姫路城は改修工事中!

視察先の姫路市に1泊した時に、朝早く起き、ホテルで自転車を借りて、ユネスコの世界遺産でもあり、国の特別史跡でもある別名白鷺城の姫路城を見に行ってきました。

しかしながら残念な事に耐震工事を含む大規模な補修工事に入っており22年の4月12日よりは天守閣の工事で内部に入られないようになっていました。
視察の際に当局説明では、姫路城は、国が所有し、市で管理がされており、今回の補修工事に関しては28億円掛かっていますが、国が65%、市が35%の負担割合となっています。また、姫路市にとって大事な観光収入として大きな財源となっていますが、90万人の来客でトントンの収支計画でありますが、今回の工事によりすでに40%のダウンしており、大きな収入減になっています。ちなみに、工事着工前には、工事に入り見学ができなくなるかもしれないと言う駆け込みで160万人の観光客が押し寄せてきたそうです。観光収入減は、姫路市でも問題となっており、議会でも工事中の観光誘致をどのようにしていくのかは質問にも出されている事でもあるそうです。市としては、改修工事の状況を常時公開する「天空の白鷺」という見学施設を来春にはオープンする予定になっており、天守閣や工事中の漆喰塗の匠の技を間近で見られるようにする事にしています。また、来年、大河ドラマ「江」に合わせた「千姫と西の丸」や誘致活動を続けている「官兵衛」など誘客に繋がる情報をメディアや世界の旅行エージェントに向けて積極的に情報発信をしていくそうです。集客対策は観光都市として、あの手この手の必死のようです。

工事終了は26年ですが、本年の12月には、すべての外観もシートで覆われ、一時的に姫路城は見られなくなってしまうそうです。
工事をしている姫路城も今しか見られない事でもあるので、一度は見てみる価値はあるかも・・・・・です。