民生・児童委員とは、

第38回富士市社会福祉大会が開催され、多年に渡り福祉活動を続けてきた方々の表彰が行われました。ふと表彰者のリストに目を通すと、特に良く知った人の名前がありました。

それは、義理の母の名でした。
私の妻の母が教職員を退職後、民生委員・児童委員として活動を続けていた事は知っていましたが、富士市社会福祉協議会会長表彰として、74名の民生委員・児童委員の表彰の中に入っていた事は、会場で表彰者リストを貰うまで知りませんでした。朝、別の用があり、電話で話した時にも、そんな話はありませんでしたので、ちょっと驚いてしまいました。でも、義理の母の偉い所は、色々なボランティアをやっていながらも、決して自慢をしない奥ゆかしい点です。そんな義理の母は私にとっても、尊敬でき誇らしい存在でもあります。

母が務めている民生委員・児童委員は「民生委員法」、「児童福祉法」によって設置された地域住民を支援するボランティアです。全ての「民生委員」は、子どもに関わる問題を担当する「児童委員」も兼ねています。「主任児童委員」という、専ら児童に関わる相談・支援を担当する委員もいますが、民生児童委員は、大きく分けると次のような活動をしています。
・担当地域住民の生活実態と福祉ニーズの把握
・悩み事や心配事を持つ住民への個別相談
・社会福祉制度・福祉サービスの住民への情報提供
・援護を必要とする人や家族と行政・関係機関との連絡調整
・援護を必要とする人に最も適した福祉サービスの提供
・地域の関係機関や住民との連携づくり
・地域住民の福祉に影響のある問題について行政への意見
 民生児童委員・主任児童委員は皆さんの身近な福祉ボランティアです。
 福祉のことで困ったことや心配なことがあったら、地区の民生児童委員・主任児童委員に相談すると良いと思います。
富士市においては、民生・児童委員の方々がしっかりしている為に、他の地域で問題となっている生存していない高齢者の未確認等の問題は起こっていません。
ただ、今後、民生・児童委員も成り手が見つからない事も課題ではある為に、何らかの対策は求められます。

改めました、第38回社会福祉大会において義理の母親を始め、表彰された皆様おめでとうございました。

「岳チャリ」を体験して

岳南鉄道と自転車で富士の東部の名所めぐりを楽しむ「岳チャリ」が開催された中では、既にサイクルトレインについて、掲載はしましたが、東部地域の自転車に乗って巡った「岳チャリ」についての感想は・・

前日まで雨が降っており開催が心配されましたが、当日は、40人の参加者があり、6つのグループに分けられ、其々のグループには、常葉大学の学生が案内役を担ってくれました。

私のグループはまず電車に自転車を乗せ、江尾駅までいき、そこから、浮島釣り場公園〜岳南富士岡駅〜湧水公園〜竹採公園〜鎧ヶ淵親水公園〜岳南原田駅と約8,1キロを自転車で楽しみました。

当然、私の住む地域の事でもありましたので、見慣れた風景でもありましたが、改めて自転車で回ると、新鮮に映りました。其々の場所で、案内役の学生が準備したスケッチブック等を使い、分かり易く説明してくれました。

個人的に自転車で廻って感じた事は、コースにおいて農道はまだいいのですが、根方街道の生活道路が狭く、歩道と道路の段差は自転車にとっては、走りづらく、バリアフリーと言う観点からは障害者にとっても不便な事であると感じました。

また、名所とされる場所までの案内が分かりにくいので誘導看板等の設置は必要な気がしました。今回の事業では、レンタサイクルが用意されており、集合場所へ来れば自転車が借りる事が出来るようになっていましたが、どの駅においても、レンタサイクルが整備されていれば、交通が不便な場所であっても観光に役立つ事は感じました。現在、レンタサイクルは富士山観光ビューローで富士山レンタサイクルとして、新富士駅にて5台を無料で貸出を行っていますが、富士山レンタサイクルの利用状況は確認したいなと思っています。しかし、多くのまちでレンタサイクルは行っており、観光名所を回る時には有効に利用され役だっています。

事業終了後に、公開例会が開催され、事業のアンケート結果や、この事業に関わった、富士山観光ビューロー、岳南鉄道株式会社、富士市観光課、都市計画課、富士常葉大学大久保准教授が講評をしてくれました。

講評の中では、自動車ではいけない所に行ける利点や江尾駅から先への交通手段としての役割を担う事、地元の食べ物を絡めた試みが有った方が良かった事、また、資源の見直しを図り、東部地域の観光振興を取り組む事等が挙げられ、自動車に依存する社会から脱却する上での有効な手段として、自転車総合計画が進められており、危険個所の洗い出し、駐輪場の整備、放置自転車対策等が検討されていると言う説明もありました。
様々に提案や問題提起があり、今後、これをどのように活かしていくかは、重要で、事業を行った青年会議所さんは、自転車事業をやったと言う事で終わらせる事無く、事業のまとめをしっかりとした検証した中で要望等を行政へ投げかけて貰いたいと感じています。

後援会旅行のご案内

第2回荻田たけひと後援会親睦旅行を企画しました。
前回は、小江戸川越に多くの後援会の皆様と楽しく行って来たのですが、好評につき第2回の運びとなりました。

前回参加した人からも旅行楽しみにしていると催促をされていましたので、ちょっと前から、様々な案を検討してきました。
最終的にはありきたりのコースかもしれませんが、次のように決定させて頂きました。
旅行日は、年が明け2月議会開催前の、平成22年の1月23日(日)
行き先は、(鎌倉「鶴岡八幡宮」・横浜中華街での昼食・羽田空港国際ターミナル見学)

行先については、誰もが行った事が有るところかもしれませんが、鎌倉でお参りをして、中華街でおいしいものを食べ、新しくなった話題の空港を見学してくるとそれなりに、年齢に関係なく楽しめる親睦旅行でもあると思っています。
これから、募集を徐々に始めていくつもりです。
良かったらご参加ください。

岳鉄でサイクルトレイン実施。


岳チャリ〜自転車に乗って富士を廻ろう〜に、右手をねん挫しているのにも拘らず、マイ自転車を持参の上、参加してきました。と言うのも、怪我をしていても、今回、実施する岳南鉄道でのサイクルトレインに興味があったからです。

