「ライトノベル」って何?

我が家の居間の机の上に、女の子のかわいい表紙が付いた本が置いてあり、「また娘が、漫画本でも買ってきたのか」と手にすると、漫画ではなく小説でした。

今、若者の間でアニメが表紙を飾るタイプの小説が流行っているようで、読みやすい小説が売り上げを伸ばしているそうです。いわゆる「ライトノベル」って言うそうです。
でも、「ライトノベル」って何?って感じる方も多いと思いますが、ライトノベルは日本のサブカルチャーの中で生まれた小説のカテゴリの一つであります。英単語のLightとNovelを組み合わせた和製英語でありますが、つまり、読んで字のごとく、軽い(Lighit)小説(Novel)、読みやすい小説と言う意味です。

特徴としては、アニメ調のイラストが表紙を飾り、文章の中に挿絵が入っている点があげられます、物語としてはキャラクターが中心となるものが多く、感情移入しやすく、SF,サスペンス、ラブコメ、スポコンとジャンルは幅広くなっています。日本ではあまり馴染みが無いような気がしていましたが、「ライトノベル」は日本のサブカルチャーに関心が高いアジア地域では一つのジャンルとして認知されています。
活字離れが叫ばれている中では、新たな分野としての読みやすい本も必要な事なのかもしれません。
「ライトノベル」は今後ますます書店で幅を利かしてくるものなのかもしれません。書店に行った時に、確認してみてください。

なお、日本の経済戦略の中の一つとして、文化産業立国を目指し、「情報コンテンツ」としてアニメや漫画等を文化産業として位置づけソフトパワーの強化が図られています。
ライトノベルもその一端を担っているようです。

発言通告受付が早くなりました。

2期目の4年間最初の議会、6月定例議会が6月16日から始まります。閉会は7月1日です。いよいよと言う感じですが、一般質問の通告締め切りは、6月17日正午。
従来と違うのは、受け付け開始が本会議初日であったのですが、今回から、議運終了後の翌日から受け付けが始まり1週間前の6月10日から始まります。

受付開始はまだ先の話と思っていたので、通告受付が早まり、思わずちょっとびっくり。
3月11日の震災、富士市においても3月15日の震度5弱の地震があったので、今議会では多くの方が、災害関係の質問は予想されます。私も当初、広域防災についてと液状化対策について考えていたのですが、地震防災対策特別委員会の副委員長と言う立場を頂いているので、委員会内でと思い違う題材にしています。ですから当初と方向転換をしている分、時間が取られており、予想外の早い受付に焦っています。質問項目に関係する資料や通告文の準備がまだ整っていません。実は、質問項目の一つの視察を14日に予定しているので、視察をしてからの通告文提出を考えています。2期目になり少しでも早く質問をやろうかなと思っていたのですが、やっぱり、通告提出はぎりぎりになるかもと思っています。
いつも、早く準備をと思っているのですが、子供の頃から、切羽詰まらないとやらない癖は治りません。
焦りながらも、頑張らねば・・・・・

治山事業に関するパネル展示

水害対策進める上で重要な、沼川流域の河川整備計画についての進捗状況を確認をしに富士土木事務所に行ってきましたが、整備計画は、まだ時間が掛かるようです。
帰りがけに総合庁舎の1階で偶然目にした「富士を守る治山事業」いうのぼり。
何かな?と確認すると

治山事業に関するパネルや写真が展示されていました。

県では、6月1日〜15日まで県下一斉に治山パトロールを実施しており、富士市でも7日に「治山パトロール」が行われたそうですが、富士市でも3月15日に震度5弱の地震もあったので、危険個所がないか入念なパトロールはされたと思います。「治山パトロール」に関しては、農林事務所で、市の職員と協力して集中豪雨や台風等により発生する山地災害から県民の生命・財産を守るため、治山施設や保安林の状況等の点検を行うものです。近年、局地的大雨による山地災害が多発しており、治山パトロールの重要性が高まってきています。静岡県では、昭和63年より毎年梅雨期前に治山パトロールを実施しています。

