会派で「紙のまちを考える」

以前富士市の基幹産業でもある「紙のまち」を考えるシンポジウムが開催されました。
紙のまちの将来を考える上では有意義なシンポジウムであったと思います。
その際にパネラーとして参加していた春日製紙工業株式会社久保田会長の講演が議員でも大変勉強になったと言う意見もあり、会派で改めて久保田会長をお招きしての研修会及び意見交換会を開催する事になりました。

久保田会長からのレクチャーは、前回シンポジウムでの話を基に、主に製紙業界が生き残る提案を含めた内容でした。製紙産業自体は円高や少子化が進み黄昏に拍車がかかっているが、富士市においての製紙産業の優位性は十分にあるとし、その上でどうしたらいいかという事では、現在の岳南地域の製造業の弱みとして、東電管内にある事を指摘した上で、今後東電に依存した製紙業は突出して競争力がなくなる恐れがあるので、自前で電力供給ができるようこの地域への火力発電所設置を推進しなければならない必要性が訴えられました。その上で分散型エネルギーシステム活用研究会で提案されている大工場のコージェネレーションシステム導入しての地域新電力の取り組みや観光推進策として発電による廃熱エネルギーを利用して富士山のある街へ大型スパリゾートの建設を進めるべきであるという持論が述べられました。

また、意見交換会では、環境を考えた上でトイレットペーパーの再生紙の利用促進として、基幹産業としてパルプロールには環境税として5%の導入を富士市で考えてもいいのではないかと言う提案もありました。
会派での研修会ではありましたが、産業都市として構造変換が成されようとする中で、行政も企業も更なる連携を進めた上でのまちづくりは必要な事であると感じています
ちなみに春日製紙は私の祖父がつくった会社でもあり、久保田会長とは従妹に当たります。今後も個人的に意見交換は進めようと思います。

日本一の防波堤の耐震性

防災訓練の際、浮島工業団地で防災の役員をなされている方から、
「議員さん、確認したい事があるのだけど・・」
「なんでしょうか??」
「南海トラフ地震の想定だと、富士市には津波高は6メートルになっていたけど、改めての確認だけど富士市の防波堤で防げるの??」

「日本一の防波堤と言われていますので、公表された津波高で堤防を超える事は無いと思います。ただ言われている事は、堤防が無い田子の浦港や富士川からの津波の遡上は考えられておりそれによる浸水予測は出されると思いますが・・」
「私が心配しているのは、17メートルの防波堤でも、最大級の地震が来た時に、揺れにより堤防が破損したり、倒壊により津波が入り込んでくることはないのかという事ですが。」
「多分、大丈夫だと思いますが・・」
「巨大地震に対する耐震はできているの?また、基礎はどうなっているの?構造を示す資料はあるの?議員さん確認してくれてありますか?」
「堤防の現地を視察した時に、耐震についても大丈夫と言われ、基礎や構造は示されたと思いますが、資料はあったかな・・。すいません。示す資料を確認して報告します」
「お願いします。いくら日本一の17メートルの防波堤でも、壊れたら6メートルでも結果的には大津波が押し寄せてくるという事に成りますから・・」
「確かにそうですね。耐震性についてもう一度確認してきます」
と言う事で、資料を確認してきました。
改めて富士市の防波堤を説明すると、富士市の五貫島から沼津市千本まで20キロメートルに渡り日本一の防波堤が設置されており、
特長としては、
・海側から陸側に向かい約30度の上り坂になっている傾斜型
・高さ13メートルから17メートル、17メートルの区間は約8割、富士市の部分は17メートル。
・内部を砂利で固め、その上を厚さ50センチものコンクリートで覆っている(全国共通基準)
耐震対策として
・昭和57年度より、全小段の耐震対策工事を富士、吉原、原及び沼津工区の一部で表法面について順次施行、昭和62年までに完了、
・平成元年度より、富士工区において堤防裏法面をアスファルト被覆からコンクリート張構造にするとともに鉄矢板基礎による耐震対策工事(堤防補強工事)を平成15年度まで実施。
・平成24年、必要な振動を与えてどれだけ影響が出るかを測定したところ、液状化等最悪の場合でも、最大でも1メートル程度の沈下にとどまり、堤防は破損しない、沈下しても16メートルの高さがあり、南海トラフの巨大地震でも耐えうる強さを持っており、補強は不要と言う結論が出ているがあらゆることを考えて津波の準備はしていくことは必要である。(沼津河川国道事務所)

とりあえず基礎補修もなされ、耐震性については大丈夫であると言う結論が出ています。(17メートル以上の津波が来たときには倒壊の恐れもありますが、公表された6メートルの津波高には耐えられます)
以上が堤防についての見解です。
でもやっぱり想定外という事はどんな時でも考えなければいけない事である事はご承知ください。
工業団地の役員さんよろしいでしょうか・・・

富士市の財政白書

私が所属する市民クラブで取り組んできた「富士市の財政白書(第1部)」が完成しました。
この財政白書は、富士市の昭58年度より平成22年度までの28年間の決算カードを基に分析されていますが、会派メンバー10名で分担し作成しました。