サイクルトレインとは、自転車を鉄道に持ち込む事ができるサービスであり、全国においては、主に中小私鉄が電車の利用促進を図る為に実施している所が有ります。ヨーロッパ、特にドイツでは、サイクルトレインは珍しくなく、坂道を走るケーブルカーに事例が多くあります。
サイクルトレインを取り組んでいる鉄道では、対象車両や利用日、利用時間を限定してあったり、事前予約をしてから実施、臨時電車を走らせて実施、イベントに合わせて実施と様々なスタイルがあります。
今回、岳南鉄道においてはイベントとして、サイクルトレインを実施しており、今回限りの実施でもあります。

実施区間は、計画したサイクリングコースに合わせて、原田駅から江尾駅であり、自転車の持ち込み料は必要とせず、通常の250円の運賃で乗車できました。

自転車を持ち込めることは、電車の利用価値が上がると思います。
実際、利用して見て感じた事は、
1、 乗り降りする時に、自転車と電車に隙間と段差があり、(ホームと電車の格差があり自転車を積みにくい)ちょっと危険を感じる。
2、 自転車を車内に持ち込むと、通路がせまくなり、移動したり、他のお客さんに迷惑になる。(通勤通学時間は難しいのかもしれません)
3、 場所をとるので、沢山の台数は乗せる事ができない、せいぜい10台が限度である。
4、 自転車を持ち込む風景に慣れていないせいか、乗っていたお客さんが、何か有るのかと言うような顔をしていた。
等々、様々な課題はあると思いました。
しかしながら、しっかりした調査の上、ルールを作り、公共交通としての岳鉄の利用促進や観光資源の利用ツールとしてサイクルトレインの導入も視野に入れた施策は必要であると感じています。

聞くところによると岳鉄では以前にも、実証実験として、期間を決めてのサイクルトレインは実施したそうですが、導入には及ばなかったようです。その時の考え方としては、通勤通学と言う側面が強かったようです。今後の取り組みでは、観光と環境と言うエコサイクルツーリストの実施と言う意味では、サイクルトレインの再考の余地はあると考えられます。また、バスを利用としてのサイクルバスもいいんじゃないかなと感じました。

今回のイベントにおいての経験は、どこかで活かしたい事であると思っています。

地方議員年金廃止へ

 現在、地方議員年金は、議員定数の削減や報酬の削減で、3万6千人の現役議員が9万4千人の受給者を支える状況で、支出が収入を大幅に上回っています。

25日に政府は市町村合併に伴う議員数激減などで破綻が想定されている地方議員年金制度を廃止する方針を固めた事が報道発表されました。平成18年に国会議員年金は廃止されており、支えるべき議員が減って行く状況の中で、どう考えても成り立たない地方議員年金は、本来ならもう少し早い判断での、廃止は進められるべき事でもあったと思います。

以前より、国民年金やその他の公的年金を受給しながら、議員年金が2重受給できるシステムであり、公金から年金基金への負担金を入れている事や、3期12年の受給資格が生じる事による議員へのしがみつきが指摘されており、特に、合併による議員定数削減や時代背景における議員定数削減の動きの中では、少ない議員での多くの議員年金受給者を支えさせる事は不可能な状況は、あきらかに来年の6月に廃止法案が提出される見込みは政府の見通しの甘さや抜本的見直しを先送りしてきた対応の遅さに批判が出るのは当たり前の事でもあると感じます。
富士市の場合、現在、毎月、8万4千800円が天引きされています。以前にもブログで掲載しましたが、個人的には年齢的にも、年金受給には程遠く、議員特権でもあるとされる年金資格3期、12年に捕らわれての議員活動は弊害が有り、廃止には賛成でもありました。しかしながら、廃止が予想される中でも、法案が通り廃止されるまでの期間までも、強制的に払い続ける年金制度には納得はいきません。恐らく廃止された時の措置としては、私のような在職年数が短く受給資格ない議員は加入年数に応じて掛け金の49〜64%を、退職時に給付する方向性であるとするならば、直ぐにでも、天引きをすることを中止してもらいたいものです。(無理な話のようですが・・)廃止する方向なのに、支払い続ける事は、なんか抜かれる事が、ばからしいと思ってしまいます。
今まで多くの皆さんが指摘してきた、地方議員年金も廃止に向かっています。改めて、議員は決して、特別な立場では無い事をもう一度考え、来年には選挙もありますが、志をしっかり持ち、頑張らねばと感じています。

イカス・リーフレットが完成しました。

大学生を交えて意見を頂きながら制作した新しいリーフレットがようやく完成しました。
あまり、政治や議員に興味が無いような方にも、お願いが出来るような、後援会入会のしおりを作成したつもりでいます。

また、前回の真面目な堅い感じでは無く使われている写真もできるだけ、ソフトな感じに写っている顔を使ったつもりです。

また、「いつでも、どこでも、ガンバルマン」として、何事にも一生懸命取り組む事をキャッチフレーズにしており、親しみやすくイラストも掲載しました。

リーフレットの中でこだわったキーワードとしてはイカスですが、このイカスには、「活かす・生かす、イカス」と特に活かすと言う意味合いの言葉として、働く人を活かす・まちを活かす・教育を活かす・東部地域を活かす・様々な事を活かす事を進める議員である事訴えています。

政策的な事は、なるべく分かり易い、「安心して働けるまち」「安心して学べるまち」「安心して命をまもれるまち」「安心して住める東部地域」の4つの安心をあげ、あまり細かい事は書かないようにしました。

見開いた一面には、多くの活動や取り組みを掲載した写真を張り付け、少しでも興味が持った方々には、ほぼ、毎日情報発信している1000回以上掲載しているブログを見て頂ければとしています。

当然、ブログなんか見ないと言う方も多いと思いますが、リーフレットだけでも、なんか頑張って色々な事を取り組んでいると言う事が感じて頂けるよう作成したつもりです。
また、大学生から、「議員はいつも何をしているか分からない」と言う意見を頂いていたので、議員活動の「ある一日」を掲載し、活動の一部を知って頂けるよう工夫はしました。