せっかく総合庁舎に来たので、治山事業はどんな活動をしているのかと展示パネルを見て勉強させて頂きました。
昨年、県内において小山町で大雨による大規模な災害が発生しましたが、広域連携を取りながら復旧を進められていたと思います。地震が起てからは、ちょっと忘れていましたが、梅雨に入りをしていますので、水害や土砂崩れ等の地震以外の防災対策もしっかりと進めなければいけない事でもあると展示パネル見ながら啓蒙されました。
15日までパネル展示はされています。
見てください。

ふじ子ども議会未来専隊ギカイダー

総務市民委員会の資料に「投票率の向上について」があり、確認をしました。
一番身近な選挙である市議会選挙の投票率は50,79%。
議員自らが反省すべき事でもありますが、富士市は、投票率は良くないです。
その中でも、平均的投票率に近い投票所の年齢層別投票率は、20歳代が23,85%であり、70歳以上の人は、68,84%と若年層の方の投票率が悪い事が分かります。20歳代と70歳場では3倍近い開きがあります。これは富士市に限った事ではありませんが・・・

 投票率の向上を掲げて取り組んではいるものの、結果だけで見てしまうと若年層の方策はいろいろとられていますが、目立った効果はないようです。
20歳になったから「さあ選挙に行くか」と言えば、成人した人達には興味が無いものには、参加しないようです。若い人に選挙を身近に感じさせる何かが必要な事でありますが、その何かが難しいところです。子供達への政治教育や早いうちから政治に触れる機会も必要な事かもしれませんが、その何かになる事かもしれない事業として、この夏、青年会議所さんが行う「ふじ子ども議会」〜我ら、未来専隊ギカイダー〜があります。

これは、市内在住の小学5,6年生36名が参加して、議員と同じような形で、子ども議会が開催されます。議会で、子供議員として議場で質問を行います。大変良い企画であると思います。このような経験が、子ども達に議員のやっている事をより、身近に感じさせることが出来るのではないでしょうか、もしかしたら、これがきっかけとなり、将来の議員になる子が生まれるのかもしれません。
子ども達にもっと政治が身近な存在になるような仕掛けは必要な事であると思っています。この積み重ねが、将来の投票行動に繋がるのかもしれません。
子ども議会に関しては、私もお手伝いをするつもりでいますが、子ども達への政治をふれる機会を多く作る事は、大人たちの大事な役目だと考えます。

大切な選挙、投票率の向上は大きな問題でもあります。

サイチ会(31サンイチ)結成

50歳を過ぎると、人恋しくなるのか、高校時代の同級生が良く集まるようになっています。何かにかこつけて、食事会と言うか飲み会がありますが、今年に入ってからは選挙があったので私は、飲む席は自粛していましたが、選挙も終わり、久しぶりに、同級生の集まりがあり顔を出させて頂きました。

ワイワイガヤガヤと雰囲気良く会話が弾んでいるその際に、どこからか
「会として何か名前をつけて、定期的に集まろうよ」
と言う提案がありました。
集まった仲間は、お酒も多少入っているのか、すぐに
「そうだ、そうだ。子供に相手にされない、寂しいもの同士、語り合おう」
と言うようなノリで、継続的な会にすることが即決してしまいました。
「じゃあ、会の名前は?どうしようか」
またどこからともなく
「富士高の31回卒だから、サンイチ会で略してサイチ会では」
「サンイチ会ね・・・サイチ会・・・サイチね〜・・じゃあ3か月1回集まるという事で決定」
誠に安易な会話の中で、サイチ会が結成されました。
(チャーターメンバーです)

高校時代に同級生の父親に、サイチと呼ばれていた時がありましたので、なんとなく縁のある名前だと思いながら、最近、娘に相手にされなくなってきていますので、寂しさを感じる仲間として参加していくつもりです。

31回卒・サイチ会

サイチ会が結成されました。設立メンバーです。ご参加ください!!!!