(第1部)となっているのは、財政白書に関して、会派では初めての試みとして取り組んできており今回はまず、第1ステップとして富士市の28年間の歳入、歳出に係る数値の推移と関連事業の概要等の市財政が流れをまとめてきており、今後、財政運営に関する決算評価にまで踏み込んだものを第2部としての取り組む事をを予定しています。
平成22年度までの財政白書ですが、本年度より不交付団体から交付団体になり、さらに財政についての厳しさは増しています。自分の住むまちの財政状況の分析については、しっかりと把握しなければ様々な施策も取り組めません。財政運営に関しては、議員もしっかりとしなければいけませんが、市民にも情報共有を図りながら今後の市の財政の在り方や方向性を検討しなければならない事でもあると思っています。
ただ、市民クラブがつくった富士市の財政白書(第1部)はあくまでも会派で作製したもので部数も限られています。
市民クラブのメンバーは所持していますが、興味のある方はお知らせください。

「防災の日」の地域防災訓練

9月1日は全国的に「防災の日」でもあります。
富士市においても自主防災組織が中心となり地域の防災態勢の確立及び住民の防災意識の高揚を図ることを目的に地域防災訓練を市内各町内などで行なわれました。

私の町内では、今回、津波による被害への不安から、自助と言う観点からまずは高台へ避難することが大きな訓練内容になっていました。
まず、地震が起きたら午前8時30分に災害発生が広報塔から流れると共に、火の点検と戸締りをしてすぐに近くの避難場所でもある高台にある八幡神社へ避難しました。

避難場所では、副町内会長さんが各組合の人員を確認し増川区が全体で集まる事になっている氏子会館へ徒歩で移動しました。
地域住民が集まった中で、改めて防災意識高揚を図る為に、元消防職員の方より災害での心構えや対応について説明があり、実践訓練として防火水槽からの消防ポンプでの放水訓練等を行いました。今回の訓練前に議会でも、災害時での議員対応が統一的に示されており、災害が起きた後、必ず地域のまちづくりセンターへ出向き地区班長へ報告するようになっています。私も災害発生後、避難場所へ顔をだし、まちセンへ元気でいる事を車に乗って報告に行き、再度地域の訓練場所へ戻りました。(ただ、本当の大規模災害時には、車を使って報告はできるかは疑問ではありましたが・・)

訓練場所での挨拶でもありましたが、29日に公表された南海トラフ巨大地震の被害想定として県内死者11万人と多くの方が衝撃を覚えました。津波高は6メートルであり、17メートルの防波堤を考えれば、私の住む地域においての津波による浸水被害は示されていません。だからと言ってよいという訳ではなく、以前から心配されていることは、恐らく津波被害よりも、M9クラスの巨大地震の揺れは想像を絶し、当然のことながら、建物内で家具の転倒や天井が落ちてきて押し潰されたり、建物の倒壊、火災発生、急傾斜地倒壊、液状化等によっての命に係わる被害がある事が考えられます。住宅の耐震化や家具等の地震対策は進めながら、急傾傾斜地区も多いので避難経路の確認はしっかりとやらなければいけない事でもあります。

いつ、どのような状況で災害が起きるのかはわかりません。
訓練を通じて改めて、災害時では自分の身は自分で守る。
その上で回りが助け合い、地域で支えあう事が大切であります。もしもの時に実際に対応できるかは、日頃の訓練に尽きると思っています。

議会モードにギアチェンジ。

8月もあっという間に過ぎてしまいましたが、9月定例会を前にして議会も忙しくなり始めています。

一般・特別会計決算委員会協議会において、平成23年度決算 議会評価対象事業として、一般特別会計より10事業、水道の企業会計より1事業が対象となっていますが、その対象事業について当局より説明があり質疑が行われました。今後会派で評価シートが9月19日午後5時までに取りまとめられ定例会の決算審査の後に事業評価が成されます。
また、全員協議会が開催され、
1、「岳南鉄道の存続に係る公的支援について」
2、「指定管理施設の使用料について」
 ・指定管理施設のレストランラン等に係る利用料金について
 ・平成25年度に指定管理者を更新する施設の使用料の改定案について
3、「災害廃棄物の広域処理について」
の説明がなされました。
特に注目されていた事柄としては、8月3日に、岳南鉄道に3年間の公的支援を行う事が発表されていましたが、全員協議会の場で本年度の公的支援としての金額が示されました。公的支援の目安としての富士市にもたらされる社会的便益の金額として算出された金額は6500万円。これは単なる赤字補てんではなく、岳南鉄道側も2437万円の自助努力はしなければなりません。既に、2000万円の補助は出されているので、9月議会において補正予算として4500万円が計上される予定であります。
(新聞報道)

今後、3年間支援は続きますが、2年間は検証期間として、検証期間終了後にその後の方向性を判断しなおすとしています
今回の事業評価の中には、新交通システム推進事業が取り上げられており、東西方向の公共交通の基軸として、岳南鉄道を利用したDMV導入基本計画の再検討もなされています。
2年間の検証期間の間には、当然方向性としてDMVの導入も結論は出さなければいけない事であると思っています。
9月に入り定例会が開催されますが、その前に地震対策防災特別委員会も開催され、公表された南海トラフ巨大地震被害想定についての説明が成されると思っています。
暑い、暑いと言ってるうちに気が付いたら議会モードにギアチェンジが切り替ってきてます。

地域要望の優先度を上げるために・・

県内各地域の要望事項を、自民党市町支部がまとめ、静岡県連と国会・県会議員関係者を通じて実現するべく平成25年度静岡県の予算に対する自由民主党静岡県連市町支部要望事項に対する富士市支部に対しての政調会議が樟泉閣で28日午後開催されました。

