ある会合で都市計画課長から、チラシを渡されたのですが、昨年12月1日から実証運行をスタートさせた富士川と富士地域を結ぶシーバスが苦戦をしている話を聞きました。
新聞にも、一ヶ月の1便平均乗車率2.5人と低調な出足であると報道されており、一番東に住む議員ではありますが、公共交通を推進していく上でも、家族4人で視察をしてきました。
Cバスは富士川楽座を起点に東名自動車道路経由で中央病院や市役所等を循環し、1周47分を毎日運行し1日6便運賃は300円で、CバスのCはCITY(市)×CONNECT(つなぐ)×CROSS(渡る)だそうです。
ちなみにシーバスに乗りに行こうと妻に言うと、
「それは、田子の浦港から出るの」
と頓珍漢な事を言うなと思っていたのですが、ネーミングでシー(海)の上を走る海上バスと勘違いしていたようです。
多くの人はシーバスの事を知らないと思います。
土曜の12時の第3便に乗車したのですが、私達家族4人きりで貸し切り状態でしたので運転手さんにも色々話が聞けて楽しかったです。また、天気も良く、市内を視察しながら、降りてからも楽座で買い物をしたりし、家族でのミニバス旅行の様で快適でした。しかしながら、運転手さんに聞くと、平日はまだ良いのですが、土日になると乗車数は減り、本日も私達が初めてのお客さんであり、循環バスである以上、お客がいようがいまいが定時に出発するので誰も乗らない時はかえって疲れると言っていました。
1年間の試験運行ですが、今の状況下の一便2.5人では事業化は厳しい事は予想され、今後の乗車率アップを期待するものです。公共交通の導入と言う事に関しては、必要性は感じてもいざ導入と言うと乗車に繋がらない状況は今後の大きな課題でもあります。
でも、一番東に住む議員と言うより市民としては、東の地域にもぜひとも、一度早急に、東海道線に繋ぐ公共交通を試験的にでも運行を進めて貰いたいものです。(議員としても、東部地域の運行を求めます)
でも、シーバスに関しては、幻にならないように一度乗車して見てください。