「青年の船」と「青少年の船」

6月4日から6月11日まで、20歳から30歳までのJC青年の船「とうかい号」が名古屋港から、豪華客船ふじ丸で出港します。富士市からは、私の同級生の娘さん、市役所の職員を含む合計8名が参加しており、出港先の名古屋港に向けて、商工会議所よりバスが出発しました。

地域の小学校で運動会がある為に、名古屋までは行けませんので商工会議所で見送らせて頂きましたが、皆さん元気ににこやかに出発しました。企業から経費として参加費は支払われていますので乗船する洋上での研修においてそれなりに何かを得ながらも無事元気で帰ってきてから、企業へ還元できることを期待しています。
富士市においても、青年の船ではありませんが、市が主催で青少年の健全育成事業として洋上研修として「青少年の船」が今年も8月6日から10日まで実施されます。先日、申し込みの締め切りがなされていましたが、参加申し込みが多少足りないようです。小学生まで拡大しての募集をしていましたが、やはり、中学生が部活動の関係で参加しにくい日程のようです。かねてより、日程の変更等検討されているようですが、船の関係で思うような日程は取れないようです。
私は、かって、青年の船(中国、台湾に行きました)も青少年の船(指導員として)も参加したことがありますが、どちらも素晴らしい事業であるとは思っています。しかしながら、事業費が大きく、時代の変化、経済状況の悪化から考えると両方ともいつまで続く事業か分からないと思います。少なくとも何らかの見直しや検討がされることは考えられますので、実施されているときがチャンスであると思います。船での研修は普通の研修と違い、より、密接で濃密な研修でもあり参加した方が得るものが大きいと感じます。

「青年の船」、「青少年の船」、乗船のチャンスがある人はぜひそのチャンスを活かして、参加してみてください。。(特に、青少年の船に関しては市から補助か出ているので青年の船に比べては破格の料金で参加できる事業でもあります)

当分の間続く事業ではあると思いますが、どちらも、財政状況が厳しくなれば、いづれやりたくてもできない時がやってくる事は考えられます。

須津川渓谷でがけ崩れ、

このところの雨の影響で土が緩み始めたのか、市道中里大棚滝線須津川渓谷の大棚の滝へ行く途中でがけ崩れがありました。どのような状況か確認を兼ねて慌てて現地へ行ってきました。

既に、地元の建設業者さんには連絡がいっているようで須津川渓谷の入り口には全面通行止めの看板が掲示されており、がけ崩れの注意が促されています。現場では、柵も張られ車は入れないようになっていましたので、雨の中歩いて確認してきました。

竹藪がある急傾斜の斜面が崩れており、路肩まで石が転がっています。また、崩れた斜面の上の方には、大きな石もあり、崩れ落ちてくる危険がありました。雨が降っているために処置はまだできないようで、しばらくは通行止めとなり大棚の滝まではいけないようになっています。
道路維持課や林政課もすでに確認してくれてあり、通行止めの案内もまちづくりセンターに貼られていました。

また、まちづくりセンターに寄った際に、今回のがけ崩れで、6月12日の須津地区まちづくり推進会議が行う、桜ともみじの下草刈りは中止の方向で検討がなされていることが報告されました。
現在、大棚の滝までは、車ではいけません。また、歩いていく場合でも、その他の場所でも、がけ崩れがある可能性があるので、注意が必要です。

バルク港落選、どうなる田子の浦港

      清水・田子の浦バルク港落選

新聞での文字に思わず
「なんで?」
と言う声が出てしまいました。

5月31日、大畠国土交通大臣の記者会見が行われ、穀物を対象とした国際バルク戦略港湾に鹿島港を始め4港が選定されたことを発表されましたが、その中にはわが地元の田子の浦港はありませんでした。
選定された港湾
《穀物》
・鹿島港、志布志港、名古屋港、水島港
《鉄鉱石》
・木更津港、福山港・水島港 
《石炭》
・小名浜港、徳山下松港、宇部港
昨年、重要港湾として外され国の直轄事業が無くなり、その対策としてバルク港としての選定に期待を寄せていましたが、今回の選定漏れは今後の田子の浦港の整備にも大きな影響を与えると共に、落選と言う対外的なイメージダウンが、企業誘致・また既存の企業留置にも影響を与えかねない不安を感じます。