これは、自由民主党静岡県連の政務調査会長ほか役員、国会・県会議員、各地区支部長が同席し、各市町が予め提出していた県や国への要望に対し、県職員がその進捗状況や実現可能性について答えるという形式の会議です。

出された要望に対しての回答を直接当局から聞ける貴重な場所でもあります。私も須津地域の通学路の危険個所の道路インフラ整備や東部地域の水害対策に対して5つの要望をしていましたので、オブザーバとして傍聴させてもらいました。

道路・河川の多くは国・県に関わる事が多く、市議会でも一般質問等で取り上げていますが、国、県に関わる事に対しては市としてはお願いする立場でもあります。道路、河川のインフラ整備に関してはお金のかかる事でもあり財政状況が厳しい中では公共工事が進みにくい状況ではあります。しかし、地域要望の実現の為には、少しでも優先度を上げるためにも様々な場所で取り上げてもらわなければ進まない事でもあると思っています。
富士市の様々な課題解決はもとより、地元の議員としては、地域要望実現の為に最善の努力はしなければいけないと思っています

市内通学路合同点検終了!!

6月議会でも取り上げられていた通学路での安全対策として、以前にもブログで書きましたが、文科省ではことし4月、登下校中の児童らの列に車が突っ込み、死傷者が出る事故が相次いだことを受け、全国で通学路の緊急合同点検を始めました。富士市内でも教育関係者や道路管理者らによる8月末までの緊急「通学路合同点検」が行われています。

今月末まで富士市内の15の小学校で240か所の危険箇所の内、45の危険箇所を抽出しての立会点検が行われており、最後の合同点検として須津小学校で校長、PTA会長、PTA母親委員、県警、県土木事務所、教育委員会、市民安全課、道路維持課、まちづくりセンター、等の関係者が集まり行われました。

当然地元の市会議員として私も参加しましたが、子どもや地域住民の命を守るための危険箇所の改善は不可欠な事でもあります。
須津小学校においては危険、要注意箇所として提出した4か所の内合同点検個所は以下の2か所。
1、「山平園から富士市中里須津珠算学校への道とその先の交差点」
2、「須津中学校北西の横断歩道」
6月議会で私の質問においても、「愛鷹農道2期の供用が近づく中での安全対策について」も須津小学校を含む、須津中学校、中里保育園の通学路に関連する基幹道が供用されることにより、交通量が増加し、今でも危険箇所であるのに、さらに危険が増すことが予想される中での対応を求めていましたので、どちらの問題個所も関係があります。

ですから、このように、関係者が集まり点検、今後の方策を考えて頂ける事はありがたい事でもあります。
しかしながら、緊急合同点検は、4月の事故後、文部科学省などが全国の教育委員会や道路管理者、警察に要請し、全国で行われていますが、私の地域同様、問題とされている通学路の狭い道などは、抜本的な改善として隣接住民から土地を提供してもらわないと道路は拡幅や拡張できません。県でも市でも予算が限られる中、要望した内容がすぐに改善されるわけではなく、学校や保護者、地域住民らで当面の対応を考えなければならないのが現状でもありますが、複数の関係者が一緒に点検を行うのは問題意識を共有する意味では意義ある事であると思っています。
市内の通学路合同点検は須津小学校が最後に終了しました。
いずれにしても、危険箇所については事故が起きてからの対応では遅いのです。
ソフト、ハードの両面を含め、時間がかかる事は分りますが、すぐにできる対応はよろしくお願いします。

大棚の滝までの通行止め延期されてます。

大棚の滝までの間のトイレ前の須津第一砂防ダム付近のがけ崩れの安全対策工事が5月21日より9月14日の予定で行われており、落石防護柵設置工事の為に車両通行止めであったので、今年の夏は大棚の滝に行く事は遠慮していました。

もうすぐ工事が終了になるのかと思っていた矢先、ちょっと前に林政課より工事延期の連絡がありましたので、気になり工事個所へいってきました。
(工事箇所までの間、3か所に車両通行止めの看板が設置されています)

すでにHPでは工事延期のお知らせはながれていますが、当初計画していなかった道路ブロック積工を新たに川側に施行して、車両が交互に通行できるよう道路幅員を確保する事なり、予定していた完成工期日の9月14日を10月26日に延期することになりました。
より、歩行者や車両通行車に配慮しての工事延期でもあります。
須津地域の大きなイベントとして、1000人近くの人が参加する大棚の滝までのふれあい遠足が11月25日に開催されます。昨年はがけ崩れの為に安全対策として、浮島沼へのふれあい遠足に変更がありましたが、10月26日までに工事延期はされたものの今年は、山側斜面の安全対策がされた中で実施が出来そうです。今年こそは、地域住民が楽しみにしているふれあい遠足を何とか大棚の滝でやりたいです。ただ、心配なのは、もともとの地盤が緩く、がけ崩れしやすい状況もありますので、これから台風や大雨、また地震等によって新たな危険箇所が出来ない事を願うだけです。
(迂回路説明地図)

なお、今までの工事でもそうでしたが、延期工事期間中においても車両通行止めではありますが、歩行者の通行は可能となっています。また、大棚の滝には迂回路を通ればいく事はできます。
秋になり、行楽シーズンとして大棚の滝へ訪れる方も多いと思いますが、気を付けてください。

