静岡がん会議2009

「静岡がん会議2009」が「静岡県のがん医療の現状〜地域医療を守る為に〜」をテーマに、県と県立がんセンターが主催で開催されましたが、県のがん医療の現状がテーマであるものの私にとっては地域医療の課題を探る点において良い勉強ができました。

がん会議についての説明の後開催趣旨としては、がん対策推進計画策定後、2年が経過した静岡県のがん対策の現状を概観した上で、一方で地域医療に暗い影を落とす、医師、看護師不足に端を発した地域基幹病院の診療機能、経営状況の悪化は医療関係者、住民、行政、の連携による解決の向けての努力が必要な喫緊の課題である為に、地域医療の崩壊を防ぐ為に実態の把握に努め素直な意見交換を行い将来の解決の一歩としたいとがんセンターの山口総長からの説明がありました。プログラムとしては、
基調講演1「静岡県によるがん対策〜これまでの取組み現状と今後の課題等」
竹内浩視(県厚生部医療健康局疾病対策室長)

基調講演2「がん診療連携拠点病院の現状」
山口建(県立静岡がんセンター総長)

基調講演3「地域医療を守る…地方の時代の医療改革」
西田在賢(県立大学大学院経営情報学研究所教授)

パネルディスカション「静岡県の地域医療を考える」
パネラー 野見山静岡医療センター院長 木村泰三富士宮市立病院長 青木一雄沼津医師会長 雑賀県東部保健所長、西原牧之原市長 鶴田憲一厚生労働省関東信越厚生局長
コーディネーター
山口建

17時までの内容の濃い話が聞けました。1つ1つが興味深い話でしたので、おいおい掲載していきたいとは思いますが、今回この会議に出て、医療については地域が必死になって取り組まなければならないシリアスな状況下では新たな地域連携が求められている中で実際はコーディネーター役がいない為に取れていない実情や目の前に倒れている患者をどのように救うかを考えなければいけないのにそれができなくなるかもしれないという現実がある事等考えさせられ事が多くありました。締めくくりには、自治体で医療を考える時代ではなく、周辺自治体での連携による地域医療の質を高めなければいけないとされていましたが、その意味でも富士医療圏の大きな課題と問題点について自分なりに理解出来ました。

今回の会議については、場所も長泉のがんセンターであり、多くのイベントと重なっていた為に悩みましたが、参加してみて得るものも多く、本当に有意義な1日でもありました。

建築物等耐震診断事業

市政報告会において
「やー議員。町内の公会堂が古いんだけど、耐震診断にお金が掛かるけどなんとかならないかな?」
という問いかけがありました。

お金が関わる事なので即答が出来れば良かったのですが、適当な事も言えず、連休明けに、まちづくり課と建築指導課へ行ってきました。
建築診断に関しては、建築物等耐震診断事業の概要を資料と共に次の様に説明されました。

「耐震診断事業内容:
非木造住宅・建築物の耐震診断を実施する県民に補助する市町に対しての助成
対象建物:昭和56年5月31日以前に建築された建築物
補助対象:市町が行う「建築物等耐震診断事業」に要する経費
補助率:1戸建て住宅  1000円/㎡(補助対象経費)
    1000㎡未満 2000円/㎡(補助対象経費)
 1000㎡〜2000㎡ 1500円/㎡(補助対象費)
    2000㎡以上 1000円/㎡(補助対象費)
   
補助金 :以上の限度額と耐震診断経費を比較して少ない額の2/3を助成をします。
診断方法
  平成18年1月25日国交省告示第184号の別添による方法(大臣がこれと同等以上と認める方法を含む)
  ただし、判定に当たっては、静岡県耐震判定指標値(ET)を用いること

構造や建物の規模に応じて耐震診断評定所の写しが必要になります。」
との事、更に詳しい事は、建築指導課に来てくださいと言われました。おそらく相談の公会堂は1000㎡以下ですので、1㎡あたり2000円の補助が出ると思われます。
また、公会堂の耐震化工事に関しては、事業の三分の一の最高額150万までの限度額についてまちづくり課で相談に乗ってくれるとの返答を頂きました。
さっそく区長さんに報告しましたが、利用するかしないかは別としても知識があればもっと早く話が出来た事には、まだまだ勉強しなければと痛感しています。
でも、聞かれた事により、自分なりに色々と理解もでき良い切っ掛けを頂けたと感謝しています。

今回、チャレンジ7の担当幹事です。

 19日で33日間の長かった2月議会が閉会いたします。ちょうど小、中学校の卒業日にあたりますが、議会の為に出席はできません。ご卒業なされる生徒の皆様おめでとうございます。

年度末と言う事もあり、色々な行事や移動があり、慌ただしい日々が続きます。やらなければならない事の一つに、新人研修会のチャレンジ7の担当幹事が今回私であるので、早急に企画をあげ、日程を決めなけらばいけませんが、急がしかった為に先延ばしして気が付いたら議会終了日となってしまいました。
 悩んだ末、議会中に学校教育現場について、多くの質問も出されており、その中で新年度より導入される電子黒板を使った授業を見学したいと思っていましたが、残念なことに導入されてからしばらくの間、時間が欲しいという事ですぐの視察は受け入れられませんでした。ですから、替わりと言っては何ですが、23年度より必修化される英語教育において試験的に行われているALTによる英語授業を参観させていただくと共に自校方式で行っている給食の試食兼ねて生ごみ処理機や保健室でシャワー施設を見せて頂く事で決定しようと思っています。あくまでも、担当幹事が勉強したい事で研修会は組めるので、今回は一般質問でも取り上げた、英語授業を中心に変化してきている学校教育現場の視察で案内をするつもりです。学校教育課に確認をしてきましたので多分大丈夫だと思います。
とりあえず、やる事が決まって良かったです。
また、新聞でも報道されていましたが、相談させてもらった学校教育課長は拠点校の吉原1中の校長先生に現場復帰のようです。

夕方資料を取りに市役所に行ったのですが、初めて3月1日より使用され始めたエスカレータを利用しました。ちょうど警備員の方がいたので、利用状況を確認すると、割と利用していると返答がありました。市役所も変わってきています。
どうぞご利用ください。

沼川ブロック流域委員会

 

私の地域の水害対策について、直接関係のある富士川水系沼川ブロック流域委員会がちょうど総選挙の最中に第2回の委員会があってから、7か月ぶりに第3回の委員会の開催が沼津の労政会館でありました。

運よく委員会が17日で終了していましたので、政権交代後「コンクリートから人へ」と言われている中で公共事業の削減がなされており、新放水路や調整池や河川改修など予算が大きく掛かる部分はどの様になっているのか気になっていたので傍聴をさせて貰いました。