幸いなことに、今まで行われてきた、12メートルの増深事業は継続されますが、工業都市としての威信をかけて、工業出荷高の回復を進める上では、田子の浦港の更なる整備は必要なことであると思っています。

バルト港落選、どうなる、田子の浦港です。
重要港湾を外された時にも書きましたが(2010年8月1日ブログ・田子の浦港の深刻な問題)、地元選出国会議員はどのような対応だったのででしょうか・・・

放射能測定器の貸し出しは

放射線を大量に浴びた場合、与える影響は、大人より子供の方が2〜3倍影響があると聞きました。原発事故が解決しない中では、子供を持つ方々は不安を持っているようです。

ある会合に出席した際に、次のような事を聞かれました。
「荻田さん、私には幼稚園の子どもがいるのですけど、今、幼稚園のお母さん方で話題になっている事があるんですがいいですか」
「どんなことでしょうか?」
「実は、幼稚園とか学校に通わせている親も、放射能が富士市において大丈夫か気になり始めているのですよ。神奈川でもお茶の葉が汚染されていると言うニュースもありましたから」
「そうですよね」
「行政としてその辺の事はどう考えています」
「議会において、放射能の測定をするモニタリングポストの設置予算がついていましたけど、現在、環境保全課で対応はしているとは思いますが、確認してみます」
「子どもの事を考えたら、他の自治体でやっている学校施設、特に幼稚園のような施設に放射能測定器なんか、貸出なんか無いのですか」
「聞いたことはないのですが、確認します」
確かに、富士市は福島より離れてはいるものの、風向きにより影響がないとは言いきれませんので、乳幼児を持つ親御さんや妊産婦さん方は心配なのかもしれません。

そう言えば、新聞で、放射能測定器の注文の記事が1か月くらい前に載っていました。生産業者の話では、1999年の東海村臨界事故の時に、自治体が防災用に順次導入を始めていたが、今回の原発事故により、自治体を始め個人での注文も殺到し製造が追いつかないと書いてあったことを思い出しました。

「今後のことを考えたら、富士市においてもモニタリングポスト以外にも身近でわかる放射能測定器の整備も必要な事かも・・」
と感じながら、ある会合から帰ってきました。

夢たっぷりん

プリンを食べながら復興支援ができる「夢たっぷりん」を娘が研修会に出席した時に買ってきたので食してみました。

仙台では有名なプリン家さんの「夢たっぷりん」は被災地である岩手と宮城の材料を使用した東北のご当地プリンです。

そのプリンを全国販売し、収益を復興支援活動に活用することで継続的な復興支援を展開しています。製造販売が拡大することにより、雇用支援にも繋がっているそうです。クリーミーなプリンがはやりの昨今、ちょっと硬めのプリンは手作り感があり懐かしい美味しさでした。
お値段は250円。
ごちそう様でした。
プリンを食べて被災地支援ができるなんて、私には結構むいているかも・・・・
でも、娘が買ってきたので私が支援したことにはならないのでは・・・・今度は、インターネットで買ってみようと思います。
「夢たっぷりん」食べてみてください。

「東田子の浦アクセスバス」実験

須津、浮島地区に住んでいる人の一つの課題として、JR東田子の浦までの公共交通のアクセスがあります。以前にも何度も書いてはありますが、東西には、岳南鉄道や根方街道にはバス運行はされていますが、南北の交通アクセスが存在しません。

私の娘たちも通学で毎日、東田子の浦駅を利用しており、車での送迎をしていました。直線距離では1,5キロ位でもありますが、公共交通を使うと、岳鉄で吉原駅まで、行き東海道線に乗り換えとても手間がかかります。近いのだから、歩きか自転車で行けばいいと思うのですが、土地改良区を通る市道(江尾〜柏原線現在整備中)はしっかりと完備されておらず、夜は暗く、雨が降ればびしょびしょ、耕作放棄地には不審者も出没するので、結局送り迎えをしなければならない状況であります。通学や通勤で東田子の浦駅を利用する人たちには、何らかの公共交通を求める声はありました。