受け取る人により意見は様々だと思いますが、少しでも、興味や注目をしてもらい、私を知って頂けるツールとして、支援拡大に繋げるリーフレットになっていると思います。

個人的には、キーワドとして使っているイカスが感じられるイカス・リーフレットとして、良い出来栄えであるかなと思っています。(点数的に80点くらいかな)
でも、改めて写真を見ると、4年前に比べ大分、歳を取った様な気がしますが、気のせいでしょうか・・・

実は、今回は、もう1種類リーフレットは作成していますので、2種類のリーフレットが有りますので、そちらの方も出来次第報告させて頂きます。

リーフレットも出来上がりましたので、次は、来年の選挙に向け、少しずつ、動き出す体制の整備に取り組まなければと思っています。

怪我の報告です。

先週末私の痛々しい姿を見た方への報告です。
23日の土曜日に、野球の試合に出場した際に、手首を痛めました。痛みが増したので、治療に出かけた所、当初骨折の疑いが有りと診断されており、添え木を肘までされ、三角巾で腕を吊っていました。

大変な事になってしまったと内心穏やかではありません。
素人判断では痛みはあるものの、ハレも少なく、指も動く為に、本当に骨折なのか半信半疑もありましたものの、治療後、三角巾で右手を吊られてしまった状況では、妻に運転をしてもらい、土曜の夜は、吉原自動車学校の高田社長の主催による交通事故撲滅を願い開催された、「シャンソンとクラッシックの夕べ」に出掛けましたが、知り合いの方に出会うとどうしたのか聞かれてしまいます。
(次々に変わる高田社長の衣装にびっくり)(今年の文化祭は野外ステージでした)

高田社長の素晴らしい歌声と衣装には感激したのですが、ついつい骨折しているのか気になってしまいます。
また、24日、日曜日にも、連日、妻の運転で須津地区の文化祭に参加した際にも、三角巾で吊るのは止めていたのですが、多くの方からどうしたのかと声を掛けられ、その都度説明をしていたのですが、今後、今の状況で行くと車の運転を含め、生活の支障が出ており、どのようにしていいのか途方に暮れていました。
しかしながら、25日、週明けに病院でレントゲンを撮って、改めて診療した結果、ねん挫と診断されました。診察されるまでは、肘までのギブスを覚悟していたのですが、大袈裟なギブスをする必要は無くなり、一安心です。ただ、依然動かすと痛みが有る為に、今は手首だけ固定しています。でも、指や肘は自由に使えるので、生活への不自由さは、最小限で済む状態となり、通常通り、ブログも打てます。
週末、私の痛々しい姿を見た方には、大変ご心配をおかけしました。

本当に、骨折をして1カ月以上ギブスをしての生活が強いられなくなった事は、不幸中の幸いです。
本当に良かったと思います。
ねん挫と聞き、まだ、4日しか経過していませんが痛みも薄れてきているような気がします。
しかしながら、ねん挫であるものの、完全に治るまでは、日数は要しそうです。

キャリア教育が取り組まれています。

キャリア教育を積極的に推進している、商工会議所青年部の10月例会において、キャリア教育の事業報告会が開催され、本年度の今まで4つの事業について途中経過を含め説明と報告がされました。

内容としては、
1点目の事業として9月3日に、キャリア教育の先進都市の瀬戸市へ視察研修してきた事に対しての説明が有り、瀬戸市を視察した結論として富士市において必要な事は、推進組織としてキャリア協議会の設立、コーディネータの存在、支援に対する行政の取組みが急務である事の報告。

2点目として、富士南中学校及び富士南小学校で、職業講話事業の依頼があり、それについての対応及び実施した事についての報告。
(携わった講師から感想)(大学生から体験談発表)(教育長のキャリア教育への思い)

3点目として、富士常葉大学「プレジデント・インターンシップ」が行われていたのですが、これは大学生と青年部が連携した中の事業でもあり、青年部の会社において社長のカバン持ちを実際に体験した学生の感想を交えての報告でもありました。
4点目として、キャリア教育についての要望書が、9月21日に市長及び教育長に提出されていたのですが、その内容の報告。これについては、私も9月議会において、キャリア教育について取り上げていましたので、当局の姿勢及び要望書については議会において答弁がなされていましたので報告をさせて頂きました。
最後に、本年度事業として、議員インターンシップや吉原商業高校のインターンシッププロジェクト事業が残っており、2月例会において事業報告を兼ねてキャリア教育の今後の取組みを打ち出す予告がなされました。
途中経過ではありましたが、多くの携わっている方々の、感想や、実際の体験談が発表されており、キャリア教育の意義はそれぞれが感じてくれている事は実感できた上で、市立高校として変わる中での、富士市のキャリア教育の在り方は、多くの期待もあります。

今、商工会議所青年部以外にも、学校単位で様々な形でキャリア教育は取り組まれていますし、各種団体においても理解がなされ始めていますが、学校への負担を無くし、様々なプログラムを提供して行く上では、一時的に終わるのではなく、其々の取組みが恒久的に継続ができ、また時代や環境に即した変化ができる一元的な窓口対応ができる推進体制整備は、どうしても求められる事は改めて感じました。
なお、今回の例会では委員会メンバーの他には、オブザーバとして、商工会議所専務理事、平岡教育長、工業振興課職員、市立高校準備室担当職員、南小教員、各種団体の長の皆さんが参加もしており、当然今後キャリア教育について取組みが進む中では、より理解促進にも繋がった事でもあると思っています。

今回、富士市独自のキャリア教育の推進に向けて、熱い志を感じる例会でもあり、それに対しては、その志を形に変える為にも、議会での質問は基より、私も議員としてできる協力は惜しまないつもりでいます。

富士市のキャリア教育は、確実に少しずつは、前へ進み始めているとは思っています。

姫路城は改修工事中!