前回開催から期間が開いてしまった訳ですが、その間に有識者や行政関係者による治水検討委員会が3回開催されており、その治水検討委員会の中間報告と利水、環境に関する考え方が議題として話されました。治水検討委員会の目的としては、沼川流域は非常に広く、東西方向、南北方向から見ても地形、市街地、土地利用、河川改修状況等が大きく異なる為、様々な要因が複合して浸水被害が発生しています。このため、現在の流域の状況や浸水現象を踏まえ、其々の被害に対する有効な治水対策を検討する必要がある為に設置されました。検討委員会では、沼川流域の将来計画における治水対策とその途上段階における治水対策について検討し、将来計画に対する治水対策を明確にした後、将来に向けた段階的な整備計画として今後20〜30年間実施する事業について検討するとしています。洪水処理計画の考え方やブロック分割を行った場合の洪水処理計画の考え方が示され、将来の目標についても説明されましたが、議事の内容については、情報公開により県HPに掲載されていますので確認してください。整備計画に関しては、まだ時間がかかる事が予想されます。
流域委員会において、帰りがけに県土木の担当者に、予てより議会においてもそうですが、事あるごとに要望してきた春山川の浚渫の事を確認すると、本年の雨季までには浚渫を行うと言う返事を頂きようやく念願が叶いました。それが確認できただけでもわざわざ沼津まで行った甲斐がありました。
良かったです。

脳研30周年記念市民講座

 
一般質問で救急医療について質問をします。緊急度・重症度の救急搬送患者として、脳卒中患者がありますが、脳研病院開院30周年記念市民講座として、脳卒中について斉藤理事長からの講演があると知ったので聞いてきました。

脳研は脳卒中治療が中心の急性期病院で現在脳卒中専門病床は80床で稼働しています。特に脳卒中の治療において他と一線を画す高いレベルを示し、救急搬送が多い病院でもあります。近年では、市立病院の医師不足による救急患者は増加している状態で私の母も昨年搬送されました。脳卒中は時間が一番大事という講演でもいっていましたが、母が救急搬送され病院についての処置は実に素早いもので、救急車が到着してから手術までは実に短い時間で取りかかってくれました。そのような意味では、脳疾患においての心強い限りの病院です。脳卒中患者の発生は特に多い時期は、やはり寒い、1月・2月が多く時間帯では、朝起きぬけの6時から7時夕方の4時から5時が多いとされており、そう言われて見れば、母も、朝6時50分に倒れました。
説明の中で、脳卒中の予防のABCDEFとして
A,ALCHOL(アルコール)
B,BLOOD PRESUURE(血圧)
C,CHOLESTEROL(コレステロール)
D,DIABTES MELLITUS(糖尿病)
E,EXRICISE(運動)
F,FRESH AIR(新鮮な空気—喫煙)
であります。

また、発症してから3時間以内に投与すると効果が発揮するt−PAに関しても有効であり、その施設には富士地区では、中央病医院、脳研、富士宮市立病院、蒲原病院と挙げられていました。ただ気になる事は、時間が一番の治療薬となるなら、私が住む東の地域からでは、沼津の市立病院の方が近く、搬送されるのなら、富士地区医療圏内の病院ではなく、沼津の市立病院への搬送が適切であると感じました。その辺の広域的な連携による判断が求められると思っています。
斉藤理事長の話は、分かりやすく、聞きやすく、勉強になりました。脳研は30周年を迎えましたが、これからも「日本一の脳卒中病院」と言う大きな目標掲げ、「いつでも、だれでも何でも引き受けよう」との目標を達成する為に地域医療に尽力をしていく病院でもあり続けていくと期待しています。

もうすぐ春ですね。浮島が原

 長い年月を費やし整備されてきた、浮島ヶ原自然公園がもうすぐ全面供用開始となります。子供の送り迎えで通る江尾ー柏原線にあり、よく通るのですが、毘沙門さんへダルマを買いに行ったついでに浮島原の沼川沿いの桜を見ながら、確認にいってきました。(沼川の桜はそろそろ見頃です。多くの人が訪れ始めていました)

浮島ヶ原自然公園は、浮島ヶ原の貴重な植物の保護や自然風景を保全し身近で自然観察の出来る自然公園として、湿地面積4,2ヘクタールの用地買収後、施設の整備は平成13年より県費補助事業として始められ、平成17年には国庫補助が採択され事業が進められてきており、平成19年4月には、には東側2ヘクタールの部分供用が開始されてきました。この保全公園に関しては、一番近くに住む議員として議員になった時に、江尾ー柏原線の整備と共に、一部供用開始に伴いった中で、今後の計画の確認と整備に対しての要望を致しました。(その時に、整備推進と共に指定管理者制度の導入やパンフレット作成が答弁でされました)

現在、管理棟の建設及び心配していた水の循環を図る井戸の整備も急ピッチで進められています。また、周辺整備として江尾ー柏原線からの出入り口の凸凹道路の整備も工事予定に入っています。

部分供用が始まりすぐに、振興公社リプスが開催する自然観察会に参加しましたが、希少植物について説明する人がいないと分かりにくいと思いましたが、今は園内に、説明看板も設置されておりどんな動植物がいるのか分かるようになっています。管理棟も出来上がるのですが、全面供用後の施設の管理運営に関しては保全公園と言う性質上、どの様にしていくのか気になる所です。

完成間際の公園内には、すでに待ちきれない人が訪れていました。まだ、2月ですが、暖かな日差しの中に絶滅機種である小さな黄色い花をつけたヒキノカサを見る事ができました。なんとなく、春が近付いている事が感じる事が出来嬉しくなりました。(沼川沿いの桜もそうですが、浮島が原はいち早く春を感じる場所が多いです)
立派な施設も完成し、周辺整備も進む中では、地域にとっても自慢の場所が出来る事はありがたい事です。せっかくの施設ですのでより有効な利用がされ、市内外から多くの人が訪れる場所のなる事を期待します。でも、保全公園ですので、見る事と守り、育てる事を両立させる事は課題であると思っています。
全面供用開始まであと僅かになりました。
もうすぐ、春。そんな感じになりました。

それから、浮島が原の中にある中里ー田中新田線の富士山と新幹線がきれいに見える場所は、富士山が見えなくても、新幹線と田んぼと言う景観を写真で撮る為に、休みとなると多くの人が全国から押し寄せます。(21日日曜にも広島、姫路、大阪、三河、横浜等々のナンバーの車が来ていました)人が集まる事により、車の駐車やゴミの問題が心配になりますが、私の地域の観光スポットになりつつあります。

水害対策の進捗状況

よく、犬の散歩で現在、工事をやっている江尾江川調整池の前を通りますが、大分、調整池の壁面部分については完成してきています。 

東部地域においては以前より水害問題がありましたが、私が議員になってからも、平成19年7月14日から15日にかけての台風4号では江尾・境地区では床上浸水16軒床下浸水69件やがけ崩れなど大きな被害をもたらし、翌年、7月4日にもゲリラ豪雨においても被害が発生し、全国的にも知られる水害常襲地となっています。

