またしても水浸し!

 本日、未明、雷と共に大雨が富士市に降りました。嫌な予感がしたのですが、寝たのがちょうど午前3時位でした。その時は、雨音はしませんでした。「大雨警報」が出ている割には、そんなにすごい雨ではないと思ったのですが、その後から、雷と豪雨が続いたようです。

 朝6時過ぎに同僚議員の電話で起きたのですが、吉原、青葉台で被害が出ており、そちらの方はどうなっているかでしたが、状況は把握できていませんでした。
 あわてて、長靴を履き、水害常襲地域である江尾、境地区の状況を確認に出かけてきました。すでに、区長、水防団の方が見守り終えたような中で、被害を確認いたしました。やはり、前回の問題個所の所で、床下浸水が起こっていました。しかしながら、前回より、いろいろな対策をとった中では、被害も最少で済んでいたようですが、さらに、問題解消は進めなければいけないと思います。
被害速報(江尾、境地区)午前7時

江尾公園も水浸し

床下浸水の後ーーーーー増川崖くずれ

 偶然、出勤途中の都市整備部長にお会いしたので、現状の調査と水害の早期解決をお願いしました。市の職員が調べ始めていたので月曜以降に、市の状況確認に行くつもりです。
今日から、出かける所があるため、取りあえず、私の水害報告をしました。今回は、吉原、青葉台でも被害がでたようななので気になりますが、今後、台風などが来た時が心配です。

「かけこみ110番の家」


 
 梅雨の合間の晴れ間に、親子で楽しむ生活安全ウォークラリー「みんなで作ろう須津地区安全マップ!」に、親子となっていましたが、私の子供は、小学生にはいないので、今回は、地域の子供達と楽しく、触れ合いながら勉強してきました。
 
 この事業は、須津小学校のPTAの生活指導部が主催し、子供たち安全を守るため、また、地域とのふれあいを通して、安全意識の共有を図る事を目的に、ウォークラリーと言う形で、「かけこみ110番」を掲げた所を親子で探しながら、通学上の安全を確認していきます。そして、ウォークラリーで見つけた、「かけこみ110番」を地図に、記し、須津地区全体の安全マップを作りあげる事から、テーマとして、「みんなでつくろう須津地区安全マップ」としています。
 「かけこみ110番」とは通学路や学校の付近において、子供たちが危険な目にあった時、駆け込んで助けを求める事が出来る「かけこみ110番の家」があります。「かけこみ110番」は普通の家だけではなく、お店や会社もあります。いずれも建物の入り口などに「かけこみ110番の家」であることを示す表示がされており、不審な人に声をかけられたら駆け込めば助けてくれるようになっています。

 しかしながら、どこに「かけこみ110番の家」があるか、確認しておかなければ、いざと言う時に探しても見つからなくて困ってしまいますので、本日のウォークラリーは、重要な事でありました。そして、親もどこに「かけこみ110番の家」があるか把握していなければならなく、また、回りながら、かけこみ110番の家の方に自分たちの子供が何かあった時は、対応をお願いしていく必要もあり、今回の事業は意義のある事だとお思いました。
子供たちと表示を探し、家の方に声を掛けたのですが、どの家でも、快く、子供たちの安全に対して協力をおしまないと、お答えをいただけ力強く感じました。

 須津地区だけでも106か所に「かけこみ110番の家」があるそうです。多くの人が関わり、子供を見守る事が大切です。やはり、子供の安心、安全を確保するには、地域の力が試されている時が、現在きているようです。
 今回の一般質問の良い課題も見えてきて、大変勉強になりました。地域を歩く事は、大切な事と、痛感いたしました。一緒に歩いてくれた皆さんありがとうございました。

掃海艦 はちじょう

 

海上自衛隊の掃海艦「はちじょう」が、14・15日において、田子の浦埠頭で一般公開されていました。

 土曜の夜に、自衛隊との懇談会があり、夜、海上自衛隊の桂一等海佐とお話をさせて頂きました。海上自衛隊の主任務としての、日本の周辺海域において、海上交通の保護と海上防衛の重要性を聞かせて頂きました。
 掃海艦は、第2次世界大戦が終わった当時、日本の沿岸海域には、米国爆撃機(B−29)が敷設した約10700個の機雷と日本海軍が防御用として敷設した約55000個の機雷が残存していました。これらの機雷による船舶の沈没や損傷は昭和27年までに166隻の被害があり、これらの機雷を除去し海上交通の安全を確保することが急務であり、その役割を果たす為の任務が課せられた船です。
 現在も、港湾及び航路に敷設された機雷を排除して、通航船舶の安全を確保するという重要な任務をもっており、その任務達成の為に訓練に励んでいるそうです。

 見ることが中々できないと思い、地域の草刈りに参加したあと、日曜の3時過ぎに、見学に行きました。小さな子供を連れた、親子の方が多く、自衛隊員の人達の対応も良く興味深く見学をさせてもらいました。

 家に帰ると、父の日という事で、最近、生意気な下の娘からプレゼントがあり、嬉しく思い開けてみるとボディーソープでした。(物をもらったという事より、結構、親父の事、気にしてくれていんだなという気持ちが嬉しかったのですが)でも、ボディーソープって、オヤジ臭いだとか、加齢臭が匂い始めた事を暗に意味してのプレゼントでしょうか。いろいろ複雑な思いで考えましたが、余分なことを言うと、また、喧嘩になる恐れがありますので、素直に、娘がくれたものをありがたく使わせてもらうつもりです。

 今日から6月議会です。気合を入れて取り組みます。

富士交流プラザに行ってきました。

 
 4月にオープンした富士交流プラザに遅ればせながら、行ってきました。オープンの時には、地域のイベントと重なり出席する事ができなく、今まで見る機会がありませんでした。昨日、富士高出身の冨士、富士宮、富士川町の議員が集まり、情報交換の会合が、交流プラザで行われたのでついでに見学をしました。大変きれいで立派な施設であると感じました。


