富士市の一番東の地域でもある浮島地区敬老会に出席してきました。平成25年度敬老会対象者は246名、出席者は97名であります。顔見知りの方も多いので一人一人にお祝いを述べてきました。挨拶が一通り終わるころに、ステージでは、富士市のスーパーキッズの人でもある津軽三味線で有名な牧野太紀君の演奏が始まりました。
牧野君は現在富士市立鷹岡中学校1年生。 4歳で津軽三味線をはじめ、10歳の時に「百年に一人の天才」と言われ2011年から出場した全国大会11回すべてにおいて上位 入賞 しており今年も「津軽三味線日本一決定戦」ジュニアの部でも準優勝しました。曲目は、津軽じょんがら節、津軽小原節、リンゴ節津軽甚句と披露してくれましたが、素晴らしい演奏です。
聞けば、津軽三味線の名取でもある母智美さんが祭りで弾く姿を見て、あこがれ4歳から稽古を始め、現在は毎日2時間半〜3時間の練習をしているそうです。また、月2回、プロ奏者の木乃下真市さんに習うため、埼玉県川口市に通っているとの事。
牧野君は、「これからも頂点を目指し頑張ります」と力強い挨拶をしてくれましたが、日本一の富士山の麓から日本一の中学生がいる事は誇りでもあります。敬老会参加者は勿論ですが、町内会長さんを初めとする地域の役員さんも大絶賛でした。私も演奏と挨拶を聞いて感動してしまいました。これからも更なる活躍は願っています。
また、浮島地区の敬老会の皆様も来年も演奏を聞きたいと言っていましたので、牧野君に会えるように元気に生活をしてもらいたいと思っています。
思わぬアトラクションでの感動ではありましたが、あらためて浮島地区の敬老会対象者の皆様おめでとうございます。