浮島釣り場公園行政視察

 磐田市の桶ケ谷沼のトンボ公園は全国的にも有名で珍しいトンボが見れる自然環境保全公園ですが、桶ケ谷沼まで行かなくても、チョウチョトンボ等の珍しいトンボが見れる場所が浮島釣り場公園です。

21年度の市長の行政視察にも含まれていましたので、地元議員として行政視察に同行させて頂きました。浮島釣り場公園はメガネ池と赤ドブ池の2つの池があり、フナやタナゴが釣れる場所として知っている方も多いと思いますが、今年になり赤ドブ池を整備するにあたり調査した結果、桶ケ谷沼に劣らないような珍しいトンボの生息地である事が判明しました。
 

絶滅機種でもあるトンボも含まれている中では、赤ドブ池は、急遽釣り場としてではなく保全公園と言う位置づけで釣りを禁止し、トンボの生息場所として保護をしていく事になっています。地域においてはすでに回覧版で釣りを禁止する旨を伝えてあります。

 市長、建設部長、都市整備部長、財政部長他、所管の課長等が公園管理のみどりの課の課長の説明で問題箇所を見て回り、今後の取り組みが検討されていましたが、東球場と隣接している公園でもあり、面的な整備も必要であるという認識を持って頂いてくれているようで、駐車場やトイレ等の設置も含め、取り組んで頂けると思っています。視察をしているとすでにたくさんのトンボが飛んでおり、チョウチョトンボやイトトンボが確認できましたが、沼にはピンク色のジャンボタニシの卵が多くみられ今後駆除も考えなければいけないと思われます。

また、うさぎが沼の周辺の原っぱにいて、多分誰かが離したのかもしれませんが、突然現れるとびっくりします。こんな身近な所に、いろいろな物が観察できる場所があるのはあまり知られてはいませんが、大切にしなければいけない場所であると思いました。

運動もでき、釣りもでき、動植物の散策ができる場所として、地域はもとより市民に愛される場所の一つとなるよう今回の行政視察の対応を期待はしています。
東部地域にはこの他にも浮島自然公園、須津渓谷にある大棚の滝、浅間古墳等の史跡等自然や歴史的な名所があります、今後、沼川を含め、大きな面として、東部の観光ルートとして位置づけ、考えてもらいたいと思っています。