東部地域の活性化について、議会でも取り上げているのですが、1番東に住む議員として若い人の違う視点から意見を貰いたいと思い、先日23日にまちづくり団体としての役割も担う富士青年会議所の次年度の理事長とまちづくり委員長に、東部地域を視察してもらいました。
地理的にも地域的にも東部地域は色々な課題がある場所ですが、自然との共生という意味でのまちづくりに関して他地域と違う3つポイントを見て頂きました。
その3つとは、私のブログでも良く書いている場所の大棚の滝のある須津川渓谷・チョウチョウトンボのいる釣り場公園・絶滅の恐れがある植物生息地の浮島が原自然公園です。
まちづくりを担当する今井君とは前日、県の景観講習会でご一緒させて頂いたのですが景観形成の面からもどのような手法が良いのか意見を聞きたいと思っていました。
(金子次年度はまちづくりに意欲満々です)(今井君は実は東大卒です)
大棚の滝は富士市唯一マイナスイオンを浴びれる場所でもあります。滝を主体とした景観として、離れた所から見える滝・吊り橋から見る滝・真下から見る滝・須津川渓谷橋から見下ろす滝・色々な角度からから滝を見て頂きました。課題である須津川渓谷橋の利用方法も考えて貰いたく見て頂きました。
また、メガネ池では、珍しいトンボが見える場所ではありますが、その池から眺める富士山やもうすぐ出来上がる浮島が原公園から見る富士山は、格別なものである事を確認して頂きました。
浮島が原自然公園は管理棟が年度末までには完成予定であり、管理については、私も議会で確認をしましたが、指定管理者に移行する予定ですが、専門的な知識も必要な事もあり、指定管理者に対しても選定は難しいと思われます。(実際。気になるところです)また、水の循環は、井戸を掘り水がわいてくる事により公園内の水が循環できるとしています。来年よりの供用開始が期待される公園でもあります。
実際に現場に足を運んでもらい、それぞれの良さを知って頂いた上で、地元に住んでいると感じないような事を違う視点で見て頂ければ気がつく事があると思いますし、また、一つ一つの良さを面として捉えた利用が出来ないか考えて頂く事をお願いしてあります。
今回、住んでいる人以外のまちづくりに関わるJCの役員さんに視察して頂いたのですが、この3つ場所に来た事が無いという事を聞いて、自然と共生する地域としての東部の事を知って頂くいい機会であったと思います。
まちづくりを進める上で大切な事は、まず、まちを知ることからです。
行った事が無ければ語れません。