視察先の姫路市に1泊した時に、朝早く起き、ホテルで自転車を借りて、ユネスコの世界遺産でもあり、国の特別史跡でもある別名白鷺城の姫路城を見に行ってきました。

しかしながら残念な事に耐震工事を含む大規模な補修工事に入っており22年の4月12日よりは天守閣の工事で内部に入られないようになっていました。
視察の際に当局説明では、姫路城は、国が所有し、市で管理がされており、今回の補修工事に関しては28億円掛かっていますが、国が65%、市が35%の負担割合となっています。また、姫路市にとって大事な観光収入として大きな財源となっていますが、90万人の来客でトントンの収支計画でありますが、今回の工事によりすでに40%のダウンしており、大きな収入減になっています。ちなみに、工事着工前には、工事に入り見学ができなくなるかもしれないと言う駆け込みで160万人の観光客が押し寄せてきたそうです。観光収入減は、姫路市でも問題となっており、議会でも工事中の観光誘致をどのようにしていくのかは質問にも出されている事でもあるそうです。市としては、改修工事の状況を常時公開する「天空の白鷺」という見学施設を来春にはオープンする予定になっており、天守閣や工事中の漆喰塗の匠の技を間近で見られるようにする事にしています。また、来年、大河ドラマ「江」に合わせた「千姫と西の丸」や誘致活動を続けている「官兵衛」など誘客に繋がる情報をメディアや世界の旅行エージェントに向けて積極的に情報発信をしていくそうです。集客対策は観光都市として、あの手この手の必死のようです。

工事終了は26年ですが、本年の12月には、すべての外観もシートで覆われ、一時的に姫路城は見られなくなってしまうそうです。
工事をしている姫路城も今しか見られない事でもあるので、一度は見てみる価値はあるかも・・・・・です。

中学生には勝ったのですが・・・

恒例の議員対中学生の野球での親善試合が行われました。今年の相手は吉原1中生です。今までの中学生との対戦成績は3勝3敗と今回の試合での結果が勝ち越しになるかどうかの重要な意味を持っていますので議員の選手も一生懸命です。

私も先発出場をさせて頂いたのですが、エラーや三振をしたら何を言われるか分からない状況は必死にやらざるをえません。幸いなことに、エラーも無く、フォアボールですべて出塁最初の得点走者にもなりました。1中生はまだ、チームが固まって無いようで毎回ピッチャーが変わってきます。議員の大和田さんがピッチャーですが、老獪なピッチングに的が絞れないようで気が付いたら3対1で議員チームが勝ってしまいました。

試合内容は緊迫したいい試合でもありましたが、これで議員チームは中学生には勝ち越しとなりました。

議員チームに負けた中学生チームは次の年の大会ではいい成績を収めていますので、これを契機に頑張ってもらいたいものです。
ただ私に関して言えば、試合の終了と共に、体の節々が痛く成っており、ボールを補給する際、転倒し手首を着いたのですが、痛みがでてきました。怪我をしない事が第一ですが、歳のせいもあるのか、時間が経つにつれ痛みが出て来た為に治療に行ってきました。現在包帯でぐるぐる巻きの状態はブログを打つのも大変です。休み明けにまた、検査をするつもりですがどうなることやら・・・・しばらくは手が不自由な為に、掲載したい事は沢山あるのですが、思うようにブログを打てないかもしれませんので悪しからず。

今までにない視察での経験。

視察から無事戻ってきました。
今回の視察では、京都府京丹後市、大阪府八尾市、兵庫県姫路市と移動も多かった視察でもありました。視察に行くといつも思うのですが、行ってみなければ実情は分からないものばかりでした。しかも、今回は、今までに無いような経験もあった視察でもありました。

と言うのも、初日に宿泊した場所では、部屋にベッドが3つあるのですが、トイレもお風呂も無いホテルでした。その上、オートロックの為に、トイレへ行った時に鍵を持たずに誤って出てしまうと部屋に入れなくなってしまい、非常に不便でした。お風呂は、隣のホテルへ入浴券を持参して入れて貰いました。(最初に入浴券を2枚配られました。それにもびっくりです)朝食も隣のホテルで摂りました。
部屋にお風呂が無いのはまだ我慢できますが、トイレがないのは、夜中に起きた時、本当に困ってしまいました。(寝ぼけながら、共同のトイレへ2度ほど行ったのですが、その度に鍵がどこにあるのか探しながら部屋をでました)私も様々なホテルに宿泊した経験の中でも、トイレが無い部屋への宿泊は、今までに無い経験でもありました。その為、委員会のメンバーも、口を開けば宿泊への不満で視察が終わるまで持ちきりでした。しかしながら、何事も経験でありますので、話のタネとしてはいい思い出にもなりました。
ホテルの事より視察してきた内容を掲載しなければと思いますが、あまりに宿泊の印象が強烈であったので、・・・・
視察報告は、随時掲載していきます。
また、視察から戻り、新富士駅に着くと、高校の富友会において夏に行われた総会の反省会と懇親会をグランドホテルで開催していましたので、そのまま駆けつけました。
(同僚の岡村市議も高校の後輩になります)

視察から帰って来たばかりなので、懇親会ではお酒は飲まずに帰ろうと思い、我慢していたのですが、つい先輩の市役所の某部長に1杯進められ、気が付いたら、ワインまで手を出してしまい、2杯、3杯と視察の疲れもあり、酔いが早く回ります。
家に着いた時には、酔いと疲れからそのまま、ベッドへ直行でした。
ですので取りあえず、視察から無事帰ってきた事だけを、報告いたします。
3日間富士市を留守にしましたが、本当に疲れました。
でも、元気です。

環境経済委員会で行政視察中!

9月議会が10月8日で終了し、11月議会開催までの間に各常任委員会の視察が行われ始めていますが、私が本年度、所属する環境経済委員会でも、20日より22日まで3日間の行政視察に出かけます。

視察事項は、
20日京都府京丹後市
エコエネルギーセンターについて
(石油など化石燃料に頼らない再生可能なエネルギーの組み合わせで電力の供給を行う世界的な実証実験が行われています)
21日大阪府八尾市
産官学交流事業について
(産業振興条例が制定されており、中小企業サポートセンターが設置され、様々な課題解決の為の産学の連携が進められています)
22日兵庫県姫路市
エコパークあぼしについて
(ゴミ焼却場及びそれに付帯する複合施設整備を視察します)
新環境クリーンセンター建設が、進みにくい状況でもありますが、ゴミ焼却施設や周辺整備がされている所はしっかり確認してくるつもりです。
視察中ですので、富士市にはいませんが、3日間有意義な視察にしたいと思っています。
それでは、いってきます。

予算編成に伴い、要望書作成中。

 市長から、来年度の予算編成方針が示達されています。
本市の財政の中期的予測では新年度の一般会計当初予算額を本年度より5億円増の825億円程度になると見込んでいます。

