自分がそうでなく、そういう事を忘れかけていた事を2人の結婚の食事会に参加しながら改めて感じました。

 食事会が終わった後、ロゼシアターへ母親の絵を鑑賞し、地域のお天王さんが行われていたので、慌てて戻り、お神輿を揺すった後の慰労会に参加しました。色々な処へ参加でき、忙しいと嘆くことなく、参加したり、その場所へいれるという何気ない幸せと言う事を満足しなければとつくづくと思いました。

須津山管内視察

 
 
 前日、法人会青年部の会合があり、帰りが深夜になってしまい、その上寝苦しい夜だったので寝たのが朝方でした。朝7時より夏の交通安全運動の出発式が行われたのですが、睡眠時間がほとんどないような状況でした。眠い目をこすりながら街頭指導を行った後、本日開催の富士市須津山財産委員会に出席し、須津山の管内視察に出かけました。



視察は、1日かけて、メンバーは勿論ですが、商工農林部長、林政課長及び所管職員同行で行われました。視察箇所としては、1、大棚荘、2、須津渓谷橋3、除・間伐事業個所(住所を書いたところで場所がよくわかりませんが江尾字押出尾根1037、富士岡字横渡366、富士岡字聖人山369)4、林道猪之平線開設工事場所でしたが、その他にも水害予防施設としての砂防ダムを見てきました。ほとんど前日寝てないので、移動中、気を許すと睡魔に襲われてきます。

私の地元でもある為に、大棚の滝や須津渓谷橋はよく来ていますが林道に関しては、不法投棄や山を荒らされてしまう恐れがある為に鍵をかけてあるゲートが随所にあり、車は通常入れない状況であるので勝手には見て回る事ができません。ちなみに、現在ゲートは、40か所設置されており、県の補助が50%あり、年間2か所ずつ設置をしています。(ちなみに1か所につき40万円かかるそうです)須津山管内の視察ですが、高低差があり、平野部で蒸し暑く日も差していましたが、間伐事業を行っている場所は標高800から1000メートルであり、霧に包まれた上、ひんやりと涼しい状態でした。

間伐場所は急斜面であり、間伐をしても搬出するのが困難であるような場所でもあり、間伐材の有効利用といわれますが、簡単には持ち出せない状況があります。

大棚の滝は雨季シーズンでもあるので水量も多く、間近でみても、須津渓谷橋の上から見ても見ごたえのある景色で、観光地としても十分通用するポイントでもあると思います。また、20メートル近い落差のある滝を利用すれば、小水力発電も可能な場所であると感じました。

途中砂防ダムを確認して歩いたのですが、河原において心無い人達によるバーベキューの後のゴミが散乱している場所がありました。先月も地域で下草刈りをして、きれいな場所にしているのに、残念であると共に多くの人に見てもらいたい場所でもありますが、人が来る事により、汚されてしまう恐れも感じてしまいます。

浮島釣り場公園行政視察

 磐田市の桶ケ谷沼のトンボ公園は全国的にも有名で珍しいトンボが見れる自然環境保全公園ですが、桶ケ谷沼まで行かなくても、チョウチョトンボ等の珍しいトンボが見れる場所が浮島釣り場公園です。

21年度の市長の行政視察にも含まれていましたので、地元議員として行政視察に同行させて頂きました。浮島釣り場公園はメガネ池と赤ドブ池の2つの池があり、フナやタナゴが釣れる場所として知っている方も多いと思いますが、今年になり赤ドブ池を整備するにあたり調査した結果、桶ケ谷沼に劣らないような珍しいトンボの生息地である事が判明しました。
 

絶滅機種でもあるトンボも含まれている中では、赤ドブ池は、急遽釣り場としてではなく保全公園と言う位置づけで釣りを禁止し、トンボの生息場所として保護をしていく事になっています。地域においてはすでに回覧版で釣りを禁止する旨を伝えてあります。

 市長、建設部長、都市整備部長、財政部長他、所管の課長等が公園管理のみどりの課の課長の説明で問題箇所を見て回り、今後の取り組みが検討されていましたが、東球場と隣接している公園でもあり、面的な整備も必要であるという認識を持って頂いてくれているようで、駐車場やトイレ等の設置も含め、取り組んで頂けると思っています。視察をしているとすでにたくさんのトンボが飛んでおり、チョウチョトンボやイトトンボが確認できましたが、沼にはピンク色のジャンボタニシの卵が多くみられ今後駆除も考えなければいけないと思われます。

また、うさぎが沼の周辺の原っぱにいて、多分誰かが離したのかもしれませんが、突然現れるとびっくりします。こんな身近な所に、いろいろな物が観察できる場所があるのはあまり知られてはいませんが、大切にしなければいけない場所であると思いました。