そのような中で、本年度、須津・浮島コミュニティバス等実証運行事業として、須津・浮島地区の東田子の浦駅のバス需要把握として、6月15日から7月15日まで、「東田子の浦アクセスバス」の実験が行われる事が都市計画課から説明がありました。

利用実績やアンケートを行った後、第2回の実験を行い、平成24年からの本格運行ができるかどうかの検討を進めるそうです。すでに、私の娘は学校を卒業しており、通学では利用しなくなっていますが、私も必ず一度は実験バスに乗車してみるつもりです。でも、朝の通学、通勤時は、時間に余裕がないとついつい車で送り迎えになってしまう恐れがあり、どれほどの利用があるかは興味のある所です。要望はあっても、利用するとは限らないことが今までも他の地域で結果が出でいますので・・・

毎日の放射能予報を知るには。

震災による原発事故の事もあり、静岡県立静岡がんセンター主催の「あなたに知ってほしいがんの知識〜放射線被曝による健康障害とがんの放射線治療のこと〜」について山口総長と西村副院長の講演を聞きに行ってきました。

詳しい、内容についてはどこかで書きたいと思いますが、山口総長の話を聞いた中で、日本の放射能予報が、毎日、ドイツの気象庁のサイトで確認できることを知りました。
(福島の原発の爆発後の放射能がどのように広がっているか確認できます)

時差がある為に9時間プラスしなければなりませんが、日本の放射能の分布が非常にわかりやすく見ることが出来ます。日本にもスピーディと言う緊急時迅速放射能影響予測ネットワ ークシステムがありますが、スピーディには発表されないので、海外からの情報の方が早いようです。どうやら、医療関係者の皆様は、ドイツの気象庁の情報を確認しているようです。

市民の命を守るためには医療は大切な課題であり、私は毎年、県立がんセンターが主催するがん会議にも出席していましたが、今年の2月に開催されたがん会議のテーマは「医療健康産業クラスターの構築にむけて」と言う医療、介護、健康関連産業に焦点を当てたプログラムであった事と、議会中であった為に参加をしませんでした。私には、あまり関係のないテーマでありましたが、参考のために資料が欲しかったので問い合わせをした時にちょうど今回の講演会の事を知りました。
偶然に知った講演会ではありましたが、山口総長の話は医療以外にも本当に勉強になります。

防災マップを確認してください。

浜岡原発停止の際に、菅首相は東海地震は、今後30年以内の発生確率は87%で、「いつ起こってもおかしくない」と切迫性が指摘されていました。
東海地震がより現実味を帯びている中では、震災後の選挙では富士市の防災対策を、多くの議員の皆様も演説を行った際に、取り組む課題の一つとして訴えていたのではないのでしょうか。

選挙終了後、議会でも、防災は最重要課題であるとし、地震防災対策特別委員会が設置されています。(私も特別委員会の委員です)
また、新たに議員になられた方もいますので、議員研修会が開催され、富士市の防災についての説明がありました。
防災危機管理課より、富士市地域防災計画、防災マップ、災害対策基本法、富士市防災会議条例、富士地域の推定震度分布図、推定液状化危険度図、富士市の東海地震被害想定、広域地避難計画、要避難地区、避難対象地区設定状況、救護病院一覧表、防災ヘリポート設定状況、応急給水計画の資料説明の後、質疑がありました。
今後は地震防災対策特別委員会において、想定外で片づけられることが無いような見直しや修正が図られなければいけない事でもあります。

昨年の4月に富士市の全戸に回覧板で富士市防災マップが配布されています。今回の震災を契機に多く方が防災意識を持っていると思いますが、議員研修で、富士市防災マップを見ながら、市民の皆様には防災マップは改めて見直して頂きたい事を感じました。配られた時に、どこかに片づけて見ていない方が多いのではないでしょうか。早急に、少なくとも避難場所だけでも確認してください。
災害時には、自分の身は自分で守るが基本ですので・・・