経常経費については、「部単位枠配分方式」を継続し「一般財源ベースでマイナス3%シーリングの歳出削減」を行い、各課においては、すべての継続事業や経常的事業の優先順位付けによる中止、廃止も含めた見直しや事業内容、手法の見直しによるコスト削減、さらに積極的財源確保などへの取り組みである「セルフレビュー」を実施いたします。
予算編成日程も発表され、予定では、今後各部課より予算要求が提出され、内容の聴取及び調整後、来年初めに市長査定後に1月末には最終決定される運びになっていきます。
その為、新年度予算確保の為に各部課は慌ただしく作業を行っていくと思われますが、予算編成に伴い、会派においても、次年度の重要施策に対して、予算措置に少しでも活かせるよう、毎年、市長へ要望書を作成しますが、その要望書を市長へ11月8日に提出する為の検討が始まりました。昨年度は、かなり細かい要望書を提出したのですが、本年度は、しっかりと精査し、重点的な要望書にする事が話されましたが、要望書提出まであまり時間が無いために、その作業を進めていく上での再検討がありました。その結果、大枠で各人に担当が決められ、次回までに要望案を提出しなければならなくなり、私は、医療福祉の充実についてと工業振興、教育施策についてを割り当てられています。今までにも、議会で取り上げている課題も含め来年度予算編成に活かして頂けるよう、自分なりに考えたいと思っています。しかしながら、委員会の視察が20日より始まりますので、じっくりと考えるのは、移動中の電車の中になりそうですが・・・・

お蕎麦屋さんじゃない。

 

こどもの国へ行った帰り、急にお蕎麦が食べたくなり、久しぶりに勢子辻にある、古民家を改造した雰囲気があり、おいしいお蕎麦屋さんとして知る人ぞ知るお店[「勢風庵」さんに寄ってみました。

でも寄ってみて、びっくり、お蕎麦屋さんではありませんでした。お店に入る道路の入口に富士宮焼きそばののぼりが立っていたので、お蕎麦の他に、焼きそばもやり始めたのかなと思ったのですが、お蕎麦のメニューは無く、焼きそばと焼きうどんとお好み焼きの3種類のメニューしかありません。

既に、お蕎麦屋さんの勢風庵さんは閉店してしまったそうです。いつから、このようなお店になったのか聞くと、8月からで、本格的にのぼりを出したりしはじめたのはつい最近だそうです。お蕎麦が食べられると思って入ったのに、お蕎麦が無いなら他に行こうかと思ったのですが、せっかく立ち寄ったので、焼きそばとお好み焼きを食べてみました。

焼きそばは、富士宮焼きそばですので、独特の麺と肉カスやダシ粉がきいていました。それに、目玉焼き、しらす、桜エビまた、紅ショウガの他にたくあんまで付いている、富士市流にアレンジされた焼きそばでした。また、お好み焼きは、生地が厚く、焼きあがりは長いもが沢山入っているようで、ふんわりと柔らかくどちらもそれなりに美味しく食べる事ができました。古民家を改造した場所での焼きそばは、お祭りで食べるものとちょっと違った感じがします。なんとなく、お祭りで食べるものよりちょっと高級感がありました。

ちなみにお値段は、すべて、700円です。微妙な値段と言えば微妙ですが、(安い訳でもなく、かと言ってものすごく高いと言う訳でもない)でも、雰囲気のある場所で食べる焼きそば一回は経験して見るべきです。ぜひ、こどもの国やサファリパークへ行く時や帰りに寄ってみてください。
でも、本当は焼きそばでなく、お蕎麦がたべたかったです。

子育てフェアーでおもう事

現在、富士市の22年の園児数は、
私立幼稚園17園で3238名、
市立幼稚園11園1139名、
私立保育園は14園1758名、
市立保育園19園1806名、
合わせて、幼稚園27園、4377名、保育園33園3564名、合計7941名が学んでいます。

就学前の幼児は幼稚園と保育園に2極化していますが、それでも富士市では、幼稚園、特に私立幼稚園に通う園児が半数近く占めています。
その富士市の半数近くの幼児教育を担う富士地区私立幼稚園協会で主催する子育てフェアーに参加しにふじさんこどもの国へ行ってきました。

このフェアーは、富士市の私立幼稚園17園の私立幼稚園協会が、子育て支援事業の一環として開催していますが、天候にも恵まれ、多くの親子で賑わっていました。

私立幼稚園が開催している子育てフェアーですが、本年度は、富士常葉大学保育学部の次世代の幼児教育を担う学生90名がお手伝いに来ていました。すばらしい自然環境の中で、各幼稚園が企画する様々な遊びを通じ、親子のふれあいや、人々のふれあいを楽しみ子育ての喜びを実感しながらその大切さを感じて欲しいと実施されています。
実は、子育てフェアーに行く前に、娘の大学推薦の審査に娘の高校で親子面談を受けてきており、その帰りに子育てフェアーに立ち寄りました。
ですから、娘も一緒の参加でしたが、最近では親子で出かける事がなかったので久しぶりに親子で自然を満喫しながら、子育てフェアーを見て回りました。親子連れを見ながら娘の幼稚園時代はどうだったかと思いだしたのですが、あっという間に月日が経ってしまい、あの頃のかわいかった思い出は、昨日のことだったような錯覚さえしてしまいます。でも、今いる娘ももう、来春から大学生です。上の娘も大学を卒業し社会人になります。何となく私自身、ひと段落が着いた様な時期が来たような気になっていますが、私にとっては幾つになっても子供は子供でもあります。
そんな意味でも、私にとっても楽しい子育てフェアーでもありましたが、参加している子育て真っ最中の親子にとってもかけがえのない時間を共有していたのではないかと感じています。

今年の6月議会においても「少子化が進む中での幼児教育の現状と課題について」を質問しましたが、子供が少なくなっていく状況下では、私立幼稚園の運営も大変になってきており、行政が出来る支援対策は今後とも打ち出さなければいけない事でもあると思っています。

東部地域の景観形成の為に

 富士市の東部地域には、ほ場整備された東部土地改良区や浮島土地改良の広大な田園風景があります。しかしながら、水田に関わる農業者の高齢化や後継者不足は深刻な問題でもあり、耕作放棄地も目立ち始め、また、田んぼの中には看板も立てられている状況は、美しい田園の景観を維持、保全していく事は今後の課題であると思っています。