議員になり、大雨の中、水浸しになる光景を目の当たりに見て、何としてもこの地域の水害被害を無くす事は私の議員としての大きな役割の一つでもあると思いました。
議会においては

平成19年9月議会「東部地域の水害問題の早期解決について」
平成20年9月議会では「東部地域の遊水機能の回復について」
平成21年6月議会で「東部地域調整池(江尾江川・トツラ沢)開発に伴う水害予防について」

毎年、議会において水害対策について取り上げてきており、当局においても水害問題の解決に向けて多くの施策を取り組んでくれています。

本年度の事業として、堪水防除事業において江尾江川に18900トンの調整池の外壁工事が2月26日まで進められています。

 

早期事業着手をお願いしていた江尾江川区排水ポンプも9月には完成しています。

また、3月と9月には沼津線から下の沼川までの間の須津川の浚渫も終了しています。しかしながら、万騎沢の県道に罹る狭窄部分の改修は地質が弱い為に、次年度への工事延期となっています。また、本年より沼川流域委員会が開催されており、沼川の改修や田子の浦の石水門拡幅についての検討もされてはいるものの政権交代により公共事業の見直しもあり進みにくい状況となっている事は気になる所です。
 来年度は引き続き、増川圓照寺上の18900tの江尾江川調整池の本体工事が始まりますし、万騎沢の狭窄部分に関しても取り掛かるとされています。今後の中では万騎沢区の排水ポンプの設置の着手や江尾江川の拡幅工事、また、トツラ沢の調整池の本体工事に入りますので春山川の浚渫の早期実現に向け働きがけをしていくつもりです。

 水害常襲個所の道路整備も平行して進んでいますが、本年は大きな台風やゲリラ豪雨が無かった為に幸いなことに被害の報告はありませんでした。

地球温暖化進み、異常気象が叫ばれる中では、大きな被害が出ない安全な東部地域になる事が住民の願いです。

新東名沼津管内視察

 

第2東名自動車道対策特別委員会で、新東名の富士・沼津市境より御殿場JCTまでの間を大変風の強い中、視察してきました。

視察内容としては、富士市の湖山病院付近から新東名に入り、御殿場JCTまでの東へ向かう行程で、最初に行く(仮)沼津SAに向かう途中でサルが迎えてくれました。

(仮)沼津SAは、東名高速道路の愛鷹PAより更に富士よりに位置し、規模的には、海老名SAと同規模のかなり大きなSAです。特徴として、駿河湾が一望できる景観の良い場所であり、新東名において唯一海が見えるSAでもあるのでかなりの集客が見込めます。エリア内には地球環境の対応として太陽光発電・給電スタンド・緑陰駐車場が計画され緊急対応の為のヘリポートも設けられる予定になっています。また、スマートインターチェンジも将来的導入できるよう準備も進められていました。

富士市において、富士山がきれいに見える所へのハイウエイオアシスの構想も出されていましたが、清水PAより沼津SAまでの距離は31キロであり、その間にPAかSAを作る事は計画段階ならまだしも、海老名規模の沼津SAを見ると、出店するお店の売上にも関わる事なので難しさは実感できます。また、SIが出来れば一番東に住む議員としては、新東名へ入り易くなりかなり期待はしています。
(33万トンのセメントを作るプラント)

(仮)長泉沼津インターチェンジは現東名高速道路の沼津インターチェンジとも接続しており、混雑解消及び東部のアクセス拠点として、東駿河湾環状道路と接続したネットワークを形成した中での役割を担います。
(トンネルのすぐ上にゴルフ場のクラブハウスが立っています)

東名カントリークラブの下を通る富沢トンネル、矢津川橋、千福ニュータウンに連接する千福トンネルトヨタのテストコースや関東自工の建物や施設が近接されている今里第1第2トンネル御殿場JCT駒門橋まで見学し視察は終了しましたが、着々と進む新東名も高速道路の無料化に対象には入っているのでしょうか?ちょっと気にはなりました。

車での外勤管理方法として。

 

 商工会議所で開催されているビジネス交流フェアでは富士地域の企業が製品やサービス展示、紹介し合い共同開発や販路拡大が行われていましたが、ナレッジエリアでの事例発表として、東海電子さんの「ジャイロ内臓高精度GPS装置による車両運行記録システム」の話を聞いて、市でも利用できるシステムではないのかと思いました。

このシステムの取りかかりとして、民間のゴミ収集業者さんが、市内60か所以上あるゴミ置き場に初めての人でも間違いなくいけるようなシステムが出来ないかと言う提案が元で始まったそうです。このシステムを導入すると、外勤作業把握の次の問題が解決できます。
1、外に出ると野放し状態である行動把握
2、外回りの効率化
3、外勤の行動を管理下
4、装置取り付けによる外勤社員の意識向上
が挙げられていました。

このシステムは民間のゴミ収集業者さんからの提案でありますが、現在、民間のゴミ収集車は運転手の他1名の合計2名で収集の仕事をこなしています。誰でもが、指定されたゴミ収集場所へ行く道案内は勿論ですが、新たに変わると知っている人が乗車しないと不都合が起きますのでその都度1人多く乗車をさせています。また、効率良い収集ができ外勤管理をする事は必要な事ですがいったん外に出ると管理把握は難しい事でもあります。
 市の環境クリーンセンターのパッカー車は民間より1名多い3名乗車で運営されています。以前聞いた話では、収集場所への道案内として、1人乗車していると言う事を聞いていたので、このシステムを導入すれば、運行記録による外勤管理は勿論民間と同様の2名乗車で収集業務ができるような感じがしました。その他にも、寄り道をしたり、遠回りをするよう事はなくなり、車を利用する外勤者の行動を把握する事が出来、必要以上の時間をかけずに戻ってくる事が出来るようになるのは仕事の効率化は図られるとしています。まだまだ改善の余地はあるのかもしれませんが、このようなシステムが作られる背景には、やはり、人件費の削減があると思っていますが、市でも収集車の乗車人数の始め、公用車の外勤管理を進める上では検討の余地はあると思いました。
東海電子さんは今までにも、アルコール探知機の開発等を手掛けており、多くの運送会社でも取り入れている事をテレビでも報道されていましたが、新たな商品として売り出していくそうです。

半日ビジネスフェアを見学していたのですが、後輩の工藤君も外壁塗装の新しい手法を用いた商品の展示をしていたました。皆さん厳しい時代ではありますが、工夫と努力をしています。

富士山フロント工業団地

富士山フロント工業団地がどのようになっているか個人的に「視察に行ってきました。以前造成工事中に視察はしていましたが、造成終了後に行った事が無かったのでいい機会でもありました。

