自分に与えられた道を歩く。

 

2月定例議会が終わった。
新たな議長、副議長そして委員会構成も決まった。
私も新年度より、新病院特別委員会の委員長を拝命した。
先日、倉庫を片付けていたら、松下幸之助の「道」があった。自分には自分の道があると思っている。

          
松下幸之助

 自分には自分に与えられた道がある。
 天与の尊い道がある。
 どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
 自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。
 広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
 坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
 なぐさめを求めたくなる時もあろう。
 しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
 あきらめろと言うのではない。
 いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むこ
 とである。
 自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
 自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
 他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
 道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
 心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
 それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む
 姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
 深い喜びも生まれてくる。

新年度、自分の道をしっかりと歩かなければ・・・