忙しい議員活動にちょっと・・??。

週末はでかける事が多いです。
日曜日、大変暑い中でしたが、青葉台で開催する富士市会場型総合防災訓練を視察してきました。平成8年より地区を指定しての総合防災訓練でもあります。。

駐車場スペースが少ないので、会派で朝7時45分に市役所へ集合しての参加です。開会式後、炊き出し訓練、応急救護訓練、吉原2中生によるDIG発表、消防救助隊により救出、救助訓練、災害救助犬による検索、初期消火活動等々の訓練は午前中いっぱいでしたが勉強になります。
その後、地域において父親ソフトが開催されていたのですが、防災訓練参加の為に試合には間に合いませんでしたので、選手の労いの顔出しに。結果は神谷地区優勝との事。神谷地区では、試合後の打ち上げでBBQが開催されており、美味しそうにビールを飲んでいました。

飲みたいのをぐっと我慢して家に帰る暇なく、円照寺の地蔵祭りへ直行。
お寺では青壮年部の一員として、夕方より始まるお祭りの準備。お祭りでは音響係りの役割があります。

アトラクションとしての火舞、第六天太鼓もありますが、BGMも流さなければいけませんので、持場を離れる訳にはいけません。片づけを済ませ、家に着いた時は午後10時。お寺のお祭りですが、地域の絆づくりに役立っています。
朝から出っぱなしです。
あっという間に一日が過ぎてしまいます。その上、暑い中で一日動き回っていたので、軽い熱中症なのか頭痛がします。やらなければいけない事がありますが、何も手を付けずに,家に着くなり、お風呂に入り、バタンキューと言う感じです。
一日出かけてやる事もあり忙しく有意義に過ごしたと言えば、それまでですが、もうすぐ9月議会が始まります。
このところ、寝苦しく夜中に目が覚め、「なんとなく出かけてばかりでいいのかな〜」とちょっと不安を感じる時があります。
忙しい、忙しいで過ぎ去る毎日の活動。(出れる時が花とも言われますが・・)
その割には、具体的に何をしているのか、わかりづらい議員活動、議員の存在感ってなんなのかなと考える時があります。
余裕がない生活ですので、ジックリと物事を考える時間も必要であるとも思っています。

写真を撮ってびっくり!!SDTトリックアート展

暑い日が続きますが、気が付けばもうすぐ夏休みが終わりに近づいています。

以前テレビで夏休みイベントとして宣伝してたてどうしても気になっていた催しがありました。
「見て!触って!撮って!これはもうアートの遊園地だ!!3Dに負けない迫力 平面の絵が飛び出してくる!」と宣伝しているSDTトリックアート展。

テレビでは8月21日まで開催していた浜松遠鉄百貨店えんてつホールでのトリックアート展を放映していましたが、浜松まではちょっと遠くていけませんでしたが、8月24日より9月2日まで 静岡伊勢丹ミライエ呉服町開催になりましたので、静岡ならとさっそく行ってきました。

トリックアートとは、2次元のものを3次元に描いた「だまし絵」アートです。

目の錯覚を利用して、見る角度によって絵の印象が変わったり、額から絵が飛び出したように見えたりします。
トリックアート展が他の美術館と大きく違うのは、なんと言っても「作品にさわれて撮影ができる」というところ。額縁から飛び出す大きなクジラ、サメ、などにさわるようなポーズや驚いた表情などを演じると、まるで絵の中に入り込んだような写真を撮ることができます。ですから一人で行くと写真が撮れませんので、家族や仲間でカメラ持参をして楽しんでください。

入場料は大人500円。子ども300円。
カメラを覗いてびっくりのトリックアート。
大人も楽しいです。童心に戻りますよ。
9月2日までのお勧めのイベントです。

タクシー生誕100周年を迎えた中での課題

コミュニティ交通セミナーとして研修に行った際に知ったのですが、タクシーは大正元年、8月東京有楽町のタクシー会社が初めてメーター機を乗せて走らせてから、今年で生誕100周年に当たるそうです。それを記念して8月5日は「タクシーの日」だったそうです。

タクシー業界では、1970年万博をピークに営業収益は落ちてきているそうです。現在、タクシー事業は、長期的に輸送事業が低迷する中、車両数が増加するなどの影響もあり、地域によっては収益基盤の悪化や運転手の労働条件の悪化が生じている他、不適正な事業運営の横行、事故発生件数の増加と言った問題もあり、平成21年6月「タクシー事業適正化・活性化特別措置法」に基づきタクシー事業の適正化、活性化に取り組んでいます。。
タクシー業界はダウンサイジングと事業の活性化を進めていますが、もう一つの命題としては、2016年5月までに無線からフルデジタル化に移行しなければなりません。
100年の歴史を経て、タクシー業界も生き残りをかけて、様々な取り組みをしていることをセミナーでは聞くことができました。
セミナーでの「時代はタクシーサイズ!」の理由として
1、フレキシブル
2、パーソナル化
3、情報装置
の3つが挙げられていましたが
まさしく、大量輸送の時代ではなくなってきた中での、地域の救世主としての役割が担えるかが100周年を迎えた中でのタクシーに課せられた課題でもあると感じています。

富士リトルと台湾の交流会

富士市にある硬式野球チーム富士リトルシニアに、先週より21日まで、台湾から、子供たちが遠征に来ていましたが、その歓迎会及び交流試合後の懇親会に参加させて頂きました。