富士山フロント工業団地は、富士市の工業振興策として、企業誘致や雇用拡大として北に富士山、南に駿河湾を臨む絶好な場所に造成されており、全体面積42.57haと広く、東名高速道路のI.Cからのアクセスに優れた工業団地として整備されてきました。環境的にも交通的にもまた、最大18億5千万円の補助制度もあり、早くから企業の予約がなされていると聞いていました。昨年7月には17区画中、契約済み企業が10社と報告されていましたが、景気後退に伴いキャンセルが出た様で本年になり確認すると8社と言う事でした。残り9区画と言う事ですが、景気低迷のおり、苦戦が強いられています。富士市の工業もかなり深刻な状態で、水が豊富なまちと言うのにも拘らず工業用水が高いとよく聞きます。実際、商工会議所でも工業用水の引き下げの陳情がだされています。今ある既存の企業も撤退と言う噂は方々で聞かれる状態でもあり、企業誘致も大切ですが、既存の企業への施策を進め、企業留置にも力は入れなければいけない事であると思っています。その為にも早急な田子の浦港の整備や新々富士川橋は出来なければいけない事でもあります。

 工業団地の中心部にある公園も整備されていましたが、その上の方にある、某住宅の庭に「ロダンの考える人」があり、なんとなく埋め尽くされない工業団地をどの様にしたらいいのか考えているようにも見えてしまいました。

富士山静岡空港を利用して。

富士山静岡空港には開港前には視察で行った事はありましたが、2009年6月4日に開港して以来、初めて、視察の帰りの便で利用しました。やはり、静岡県民として一度は利用したいと思っていましたので、視察3日目の疲れた中での帰路ではありましたが大変楽しみにしていました。

富士山静岡空港は、開港前の立木問題は知事が変わり解決しましたが、濃霧が出やすい事での欠航が問題になったり、搭乗者保障問題や交通アクセスについても課題があり、何かに付け話題になります。色々な問題や課題はありますが、富士山静岡空港と名の通り飛行機からもばっちり富士山が見えますし、降り立った際には飛行場から富士山はきれいに見えます。

しかしながら、利用して感じた事は、やはり地形的な問題があるのか、濃霧が出やすい事は聞いていたのですが、風も出やすいのか、着陸の際に、風により揺れる事は予想される事が機内放送で流れました。実際、着陸時には、今回の視察利用の飛行機の中で一番揺れ、着陸した時には大きなどよめきが起こりました。出口へでたのですが、コンビニはあるものの他の空港に比べ明らかに殺風景な感じは歪めません。
 また、飛行機から降りて携帯の電源を入れると、(飛行機では電源を切らなければいけないので)メール配信があり、新幹線が上下線止まっている事が分かりましたので、総合案内所で確認すると、飛行場以外の事なので分からないと言われてしまいました。しかし、帰るのに新幹線を使用するのだから調べて欲しいと言うとインターネットで確認してくれましたが、伝えられた事はすでに、携帯で流れていた情報と変わらなかったので、改めて鉄道に問い合わせてくれと言うと返答に困っていました。新幹線が止まるようなアクシデントは稀かも知れませんが、空港利用者の公共交通については、車以外の利用者にとっては不便な場所でもあるので、よそから来た人にとっても情報が分かるように、しっかりと交通体系としての連携を取れるようにしなければいけない事を強く感じました。
今回、私達は、飛行場での情報が少ない為に途方に暮れ、新幹線が止まっているのなら、レンタカーを借りて富士市まで行き、富士市で返還と言う事まで考えましたが、幸い私の家内から、新幹線が復旧し2時間遅れで走りだされた事の連絡が入り、事無きを得て、無事視察から帰る事が出来ました。

それにしても、一般の方の情報が早いのは如何なものかと思ってしまいました。

富士山がきれいに見える空港です。
 多くの問題もあると思いますが、今後、更に、改善され、サービスや利便性を図り、リピーターが増え、必要の無い空港と言われないような空港となる事を望みます。
 

南の方へ視察中です。

 2月議会が始まる前の、2010年初めての視察へ出かけています。非常に寒い時期ですので、今回の南の方面の九州と沖縄の視察は遠いのですが、こちらより大分、暖かいと思われ助かります。

 内容については、
1月27日
宮崎県宮崎市「地域コミュニティ税の導入経過と運用」
内容:地域分権〜地域コミュニティ税について
1月28日
沖縄県那覇市「市立病院の独立行政法人化」
内容:市立病院の経営形態について
1月29日
沖縄県浦添市
「病診連携」「3kg減量市民大運動」
内容:市民総ぐるみの健康づくり運動

以上の3項目ですが、特に那覇市の病院形態については、富士市立病院の今後の経営改善にも役立てるよう、私が担当報告者である以上しっかりと視察をしたいと思っています。
また、帰りには初めて静岡空港を利用するので、楽しみにしています。

それでは、風邪を引かないようがんばってきま〜す。

CBUS(シーバス)に乗車しました。

 

 ある会合で都市計画課長から、チラシを渡されたのですが、昨年12月1日から実証運行をスタートさせた富士川と富士地域を結ぶシーバスが苦戦をしている話を聞きました。

新聞にも、一ヶ月の1便平均乗車率2.5人と低調な出足であると報道されており、一番東に住む議員ではありますが、公共交通を推進していく上でも、家族4人で視察をしてきました。

Cバスは富士川楽座を起点に東名自動車道路経由で中央病院や市役所等を循環し、1周47分を毎日運行し1日6便運賃は300円で、CバスのCはCITY(市)×CONNECT(つなぐ)×CROSS(渡る)だそうです。
ちなみにシーバスに乗りに行こうと妻に言うと、
「それは、田子の浦港から出るの」
と頓珍漢な事を言うなと思っていたのですが、ネーミングでシー(海)の上を走る海上バスと勘違いしていたようです。
多くの人はシーバスの事を知らないと思います。

土曜の12時の第3便に乗車したのですが、私達家族4人きりで貸し切り状態でしたので運転手さんにも色々話が聞けて楽しかったです。また、天気も良く、市内を視察しながら、降りてからも楽座で買い物をしたりし、家族でのミニバス旅行の様で快適でした。しかしながら、運転手さんに聞くと、平日はまだ良いのですが、土日になると乗車数は減り、本日も私達が初めてのお客さんであり、循環バスである以上、お客がいようがいまいが定時に出発するので誰も乗らない時はかえって疲れると言っていました。
1年間の試験運行ですが、今の状況下の一便2.5人では事業化は厳しい事は予想され、今後の乗車率アップを期待するものです。公共交通の導入と言う事に関しては、必要性は感じてもいざ導入と言うと乗車に繋がらない状況は今後の大きな課題でもあります。

でも、一番東に住む議員と言うより市民としては、東の地域にもぜひとも、一度早急に、東海道線に繋ぐ公共交通を試験的にでも運行を進めて貰いたいものです。(議員としても、東部地域の運行を求めます)