良好な景観形成を検討するに当り、静岡県の都市計画課で、景観講習会が開催されているのですが、今回のプログラムの内容は
行政説明として
農地保全課農村環境班 鈴木主査による「協働による農村景観づくり」
基調講演として
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所農村環境部景域整備研究室
主任研究員 重岡徹氏
「豊かたな田園風景の保全・活用について」
事例発表 1
菊川市都市計画課 大佐森係長
「菊川市上倉沢の棚田」
事例発表 2
アクアネット梅山 浅羽一芳氏
「浅羽1万石」の原風景〜梅山〜」
袋井市都市計画課 村田昭弘主任主査
「袋井市の景観計画と農の風景」
です。
プログラム内容を見る限りではそれぞれが農村や田園の景観についてがテーマであり、私に取っては大変興味深く、また、東部地域の景観形成に役立つ事であると思い、袋井市のメロープラザまで行ってきました。
(袋井市の花はコスモスですが、会場のまわりの田園にはコスモスが咲き乱れていました)

個々の説明や講演、発表については機会を見て掲載しますが、講習会に出て、改めて、東部地域においては、健全な農業基盤の整備を進めた上で、住む人達が愛着と誇りを感じ、訪れたいと思えるような美しい田園風景の景観つくりは必要な事であると感じました。
県においては、農村協働活動を取り入れた取り組みが進められていますが、東部地域の景観形成については自分なりに考えたいと思っています。

国保税の改正が検討されています。

国民健康保険は、国民皆保険制度を支える最後の砦として、地域住民にとってはきわめて重要な医療保険制度です。

しかしながら、富士市の国民健康保険税対策は非常に難しい状況でもある為に実質的には、10年ぶりのプラス改正が検討されており、決まれば来年の4月1日の施行される予定です。

国民健康保険税は、国民健康保険分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の3つから成り立っており、それぞれの保険税を計算し合計したものをいいますが、保険税の算定根拠としての応能割や応益割などわかりづらい所もあり、会派で勉強会を行って頂きました。
今回の改正の趣旨としては、
・医療費の増大により保険給付費等が年々増加している事
・景気の低迷により税収が減収している事
・国保加入世帯がかつての自営業者、農業従事者から失業者、年金所得者等が中心となるなど構造的に変化していること
・平成17年度の税率改正以来、税率は6年間据え置かれている事
などが挙げられており、その結果として、財源不足を補う為に一般会計から繰り入れ金が増大しています。
このような状況から国保事業の健全運営を行う上で、重要な基盤である財源確保を図るため賦課限度額を含めた税率改正を行おうとしている訳です。
改正に伴う考え方として、昨年運営協議会において3回協議しており、基本的には、定期的な見直しを3年毎に行う事や、応能応益割を50対50に近づける方向性、また、資産割額を縮小廃止する方向で検討する事が出され、改正案が策定されています。
経済状況が厳しい中での、税率改正は、国保加入者にとっては大変には成ると思いますが、現状を考えると進めなければいけないことではありますので、国保加入者に理解をして頂く為にも議員として改正案はしっかりと検討していくつもりです。

新市立高校でキャリア教育を推進へ キャリア支援課を設置 推進組織やコーディネータも必要

キャリア教育を推進にあたり、不可欠な外部との関係については、「キャリア教育の専門家や専門機関と積極的に連携し生徒に対する指導方法の研究、職員研修などで指導を受けて行く。地域の企業や市民団体と協力関係を築き企業研究やインターンシップ事業を多角的に進めていきたい」とした。キャリア教育推進組織(協議会)、設立や企業とのパイプ役になる専門的コーディネータの確保の必要性も言及。「諸機関を繋ぐ協議会の設立については市商業労政課、市工業振興課、富士商工会議所等と連携して考えて行きたい」とした。

「ペーパースラッジって何?」

現在、紙のまちとしられる富士市には70の製紙工場があり、再生紙を作る工程で約105万トン(平成20年)のペーパースラッジが発生しています。

「ペーパースラッジ(PS)って何?」と思われる方もいると思いますが、PSは古紙を再生する時に発生する産業廃棄物です。再生紙は古紙を薬品で解かし、原料となるパルプ繊維を取り出しますが、紙にならないパルプの微細繊維や紙の表面加工等に使われている填料や顔料などの処理汚泥が発生します。そのほとんどは、排水処理工程の凝集沈殿などの処理施設により水分と汚泥に分けられ、回収されたものがペーパースラッジなのです。
古紙のリサイクルには多くのペーパースラッジが発生しますのでペーパースラッジの有効利用が促進されないと古紙のリサイクル循環はストップしてしまう恐れがあります。

現在、紙のリサイクルは良く聞きますが、もう一つのリサイクルでもあるPSの有効利用についても目を向けなければいけないことでもあります。

平成22年度版の富士市の工業に掲載されている平成20年のPSの処理については、PSとして約105万トンが発生し、その内焼却量として98,7万トン(94%)残りの6万4千トン(6%)が再利用されています。その94%の焼却量の焼却灰は、17万2千トンで再利用として16万6千トンが使われており、残りの5369トン(3%)が埋め立てにされています。
そのPSの埋め立て処分量の削減の為、製鉄保温材や有機肥料原料などとしての利用、そしてPSを焼却する事によって熱回収と減量化を図っています。また、その焼却灰については、土木用資材など様々な用途の研究開発が積極的に行われています。
中でも、PSの有効利用について今までにも、ニューセラミック(FJTライト)製造設備を完備している春日製紙工業株式会社において、新たなPSの有効利用施設として、今年の4月より廃食油を使ってのバイオマスボイラーのプラントが出来た為に、工業振興課と私の所属する会派で視察をしに行ってきました。
長くなるので視察報告は、次回にします。

堪水防除事業の延滞は納得できない!!!