日本では夏休みですが、台湾の学校の新学年は9月からのスタートでもあり、ちょうど今は学期末、日本とは6か月の差があります。以前より富士リトルシニアでは、台湾との交流を持っています。今回は台湾の子ども達は、リトルシニアの父母会で対応してくれており、各家において宿泊をしていました。また、今回の来日に関しては、中華民国学生棒球野球連盟の郭会長、陳秘書長も同行してきていました。
    (台湾の郭会長、陳秘書長、富士リトルの志村会長)

私自身も歓迎会では、郭会長を中心に選手の父母と懇親を深め、交流試合の後には子供達と懇親を深めさせて頂きました。
台湾のメンバーにとっても、富士リトルシニアのメンバーも良い経験であったと感じます。

現在、日中の関係は複雑な時でもあり、台湾とも尖閣諸島の領土問題の絡みはありますが、子供達のスポーツを通じた民間交流には関係のない事でもありました。

「デマンド型交通システム・サービス」セミナー参加中!

地域科学研究会が開催するデマンド[型]交通システム・サービスと題した地域公共交通施策の研修会に参加します。
高齢者・主婦・中高生等の生活の足を行政・議員とタクシー事業者がどう確保するか、興味深い研修内容とは・・

生活交通活用手法とタクシー新事業開発として
〜タクシー活用型交通サービスの充実と公的補助の軽減:その両立をめざして〜
*デマンド型交通とタクシー事業
*タクシーとデマンド交通を併用するオンでマントタクシーの事業概要と可能性
*格安タクシーZOCがもたらす新規需要と雇用の拡大
*自前で開発した配車システムと利用したデマンドタクシーの現状と課題
*介護・福祉支援たタクシー救援事業サービスにより新しい利用者層の開発
暑いですけど、地域ニーズに合った交通システムについて学んできます。
がんばりま〜す!!

第90回富友会総会・懇親会にて・・

毎年恒例の富友会の総会及び講演会が、富士市交流プラザでまた場所をグランド富士に移して懇親会が開催されました。本年度の総会においての役員改選により、田辺会長が退任され、小室会長が新たに選任されました。

ちょうど、ふじさんめっせでキッズジョブが開催されていたので、総会・講演会は欠席を余儀なくされましたが、懇親会には間に合いました。このところ、富友会懇親会には皆出席です。ちょっと前までは、学生時代あまり出来が良くなかったせいもあり、高校に関する事にはあまり参加することはなく(富友会にも出た事はありませんでした)、子供も富士高とは関係のない学校であった為に、ほとんど学校に行く事もありませんでしたが、最近では、年齢的なものなのか学校に関することも出席することに抵抗が無くなってきました。年に一度の事でありますが、毎年出席を重ねる事により、顔見知りの方も多くなってきています。

今年も懇親会には多くの方が出席しています。しかし、議員とういう立場もありますので、挨拶するのにも気を使います。
来年の幹事年度は24回卒業生が代表幹事となり、5年おきの幹事年度として、29回、34回39回・・・が担当となりますが、現在の富士高の宇佐美校長も24回卒業生ですので、代表幹事年度でもありますが、校長として来賓となるのか幹事年度として動くのかちょっと気になりました。
(富士高の宇佐美校長)[講演をして頂いた栗栖先生)(恩師内田先生と同級生の嶋教諭)

講演会でも話されていたようですが、現在、百人一首の指導者として活躍されている、嶋教諭は私達の学年でもありますので、もしかしたら、8年先には富士高の校長になっている可能性があるのではと2次会で盛り上がってしまいました。
私達31回卒の幹事は、3年後に回ってきます。
代表幹事は8年後です。
いずれにしても、少しずつ、参加人数を増やしていかねばなりません。

「キッズジョブ2012」「ジョブ博」大盛況!!

子供達への様々な職業体験をさせるイベント「キッズジョブ2012」と「ジョブ博」が18日、19日にふじさんめっせで開催されています。キャリア教育推進議員としては見逃せないイベントでもあり開会式より参加させて頂きましたが、夏休みでもあり開会と同時に、多くの親子連れが押し寄せいていました。

キッズジョブ2012の会場は4つのエリアがあり、
働くクルマ体験エリア
お仕事体験エリア
ものづくり体験エリア
商業体験エリア

どのエリアにおいても子供たちが目を輝かせて様々な体験をしています。
ジョブ博では、
商工会議所青年部のメンバー企業が12の職業体験ブース(ピザつくり、日本茶つくり、スタジオでのカメラマン体験等々)が開設されており、どのブースも賑わっています。
(パネル展示・静岡県出身のライトノベル作家の木本先生)

また、別会場ではペーパークラフト塾やシナリオを書く小説創作教室としての「ライトノベル創作教室」も開催されており1日親子で楽しく学びながら遊べます。まさしく、仕事を疑似体験して、学んで、未来の自分を見つけるイベントであると感じます。
昨年も思いましたが、このイベントはキャリア教育と言う点からも先進的な取り組みであると感じています。ただ、担当課が子ども達への将来への就労支援と言う観点から商業労政課でありますが、キャリア教育という観点からすると、教育委員会や学校教育課が連携しての取り組みは必要であると思っています。
18日の来場者はおよそ5000人(推定)と商工会議所青年部のメンバーから夜、報告がありました。
このイベントに多くの子ども達が参加して、どんな仕事をするのかの参考にして少しでも早く目標をもち、将来の自分の夢に向かって努力してもらいたいと思っています。

また、8月18日にふじさんめっせ来場者100万人が達成され、100万人目の来場者に市長からお祝いが渡されました。

富士市から、力士を!!