 富士交流プラザは、老朽化や耐震性の問題により閉館した富士市民センターや、仮設施設での運営を行っている西図書館のほか、隣接する平垣公園や平垣駐車場などの機能をあわせ持つ複合施設です。
 施設は、富士市民センター跡地や平垣公園、平垣駐車場などを合わせた約1万720平方メートルの土地に建設されました。交流機能や図書館機能を有する地上3階建て、延べ床面積約5550平方メートルの建物と、多目的広場を中心とした約2450平方メートルの公園などで構成されてます。

 しかしながら、私は、富士交流プラザについては、全市的な人が、利用するかというと疑問に思います。これは、市民センターの時もそうでしたが、富士市のまちの造りが、富士と吉原に分かれており、吉原地域には、図書館も、文化センター、ラ・ホール富士等発表会や会合、展示施設もあり、交流プラザに使用する必要がありません。まして、富士の外れに住む私にとっては、とても遠い場所にある施設でもあり、ここでのイベントへ来たり、何かやろうという気にはなれません。この施設を使う人たちはやはり、旧富士地域の人達であり、他地域の人にとっては、車で来なければならないのに、駐車場もないので不便に思います。図書館の利用に関しては,駐車場の減免があるようでしたが、会合では減免されず、多くの人が、この施設を利用するのに駐車場でお金を払って利用することに、不満がでています。
 今さら言ってもしょうがありませんが、あればあったで、いいのでしょうが、どうしてもほしい施設ではないような気がしてしまいました。富士の商店街も閑散としている状況においては、この場所の利用は、商店街の活性化に繋がる施設が期待されていたと思いますが、果たしてどうなるのでしょうか。これから多くの人が利用し、賑わいがある場所になることを期待しますが・・・・・
 でも、懇談会が終わった夜、10時近い時間でしたが、交流プラザの前に人が集まっており、賑わってきているのかなとも感じました。
交流プラザから帰路に就いたのですが、家まで車で、道が空いていても40分かかりました。1番東に住む議員にとっては、この施設での会合はちょっと辛いものがあります。

いちごジャムのお味は?

 本日は、市役所で環境総務課で地球温暖化について、レクチャーを受けて、そのまま、夜の会合に出席したので、帰りが遅くなり、ブログが書けるか、焦っています。毎日書くのは、何があるかわからなく、続ける事は結構大変です。
 今日の朝、長野県飯田市へ視察中、体験農業の視察として、いちごジャムを作ったのですが、食べるのが勿体ないというか怖いというか、期待と不安の中で、食して見ました。なんと、おいしく食べることができました。それも。思ったより香りもよく、甘さもほどほどでおいしいです。びっくりしました。
 いちごジャムを作るレシピももらってきたので作りか方を教えます。

1、 準備します。

① いちご・・・・ジャム用いちご(1人あたり300グラム)
② ヘタを取り除く
③ 砂糖を用意・・いちごの総料の30%(甘好きの方)
              20%(甘くない方が良い方)
④ ガラスびん・ふた用具の煮沸消毒(5分から10分)

2、 いよいよジャム作りです

① 鍋にイチゴを入れてマッシャーでつぶす。 点火・・中火で煮る
② アク取り・・・アクが出なくなるまで丁寧にとる。
③ 砂糖、レモン水(5〜6滴)を入れる
④ 木しゃもじで焦げ付かないようにかき混ぜながら煮詰める
⑤ かきまぜた時、鍋の底が見えるようになったらジャムの出来上がりです。

3、 ビン詰めです

① 煮沸消毒したビンにジャムをいれる。
② 蓋を固く閉めてから、80〜85度のお湯で殺菌消毒(20分間)
③ 水で徐々にさます

4、ラベルをはり完成です。

  ①マイラベルをはり、オリジナルジャムの出来上がりです。
以上のレシピにのっとり、2時間かけて、インストラクターの女性の指導を受け、作ったジャムです。日差しが照りつける、農場の小屋で、ジャムを作りました。

 ジャムなんか「家でできるじゃん」。と思われるかも知れませんが、本物体験という事で、農場でつくる事が、意味があったのかも知れません。飯田まで4時間かけていっての手作りジャムは手間がかかり、とても高価なジャムになってしまったような気がします。

あまりの日差しの強さに日陰で見守る先輩議員

美味しいジャムですが、一度体験できれば、自分で作るのはもういいと思った参加者は、私だけではないと思いますが・・・・
 

田原・豊橋・飯田市視察報告

 5月26日から28日の3日間の視察は直線距離ではさほど遠い所ではないところの視察でしたが、長野県飯田市への視察があった為、公共交通を使っての移動では、大変時間を費やさなければいけない場所での視察でした。なかなか行きたくても、行けない場所への視察でしたが、天候に恵まれ、6項目の視察内容の他にも隣接している設備や周辺施設も視察(見学及びレクチャー)も出来、有意義な視察でありました。一つ一つの詳細な報告書は、議会へ報告書を作成提出をしなければいけませんが、内容が濃いため機会がある時に、掲示いたしますので、ブログでは大まかな内容(ダイジェスト)だけでも報告します。

富士市議会 市民クラブ9名参加(1名体調不良の為欠席)
5月26日(月)(晴れ)
富士出発
 午前—PFI手法によるゴミ処理施設「炭生館」(愛知県田原市)

  →焼却でなく炭化により、ダイオキシンの発生をほぼゼロにし、ゴミから製造する炭化物の有効活用を進めている臨海工業地域においての施設見学及びヒアリング
*田原リサイクルセンター風力発電所のレクチャーを受けました。
移動
 午後—ゴミ焼却施設で発生する熱エネルギー活用PFI事業「りすぱ豊橋」(愛知県豊橋市)

  →エコビレッジ構想・農業(施設園芸)や温浴施設(プール・浴場・トレーニングルーム)での活用、特に感心したのは、ゴミ焼却施設に隣接している場所での農業、ミニトマトやシソ、梨、酪農などが大規模に行われており、迷惑施設としての位置づけではなく、地域一帯が、エコビレッジとして環境推進に取り組んでいました。地域住民への情報公開は常時行っていました。

*豊橋資源化センター・プラスチックリサイクルセンターが隣接していたので、簡単なレクチャーを受けました。
豊橋宿泊

5月27日(火)(晴れ)
JR飯田線特急伊那路で2時間30分の移動
 午前—飯田市まちづくりカンパニー(長野県飯田市)