でも、シーバスに関しては、幻にならないように一度乗車して見てください。

話題のアウトレット。

 昨年の12月11日、東京23区内では初となる大型アウトレット施設・お台場ヴィーナス・アウトレットがオープンしました。マスコミでも話題となり、新し物好きな私は、1度は行きたい商業施設と言う事でお正月ですが視察(遊び)してきました。

お台場の商業施設として馴染みが深いヴィーナスフォートは、都との定借期限を迎えることから、近年、その存続が噂されていました。しかし2008年、森ビルが子会社化したのち、都との契約継続も決定し大幅にリニューアル。三層からなる建物は、3階部分をヴィーナス・アウトレットになりました。
(子供アトラクション)(カジノもあります)(噴水の前では恋人同士で写真撮影がしきり)

私の住む富士市に近いアウトレットは御殿場にありますが、今までアウトレットは正規店との兼ね合いから、郊外立地が当たり前とされていました。しかしヴィーナスフォート・アウトレットは、アーバンリゾートと呼ばれる東京臨海エリア・お台場に立地します。パワーブランドが49店もあり、海外の有名ブランドはもちろん、Tokyo発の旬なブランドも勢ぞろいしており、若い人だらけでした。(それもカップルが多い事、多い事)
(お馴染みの観覧車)(昔を再現した商店街)(ベイブリッジの夜景)

 

 お台場は都心部から車や電車で30分圏内という便利さに加え、ハブ化が期待される羽田空港にも程近く、アジアを中心に海外からの人気も高まっており日本語では無い言葉を喋る人達が沢山いました。また、お台場にはアジアの方々が買い物の後、訪れる人気スポットとして、浴衣が着られる大江戸温泉物語があります。こちらもビックリするほどのアジアの方々が団体で押し寄せてきており、(何と入場するまでに40分以上掛かり、その上洗い場では列を作り順番待ちと言う状態でした)外国人の為の買い物・温泉と言う観光ルートがしっかりと確立されているのは感心します。

 でも、なんだか人だらけで結局、疲れに行ったようなものでした。

視察をしてもらいました。

 東部地域の活性化について、議会でも取り上げているのですが、1番東に住む議員として若い人の違う視点から意見を貰いたいと思い、先日23日にまちづくり団体としての役割も担う富士青年会議所の次年度の理事長とまちづくり委員長に、東部地域を視察してもらいました。

地理的にも地域的にも東部地域は色々な課題がある場所ですが、自然との共生という意味でのまちづくりに関して他地域と違う3つポイントを見て頂きました。

その3つとは、私のブログでも良く書いている場所の大棚の滝のある須津川渓谷・チョウチョウトンボのいる釣り場公園・絶滅の恐れがある植物生息地の浮島が原自然公園です。

 まちづくりを担当する今井君とは前日、県の景観講習会でご一緒させて頂いたのですが景観形成の面からもどのような手法が良いのか意見を聞きたいと思っていました。
(金子次年度はまちづくりに意欲満々です)(今井君は実は東大卒です)

 大棚の滝は富士市唯一マイナスイオンを浴びれる場所でもあります。滝を主体とした景観として、離れた所から見える滝・吊り橋から見る滝・真下から見る滝・須津川渓谷橋から見下ろす滝・色々な角度からから滝を見て頂きました。課題である須津川渓谷橋の利用方法も考えて貰いたく見て頂きました。
 また、メガネ池では、珍しいトンボが見える場所ではありますが、その池から眺める富士山やもうすぐ出来上がる浮島が原公園から見る富士山は、格別なものである事を確認して頂きました。

浮島が原自然公園は管理棟が年度末までには完成予定であり、管理については、私も議会で確認をしましたが、指定管理者に移行する予定ですが、専門的な知識も必要な事もあり、指定管理者に対しても選定は難しいと思われます。(実際。気になるところです)また、水の循環は、井戸を掘り水がわいてくる事により公園内の水が循環できるとしています。来年よりの供用開始が期待される公園でもあります。
 実際に現場に足を運んでもらい、それぞれの良さを知って頂いた上で、地元に住んでいると感じないような事を違う視点で見て頂ければ気がつく事があると思いますし、また、一つ一つの良さを面として捉えた利用が出来ないか考えて頂く事をお願いしてあります。
 今回、住んでいる人以外のまちづくりに関わるJCの役員さんに視察して頂いたのですが、この3つ場所に来た事が無いという事を聞いて、自然と共生する地域としての東部の事を知って頂くいい機会であったと思います。

 まちづくりを進める上で大切な事は、まず、まちを知ることからです。
行った事が無ければ語れません。

おむつのコーチョー

 どういう経緯であったか解りませんけど、厚原にある株式会社 コーチョーの渡辺社長に遊びに来ないかと言われていたのを思い出し、クリスマスと言う事も関係なく寄らせて頂きました。。

勢いのあるところには人が集まると言いますが、渡辺社長の周りには多く方が慕っています。 私も一度お話をしたいと思っていた会社の社長さんでもありましたのでいい機会でした。

おむつのコーチョーと書かれた会社は遠くからでも目立ちます。株式会社コーチョーは1963年2月静岡県富士市に、衛生紙綿専抄工場・廣晁製紙㈱としてスタートして以来、「やさしさをかたちに」を基本理念に、社会貢献する商品づくりを進め、時代のニーズに合わせて、製品や製造技術などを改良、開発を重ね、斬新なアイデアの製品開発をしています。ペット事業、福祉用具のレンタルをする介護保険事業、社会貢献室があり、企業理念もしっかりした景気が悪い中でも元気な会社の1つでもあると思っています。
また、社会貢献室の楽しい事やら座については、様々な分野において社会貢献にチャレンジしているのですが、その一環として、先日、コンビニのトイレの利用の仕方について相談も受けています。トイレに関係するおむつと言う商品を扱っている事もあり、防犯の駆け込み110番のように、トイレ駆け込み110番として、コンビニのトイレを自由に利用できるようなマップを作製したいとの事でした。私もコンビニとの官民連携の1つとして、行政を交えた上で住民サービスの向上の1つとして民間商業施設のトイレ利用と言う事は考えられる事でもあると思っています。
社長は大変忙しいようで、会社の事というより、大部分が家族の事等個人的な話で終わったのですが、私のおじいさんの製紙会社の話をした時には意外なところで関係が分かり、繋がりと言う物は色々話してみないと分からないと言う事で盛り上がりました。

 政権交代してからの景気が悪い状況は深刻で、クリスマスの日であっても、私の知り合いの建設会社が倒産のニュースが新聞に掲載されており言い知れぬ不安を感じていました。しかしながら、渡辺社長の会って、私ももっと頑張らねばと元気を頂きました。

 時間が無かったので工場見学は次の機会にさせて頂く事にしました。ふと帰りがけに正門の前を見るとクリスマスの日でしたが、会社の前にはすでに門松が飾られていました。

ケーキなんか食べて浮かれている場合ではないと思っていましたが、家族でケーキを食べ、不景気(フ・ケーキ)を食べてやろうと思っています。

景観とは何?

