「ライトノベル」って何?

我が家の居間の机の上に、女の子のかわいい表紙が付いた本が置いてあり、「また娘が、漫画本でも買ってきたのか」と手にすると、漫画ではなく小説でした。

今、若者の間でアニメが表紙を飾るタイプの小説が流行っているようで、読みやすい小説が売り上げを伸ばしているそうです。いわゆる「ライトノベル」って言うそうです。
でも、「ライトノベル」って何?って感じる方も多いと思いますが、ライトノベルは日本のサブカルチャーの中で生まれた小説のカテゴリの一つであります。英単語のLightとNovelを組み合わせた和製英語でありますが、つまり、読んで字のごとく、軽い(Lighit)小説(Novel)、読みやすい小説と言う意味です。

特徴としては、アニメ調のイラストが表紙を飾り、文章の中に挿絵が入っている点があげられます、物語としてはキャラクターが中心となるものが多く、感情移入しやすく、SF,サスペンス、ラブコメ、スポコンとジャンルは幅広くなっています。日本ではあまり馴染みが無いような気がしていましたが、「ライトノベル」は日本のサブカルチャーに関心が高いアジア地域では一つのジャンルとして認知されています。
活字離れが叫ばれている中では、新たな分野としての読みやすい本も必要な事なのかもしれません。
「ライトノベル」は今後ますます書店で幅を利かしてくるものなのかもしれません。書店に行った時に、確認してみてください。

なお、日本の経済戦略の中の一つとして、文化産業立国を目指し、「情報コンテンツ」としてアニメや漫画等を文化産業として位置づけソフトパワーの強化が図られています。
ライトノベルもその一端を担っているようです。