運動もでき、釣りもでき、動植物の散策ができる場所として、地域はもとより市民に愛される場所の一つとなるよう今回の行政視察の対応を期待はしています。
東部地域にはこの他にも浮島自然公園、須津渓谷にある大棚の滝、浅間古墳等の史跡等自然や歴史的な名所があります、今後、沼川を含め、大きな面として、東部の観光ルートとして位置づけ、考えてもらいたいと思っています。

七夕の日に

 7月7日は七夕でしたが、天の川は見る事はできませんでした。一説によると織姫さまと彦星さまが流す涙で雨の日になると聞いた事がありますが、やはり雨でした。子供の頃は笹の葉に思いや願い込めた短冊を飾ったのですが、最近ではあまり見かけないよう気がしますが・・・


ここの処会合の後に、バンドや歌と言ったイベントが多いです。難しい話の後の音楽会は気持ちをリラックさせてくれてよい演出でもあります。昨日も七夕の日でしたが、会合の後に、富士市出身の歌手舞弥さんのミニコンサートがありました。1.Last Night2.糸3.異邦人4.モノクロの世界で5.コンパス〜アンコール〜ピカピカの6曲を歌ったのですが透き通る声が会場に響き、立食のパーティーでしたが、聞き惚れていました。歌手の舞弥さんはデビュー前より知っていたのですが、久しぶりに歌を聴き感じたのは、随分洗練されてきたような気がします。(歌が上手くなったというより聞きやすくなったような気がしました)曲の間に話していましたが常に富士市で育ててくれた事を感謝しながら歌い続けていくと言っていました。ぜひ、小さなころから夢見て、夢を叶え歌手になった舞弥さんには、富士市出身の歌手として頑張ってもらいたいです。

 気持ちが豊かになりながら、その後、大変親しい仲間が七夕の日が誕生日であると言われていましたのでお祝いに行きました。彼は、仕事も遊びも遊びも一生懸命で多くの方に慕われている素敵な人です。でも、今更、いい年をして誕生会なんかと思いましたが、多くの仲間が集まり祝福されている姿を見ると彼の信望の厚さを感じると共に、良い歳の取り方をしているんだなと言う事をつくづく思いました。私の周りにいる仲間の中でも、自分のしたい事が出来る状況である彼は、ある意味うらやましい生き方ができている一人でもあります。
 七夕の日で其々に思いや願いがあります。
でも、なかなか思うようにいかないのが社会です。
 七夕の日に出会った2人みて、少しでも思いや願いが叶えられるような生き方ができるよう雨が降る夜空を見ながらふと思いました。
 

会社は倒産する。

 

 2009年4月の企業倒産件数1169件と11か月連続前年同月比を上回っています
 35年以上にわたり300社会社を直接指導し赤字企業の業績を回復させてきた企業再建の「名外科医」として知られるコンサルタントの井上和弘氏の講演を聞いてきました。

会場に入る前にインパクトの強い「だからあなたの会社は倒産する」という著書を渡され、それを資料にしながら話は進められていきました。著書の中には
「経営不況というものはつきものである。厳しい冬の季節は必ず廻ってくる。来るべき不況を予想しながら慎重に進む人と自分は大丈夫だと思っているノー天気な人とは経営に雲泥の差が生じる。予想をもとに、経営手法を見直しダイナミックな軌道修正をすればよい、と思うのだが、対策が遅れるかぐずぐずして手を打たないでいる経営者も少なくない」
判っていても手を打たない人も多く倒産してしまうという事例も多いのですが、会社というものは壊れやすいようにできているとし、大阪の船場の商人でよく言われている言葉で
「でんぼ(おでき)と商売は同じ、大きなものは潰れる」
「屏風と商売は同じ、広げたら倒れる」
「扇子商法で行かなきゃ。広げる事も簡単、閉じる事も簡単にしとけ」
しかしながら、先人たちの知恵を知っていても破綻していく会社は多いのが現実であります。
 井上氏は生き残るためには「たため、削れ、変えろ」と話し、すべての倒産の原因は借り過ぎであるとしながら、キーワードのオフバランスの重要性を説いていましたオフバランスとは、オフバランスシートのことで、バランスシート(貸借対照表)に載らない状態の事です。オフバランス化として資産と負債を圧縮すれば、資産が健全化されて、資産効率もよくなる。一番簡単なオフバランス化は、その資産を売却してしまうこと。オフバランス化の方法としては、債権、不動産などについては、証券化して投資家に売却するというスキームもあります。要するに会社の中の含み損を吐き出すという事です。
 会社経営について勉強になりました。私は議員ではありますが経営的感覚は持ちたいと思っています。
 多くの企業が今の時代を乗り切る為の努力をしています。
井上氏は最後に「この不況を生き残ればよい事がある。それはライバルがつぶれる。」と言っていました。

講演後のアトラクションでは、ゴスペルのショータイムがあり、研修中の重苦しい雰囲気も変わり、素晴らしい歌声を堪能でき大変良い講演会でもありました。