「お父さん、お願い、行ってきて。」
「どこへ」
「ラトビアの保護者説明会」
「俺は、富士のふもとの大博覧会に行きたいんだけど」
「だって、私、同窓会のバス旅行に行かなければならないから、行けないの、お願い」
という事で、富士のふもとの大博覧会に行く前に、日本ボーイスカウト富士地区富士地区国際委員会が進めている「2011ラトビアプロジェクト」の保護者説明会に参加してきました。
私は、議員でもありますが、2人の娘を持つ父親でもあります。今年、大学生になった娘が、富士市のボーイスカウト・ガールスカウトの代表として、この夏にラトビアに派遣される4人の内の一人に選ばれました。保護者が集められたのは、今回のラトビアへの派遣はラトビアの基金やボーイスカウトまた富士市からの補助もありますが、個人での負担もあり保護者への理解とラトビアでのスケジュールの説明でもありました。
北欧にあるラトビアは、バルト海に面し、森林が国土の半分を占め、数千を超える湖と湿地が点在する国です。ラトビアと富士市のボーイスカウトは、シルバーウルフ章の縁で友好関係を持っています。
昨年の夏、日本ジャンボリーがあった際に、私の家にも、娘と同じ歳のラトビアのカトリーナがホームステイをしており、その時に、ラトビアへ行くことを約束していたようです。どうやら、娘が約束していたラトビアに行きたいと言う思いが早々に叶うようです。驚いたことに、ラトビアでは公式行事として、ザルトレス大統領、パブリクス防衛大臣への表敬訪問やラトビア大使館の訪問も組み込まれています。滅多にできない経験が、娘にはできそうです。
本当に、うらやましい限りです。
代われる事なら代わりたいと保護者説明会に出ながら感じました。
それと、富士市のスカウトの代表として、大統領まで会ってくるのですから、富士市からのボーイスカウトへの補助はもう少し多くしてもいいような気がしましたが、今すぐに要望をすると娘が行くからと言われそうなので、しばらくは様子を見ます。