  →市民、商店、企業が出資し、中心市街地の再開発等を実施後、中心市街地での賑わいが創出され始め、活性化が進んでいます。
飯田市議会議員 原 勉氏からの地権者である中での事業取り組みを含めた熱がこもった説明ヒアリング

再開発ビルには、市役所のリンゴ庁舎なるものが入り、各種証明書の発行はもとより、(福祉課・児童課・介護高齢化・男女共同参画化)や観光課が開設されており、本庁舎ではなく、再開発ビルへ多くの人を誘導していました。
*市が経営管理している、川本喜八郎人形美術館でのレクチャー
 午後—体験型観光の実体験とヒアリング(南信州観光公社、飯田市観光課)

  →「ほんもの体験」をキーワードにした体験型観光(今田平にてジャムづくり)沢山のカリキュラム(約160種類)がありましたが、インストラクターの指導で、なぜそれになったかは、定かではないのですが、手作りジャムを作りました。大変暑い中で、めったに体験ができないことを経験をいたしました。
飯田宿泊

5月28日(水)(晴れ)

 午前—議員発議による自治基本条例(飯田市議会事務局)

  →議会が主導し制定した「自治体の憲法」といわれる自治基本条例への取り組みを、関係した市議会議員より聞きました。 
 
    
地域自治推進の拠点となる自治振興センター(飯田市庶務課)
  →市内18の地域に、ミニ市役所、まちづくり拠点機能を持つ地域自治区を設置
富士へようやく移動帰路

 以上の6項目を視察してきました。また、飯田においては15年ぶりに、街づくりカンパニーの役員でもあり、若者を中心のまちづくりを進めるイイダウェイブの代表である、伊藤君と会え、2日目の視察が終え、食事を取った後、個人的に飯田のまちづくりを話すことができ充実した視察が行えました。この視察をどのようにとらえ、活かしていくかじっくり考えていこうと思っています。
 また、今後ブログにも、もっと今回の視察については、継続して、書くつもりでいます。

田原市風力発電所

 今回、視察に出かけた中の一つの愛知県田原市は、日本のほぼ中央、愛知県の最南端に位置し、北は風光明媚な三河湾、南は雄大な太平洋に面し、東は豊橋市に接し、西は、伊勢志摩を挑みます。古くは農業が中心として栄えてきましたが、昭和40年代から東三河臨海工業地帯の造成が始められ、現在までに、約1000ヘクタールが完成した工業用地には、トヨタ自動車をはじめとする多くの企業が進出し、その後は活力ある産業の町として飛躍的に発展しました。また、近年は、国際交流や福祉、教育、環境保全、の各分野で先進的な取り組みを実施しています。

 電車に乗っていると、大きな風車が回っているのが見えました。ゴミの炭素化事業に取り組む「炭生館」を視察に来たのですが、なんでこんなに風車があるのか気になりました。聞いてみると、田原市は、風力発電所があることでも有名だそうです。美半島に位置する田原市はお互いの凧糸を切りあう「けんか凧」でも知られるほど日本有数の風の強い地域だそうで、風に恵まれた田原市の中でも、三河港臨海田原地区は年間平均風速が6.6M/Sと強い上、風の乱れが少なく、風力発電に適した風が吹いていることが確認されています。
  視察に訪れた、「炭生館」の隣接地にも風力発電所があり、大きなプロペラが回っていました。近くで見ると予想以上に大きく、プロペラまで入れると地上から121メートルもあり、ビルの24階建てに相当するそうです。田原リサイクルセンター風力発電所として、地球温暖化対策の一環を担い、ごみ炭化施設の消費電力を風力発電によって賄っています。具体的には、風力発電で電気を作り、作った電力を中部電力に売り「炭生館」で使う分の電力を中部電力より購入しなおしています。風は無尽蔵な自然エネルギーで二酸化炭素を排出しない環境負荷の少ないクリーンエネルギーの風力発電と循環型社会を目指した最新鋭のごみ炭化施設を組み合わせることにより、環境共生まちづくりである「たはらエコ・ガーデンシティ構想」の実現に向けて寄与しています。
 風力発電のメリットは、発電量当たりの温室効果ガス排出量は微量で、風力エネルギーの約40%の電気エネルギーに変換できる点です。田原市においても湾岸部を中心に27基(300KW以上)もの風力発電が立ち並び、全国でも有数のウインドファームを形成しており、これらの風力発電から発生する電力量は市内全世帯が消費する電力量を上回っています。
 また、風車のある風景は、新たな地域のシンボルとなり、町おこしにも一役担っているそうです。 

 視察目的の「炭生館」に行く前に、どうしても気になり、風力発電所の大きな風車に足止めとなり、レクチャを受けてしまいました。
 地球温暖化は深刻な問題です。風力発電は期待されている一つですが、富士市において、お茶畑で扇風機が回っていますが、風力発電に利用できないんでしょうか?

視察から、帰って来ました。

 視察より戻ってきました。得るものも多かったのですが、非常に疲れました。3日間3か所6項目の内容の濃い行政視察であり、いつもより、長く感じ、初日の田原市はずっと前の事のように錯覚をするほどでした。。