富士市始まって以来の快挙でもあるわんぱく相撲全国大会で個人優勝と団体優勝をしたわんぱく力士 鷹岡小の5年生横綱の下橋くんと同じく団体優勝と個人で全国大会 ベスト8の丘小6年生小結の鈴木くん の市長表敬訪問に同行させて頂きました。

富士青年会議所シニア会員でもある議員として同席させて頂きましたが、嬉しい限りでもあります。改めて、下橋君優勝、鈴木君8強入りおめでとう。素晴らしいです。

以前にもブログ掲載しましたが、富士市からの優勝者勿論、相撲連盟が無い地域からの優勝者輩出は、恐らく全国的に見ても今までになかった事でもあります。来年も、下橋君がいますのでもし出場すれば活躍は期待できます。恐らく、わんぱく相撲の世界では、一躍富士市は、全国大会優勝者がいるまちとして注目されているはずです。
しかしながら、全国大会の優勝者が排出するほどのまちであるにも拘らず、富士市の中学校、高校には相撲部がありません。市内では中学、高校では相撲をやる環境が無い状況下では、富士市での逸材は相撲を続けたい場合は、市外に放出しなければならない環境でもあります。6年生の鈴木君は、岳陽中学に進学すると思われますが、ぜひとも、中学校でも武道が必修となっていますので、岳陽中学校では、相撲を取り入れる事を検討してもらいたいと思います。

出来る事なら、富士市立高校においても相撲環境を整えたうえで、相撲部の創設する事を検討すべきではないでしょうか。教育長も同席していましたので、ぜひとも前向きに取り組んで頂きたいと感じています。
相撲環境を整備し、富士市から、郷土から、力士を!!

故障中!

落雷の影響で停電になった時に、家の電気のどこかがショートしたみたいでブレーカーが上がらなくなってしまいました。携帯で゙ブログをうってます。困ってます。
電気屋さんに直しもらわないとどうにもなりません。

2012年8月17日午後22時現在。
パソコン故障中!フログ掲載出来ません。自宅への電話もつながりません。悪しからず。

***
追伸

原因がわかりました。

2012年8月18日午前10時
朝からブレーカが下がったまま一部電気がつかず大騒ぎで
電気屋さんに来てもらいました。どこがショートしているのか調査をしてもらい、ようやく原因がわかりました。

外の水を排出するポンプが故障していました。水を排出するときに電気が入るようになるのですが、落雷で停電があったその時に電圧が上がりショートしてしまったようです。
とりあえず電気が通るようになり、電話もかかるようになり、パソコンも使えるようになって普通の生活ができます。
昨年の計画停電を思い出しました。
電気のありがたさを改めて感じました。

戦没者追悼式とオスプレイ

67回目の終戦を迎えた15日に富士市でも戦没者追悼式がロゼシアターで開催されました。議員になり毎年参加していますが、戦争と言う悲劇を2度と繰り返してはいけない事は、たとえ戦争経験者でなくても後世に伝えなければいけない事であると思っています。

犠牲になった人たちの為にも、平和の世の中を実現する努力は進めなければいけませんが、追悼式の前に、「平和の為の富士戦争展」が開催されており、話題のオスプレイの配備についての説明があり、改めて考えさせられました。

事故が多発している未亡人製造機と言われるオスプレイの配備が普天間へ進もうとしていますが、安全性が確認されない中で、学校や公共施設が多い施設密集地普天間への配備は危険であります。軍用機の安全はどのように確認できるのかはわかりませんが、(民間機なら事故は絶対あってはならないのが原則であります)なぜ今、普天間への配備をしなければいけないのか、疑問はあります。日米安保条約において、米軍は日本を守ってくれるとしていますが、あくまでもアメリカの国益が優先されての事であります。普天間への配備は沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題でもあり、真に平和な社会の構築を一部地域の犠牲で片づけてはいけない事でもあると思っています。政府が強い発言が出来ないのは、たとえ政権が代わっても、官僚に支配される政治では、国民の真の平和は難しいのでしょうか・・・なし崩し的に、オスプレイの配備が進んでいく事には反対です。
追悼式に参加しながら、真に平和な社会こそ、犠牲になった人たちの願いでもあると感じています。

*この2日間、川尻薬さん、BBQ,、実家への盆めぐりと忙しいです。

場所が変わっても、江尾ふるさと祭りは盛況です!!

お盆に入ってから、前線の停滞に伴い天候不順で、局所的な大雨が降ったりしています。毎年お盆の14日に、東部の江尾では帰省する人達の事を考え、須津地区のふるさと祭りとは別に江尾ふるさと祭りが開催されます。

私も地元の市会議員として、毎年参加していますが、今年の江尾地区の第29回ふるさと祭りは、午前中雨が降りやまない為に、急遽、開催場所を江尾公園から江尾公民館に変更しました。
お祭りの時間は雨が止んでいましたが、準備の関係で変更された江尾公民館においてのふるさと祭りでした。当然公園に比べ、会場は狭いのですが、多くの人でゴッタかえしです。

お祭りを通じて、地域住民との交流を図り、地域が一体感を持って事に当たる事が目的でありますから、場所が変わっても関係ありませんが、舞台でのアトラクションは省略されていました。ちょっと残念です。ただ、私自身は、狭い場所での開催は、開会式終了後、じっくりと腰を据えてお酒を飲み交わしながら、ゆっくりと様々な皆様の声を聴く事ができ有意義でもありました。