「景観とは何?」
と改めて聞かれるとどの様に応えていいのか戸惑います。
県の第4回景観講習会において、「道から眺める魅力的な空間づくり」と題した講演を聞いて分かりました。

講師の堀繁氏は東京大学アジア生物資源環境センター教授で、景観とはあまり関係の無い分野の先生であると思っていましが、専門は景観デザイン、景観工学、景観設計思想史、地域計画であり、国土審議会専門委員、歴史的風土記専門委員等各専門委員の他建設省「道路環境計画」農水省「日本の美しい村景観コンテスト」水産庁「美しい漁村作り」環境庁「日本の音風景100選」国土庁「地方振興策に関する検討」日本道路公団「高速道路景観整備マニュアル」など国、公団、地方公共団体の各座長、委員を歴任するその筋ではかなり有名な多忙な先生でもあります。県内ではなかなか話を聞く事ができない、貴重な先生の講演と言う事もあって、沼津の市立図書館での4階会場には、行政職員を始めとする多くの人が集まり会場一杯の聴講者で埋め尽くされました。
 堀先生の話は、会場の人達を巻き込んだ中で画像の話術がぴったり合い、分かりにくい事を分かりやすく説明してくれました。
 と言う訳で最初の、「景観とは何か?」と言う事については、
「景観とは? 目で見る事。
(物である事と見える事は全く違う事、物が景観ではない。街並み景観と街並みの違い)
景観とは? 見で見る事で得られる視覚像
(目で見ている範囲は60度)
景観とは? 視点から見る事・視方向の立ち上がりである。
(見ている場所、状況が景観の良否に強く影響する)
良い景観とは、見たい物が(理解の手掛かりが見やすい状態)見やすい状態になっている事、それは、①他の物に邪魔されない②見やすい大きさが重要である。」
景観の良し悪しは感性や好みで成り立っていると思いましたが、景観は理屈であり、景観は論理の構造に成り立っていると言う事が良く分かりました。
 その後の道路のホスピタリティ表現方法と道の駅の魅力的な空間作りなど勉強になる事が多かったのですが、景観とは何か?と言う事が分かった事が一番の収穫でもありました。
(フクロウの形をした図書館)

 講演の内容は素晴らしかったのですが、沼津市立図書館の駐車場は有料で4時間停めて、30分無料ではあったものの1050円取られました。
 市の施設での講演会であったのですが、しっかりお金を取られたの事には、もう少し優遇措置があってもいいような気がしました。

 

廃棄物(ゴミ)行政の取り組み

 NPO団体「富士市のゴミを考える会」の主催で「環境省に聞いてみよう 廃棄物行政の取り組み」の講演会が青葉台まちづくりセンターで行われていたので政権交代後の国の取り組みについて聞けるチャンスと思い参加してきました。


講師の作花哲郎氏は環境省 廃棄物・リサイクル対策部 廃棄物対策課 技術専門課長補佐と言う立場から国の循環型社会形成に向けてのゴミ処理施策の現在の行政の取り組みや海外の焼却炉事情等、パワーポイントを用いて66枚という大量の資料説明を1時間半と言う時間内できっちりしてくれました。恥ずかしながら、現在の環境省の大臣の名前も誰だか分かっていないのですが、ちょっと前まで行われていた事業仕訳によりゴミ施策に対する補助金や交付金はどの様になっているのかは気になる事でした。講師の説明では全体的には10%削減とういう比較的影響は少ないと言う事でしたがそれが富士市にはどのような影響があるのかははっきりしませんでした。
私は9月議会で事業系廃棄物については取り上げましたが、富士市の一般廃棄物の現状としては、富士市のゴミ処理基本計画が策定されており、平成26年度を最終年度としたゴミ減量化・リサイクルの推進・最終処分場の縮減に向けて市民・事業者・行政の3者が協働し取り組んでおり、家庭系一般廃棄物(ゴミ)については、スマートプラン21に基づき様々なゴミ減量施策が取り入れられてきています。また、平成21年度4月からスタートした指定袋制度の導入やプラスチック製容器包装の資源物回収が開始され、また、この10月1日より燃えるゴミ専用袋には記名するようとなり、更に市民意識の向上が進み、今後ゴミ総量の減少は図られていくと考えられます。しかしながら、新環境クリーンセンターの建設問題もあり、まだまだゴミの減量化進めなければならなく、生ゴミ処理や事業系ごみ処理については課題が多くあると思っています。

私は、今回の勉強会もそうですが議員と言う立場というより、ゴミを出す一市民としてしっかりゴミ処理については考えていきたいと思っています。
 

簡易水道統合問題

 

 私の住む地域は市上水道での接続ではなく、簡易水道での水道事業を行っている地域でもあります。地域防災の日に改めて、増川・江尾地区簡易水道施設を改めて確認をさせて頂きました。

富士市の水道は平成20年3月31日の上水道の普及率が富士上水道で89.7%、富士川上水道が98.5%、簡易水道が富士上水道で9.8%という状況であり、1人1日の平均給水量が、富士上水道では357リットル、富士川上水道では346リットルを使用しています。市での統合計画では平成32年をめどに進めているのですが統合が終了するまでは10年以上の長い年月を要します。
 簡易水道の統合問題は、以前にも議会で災害時においての水道はどの様になるかと言う点で取り上げましたが、一たび大きな災害が起これば簡易水道の多くは40年以上経過している中で老朽化した水道管は壊滅的な状況になる事は考えられます。それと同時に役員の老齢化による選出が難しなっている事を考えると早急に統合は求められている事でもあります。本年4月には官網図を提出してあり、市と協議の上で進めていくのですが、やはり大きな問題としては、統合をするにあたり莫大な費用を要し、当地区おいても3億5千万円の概算事業費が出されており、資金不足を補い統合を進める上では1戸当たりの30万以上の負担が掛かるとしています。その為には水道料金を上げ、少しでもお金を蓄えると言う事も考えている訳ですが、私は早期に進める為には市で起債事業としての取り組みも視野に入れての検討も考えて行かないと進まないのではとも思っている地域の大きな問題でもあります。
 

防災訓練においても、震度7以上の災害が起きた時には、1つの井戸1つの配水地から供給されている状況は、災害時には施設の崩壊により、渇水し給水活動に支障をきたし復旧には多額の費用と時間が掛かる現状を説明した上で、地域住民が理解をしてもらい、役員さんと共に早期に統合推進に取り組みたいという話を致しました。
 水道は安全・安心のまちにおいて日常生活に欠かせないライフラインであり、簡易水道の施設を確認しながら、当たり前の様に蛇口をひねれば水が出ると言う事が出来なくなったらどの様になるのかを考えると、統合は真剣に取り組まなければいけない課題であると思っています。

環境フェアで生ゴミ処理機

 