平成23年の国の農業農村整備事業予算要求の概要によると、農業農村整備事業の概算要求額は、前年に比べ微増と言う事で安心していたのですが、よく聞いて見れば大変な事になりそうです。

と言うのも、前年に比べ微増している中身には、個別所得補償制度の実施の為の予算が組まれており、国庫補助金を廃止するとなっています。これは、本県にとっても影響が考えられ、国庫補助金廃止に伴もない平成23年見込み額は前年の3分の一に縮小されるとしています。このままでいくと継続中の事業の延滞、休止、新規地区の見送りはほぼ確定的でもあります。
その中で富士市の東部地域で関係する事業は、2つあり、
1つは、水害対策の為に前倒しで進めていく事を要望し続けている、堪水防除事業、(配水機場2か所・排水調整池2か所)
もう1つは、富士岡地先から中里保育園付近までの愛鷹農道整備(1,340m)
どちらの事業においても、農業基盤整備として、農業に関わる地域の方においては早急に進めて頂きたい事業であります。
(堪水防除事業概要)(当初の工事工程表)(現在の工事状況)

特に水害対策として期待される堪水防除事業に関しては、既に18900トンの調整池の工事が始まっており、山を切り開いての則面の整備が終わっています。現在は、整備された急斜面からは水の出が早くなる事が考えられ、2期工事として本体の調整池工事に一刻も早く着手してもらいたい状況です。しかしながら、事業予算が削られれば当然事業は遅れていく事ですが、他の事業と比べ、水害対策の意味合いが強い為に、財産や生命に関わる事なので、一律に事業費カットは納得のいく物でもありません。まして、3年前に、堪水防除事業の調整池が機能不全で水が出るのが早かった経緯もあり、新たな調整池は前倒ししても事業を進めて貰いたいのが地域要望でもあります。
実際、愛鷹山麓の切りたった山間の状況や、第2東名が出来た事により、より水の出が早い状況は水害被害の危険性は高く、工事延期で完成が遅れていけば、もし被害が出た場合は必ず、地域からは、この調整池の遅れは原因とされ、人災と言われる恐れが有ります。この事については、私は、昨年の6月議会でも一般質問しています。
いずれにしても、何が大切かは地域の声を反映した中で、事業費は決めて頂きたいと強く思っています。政権が変わり、マニュフェストに載っている事業費捻出のために、必要な事業までカットを考えている状況は、何としても変えて頂きたい事として声をあげるつもりです。

平成22年度富士市の匠人は・・

 

富士市技能フェスティバルが盛大にふじさんめっせで開催されました。開会式に先立ち、平成22年度のふじマイスター「匠人」に8月に認定された、造園業、望月秀晃氏からの挨拶が有りました。

富士市では、全国水準の技術・技能者に付与する市独自の称号として「ふじマイスター匠人(たくみびと)」を毎年、募集、認定していますが、本年は2人の応募があり、審査結果、造園業を39年営んできた望月さんが認定されました。じつは、望月さんは、青年会議所の大先輩でもあり、様々なまちづくり活動を進めています。富士祭りにおいての、かぐや姫絵巻も青年会議所時代にやった事業を、今では、富士祭りのフィナーレを飾る、多くの市民が参加したがるイベントにした中心人物でもあります。まちづくりには一生懸命で、大変熱い志を持つ方でもあり、「もちていのもっちゃん」と言えば知る人ぞ知る方でもあります。
望月さんの造園会社では、ランドスケープアーキテクチャーとして未来の地球環境を視野に入れ、人と自然が共生する快適で活力ある空間を創造していくとしており、様々なエクステリアのコンテストでも賞を受賞しています。私が住んでいた、原田にある永明寺の有名な庭も望月さんが手掛けたと聞いています。

匠人に認定されましたので、今まで以上に地域貢献に力を入れ、技術の伝承をしていくと思いますが、元気で素晴らしい方が選ばれたと後輩としても嬉しく思っています。
更に、富士市の為に頑張ってくれる事を期待しています。

**8月22日以降三島沼津裾野富士市富士宮、長泉町と5市1町をまたにかけ118人の被害を発生させたお騒がせ噛みつきサルが三島で10月10日に捕獲されました。
一安心です。

9月議会登壇報告

10月7日、一般質問として議会に登壇しました。
議員になってから、14回目の現在、100%登壇です。
毎回、議会での発言を、オギタ通信として、発信していますが、その原稿を作成しました。

議会報告
平成22年9月議会一般質問
「富士市立高校と変わる中での、富士市のキャリア教育の在り方について」

要旨
キャリア教育は、「子供達が仕事を通して社会に適応し、自分らしい人生を実現できる人材へ育つよう支援する教育」として、全国的に取組まれており、富士市においても小、中学校で、各学校の実情に合わせ進めているが課題もある。来年開校となる富士市立高校がキャリア教育一貫校と変わる中では、教育委員会だけの対応で無く市長部局を含んだ上で、市立高校を基軸としたキャリア教育を体系的組織的に進めていき、早急にコーディネータや協議会等の市全域で取り組める推進体制の整備を求める。

教育長答弁
市立高校ではと企業等外部との関係については、キャリア教育の専門家や専門機関と積極的に連携し地域や企業、市民団体と協力し研究、インターンシップ事業を多角的に進めていく、今後、恒久的なキャリア教育の推進組織が設立され企業等のパイプ役となるコーディネータの確保も必要と考える。
市長答弁
キャリア教育の必要性は十分認識した上で、民間の力を利用した形で産業、就労支援からも市としての取組みを検討して行く。

質問を終わって
今回のキャリア教育については、以前から取り組んでおり、先日も先進地域へ視察研究をしてきた結果、富士市のキャリア教育を進めていく上では、様々な業種の企業への職場体験や職業講話のマッチング、子供達にあったキャリア教育のプログラムを開発提供には、コーディネータや協議会の設立が急務と感じました。キャリア教育は、教育、産業、雇用と言う観点からは、地域や産業界を巻きこまなければならなく、教育界だけに任せるのではなく、産業支援、人材育成からも市長がキャリア教育を「未来のひとづくり」として位置づけた支援をしていかななければならない事であり、市立高校が変わる事が、今、キャリア教育を大きく変えるチャンスだと思っています。

1時間使って質問はしましたが、もう少し論点を整理し、引き出したい事を明確にしたかったです。
でも、キャリア教育は、私が引き続き取り組んでいくテーマでもありますので、機会があったらまた質問はしたいと思っています。

第13号のオギタ通信の内容は以上です。

おひまちと演劇

週末は、地域で五穀豊穣を祝う神嘗祭(お日待ち)が有り、浅間古墳神社、増川八幡宮神社、八幡さんと3箇所に顔をだしてきました。役員さんは、山門の飾り付けや灯篭、のぼりを立てたりしなければなりませんが、朝から雨が降っており、作業が大変だったようです。