 今回の日程を組むにあたり、メインに長野県飯田市を前から視察を強く希望していた、私と同期の議員が前日、体の調子を崩し、いわゆるドタキャンをいたしました。新人議員で役割が分担されていたのですが、予期せぬ事に、新人議員は私1人となり、すべてのスケジュール管理の責任を負う役割がもれなく回ってきてしまいました。
 今回の視察に関しては、行けなかった同期議員が、先輩議員を説得し、交通は不便ですが、ぜひ学びたいことがあるので行きたいと要望をだして、了解を得ての視察でした。せっかくの思いがこもった視察計画でしたが、1番行きたがってた議員が、体の不調の為に思いを達せることができませんでした。呑気に構えていた私は、突然の事で慌ててしまいました。
 私への連絡が日曜だったので、キャンセル料は発生するかもしれませんが、最大限できる限り、連絡調整をしました。日曜の為、行政関係には、連絡は当然とれませんでしたが、旅行会社の担当者には休日出勤をしてもらい、ホテル、公共交通機関のキャンセルを対応してもらう事は出来ました。その他は、視察先で連絡をすることにしました。旅行社の方と最終打ち合わせしたのですが、その他にも地域の懇談会があったり、同級生の通夜の連絡がはいり、行く前からバタバタです。私1人で電車、ホテルの団体チケットの管理、食事の予約、また、行先でのスケジュール管理、団体行動の目くばせ、気配りでてんてこ舞いです。
 旅行の添乗員さんになった気分ですが、視察が目的ですので、勉強をしっかりしなければいけません。でも、休んだ議員の分まで、資料を持ち帰ったり、その他にも、何か、トラブルが起きないよう常に気が張っており、ぐったりです。
 視察先は、愛知県の田原市、豊橋市、そして、長野県の飯田市、飯田市は公共交通機関としては、豊橋より、飯田線で行くしかなく、豊橋から急行電車でも2時間半かかります。 富士からだと4時間かかり、滅多に行けないところでもありますが、まちづくには学ぶ事も多く、また、15年ぶりの知人とも再会は出来、それなりに良いこともありました。

飯田での体験観光りんご畑で・・・

 とりあえず、問題もなくスムーズに予定はこなすことができましたが、視察内容については、明日以降報告はさせてもらいます。
 まずは、疲れていますが、元気に帰ってきたことを報告させてもらいます。
(書きたいことは山ほどあるのですが、明日(29日)は、ロータリーで卓話を依頼されていますが、視察に行っていたので、準備ができていない状況で、ブログを打ちながら焦っています。)

視察中です。

 会派の視察で、26日から28日も3日間行政視察にでかけています。
予定は、
26日午前 愛知県田原市 リサイクルセンター 炭生館について
    午後 愛知県豊橋市 ごみ焼却施設周辺整備「リスパ豊橋」について
27日午前 長野県飯田市 街づくりカンパニーについて
    午後     飯田市 体験型観光について
28日午前      飯田市 自治基本条例について
            飯田市 自治振興センターについて

以上6項目について、非常にタイトなスケジュールではありますが、実のある視察にしてきます。

嘉興市友好訪問

 先ほど、中国の四川省で大規模な(M7.8)の地震があり、被害が心配です。

 富士市では、平成元年に中国の嘉興市と友好都市提携を結んで以来、人的交流に始まり、産業、文化、経済等幅広く交流を深め、来年には20周年を迎えようとしています。そのような中で、今まで、過去5回議会においても、嘉興市と友好交流を行ってきています。本年7月に市議会の一期目議員を中心として、友好訪問団を結成し、視察及び両市の更なる友好の輪を広げ、今後の市政発展にも役立てる事を目的として、友好訪問が行われます。

 本日は第1回目の会議でしたが、やはり、明確の目的を持ち、観光とは異なる、有意義な訪問にすべきとのもと意見交換がなされ、しっかりしたテーマを設けた中での計画を進めるために、詳しい内容等は、次回会合に持ち越されました。
 中国では、本年8月にオリンピックまた、2010年に上海万博と巨額な投資がなされており、それに伴い海外及び日本企業の進出も目覚ましいものがあります。しかしながら、その発展とは別に多くの問題もあるのも事実です。ギョーザでも大騒ぎになった食品偽装、オリンピックを前にしてのチベットとの紛争、決して、安心・安全の国ではないと思います。成長著しい国においては、多くの光と影が混在している国であると感じます。
 10年前に北京・天津・上海に行きました。ものすごい勢いで変貌しているという事を訪れた人やテレビ等の情報で聞いています。過去のイメージで中国を捉えてはいけないと思っています。個人的には、上海の経済状況の変化と都市構造・景観をじっくり見学したいのですが、あくまでも行政の公務としていく以上、目的を履き違えないようにしたいと思います。

 まだ先の話ですが、先輩議員には、食べ物だけは注意しろよと言われています。お腹が弱い私は、とても心配ですが、議員として行かせてもらう以上、自分なりに得ることのできる訪問としたいと思っています。

 会議が終了した後、小長井製紐さんの社長のお母様の葬儀に出席したのですが、この会社においても嘉興市よりの留学生を受け入れていると話しがありました。地元企業に嘉興市から来た方がいるのなら、情報収集の為にも、一度お邪魔して話を聞きに行ってみようと思っています。

*ちなみに現在まで
富士市から嘉興市へは、97団体 1290名が訪問
嘉興市から富士市へは、93団体  632名が訪問
しているそうです。

富士山観光交流ビューロー

 4月に、新富士駅構内に開設される富士山観光交流ビューローの設立総会が開催されました。これは、富士地域及び富士山を取り巻くその周辺地域の保有する観光資源、地域資源を活用し他地域より観光客やコンベンションを誘致することにより地域の活性化並びに観光振興を図る事を目的に観光協会が発展解消して誕生いたしました。
 富士山観光交流ビューローは、富士山の世界文化遺産登録への動きや来年3月に控える富士山静岡空港の開港など、富士山周辺に対しての注目が高まる中で、賑わいづくり・ビジネスチャンスを増やす事・富士地域の魅力を全国にPRする活動をしていきます。本来は、民間主導が理想ですが、設立に関しては事業費5000万円の内、3750万円を市の補助金で賄っています。しかし、組織体制は広域的な体制を取って運営はなされます。
 
 コンベンションとは学会・会議・研修会・展示会・音楽界・スポーツ大会など「人・モノ・情報」が集まる催しの事を言い、ビューローとは「事務所・案内所」という意味です。観光ビューローとはその都市の観光情報のすべてを案内する場所であります。
 今後、富士市が賑わいと魅力あるまちに活性化して行く為に必要な施設であります。しかしながら、コンベンションビューローは現在、多くの場所で開設されており、競争も激化している中では、いかに誘致するかが大きな課題になっています。富士市においては、他地域よりコンベンション施設も充実されてなく、致命的な点としては、宿泊施設が足りない事とビジネスホテル以外の一流と言われるホテルがない事は、国際大会や滞在型の大きな大会の誘致がしにくい状況と考えられます。また施設間への交通アクセスが悪いというのも誘致のネックであると思います。