 県内最大規模の環境啓発イベントである第3回富士市環境フェアが富士山メッセで開催されたのですが、前日議会終了後、会派の打ち上げでちょっと飲み過ぎ、帰りが遅くなってしまい起きるのが遅くなってしまい、ぎりぎりの開会式の出席でした。

75の団体、企業の展示や発表がされており、ゴミの処理機やエコカー、LED照明、電動アシスト自転車など多彩な環境啓発がされており、産官学の一体のなったイベントは見ているだけでも楽しめます。今年の流行りはやはりLED照明のようであちらこちらに展示されていました。

開会式では町内でのエコステーション活動や環境標語、ポスター等の表彰がされていました。子供達特に小学生はインフルエンザが流行っているようで多くの表彰者がマスクをしての授与でした。

特に展示している中で気になったのは、生ゴミ処理機で、我が家でも本年、電気式生ごみ処理機を購入金額の半額を補助して頂き購入しましたが、今回展示してある生ごみ処理機は、電気を使わない処理機であり、金額的にリーズナブルであると聞いていたので電気式の高額な処理機に比べ、普及しやすい商品ではないかと思っていましたので見させて頂きました。
(ダスクリンくるくるⅡ型)(藤本さんとくうたくん)(ミミズの処理)

電気を使わない処理機は手動式生ごみ処理機「ダスクリンくるくるⅡ型」と藤本さんというおばあちゃんが作った藤本式生ゴミ処理容器「くうたくん」です。どちらにも微生物を含んだ母材や酵素を入れ分解する仕組みでありますが、驚いた事に匂いは気になりませんでした。ゴミ減量化進める上では生ゴミを減らす事が一番である以上、購入しやすく多くの家庭で手軽にできる処理機であるように思えました。先輩議員の渡辺勝さんは非常に興味を持ったようで自分で購入し効果があるようだったら地域に推進してもいいと熱心に商品を確認していました。
その他にもミミズを使ってのゴミ処理等もあり勉強にはなりました。
今、新環境クリーンセンター建設を進めていく上でも、ゴミ減量化は大切な事であり、一部の地域の問題だけではなく市民全員の市民意識の向上を図り、ゴミ減量を進める取り組みをしなければいけない事でもあります。

ウルトラマンヒーローショーをやっていたので子供たちも大喜びでみていましたが、家族で楽しめる環境フェアーでもありました。

羨ましい施設「こむこむ」

あったらいいなと思う施設に福島市にある子どもの夢を育む施設「こむこむ」があります。先月、所属する文教民生委員会で視察をしてきたのですが、こんな施設が富士市にあったら子供達は幸せだろうなと思いますが、施設を見れば見るほど富士市にはこれほどの施設建設は「無理だろな〜」と感じずにはいられませんでした。

福島市子どもの夢を育む施設「こむこむ」は子供の夢を基本テーマに子供達に豊かな出会いを提供し想像力は科学する心を育て、また芸術文化の普及向上を図る教育文化施設として平成17年に開館しました。
子供達に一流のもの、優れたものを提供し、自らの夢を実現できるよう後押しする施設として市の教育と文化の複合施設して位置づけで造られました。市内の公立小学校53校中51校の小学4年生は1年間間に必ず一度は来るよう教育課程の中に組み込まれています。NHK福島放送局と一体のなった施設は、建物だけでも、53億4,000万円土地を入れると約80億をかけた施設でもあります。

1階には市立図書館の分館として蔵書2万冊の児童図書館(子どもライブラリー)、2・3階にはロボットを動かしたり、インターネット接続できる情報端末の利用、理科室や43もの体験ができるワークショップ、遊具等、4階には企画展示室や本格的なプラネタリウム、展望デッキがあります。多くの職員も配置されており、展示されてあるものが本物志向ですべてが高価な物で、プラネタリウム以外無料でこの施設が利用できるのはこの地域に住む子供達は幸せであると思います。

施設に掛かったお金だけでもビックリですが、施設運営費も平成20年において、歳入は858万3千円で歳出は4億4821万8千円(歳出の多くはは人件費)毎年多くのお金が支出されています。その金額を聞いただけでもビックリです。この施設の課題としてはやはり運営に関する事が一番であり、教育施設であるという位置づけある為にしばらくこの状態で進むとしていますが、財政状況が厳しい中では、早期の指定管理者へ移行も考えないと市政運営にも負担が多すぎるのではないか他市でありながら不安を覚えます。
お金はかかっていますが、この施設は、福島駅のすぐ南に位置するため交通の便が大変よく、中心市街地活性化の目的もあり、休日には買い物を兼ねた家族連れでにぎわうそうです。
富士市でこれだけのお金をかけて作る施設としては、夢のような話であるような気がしましたが、将来を担う子供への投資として考えるならばある程度の投資は必要な事であると思いますが・・・・

「でもあったら子供は喜ぶだろうなー」とプラネタリウムを眺めながら感じずにはいられませんでした。出来る事なら富士駅前にもと思いましたが無理な話でしょうね・・・

何のお店かわかりますか?

 

お店が沢山出店されているのですが、ちょっと売っているモノが違います。
さて、何のお店かわかりますか?

そうです。お犬様のお店です。
すべてが、お犬様に関係するお店が出店しているのですが、ものすごく賑わっています。洋服、アクセサリー、おやつ、ペットシーツ、ペット用品、犬を飼える家の案内等々お犬様の為に出展されたブースばかりです。
ふじさんめっせでFDSC富士山ペットフェスタ2009が開催されている会場に行ったのですが、犬も同伴での買い物風景はちょっと感じが違います。
 

 このイベントを主催しているFDSC(富士ドッグサポータズクラブ)は「ワンちゃんと人間が共生できる街づくり」をテーマに飼い犬マナー向上を図ると共に、社会貢献活動として地域での犬を使っての防犯活動にも努めている団体です。今回はこのイベントには連れてはきませんでしたが、家の飼い犬のナナとランもわんわんパトロール隊に所属しています。
会場内の飲食店もドッグカフェでした。

外に出店しているお店でも、犬を連れてのお買いものをする方が多くおり、犬と一緒に食事をしています。しかしながら、このようなイベントに参加する犬は躾も、身なりも良い犬ばかりのような気がします。実際、この会場でも犬の品評会のような感じでもあります。

犬の共生を進める上では、やはり、すべての犬がモラルが守られなければいけないので、ここに来ている人以外の犬を飼っている人たちにも啓蒙を進めて行くことが大切であるとも思いました。

アジリティ広場では大会も開催されており、イベント自体は大変賑わいでとてもいい雰囲気でもありました。

静岡県獣医医師会でペット相談をやっていたのは私の高校の時の同級生の後藤君でした。何十年ぶりに会い、ちょっとびっくりです。

しかしながら、犬の愛好家にはとても良いイベントではありますが、犬嫌いの人にとっては、もしかしたらとんでもないイベントなのかもしれません。
私は犬好きですから、とても楽しめましたが・・・・・

紙わざ、正に神技にびっくり!