情けは人の為ならず

岳南法人会の通常総会に出席しました。
岳南法人会は富士税務署管内の4071社が加入していますが、本年度の会長に、田中機械の田中實氏が選出されました。

JCの尊敬する大先輩に当たりますが、分け隔てなくお付き合いをしてくれ、多くの方に慕われている立派な経営者でもあります。新会長就任おめでとうございます。

総会終了後、元社会福祉協議会の佐野孝氏より「情けは人の為ならず」と題した講演会がありました。佐野氏はユーモアたっぷりの話を1時間以上してくれたのですが、驚いたことは年齢が87歳である事です。元気であり、聞いている人に勇気を与えてくれます。
「情けは人の為ならず」という事に関しては、私も誤解していましたが、情けとして何かしてあげることはその人の為にならず良くない事であるという解釈をしていましたが、本当の意味は「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い」という事です。
佐野さんは社協の会長を長く務めており、話の中で含蓄のある言葉が数多くありました。
その中でも
「自分に感謝するのが思いやり」
「何気ない優しさをさりげなく出す」
等々、震災があり助け合い、支えあうことが求めらる中では、大変勉強になる講演でもありました。

始終笑いがあり、偉大なる87歳と言っても過言ではありません。

fきゃるで「仕事人図鑑」やってます。

 震災後、取引先の被害や景気の後退による雇用環境は悪化していますが、各自治体においても就労支援には力を入れなければいけない事でもあります。

富士市では、就労支援の一つに、委託事業として一般社団法人まちの遊民社さんがラホール1階に若者の為のキャリアデザイン支援室fきゃるを4月12日よりオープンしています。
fきゃるでは、若い人の仕事や就活についての悩み事相談室、仕事についての知識を高めるイベント、就活サポート講座などを開催しています。

たまたま、fキャルさんにキャリア教育について相談に行った時に、看板に掲示してあったのですが、現在、オープン企画という事で、様々な職種の方々をお招きして、職業インタビューの「仕事人図鑑」が毎週火曜日の18:30〜19:30まで開催されています。
既に、グラフィックデザイナー、幼稚園の先生、林業人、大工さんと終ってしまっていますが、5月31日は人材開発コンサルタント、6月14日は介護士さんと貴重な体験談が聞けます。
告知はしているようですが、まだ、あまり知られてないようですので、若者だけではなく、誰でもが参加できますので興味のある方は行ってみたらどうでしょうか。

2011ラトビアプロジェクト

「お父さん、お願い、行ってきて。」
「どこへ」
「ラトビアの保護者説明会」
「俺は、富士のふもとの大博覧会に行きたいんだけど」
「だって、私、同窓会のバス旅行に行かなければならないから、行けないの、お願い」

という事で、富士のふもとの大博覧会に行く前に、日本ボーイスカウト富士地区富士地区国際委員会が進めている「2011ラトビアプロジェクト」の保護者説明会に参加してきました。

私は、議員でもありますが、2人の娘を持つ父親でもあります。今年、大学生になった娘が、富士市のボーイスカウト・ガールスカウトの代表として、この夏にラトビアに派遣される4人の内の一人に選ばれました。保護者が集められたのは、今回のラトビアへの派遣はラトビアの基金やボーイスカウトまた富士市からの補助もありますが、個人での負担もあり保護者への理解とラトビアでのスケジュールの説明でもありました。

北欧にあるラトビアは、バルト海に面し、森林が国土の半分を占め、数千を超える湖と湿地が点在する国です。ラトビアと富士市のボーイスカウトは、シルバーウルフ章の縁で友好関係を持っています。
昨年の夏、日本ジャンボリーがあった際に、私の家にも、娘と同じ歳のラトビアのカトリーナがホームステイをしており、その時に、ラトビアへ行くことを約束していたようです。どうやら、娘が約束していたラトビアに行きたいと言う思いが早々に叶うようです。驚いたことに、ラトビアでは公式行事として、ザルトレス大統領、パブリクス防衛大臣への表敬訪問やラトビア大使館の訪問も組み込まれています。滅多にできない経験が、娘にはできそうです。
本当に、うらやましい限りです。
代われる事なら代わりたいと保護者説明会に出ながら感じました。
それと、富士市のスカウトの代表として、大統領まで会ってくるのですから、富士市からのボーイスカウトへの補助はもう少し多くしてもいいような気がしましたが、今すぐに要望をすると娘が行くからと言われそうなので、しばらくは様子を見ます。

