「東田子の浦アクセスバス」実験

須津、浮島地区に住んでいる人の一つの課題として、JR東田子の浦までの公共交通のアクセスがあります。以前にも何度も書いてはありますが、東西には、岳南鉄道や根方街道にはバス運行はされていますが、南北の交通アクセスが存在しません。

私の娘たちも通学で毎日、東田子の浦駅を利用しており、車での送迎をしていました。直線距離では1,5キロ位でもありますが、公共交通を使うと、岳鉄で吉原駅まで、行き東海道線に乗り換えとても手間がかかります。近いのだから、歩きか自転車で行けばいいと思うのですが、土地改良区を通る市道(江尾〜柏原線現在整備中)はしっかりと完備されておらず、夜は暗く、雨が降ればびしょびしょ、耕作放棄地には不審者も出没するので、結局送り迎えをしなければならない状況であります。通学や通勤で東田子の浦駅を利用する人たちには、何らかの公共交通を求める声はありました。

そのような中で、本年度、須津・浮島コミュニティバス等実証運行事業として、須津・浮島地区の東田子の浦駅のバス需要把握として、6月15日から7月15日まで、「東田子の浦アクセスバス」の実験が行われる事が都市計画課から説明がありました。

利用実績やアンケートを行った後、第2回の実験を行い、平成24年からの本格運行ができるかどうかの検討を進めるそうです。すでに、私の娘は学校を卒業しており、通学では利用しなくなっていますが、私も必ず一度は実験バスに乗車してみるつもりです。でも、朝の通学、通勤時は、時間に余裕がないとついつい車で送り迎えになってしまう恐れがあり、どれほどの利用があるかは興味のある所です。要望はあっても、利用するとは限らないことが今までも他の地域で結果が出でいますので・・・