 すでに、開設して運営している場所ではおもてなし、いわゆるホスピタリティに力をいれ、顧客満足度を高める努力をしています。また、今回、視察した金沢コンベンションビューローでは、従来のコンベンションの推進のあり方を大きく変えようとしています。MICE(meeting企業等の会議、研修、セミナーincentive企業招待、視察旅行convention大会学会、国際会議exhibition展示会、イベントの頭文字をとった造語)というあらたな交流人口と消費拡大による地域経済活性化を提唱しています。これから、このMICE事業は、大きなキーワードとなると思われます、
 富士市は後発である為に、独自性を持った中で、観光ビューローを推進していくと思いますが、多くの課題はあると思っています。関係諸機関と連携をとり、民間業者を活用しながら、元気ある富士地域となるようあらゆる取り組みをお願いしたいと思っています。

金沢市民芸術村

 石川県金沢市へ、金沢コンベンションビューローの運営と事業についてと財団法人 金沢芸術創造財団に伺い、金沢市が運営する芸術文化施設の運営とサービスについて勉強してきました。
 視察報告は別途いたしますが、行く時には雨が降り、天候に不安を持っていましたが、その後、大変天気に恵まれ温かいというより、暑い位の陽気でした。 
 金沢という街は、文化と伝統と歴史のあるまちで、移動していても、あちらこちらに文化を感じさせるまちで風情があります。戦災にあう事はなく、古い施設が残り、有効利用がなされると共に景観を重視した町並みが外からくる人たちをもてなしている感じが伝わります。
 また、人口45万人位だと思いますが、大学が17あると言うのは驚きました。富士市からも多くの学生が金沢にいくようです。実際、行く時に、知り合いの方が親子で今から、金沢へ子供の学校の入学の支度へ出かける所でした。
 文化と歴史と伝統の他に、若者(学生)が融合した中でのまちづくりが進められています。今回、視察した中の施設で
市民芸術村は素晴らしい施設でした。敷地面積は、約10万平米で東京ドーム2つ分の広さのある敷地に、戦前に建てられた紡績工場のレンガ倉庫を、商業施設として利用しないで、若者を中心に、多様な創作活動を通して文化の育成を目的とする施設として利用しています。演劇・舞踊・音楽・美術すべての芸術活動の練習の場としてまた発表の場所として使用ができ、すべてに冷暖房が完備され、木のぬくもりを感じさせる充実施設です。
 この施設は何が素晴らしいかと言うと外観(グッドデザイン賞受賞)もそうですが、施設設備の充実度と24時間年中無休である事と、低料金である事です、施設利用料が6時間1千円には驚きました。毎月1日に予約をはじめ、インターネットにおいても申し込みができます。行政が文化を育てるための投資はすごいと思いました。
 また、利用する側のモラルもしっかりしているようで、大きな事件・事故は一度もなく、落書きをされたこともないというのはびっくりしました。どこの施設でもよく、心ない人の、落書きがあり、不快な思いやがっかりした事があると思いますが、24時間使用できる施設で、施設開設以来それがないというのは、さすが、モラルが高い文化度が高いまちと言う事を感じました。本来そうでなければいけませんが、それが守られているこのまちの安心・安全さを実感いたしました。
 富士市とは、街並みも違いますが、人が住んでみたいまちの条件には文化的意識の高いまちがあります。文化創造に対しての取組を今後、ソフトとハードの両面を考え、文化を育てるまちを考えなければいけないとつくづく感じました。

 新富士駅に着くとすぐに、法人会の会合があった為、休む暇なく会合に駆けつけました。その後、疲れがたまったいたのか寝てしまいブログが書けない状況でした。
 書きたい事はあるのですが、後日という事で・・・・・・

視察中です。

 金沢のコンベンションビュローについての勉強に行く為、今日、明日は、富士市にいません。東部地域においての東部コンベンションビューローも、本格稼動する、本年は、ビューローの誘致合戦が繰り広げられています。今秋、開催される、宿泊を伴うコンベンションとして、F1グランプリに際しても補助金が交付される予定になっています。
 金沢においても、能登半島地震の影響により観光産業に落ち込みがみられ、全県的な取り組みとして、誘致キャンペーンを行っています。石川県では、平成18年に開催された、コンベンションは331件で参加者数は、121,916人とコンベンションによる経済波及効果は約108億と試算されています。
 東部コンベンションビューローが本年、稼働し始める中での比較参考にさせてもらう事と富士市にも観光ビューローが開設されますし、また今後、コンベンションができる施設建設を、模索する為にもしっかり見てこようと思っています。
朝一番の新幹線で行ってきまーす。

福祉キャンパス

 本日より2月議会の本会議が始まります。本会議を。前にした中で、昨日、新人議員のチャレンジ改革7の4回目の勉強会が開催されました。
 まず、平成18年より施行された障害者自立支援法の説明をうけました。わかりにくいのですが、簡単に言えば、近年のノーマライゼーションの理念に基づかれた支援施策は、飛躍的に充実し始めましたが、制度上の課題や問題点はあり、今なお制度は見直されつつありますが、障害者が地域で安心して暮らせる社会にする事を支える施策です。
 富士市での何らかの障害をもった登録者は、身体・知能・精神障害をあわせて、8,957人です。しかし、精神疾患に関しては通院者は登録者の3倍もいます。
 制度自体が、難しいのですが、行政側は、わかりやすく変更のあった段階で説明をしていく努力をするとの事でした。
 制度の勉強の後、場所を、福祉キャンパスである、知的障害児施設のふじやま学園と知的障害者授産施設のくすのき学園を視察しに移動をいたしました。
 福祉キャンパスでは、「やさしさの一歩」を歌い、
地域と繋がりを持ちみんなで一緒に安心して暮らせるよう様々な活動を行っています。
 くすのき学園では、自立訓練や就労移行支援・就労継続支援の3つの事業を自立支援法に基づき福祉サービスを提供しています。
 