それと同時に、浅間古墳神社に行くのには、東名高速道路の橋を渡らなければいけないのですが、10月4日からの東名高速の集中工事に伴い、東名に掛かる橋のフェンスが3箇所改修が入り始めた為に、通行止めとなり、浅間神社に行くには大変不便でもありました。毎日、お参りをしている方からも、遠回りをして、大変なので、一刻早く工事を終了してほしいと言う要望がされていました。また、おひまちの関係もあり、おひま地の時だけでも、工事箇所を開放し通れるようにできないか、道路維持課にお願いに行ったのですが、東名に掛かる工事に関しては、変更は出来ないと言われてしまいました。ですから、今年の準備は大変だったと思います。(その上雨まで降っていましたので・・)

おひまちは地域での五穀豊穣を祝って開催されるのですが、今年の猛暑により、作物の状況は良くないそうです。
神事が行われ、三日市のお浅間さんの宮司が祝詞をあげてくれたのですが、おひまちがあちらこちらで開催されており、ひっぱりだこの様で、早々に次の会場に移動していました。
雨が降って残念ではありましたが、雨が降らなければ、作物も大きくならない訳で、恵みの雨として捉えれば、良かったのかもしれないと思いました。

夜は、毎年恒例、第44回富士市総合文化祭が開催されていますので、演劇公演としてプログラムにある「歌わせたい男たち」をロゼシアターで鑑賞してきました。

たまたま、出演している方が、今、私のリーフレットを作製に関わってくれており、打ち合わせをした時に誘われました。どんな,演技をするのか興味もありましたので、議会も終了していた為に気分転換にもいいので見させてもらいました。演技もしっかりしており、セリフも長いので大変だったろうな思うと共に、最後に歌を素敵な声で歌うのですが、アカペラでの歌は練習をしなければなかなかできない事である意味感激しました。また、内容的にはちょっと難しかったのですが、それなりに面白かったです。

総合文化祭の中での演劇ですので、入場料も無料にも拘らず、会場は、空き席も目立ち、せっかく、富士市としていい物をやっているのに、もっと人が来るような市としての情報発信は必要だなと感じました。

岳チャリ???

「荻田さんお願いが有るんですが」
「エーあまり無理な事はできないよ」
「荻田さんの地域の事ですから、」
「なんなの?」
「岳チャリですよ」
「岳チャリ????」

「岳南鉄道と自転車を使って、原田から江尾まで、サイクリングですよ」
「サイクリングでなんで岳鉄なの」
「原田から江尾まで自転車で行き、帰りは、サイクルトレインとして利用するからですよ」
「岳鉄に自転車を乗せる事ができるの、面白そうだね」
「そうでしょ、ぜひ、参加してください」
「運動不足だし、最近自転車にも乗ってないから参加しようかな」
「ぜひ」
と言う事で、10月31日に青年会議所と岳南鉄道と富士常葉大学で共同してやる事業に申し込んできました。
コース的には、常葉大学の学生が作成したルートとして、
原田駅を出発して、鎧ヶ淵親水公園—竹取公園—岳南富士岡駅—浮島沼釣り場公園—岳南江尾駅の全長8キロメートルです。

私は原田で生まれ、原田で育ちました、今は、江尾駅の近くの増川に住んでいますが、設定されているコースは、自分の庭みたいな場所です。でも、日ごろの運動不足解消も兼ねて、改めて、ゆっくりと地域を見て回る事と、公共交通として岳南鉄道の利用を考えるいい機会でもあると思っています。でも、私の自転車は電動アシスト自転車なので、あまり運動にはならないかもしれませんが・・・

まだ、募集定員に余裕が有るそうですから、参加してみたらいかがですか!!!

議員だから・・・

一般質問が終わりました。毎回終わるたびに反省点は多くあります。今回も答弁の返答に合わせたつもりで、シナリオを自分なりに作成したのですが、当局答弁に多少思っていた事にズレが有った為、シナリオ通りの質問が思うようにできませんでした。

当局とのヒアリングを基にシナリオを作ったのですが、やはり、計算通りにはいかない物です。今後は、答弁された事に臨機応変に対応できるようなスタイルを取ろうと思っています。なんでも自分が思うような通りの答えが出ると思ったら大間違いだと思わなければいけません。
ただ、9月議会はヒアリングした後、登壇までの日数が有りすぎた事と、その間に様々な用事が重なっており、段々思いが変わってきてしまいました。また、登壇前に前日に会合があり、早く帰ればいいのに、食事をして帰ったら11時近くなってしまい、登壇前の資料チェックを慌ててやったのですが、かえって整理がつかなくなってしまい焦ってしまいました。
(当然ブログを書きたくても書けない状態でした)
質問なんか、やらなければ楽なのになと毎回思う事です。
そんな想いをしてまで、「何で質問するの?」と言われるかも知れませんが、言える事は、それは議員だから、当たり前の事だからです。皆さんに付託を受けた以上、どんなに忙しくても、自分に付加を掛け、様々の問題を言葉として発信するのはもちろんですが、、責任ある発言をする為に、しっかりと調査や研究をしなければいけない事は自分自身の資質の向上にも繋がる事であるからです。
今回の「富士市立高校として変わる中での、富士市のキャリア教育の在り方について」でのキャリア教育についても、自分なりに継続的に取り組んでいく課題でもありました。
でも、あれもこれもと結構重圧を感じながら取り組んでいます。
だから、質問が終わると、何となく解放された感じになります。
質問終了後の夜ですが、議会基本条例についての説明会が吉永のまちづくりセンターで開催されました。

質問が終わっていますので、じっくりと聴くことが出来ました。吉永、須津、元吉、浮島地区の町内会長さんや生涯学習、まちづくり推進会議の会長がきていましたが、議会中にも関わらず、説明をする議会改革検討委員会のメンバーには頭が下がります。でも、やはり、これも、議員が取り組んでいる議会基本条例ですので、今、必要とされる事として説明しなければいけない事であるからこそ、議員だからやらなければいけない事でもあります。
質問の報告については、じっくり書きたいのでまずは、質問が終わった事を報告だけさせて貰います。
議員だからこそ、やらなければいけない事はまだまだ沢山あります。