被災地への支援は色々あります。

 

吉原のラクロスへ娘の用事で寄った時に
「パステルアート」で東北にエールを送ろう!!
と書かれた看板があり、立ち止まって見ていると、
「被災地へ応援メッセージを送っています。ちょっとのお時間があれば、ぜひご協力ください」
と声を掛けられました。

娘をちょっと待っていただけなので、
「え〜絵なん書けませんよ、時間も無いし・・」
「誰でも大丈夫です。手順でやる作業みたいなもので、お時間も10分くらいでできますから、被災地への支援ですので、ど〜ですか?」
そう言われると断る理由もないので
「私でもできるなら、せっかくですので、じゃあ、娘もいますから2人でやります」
と言って、NPO法人COCONETさんの
   心に太陽 ハートアートの輪 東日本応援プロジェクト
   〜パステルアートで贈ろう!あなたの応援メッセージ〜
に参加してきました。

チョークみたいなものを、茶こしで削り粉を作り、それを指に着けて、ぐるぐると紙の上をこすっていくのですが、やってみると結構楽しいです。ヒーリング効果もあり、色をぐるぐるとこする事により、癒しの成分が脳に出てくると言われました。言われてみれば、何となく、心が落ち着いてきます。指導されている方も、褒め上手で
「うわ〜淡い色使い、優しい絵になりますよ」
「素敵じゃないですか」
と言われると満更でもありません。
あっという間に出来上がりましたが、絵の上手下手は関係なく、被災した人達へ心の安定を進めるためにも色を与えることが大切だと言われました。

書いた絵は責任を持って、被災地へ届けてくれるそうです。

こんな形での被災地への支援があるんだなと感心すると共に、私たちにできる支援というものは沢山ある事を感じました。

皆さんも参加してみてはどうですか??

正、副議長、委員会が決まりました。

臨時議会が開催され、議席が15番に指定されました。2列目の左側となり、1期目とは見える景色ががらりと変わりました。これで、議会では15番議員として活動していきます。臨時議会では、今までとは違い、議会基本条例に則った中で、所信が書かれた立候補届が提出されている議員の正副議長の選挙が行われました。

その結果、議長に稲葉寿利氏、副議長に石橋広明氏が選ばれました。どちらも、議会が2元代表制としての役割を担いながら、開かれたわかりやすい議会として取り組んでいくとしていますので、所信の通り職務遂行を進めて頂きたいと思います。個人的にも、市民の皆様に議会や議員の存在意義を示せるよう努力していかなければと思っています。
2期目の私は
建設水道委員会委員
地震防災対策特別委員会副委員長
富士・愛鷹山麓地域環境管理特別委員会委員
議会だより編集委員会副委員長
としてスタートします。
特に、大震災を契機に新たに設置された、地震防災対策特別委員会の副委員長として、地域防災の見直しを含め、富士市の安心、安全の構築にはしっかりと取り組んでいくつもりでいます。
月並みな言葉ですが、”がんばります”

私にも「守りたい人がいる」

 

大規模災害に対して自衛隊の活躍無くして、災害時の救援、被災地への復旧、復興はあり得ないと思っています。
陸上自衛隊のキャッチコピーとして
「守りたい人がいる」“”Always for our people”、と言う言葉がありますが、富岳自衛隊の平成23年度の総会で耳にしました。

このコピーで言う「人」とは、愛する家族であり、ふれあう地域の人々であり、我が国の美しい自然や文化をも表しています。 陸上自衛隊員は、この「守りたい人がいる」を通じて、愛する人、愛する日本のために「事に臨んでは身の危険を顧みず任務に邁進する」という陸上自衛隊の存在の原点を明らかにし、逞しく頼りがいのある陸上自衛隊を目指すことを宣言するものであるとの事です。