 施設はきれいで生徒も、ユニーで展示即売をやるフラワーアレンジメントや富士ブランドに認定されたトイレットペーパーの仕事を丁寧にこなしていました。

 福祉キャンパスで問題となっている4月より、調理に関しての指定管理者がワーカズコーポという会社に委託され、その準備が進んでいます。危惧されている事は、普通の所と異なり、ただ食事を提供するだけではなく、障害を持つ児童に一般家庭同様にコミュニケーションをとった中での配膳サービスができるかが求められており、民間企業でできるか心配されています。
 決まったことなのでその事がクリヤーできるようしっかりした業務委託をし、見守るしかない状況だと思います。
 

公園利用

 東京に研修に行きながら、寄り道をしてきました。
 竹下通りで、若い人たちの人ゴミに囲まれながら、表参道を歩き、明治神宮でお参りをして、代々木公園を視察、いたしました。
 東京にはよく行くのですが、原宿界隈はあまり縁もなく、10年位前にまちづくりで、竹下通りや表参道の商店街で取り組んでいる、イルミネーション事業を見学に来て以来かもしれません。

 どこから、人が集まってくのかと思うほど人にあふれていますが、ほとんどの人が遠くから来ている人達ではないでしょうか。また、表参道にあった、古い蔦が絡まっていた、アパートはとり壊れて原宿ヒルズになっていました。学生時代の風景と変わってきています。

 今回どうしても、寄り道をしたかった訳は、代々木公園の施設の利用に関してです。今、富士市で抱えている公園利用の問題がありますが、代々木公園ではどのような状況なのか、改めて実証したかったからです。公園利用の規約はありますが、運営に関して円滑に進んでいるのか、利用者は満足しているのか、自分なりに分析をしてきました。
 代々木公園は、都内でも大きな公園で、緑も沢山あり、多くの利用者があります。施設利用の中に、サイクリング車の貸し出しやドッグランも整備されています。私が見たかったのはそのドッグランの施設でした。
 富士市もそうですが各自治体公園において、ペット(特に犬)と他の利用者のトラブルがあります。施設を造る事よりどのように運営がされているのか確認したかったのです。
 

 十分に見学もでき、多くのヒントを得、今後の問題として、提起できる事を得る事ができました。
 公園もそうですが、公共施設の利用に関しては、利用者のモラルとマナーを確立しないといけないのが急務だと思っています。
 

議会改革講座

 「地方議員のための議会改革講座」を東京で受講してきました。議員が知識と意識の向上を常に図る事は、議会改革に繋がっていく事だと思います。いくら、物事を進めたくても知識が伴わなければ、説得力がかけるからです。しかし、知識を形として、表せるようになるには相当時間はかかります。
 勉強会は今では色々な所で開催され、参加はしやすくなりましたが、お金と時間はとられるのも事実です。
 本やインターネットの検索で調べるより、生の声の方が理解しやすいと思っています。そのような活動も議員として進めているのですがなかなか皆さんには理解していただけないのも事実です。
 専修大学の小林教授の講座でしたが、研修報告は提出いたしますので、触りだけでも、

 今、自治体が抱える問題は、格差に象徴されるお金の問題だけではない、意識の違いが大きな問題である。いい自治体とは、市民が自分の住んでる所に愛着をもち、プライドをもっている。気持ちを一体化させるまちづくりが必要である。その為には危機感を共有化し、市民、職員、議員が危機意識を持っているところほどまちづくりの動きがよい、市民には
駄目になるというイメージを植え付けた方が良い。行政は悪い事を隠したがるが悪い事を皆で議論した方が良い。
 議員はこれからは、個人でも評価されていく時代であるが、評価の仕方が問題ではあり、厳しい評価がもとめえられてくる、5年〜10年の間にはネット上でも点数がつけられ公開されるのではないか。そうなるとやったことを言いたがるパフォーマンスがででくるが、問題は何をやったかではなく、何でやれなかったかを説明しているかである。
 議員は過半数に満たないと形にできないので、努力しますとしか言えない現実がある。
 議会改革はまったなしでせまられています。自治体の将来どうしたらいいか考える上で、議会がビジョンを持たなければいけないと思います。

 大変勉強になりました。また、小林先生の講義は、きつい皮肉をいれたジョークを交え、退屈しないで聞く事ができました。5時間の講義で
 「ふざけた人ですね」「さいこーですね」「さいあくですね」を何十回と連発をしていました。
また。皮肉る場合の例えは、すべて身近な話でも、
「アメリカの話ですけどね」
として厳しい指摘をしながら、良く分かる話をしていてくれ、爆笑の中での話は、人気の高い講師であることを、印象付けさせてくれました。

ふじさんめっせ

 本年4月19日にオープンする、新幹線新富士駅北側に建設中の「ふじさんめっせ」の本体工事が完了し、本日、拠点地域特別委員会の施設視察がありました。
 旧大昭和運動上の跡地を市で買い上げ、その後の利用が協議され、産業展示場として、多目的施設の建設にふみきりました。
 静岡のツインメッセ、沼津のキラメッセと富士において、後発となりますが、新幹線の駅の近くにある展示場というメリットを活かした中での需要を見込んでのオープンです。
 
 景観を重視し、建物の高さは13メートルで、建物の後ろ側に富士山がそびえ、絵になる「ふじさんめっせ」です。
 展示場は、4,000㎡級の大展示場をメインに会議室、小展示場、エントランスホールなどで構成されています。
 管理、運営は指定管理者制度を取り入れ、民間と行政が手を取り合って運営しますが、より良い展示場になるよう運営努力をしていってもらえると思っています。
 富士にメッセを作っても、他の状況を見て、赤字で成り立たないという意見もありますが建設が決まり、オープンをする以上、利用促進のセールスをし、多くの利用があるようにしなければいけないと思っています。出来る以上は、利用される施設になるため、有効な宣伝をし、富士山がみえる展示場と新幹線の駅に近い利点を最大限にしらせ、他との差別化を図ればそれなりの利用があるとおもっています。この、「ふじさんめっせ」の建物を見て、私は新富士駅周辺は賑わいのある場所になりつつある感じがしています。期待してます。
 しかしながら、建設に2年もかけるのはいかにせよ、時間にかけ過ぎのような気がします。

