ふじ子ども議会未来専隊ギカイダー

総務市民委員会の資料に「投票率の向上について」があり、確認をしました。
一番身近な選挙である市議会選挙の投票率は50,79%。
議員自らが反省すべき事でもありますが、富士市は、投票率は良くないです。
その中でも、平均的投票率に近い投票所の年齢層別投票率は、20歳代が23,85%であり、70歳以上の人は、68,84%と若年層の方の投票率が悪い事が分かります。20歳代と70歳場では3倍近い開きがあります。これは富士市に限った事ではありませんが・・・

 投票率の向上を掲げて取り組んではいるものの、結果だけで見てしまうと若年層の方策はいろいろとられていますが、目立った効果はないようです。
20歳になったから「さあ選挙に行くか」と言えば、成人した人達には興味が無いものには、参加しないようです。若い人に選挙を身近に感じさせる何かが必要な事でありますが、その何かが難しいところです。子供達への政治教育や早いうちから政治に触れる機会も必要な事かもしれませんが、その何かになる事かもしれない事業として、この夏、青年会議所さんが行う「ふじ子ども議会」〜我ら、未来専隊ギカイダー〜があります。

これは、市内在住の小学5,6年生36名が参加して、議員と同じような形で、子ども議会が開催されます。議会で、子供議員として議場で質問を行います。大変良い企画であると思います。このような経験が、子ども達に議員のやっている事をより、身近に感じさせることが出来るのではないでしょうか、もしかしたら、これがきっかけとなり、将来の議員になる子が生まれるのかもしれません。
子ども達にもっと政治が身近な存在になるような仕掛けは必要な事であると思っています。この積み重ねが、将来の投票行動に繋がるのかもしれません。
子ども議会に関しては、私もお手伝いをするつもりでいますが、子ども達への政治をふれる機会を多く作る事は、大人たちの大事な役目だと考えます。

大切な選挙、投票率の向上は大きな問題でもあります。