「守りたい人がいる」本当にいい言葉ですね。

富岳自衛隊の総会後の講演会は、まちづくり推進会議に出席しており、遅刻してしまいましたが、遅れてきた私に、被災地から戻られたばかりの川崎富士師団長が、災害が起きてからの3日間が大切であり、しっかりした情報と適切な指示があれば、助かる命があることを熱く語ってくれました。
(押し寄せる津波の写真が展示されていました)

 
せっかくのチャンスと思い、私の富士市独自の自衛隊とのパイプは必要である事の意見を述べさしてもらうと賛同してくれました。
(川崎富士師団長と)

今後、富士市の防災について、様々な助言をもらいたいと言うと帰り際に、「荻田さん、富士市の防災についても共に考えていきましょう。連絡ください。応援しますよ」と連絡先を頂きました。

私にも、富士市に「守りたい人がいる」

ちょっとかっこいいかな・・・・

市立高校にて

キャリア教育についての打ち合わせに行ってきました。

ちょっとがちょっとじゃなくて・・・

このところ毎日、夜も会合がぎっしり入っており、その後の付き合いもしていると寝ている暇がないくらい時間がありません。
早く帰りたいのですが、こんなことを言われると帰れなくなります。

「ちょっと行こうよ」
「え〜・・・・・」
「2期目になったら偉くなって、付き合えないだ」
「そんなことはありません。じゃあ・・・ちょっとだけ」
と断りきれません。
断る勇気が欲しいのですが、今年になって選挙があった為に、夜のお付き合いを断ってきた経緯もあり、不義理をしていた後ろめたさが、余計断りづらく、やらなければいけない事に支障をきたしています。根が好きなためか、ついつい、一杯飲んでしまうと気が大きなってしまい帰る時間を忘れてしまいます。ちょっとがちょっとで無くなってしまいます。
このところ、帰りが午前様を過ぎてしまってますので
「お付き合いもほどほどにね。体を壊してしまうよ」
と家族に心配される日々です。
性格上断りきれないので、飲まない勇気ともう少し早く帰る努力をしなければ・・・・・(寝不足気味です)

でも、震災後、更に活気がなくなってしまった吉原の飲食店さんでは、
「祇園さんもやらないし、もっと飲みに出てもらいたい」
と行くとこ行くとこで要望されてしまいます。

災害支援報告

平成23年度須津地区福祉推進会の総会が開催され、終了後に福祉講話として、富士市社会福祉協議会の伊藤主事が被災地で支援を通しての報告をしてくれました。

伊藤主事は社協の職員として派遣され、岩手県の宮古市と山田町で「緊急小口資金貸付業務」を行ってきたそうですが、最初に被災地での状況を見た時には、涙がこぼれてきたそうです。
支援を行ってきた中で、支援業務とは別に現地で皆さんの話を聞きながらの問題点、まとめと次のように話してくれました。

災害時問題点(災害直後)
1、 物質の確保が難しい
2、 携帯電話等の通信手段は時間がたたないと使えない
3、 支援の情報等が得づらい
まとめ
○行政の支援の手が入るのは数日後のため直後は近所の助け合いが大切
○避難所等でも助け合いが大切
○普段から顔見知りの関係を築く必要がある
最後に、1週間の間には、復興は著しく進んでいく様子は分かったそうで、その中で、日常生活物資の支援も大切だが、無駄であるようなものでも(たとえば静岡県が持って行った鯉のぼりとか)被災地で笑顔がこぼれるよう心のつながりを感じるものであったり、インターネット等において遠くの地域からも応援している事がつたわる心の支援が重要であると感じたそうです。
まだまだ、復旧復興は時間が掛かることであります。
改めて、しっかりとした情報を得ながら、継続的な支援をしていく事が大切であると感じました。

ちなみに、講和をしてくれた伊藤主事は、宇東川にある清岩寺の副住職でもあるそうです。
若いのに道理で話しなれている訳です。