 

本当にびっくりです。
「これが紙でできているの?」と思うような芸術作品が「紙わざ大賞IN紙のアートフェスティバル」において展示されていました。

富士市は水が豊富なことから製紙業が多く、紙のまちとしても有名であり、紙の文化があります。国文祭においても紙のアートフェスティバルが開催されていました。

紙のまち富士市ならではのイベントでもあり、見学をしたのですが、紙で作った芸術的作品に感心すると共に、改めて紙の持つ幅広い多様性、可能性を感じる事が出来ました。

紙わざ大賞に関しては、ペーパークラフトでまちおこしに取り組む静岡県島田市の市民グループ「島田紙わざ探検隊」が19年前から開いている全国公募展の入選作のうち、大賞作など歴代作品が展示されていました。
一つ一つの作品に驚かされます。
(世相を飲み込む様子を表現した新聞紙製の巨大ワニ(かわにぐつ)(生のぬけがら)

飛びだす絵本ですが、100匹のヒツジが出てくるのは正に、神わざです。

(段ボールで作られた絵)(ペンギン・シマウマ・豚まるで動物園です)

すばらしい作品を楽しく拝見できました。
まさしく紙わざアートです。

「山口市議会基本条例」を勉強しました。

 今、全国各地の地方議会でこの条例を作る動きがありますが、富士市においても議会改革特別委員会が設置されており、議員発議による条例制定が研究され始めています。

私も2元代表の一翼を担う立場として、議員提案の条例制定は必要な事であると認識し、それに先駆けて、山口市で勉強させて頂きました。
条例制定が進む背景には、地方分権に拍車が掛かり、地方自治体の権限と責任は拡大し、議会の果たすべき責務は一層重要性が増しています。また多様化する環境変化に対応し、住民自治拡充の為にも市民行政及び議会が一体となって真の地方自治の実現に取り組んでいく必要があると思っています。
山口市議会は、山口県内では初めて、平成21年3月議会で議員提案による「議会基本条例」を全会一致で可決しました。 この議会基本条例というのは、議会や議員の果たすべき役割や機能を明確するという条例ですが条文には、議会と議員活動の基本原則、委員会の活動、議会の機能強化などが謳われています。
山口市では、1年以上かけて30回以上の研究会を重ねて、条例策定に取り組みました。議会においても総論賛成各論反対と言う侃々諤々の議論があり苦労はしたようですが、議長の強い全会一致で可決したいという要望の中では、何か新たな事をするのではなく、今ある姿を条例化していく事としたので結果的には理念条例とはなりました。しかしながら、条例制定を取り組みは、議員にとって作る過程が重要な事であり、それと同時に市民に対しての大きな情報発信につながります。
議員として、議会は市民の信頼を礎にその負託に応える責務があり、市民の意思を代弁する合議制の意思決定機関である事を常に自覚し、行政経営について監視と評価を行う責務を有し、積極的に政策立案及び政策提言を行うと共に条例制定を進める事が必要な事である事をしっかりと認識しなければいけない事でもあります。これは、私が市会議員になってから、「議員とはと?」聞かれた時に必ず答える話でもあります。当たり前の事かもしれませんが、条文化することにより、分権化時代にふさわしい議会が実現されていくと思います。

山口市議会議場は驚くほど明るく、対面式演壇であり、質問時間は1時間で一問一答制が取られています。質問者は、毎回34名の議員から20〜25名が登壇する意識の高さが伺われます。(富士市議会も近年では質問者が多くなっています)また、ケーブルテレビ配信もあり、傍聴席にはモニター画面が設置されており、傍聴者に対しての配慮も施されていました。
富士市議会においても参考としなければならない事でもあります。今後の議会改革委員会でも活かして頂ければと思いました。

ちょうど山口市長選の最中でしたが、山口市の市役所前の道路は、日本の道路100選に選ばれるきれいな道路(パークロード)です。

視察中の話題は(麻生邸はすごい)

 3日間行政視察の為、富士市を離れていたので、留守中に何かあったかは移動中に話される訳ですが、特に大きな話題として、吉原商業高校の名前の決定や市長が選挙公約として富士宮と合併を推進する事が報道発表された事を聞きました。

商業高校の事も文教民生委員会の米山議員が副委員長の為、当局より連絡が入り、平成23年4月改編開校される正式名称は「富士市立高等学校」と報告がありましたが、名称を一般公募し、多くの応募があった中では、選定の基準はあったものの案外ありきたりの名称になったなと言うのが聞いた時の感じでもありました。また、そのときに市長が予てより、市政報告会でも話していた、道州制を見据えた上での財政力や人口力のしっかりした基盤確立の為に環富士山の広域連携が必要であり、その段階として富士宮との合併を進める事が選挙公約で出された事も視察中の話題になりました。視察中で議員同士、色々な意見が交わされ訳ですが、其々考え方も違い勉強になりました。視察中とはいえ、やはり気になるのは富士市の事です。
 今回の視察でも、多くの事を勉強させて頂きましたが、報告書の作成はいつものように担当になっていますので詳細は後日提出した際に報告しますが、富士市の話題意外に視察中の話題としては、視察先でもありました前首相の麻生さんの出身地である福岡県飯塚市において、華麗なる麻生一族の歴史とグループ会社でもある麻生病院また、山一つを所有する2万坪の大邸宅(中は見る事はできませんでしたが家の周りをぐるっと見る事ができました)を拝見しました。
麻生さんにはびっくりです。

(ベット数1000床の麻生病院)(果てし無く続く塀)(麻生邸宅門)

東京の渋谷にも時価50億といわれる麻生御殿がありますが、60ものグループ企業を持ち、飯塚市の観光の名所になるような邸宅は聞きしに勝るとてつもない大金持ちでもある事がわかります。カップヌードルの値段がわからない事や高級ホテルのラウンジや料亭が当たり前の感覚と言うのは生まれた環境を見れば頷けます。
鳩山さんそそうですが、首相になられる方は、けた外れの大金持ちです。

また、石炭で繁栄を極めた筑豊地区においての芝居小屋の名残として現存する個人経営としての芝居小屋としての嘉穂劇場も見学させて頂きました。建物は古いのですが、1200人収容でき、市外より人が集まってきており満員になるそうです。

視察内容とは異なる事ですが、河川整備も力を入れているようで、まちの中を流れる遠賀川も憩いの場所としてきれいになっていましたが、過日も遠賀川が溢れ、水害により大きな被害が生じ、2003年には嘉穂劇場でも床上浸水の被害に合われたそうです。議会においても水害については大きく取り上げられている内容であるそうです。
 私の地域においても水害問題があり、他人ごとでは無い気がしましたが、総理大臣がいる地域においても、河川が溢れ水浸しになっている問題解決できていないと言う事は、治水・利水としての河川整備は私の地域においても簡単には解決できない問題なのかなとも思ってしまいました。