JR富士駅周辺においての放置自転車問題は予てよりの懸案事項でもあり、私も以前、議会において放置自転車の抜本的な改善を求めて、市としての規則として「自転車等の放置を防止する条例」の制定を求めました。その甲斐あって、本年の7月1日より「富士市自転車等の放置の防止に関する条例」が施行されています。
条例が施行され現況はどのように成っているのかの確認に行ってきました。また、条例の施行と共に新たにパピー駐車場内の一角に富士駅東第2駐輪場も設置されています。その駐輪場には撤去された放置自転車が保管されていました。
富士駅周辺には定期的に監視員が放置自転車を見張ってくれており、私が行った時には、今まで放置されていた場所には自転車は一台もありませんでした。また、富士駅南駐輪場にもはみ出して止まっている自転車も無く歩行者の妨げになるような状況が改善されており、条例施行の効果に驚きました。
監視員さんにも話を聞きましたが、大きなトラブルもなく、JR富士駅周辺はすっきりした状況が保たれているとの事です。
富士山が世界文化遺産になりJR富士駅は富士市の玄関口です。迷惑駐輪や放置自転車が改善された事による歩行者の安全確保や景観的にもいい感じのようです。ただ、気になるのはJR富士駅周辺の賑わいです。自転車は放置されない場所にはなりましたが、富士市の玄関口に相応しい賑わいはいつになるのでしょうか・・JR富士駅周辺は富士市の顔として相応しい場所になってもらう事は緊急的な大きな課題でもあると思っています。