福祉キャンパス

 本日より2月議会の本会議が始まります。本会議を。前にした中で、昨日、新人議員のチャレンジ改革7の4回目の勉強会が開催されました。
 まず、平成18年より施行された障害者自立支援法の説明をうけました。わかりにくいのですが、簡単に言えば、近年のノーマライゼーションの理念に基づかれた支援施策は、飛躍的に充実し始めましたが、制度上の課題や問題点はあり、今なお制度は見直されつつありますが、障害者が地域で安心して暮らせる社会にする事を支える施策です。
 富士市での何らかの障害をもった登録者は、身体・知能・精神障害をあわせて、8,957人です。しかし、精神疾患に関しては通院者は登録者の3倍もいます。
 制度自体が、難しいのですが、行政側は、わかりやすく変更のあった段階で説明をしていく努力をするとの事でした。
 制度の勉強の後、場所を、福祉キャンパスである、知的障害児施設のふじやま学園と知的障害者授産施設のくすのき学園を視察しに移動をいたしました。
 福祉キャンパスでは、「やさしさの一歩」を歌い、
地域と繋がりを持ちみんなで一緒に安心して暮らせるよう様々な活動を行っています。
 くすのき学園では、自立訓練や就労移行支援・就労継続支援の3つの事業を自立支援法に基づき福祉サービスを提供しています。
 
 施設はきれいで生徒も、ユニーで展示即売をやるフラワーアレンジメントや富士ブランドに認定されたトイレットペーパーの仕事を丁寧にこなしていました。

 福祉キャンパスで問題となっている4月より、調理に関しての指定管理者がワーカズコーポという会社に委託され、その準備が進んでいます。危惧されている事は、普通の所と異なり、ただ食事を提供するだけではなく、障害を持つ児童に一般家庭同様にコミュニケーションをとった中での配膳サービスができるかが求められており、民間企業でできるか心配されています。
 決まったことなのでその事がクリヤーできるようしっかりした業務委託をし、見守るしかない状況だと思います。