議会改革

 議会改革については、富士市においても議会改革検討委員会において進めらています。
 議会改革について取り組んでいる、三重県四日市市の先進事例を学びに行ってきました。
 四日市市は昭和30年代に、我が国初の石油化学コンビナートが形成された工業都市です。しかしながらその過程においては公害問題が取りざたされ、その改善の為、努力をし、今では良好な環境を取り戻した経緯のある中核都市を目指す街です。公害問題を解決しながら工業都市として成り立ってきた形は富士市によく似た街であると感じていました。
 
 議会改革に対しての取り組みは、
1、議会の活性化
2、議会の透明化
3、議会事務局の体制整備
が挙げられています。今回私が、興味があったのは議会改革の活性化の中の議員提案による条例制定についてです。
 議員の役割で議会のチェック機関は当然ですが、これから
は市民の声をいかに活かして、その声を政策立案し条例化していく事が求められています。
 四日市市ではすでに7つ議員提案による条例が制定されており、平成17年には市民自治基本条例も制定されています。
 自治基本条例は、「このまちに住んでてよかった」と思えるように、市民と行政と市会議員が役割に応じて、連携・協働することにより豊かな社会の実現を目的として定める条例です。
 富士市においては、まだ制定されてはいませんが、今後進めていかなければいけない課題だと思っています。
 しかし、富士市の場合、議員提案による条例を制定に対して問題があります。内容が良いとか悪いとかの問題ではなく、「あの会派の出した提案は反対」という体質があります。それは、議長選出によるしこりからくるものですが、市民本位で考えればおかしな話だと思います。
 四日市では議長選挙も改革がなされ、今までのような、当選回数が何回以上とか会派の代表制という訳ではなく、議長になりたい人が何をやりたいのかを所信表明をし、議長選出をしています。選挙をやるのですから、少なくと考え方や方針があってしかるべきだと思います。議員提案をしていく上では、政党や会派を飛び越えた議長選出も必要であると考えます。
 富士市の議会改革検討委員会でも、議長の複数年度について討論されていますが、議長選出の方法も今後の課題としてぜひ、議論して頂きたいものです。
 

小野市型方針管理制度

 今回2日目に視察へいった兵庫県小野市は、兵庫県の中南部、東播磨のほぼ中心に位置し県下最大の加古川の下流部にあります。街のあちらこちらで「そろばん」や「金物」を中心に城下町として栄えてきた史跡も多い5万人規模の都市です。実は視察に決まらなければどこかわかりませんでした。
 前の日の山口県宇部市から、電車の乗り換え乗り換えで3時間半の移動をし行きつきました。なんで、こんな不便な所に行かなければいけないのか、参加者に文句を言われながら視察をした訳ですが、無理して行っただけの話は聞いてこれました。やはり実際行ってみなければわからないことはあると感じました。
 「小野市型方針管理制度」は、市職員の意識改革をうながすために、導入された制度であり、これを取り入れたきっかけが「公務員の社会は、成果と報酬が連動しない社会である。」という背景にありました。市役所は仕事もしなくても賃金が変わらない画一横並びの仲良しクラブに特徴があることが挙げられています。

 このいつまでも変わらない公務員社会の状況は、現代社会が大きく変化していく中で、取り残されない為にも、その仕組みを変える必要がありました。
 方針管理制度の基本的考え方は成果のあった職員を賞与・昇格にも反映させる人事評価制度であることです。市役所は、市内最大のサービス産業の拠点であり、より高度で高品質なサービスをいかに低コストで提供できるかを考えをベースにして色々な事に取り組んでいました。

 経営戦略として
 1、顧客満足度志向(顧客満足度を追及する行政)
 2、成果主義(何をもたらしたか、という成果を問う)
 3、オンリーワン(市独自のオリジナリティのある施策)
 4、後手から先手管理(市民に言われてやるのではなく、言われる前にやる)

 民間の感覚で、市民の目線で方針管理制度を取り入れ、市長の強烈なリーダーシップで、職員意識改革を促しています。市役所も365日営業をしています。感覚は市役所はコンビニエンスストアー的になれとのことです。市民にたいして、いつ如何なるときでも対応ができる仕組みがなりたっています。
 富士市でも取り組んでいますが、ぜんぜん生温い感じがいたしました。

 とにもかくにも、鈴木市長も、市民に軸足と市役所が変われば街がかわるという公約を、もっと変えていく強い意志をこれから市長は発揮し、形をあらわさなけらばならない2期目の時期なのかもしれません。

視察へ行ってきました。

 3日間の視察から戻ってきました。21日の朝一番の新幹線に乗り出かけたのですが、朝よりハプニングが続出しました。
 朝5時位に、電話が鳴り起こされたのですが、隣組のおじさんが、前の日に池に顔を突っ込み意識不明の事故にあい、救急車で運ばれていたのですが、未明に亡くなりました。
 遺体が運ばれてくるぎりぎりまで、待っていたのですが、今回に視察の幹事を仰せつかっていた為、説明をし、視察に行かせていただきました。
 昨日より、雪が降っており、車を慎重に運転し、駅まででかけたのですが、あまりの慌ただしさに、命の次の次位に大事な携帯電話を置き忘れてしまいました。すぐに気がついたのですが時間がない為、取りに帰る事はできず、その瞬間はパ二ックに陥りましたが、3日間電話がない生活を覚悟致しました。
 出かける前から、いろいろな事があり、不安を持ったままとそれと共に、3日前に眼の矯正手術をしたばかりで万全の調子ではない中の視察がはじまりました。
 視察内容は、一日目が山口県宇部市へ
1、「宇部方式」と呼ばれる産・官・学・民の協働による公害対策及び廃棄物・リサイクル対策について
2、産業観光(CSRツーリズム)について
3、環境保全センター焼却施設について

2日目の兵庫県小野市では
方針管理制度の小野市の進める先進的・創造的施策について

最終日は三重県四日市市で
議会改革と市民参加、議員提案による条例の制定改正について

 市民クラブ9名参加による視察でした。それなりの成果はありました。詳しい内容は、おりおり書いていきます。

 本日戻ると共に、駅に妻が迎えに来ており、その足で通夜に参加し、受付をやりましたので、とても疲れています。

 仕事も溜まっています。本日は無事戻ってきたことを、取りあえず報告させていただくだけにさせてください。

本日より視察中です。

 21日より23日まで、山口県宇部市、兵庫県小野市、三重県四日市に視察中です。3県にまたがりの視察ですが、移動が多くて大変です。いく以上は何か得てきたいと思っています。
 帰ってきたら、視察報告します。

新春の集いにて、市長を囲んで、はい、ポーズ!