江尾地域は、水害常襲地でもあり、雨が降ると、水の心配をしなければいけない地区でもあります。水害被害の解決は私の議員として取り組んでいる課題でもありますが、幸いな事に今年は、大きな問題がまだ発生していません。昨年は、8月25日に江尾江川が逸水状況となり心配もされましたので、お祭り以降も、水が出ない事を祈らずにはいられません。あと少しで、江尾江川の18900トンの調整池も供用開始されますが、更なる水害対策も引き続き進める事を取組んでいきます。

花火、抽選会と地域の皆様と大いに楽しむことができました。
実は、抽選会でお米が当たってしまいました。
来年は30回の江尾ふるさと祭りです。
盛大なお祭りになる事を期待します!!!!

「近いうち選挙」はいつ!?「次の総理は誰」?

野田首相は「近いうちに国民の信を問う」の選挙に対して「近いうちとは、それ以上でもそれ以下でもない」としていましたが、「10月解散、11月選挙」と受け入れる発言を示唆していた事が新聞で報道されていました。

9月には、民主党代表選、自民党総裁選が予定されており、その後の解散選挙であります。3年間続いた民主党政権は既に分裂、政権を維持する力はなくなっており、恐らく次の選挙での政権はありえないと思っています。

文藝春秋の9月号で、日本人の「最後の選択」「総理候補」22人を採点すると言う特集が掲載されていました。
上位10名は
1位小泉進次郎[自民党]
2位野田佳彦(民主党)
3位細野豪志(民主党)
4位石破茂[自民党]
5位橋本徹(大阪維新の会)
6位林芳正[自民党]
7位石原慎太郎(東京都知事)
8位枝野幸男(民主党)
9位仙谷由人(民主党)
10位岡田克也(民主党)
トップは将来性に期待されるものの何の実績も無い当選一回の小泉進次郎氏。
ニューリーダーとして既存政党を批判し支持される、5位橋本氏7位石原氏。
自民党総裁谷垣氏は11位。
谷垣自民にはどうやら期待が薄いようです。
気になる富士市を含む第5選挙区の細野氏は3位。
さすが民主党の次期リーダ—と言う感じですが、原発大臣としての取り組みは評価されるものの「政権交代直後、小沢幹事長を副幹事長として支えた後、菅、野田氏にも仕えるなど党内遊泳術には長けるが、党内では節操がないと批判する声もある。また、所属する前原グループ内では小沢グループとの蜜月ぶりが嫌われ、人望は無く、今後独自の人脈を築く必要がある」(通信社政治部)と書かれていました。
いずれにしても、野田総理近いうち選挙はあると思われます。
お盆に入り、地域のお祭りもありますが、あちらこちらで選挙活動が始まっています。
現在の日本が抱える最大の課題は経済の立て直しではありますが、これからの増税による経済の落ち込みが進む事への不安を感じずにはいられません。個人的には、今、増税を進めるべきではないと思っています。
本当に国家を託せるリーダーとは誰か??
声なき声を持つ大多数の有権者の支持を得られるのは誰か?
私には今のところわかりません。

*お盆休みで中学の同窓会があり、その席でも選挙の事を聞かれました。現在、飲み過ぎで体が動きません。

富友会会長、幹事長は・・

富士高卒業生の議員が集まり「富友会 首長・議員の会」が開催されました。
富士、富士宮で参加者は10名。
規約も無い曖昧な集まりですが、今回の趣旨としては、前富士宮市小室市長が富友会の会長に就任する為に、議員も富友会活動を応援しよう的な感じでした。

現在、富士、富士宮市の首長・議員の現職の富士高卒業者は
県会議員1名、
富士市議会議員9名
富士宮市議会議員4名
該当する市議会議員は13名いましたが、今回の参加者は、このうち8名でした。
私もすでに50を超えていますが、参加者で私より歳下は、岡村氏(36回卒)だけで、相変わらず若い衆です。
同じ議員と言う立場ではありますが、いつまで経っても先輩は、先輩で頭が上がりません。
(挨拶をする小室会長予定者)

今回、富友会幹事会で、
会長、小室直義氏[19回]前富士宮市長
幹事長、井上保氏(20回)富士市議会議員
*(回数は卒業年度)
が決定したことが報告されました。
今月、18日に総会が開催され、承認がなされ活動がはじまるようですが、私も31回年度幹事でもありますので、大先輩の小室会長、同じ会派の井上幹事長に微力ながら、協力するつもりでいます。
*総会まで田辺会長あと少し頑張ってください!!。

演劇を通じての社会貢献活動

私の知り合いに東京の劇団で活躍している女性がいます。
富士市生まれの大変可愛い女性です。
当然、仕事柄滑舌も良く、声は抜群にきれいです。
選挙の際には、舞台の忙しい合間を縫って何度かウグイス嬢としても手伝ってくれました。(感謝しています)

