富士岡と中里を繋ぐ愛鷹2期農道事業の供用開始は?

東部地域において供用開始が待たれる農道整備事業として、富士宮、大渕、桑崎方面から富士岡に繋がる主要地方道富士富士宮由井線、富士見台方面からの富士岡へ繋がる市道と交わる富士岡より市道元吉原中里線の中里保育園の北側までの、1,34キロメートルを繋ぐ愛鷹2期地区の県営地域活性化基幹農道整備事業があります。

既に農道整備事業としての区間の工事はほぼ終了しています。

では、「供用開始はいつ?」というと議会でも一般質問で取り上げましたが、当初の予定でいくと7月供用開始となっていました。それが、富士土木より富士富士宮由井線と愛鷹農道2期整備事業区間の交差点での安全対策として信号設置を進めている関係で9月過ぎの供用開始の変更の説明が6月にありました。しかし、その後、更に供用開始が遅れる事が先日告げられました。県農道を市道へ移管手続きに手間が取られるとの事ですが、よく聞くとその説明の際に、交差点の用地取得の関係で信号設置が見送られる方向であることがわかりました。現段階で確認できた事として、愛鷹農道2期区間の供用開始は年明け後。交差点には信号が設置されない方向であるとの事のようです。
(現在も朝夕は多くの車が通行しています)

供用開始についてはあくまでも安全対策を取ってからの供用開始は以前より求めていました。交通量が明らかに増加することが考えられる交差点に信号が設置されないまま、供用開始されるのは、危険なような気がします。事故が起きなければ信号設置はされないのかと思ってしまいます。なぜ、こんなことを言うのかと言うと、愛鷹農道2期区間が供用開始される、接続先の須津田子の浦停車場線(通称川尻線)も交通量が増え、危険が増すことが考えられています。この事も議会で取り上げましたが、地域でも供用開始されることにより危険箇所が増すようなら、多少遅れてもしっかりとした安全対策は市としても県にお願いしてもらいたいと要望はあります。いずれにしても、道路が開通して便利になる事はありがたい事ですが、安全対策は重要であり、ハード面で補えない部分についてはソフト面としての対策は必要であるとも思っています。今後、年明けに供用開始された時に事故が増えない事は祈るばかりです。