浮島ケ原自然公園

 
 天気が良かったので久しぶりに浮島ケ原自然公園に寄ってみました。6月議会で、一般質問をさせて頂きましたので、その後の経緯も確認をしなければと思い今日にいたりました。
 
 夏のうっそうとした芦が繁ってたときにくらべ視界もよくなり工事しやすい環境になり、さっそく整備の為の工事業者がはいっていました。
 この公園は議会での発言を見て頂ければ、私の思いの詳しいことは載っていますが、貴重な植物(レッドリストに掲載植物)が見れる全国でも有数な場所であります。しかしながら、整備及び環境保全の処置がまだまだで、今後、市が積極的に推し進めて頂けることは議会答弁にもあります。
 今回一番気になったことはやはり水の循環かなされていないことです。本来、沼川が潮の満ち引きの関係で湿地帯の水が循環を今まで行われ良好な植物の保全がなされていたのですが開発により、寸断され水の循環がなされず、水路には油が浮いている状況です。

 一刻もはやく循環できるポンプもしくは井戸等を作り植物、生物の良い状況にしなければならないと思いました。緑の課も十分承知はしていると思いますが、優先順位は見せることより、植物の保全だと思いますので早急に取り掛かっていただきたいものです。
 全国に誇れる浮島ケ原公園になり、多くの人が訪れ、いずれ植物館等もある素敵な場所になることを望みます。

神谷神明宮のムクノキ

 
 須津地区の神谷に富士市指定天然記念物「神谷神明宮のムクノキ」があります。本年の2月に樹勢現況を調査しました。主幹、主枝とも腐朽の進展により損傷が甚だしく、材質腐朽菌の旺盛な繁殖は、樹勢衰退による樹体の衰退を示し、樹勢の回復は望めない現状であり、腐朽した主枝はいずれ崩落、折損の危険があると評価されました。
 9月15日に文化振興課の職員、樹木医、専門家、氏子総代で現場で今後の処置をどのようにするか検討をしました。このままでいたらいつ崩れ落ちて、神殿まで壊しかねない状況で台風がくると寝てもいられないと氏子総代さんは早急な対応を市に求めています。しかし、樹木医の判断では延命処置をしてもあと何年かで腐ってしまうのがわかっているのでお金がかかる以上、処置すべきかの判断を、管理する氏子さんに委ねました。結論は天然記念物である以上処置を行うことになりました。
 市の補助金が半分、氏子で半分持ち来年の1月20日にやると氏子総代さんから連絡をうけました。延命の工事をすることはよかったのですが、いずれは駄目になってしまうと言うのではまた市の大切な記念物がみれなくなるので、すこしでも長く存在ができる処置を施してもらいたいと思います。
 

ガラス張り市役所

 掛川市役所へ行政視察にいってきました。
 視察内容は
1、地域SNS(eーじゃん掛川)の導入経緯
2、合併のその後の経過について
の2点をIT政策課長及び企画調整課の方より説明をうけました。詳しい内容は視察報告がありますが、
 1点目はSNSはホームページとどのように違うかを簡単にいうとホームページは本のような物で一方的であり、SNSは語り合ったりでき、電子会議のような事ができるという違いがあります。掛川では地域総代会システムがあり、地域集会を開き意見を反映していましたがそれを地域SNSに生かそうと導入されました。
 大東町と大須賀町と平成18年4月に合併したのですが効果と課題はいろいろあるようで、新市づくりの施策を進めています。特に南北道路の整備また、バランスあるサービス提供をする為に図書館整備などに力をいれています。また、幼稚園と保育園の整備が進み、幼保園に統合し現在23園ある幼稚園・保育園を8園に統合し、差別のないサービス向上を図るとの事でした。
 行政視察よりも驚いたのはガラス張りの市役所でした。
中に入ってびっくりしたことは、吹き抜けになっておりすべての階が見渡せてしまい、スケルトンのエレーベターで一番上まで行くと誰が来庁したかわかるし、何より職員が市民に見られた中で仕事をしなければいけないので怠けていられない状況です。まさしく開かれたガラス張り市政の実践でした。

環境資源ギャラリーって?

 市民クラブの視察で掛川市・菊川市の両市で運営するゴミ処理場施設を視察してきました。
            
 富士市では今、現在環境クリーンセンター建設問題があります。23年までに完成させる計画ですが地元住民の反対で頓挫している状態の中、平成17年9月5日より操業を開始している掛川市・菊川市衛生施設組合が運営する環境資源ギャラリーを参考とすべく視察です。施設名はゴミ処理場というイメージではなく、環境にやさしい人を育てる施設とすべく、施設名を「環境資源ギャラリー」と名づけたそうです。ここでは、循環社会の形成を目指した4R(リフューズ・リデュース・リユース・リサイクル)を織り込み、環境、資源に関する啓発・学習・情報発信をしてます。施設全体を環境学習の場とし、子どもから大人まで4Rを理解しやすく工夫してあり、マテリアル・サーマルリサイクル性が優れているとして選定したキルン式ガス化溶媒施設の運転状況も報告されています。ゴミをただ処分するのではなく、ゴミを有効に資源として再利用する事がこの資源ギャラリーの発想だそうです。
              

 富士市で問題となっている場所選定は、この、環境資源ギャラリーの建設では、地域のたまり地区150戸ありますが役員が理解を示し説得してくれ話から3か月で基本協定が結ばれました。その代り公会堂、集会場、道路、水路建設などの多くの要望はだされ10年で10億位の計画が進められているそうです。時間をかけすぎている富士市にとってはこのスピードがないことは、あらためて実現が難しいと思われました。