そんな彼女から、お盆を前にして所属するシアタージャパンさんの劇団紹介と近況の活動報告が送られてきました。

内容を確認すると、通常の舞台の他に、地域社会における文化貢献の一旦を担う目的で小学生を対象とした子供たち向けの親子ミュージカルや法人会と連携した租税教育としてミュージカル等をやっており、演劇を通じての社会貢献活動に力を入れているとの事でした。送付されたDVDで舞台を見ましたが、命の大切を題材にした演目は、問題となっているいじめに対して子供達に何かを感じてもらう手段としては有効であると感じます。その他にも様々な分野ジャンル(医療、環境、教育等々)での演目はあります。また、幼稚園や保育園、病院、老人ホーム等々でもボランティア公演も行っているそうです。立派です。
そんな彼女の夢?は、故郷富士市の子どもたちに、未来を担うこどもたちに自分の舞台を見てもらいたいう想いがあるようです。
仕事を通じて社会の役に立ちたいという彼女の想いは素晴らしいと思っています。
貴絵ちゃんガンバレ!!です。

**改めて資料を確認しながら、彼女の想いは応援したいと思っています。とりあえず、私が所属している団体等で提案しようと考えています

いつの間にやら・・・

まちの風景が変化していないようで、少しずつ変わり始めています。
吉原の良く通る道で、ふと見れば、いつの間にやら、ひまわりが咲き乱れている場所もあります。

どうしてこんなに多くのひまわりが咲いているのか分かりませんが、見事です。

忙しかったせいか、気が付きませんでした。
毎日通る道で気にはなっていたのですが、気が付いたら、新しいお店として、ブロンコビリー今泉店が閉店した後、フジヤマ珈琲店になっていました。

8月8日にオープンしました。
エイデン中里店が閉店した後、何になるのかと思っていました。
どうやら、お宝探偵団のようなお店になるようです。開店が近いようです。かなりの広いお店です。

長い間、空き地になっていた吉原のアパッチ砦の跡は、九州を拠点に置く、ホームセンターナフコさんが建設されるようです。

いつの間にやら、新しいお店が出来ていきます。商業施設の変わり方は早いです。
余りの移り変わりの速さに、なんとなく、日々の変化に敏感でなくなってきています。
いつの間にやら、年を取っていくのでしょうね・・・

DMVの現状と展望!?

デュアル・モード・ビークル(DMV)という世界的にも特異な鉄道車両ならびに交通システムの開発がJR北海道によって進められています。その現状と展望について会派で視察してきました。

富士市においてはいち早く、平成19年1月にDMVの試験走行が成されました。また、平成20年には「富士市DMV導入基本計画」が策定されており、DMVによりシームレスな東西軸を形成して、東西方向の公共交通の基軸として概ね5年後の供用開始が目指されていました。
[導入効果のイメージ図)

しかしながら、JR北海道の開発動向や法令関係の整備動向を踏まえる中で、現在、新富士〜富士駅間接続、岳南鉄道問題等があり見直しがなされています。
あらためてDMV(デュアル・モード・ビーグル)とは!?

路線と道路の両方をスムーズに行き来できる新しい乗り物です。簡単に言うと、「線路も走れるバス」で、モードチェンジにより、線路走行から道路走行、あるいはその逆が可能となっています。利点として車両の導入費用が通常の鉄道車両よりも遥かに安い事、既存の鉄道軌道を流用できる事、道路も活用する事で弾力的な運用が出来る事等、公共交通(特に地方鉄道)の採算性に悩まされている日本の各自治体や鉄道会社から注目を集めています。
特に利点としてのコストダウンとして
車両費・保守費・燃費・重量比較
(鉄道車両キハ40との比較による想定)
車両費:鉄道車両約13000万円DMV約3500万円 *DMV鉄道車両の約1/4
保守経費:鉄道車両約440万円DMV約100万円 *DMV鉄道車両の約1/4
燃料消費量:鉄道車両約0,71L/kmDMV約0,13L/km *DMV鉄道車両の約1/5
車両重量:鉄道車両約40t DMV約7t *DMV鉄道車両の約1/6
DMV:既存の鉄道車両を1/4〜1/5ダウンサイジング
これからも分かるように大幅な経費のコストカットが可能となる事は分かります。

また、現在のDMV車両は第3世代としてのトヨタ自動車のDMV車両は、定員29名と拡大されており、モードチェンジもわずか10〜15秒と短縮されており、実用化に向けた様々な工夫が成されている事は確認できました。(更に多くの乗車が出来るよう、連結運行や混在運行も研究されています)

本格実用化されれば、富士市にとっても、現況の交通網を使っての有効な公共交通となりえる事は分かります。市長が言う「最小限のコストで最大限の効果」なのかもしれません。
ただ、JR北海道では、鉄路と道路を走行できるデュアル・ モード・ビークル(DMV)の実用化時期について、昨年5月の特急脱線炎上事故を受け、JR北海道では、DMVの開発を中断して安全対策に力を入れるとして、2012年春をめどとしていた従来実用化計画より 1年以上遅れるとの見通しを明らかにしていましたが、今回視察した時点(2012年8月1日)においても未だ具体的な見通しがっていない状況が説明されました。

また、実用化に向けては、国からもあくまでもJR北海道が行い、あらゆる問題点を解消してビジネスモデルを作り上げるように指導されているとの事でしたので実際にビジネスパッケージとなるまでは、開発再開してから導入運行を2年間を要するとし、JR北海道以外の場所での本格運行(実用化)はどんなに早くても3年以上はかかる事は伺えます。
先日の発表で岳南鉄道の公的支援を3年としていました。
DMVありきの話ではないとは思いますが、DMVの実用化までの時間的な問題は生じないのでしょうか・・・不安は感じます。