アイスにかける醤油

金沢に出かけて、変わった物に出会いました。
金沢でおいしいお寿司屋があると聞いて、わざわざタクシーを飛ばして、港にある宝生寿しさんに行ったのですが・・。

確かに、地魚を使ったお寿司はネタが新鮮でおいしいと言えばおいしかったような気がしますが、やっぱり沼津や清水のお寿司屋さんの方がおいしいような感じを持ちながら、お寿司を食べた後、驚いた事にデザートで醤油アイスなる物が出てきました。
変わったものが出るなと思いながら、お店の方に聞くと、この地域は、お醤油が名産であり、直ぐに近くにあるお醤油工場でお醤油が作られていますよと言われ、寄り道をしてきました。

港で有名なお醤油さんは、ヤマト醤油と言い、色々なお醤油に関連する商品を店頭で販売していましたが、商品を見ながら思わず、変わった物を目にしました。

なんと、商品名が「アイスにかける醤油」、聞けば醤油スイーツが結構流行っており、アイスクリームに合う商品が開発されたそうです。黒蜜みたいにトロリとして、かけるとまるでチョコレートでもかかっているよう感じです。味はとろみもあり、甘しょっぱい、みたらし団子のタレを濃くしたような感じです。なんか最初は抵抗がありましたが、食べてみると思いの外相性が良いようです。

思わず、家族にも食べさしてやりたいと思い、お土産として購入をしましたが、その隣にあった、「アイスに混ぜる味噌」と言う商品も購入してきました。(これはまだ試食は済ませていませんが、ちょっと食べるには抵抗があります)
「アイスにかける醤油」「アイスに混ぜる味噌」両方とも一本578円でした。
興味のある方は、ぜひ、金沢に行った際には、ヤマト醤油に行き、食べてみてください。
金沢に行けない人は、インターネットで、アイスにかける醤油で検索すれば、出てきますので、ネットでお取り寄せして見てください。
なんでも、食べてみなければわかりません。
議会も6月もサッカーの日本代表も今日で終了。
あっという間でした。
議会はそれなりに質問もできました。
また、サッカーは本当に残念ながら、パラグアイにPKで敗退。
でも、最後まで頑張ってくれました。

命のバトンの早期導入を!!!

私が2月議会で、富士市でも導入を要望した、高齢者や障害者等に救急時のもしもの時の情報伝達の解決ツールとして、「救急医療情報キット」についてですが、29日の静岡新聞で、伊豆市で救急医療情報キットの導入が、全世帯を対象に8月から無料配布する事が掲載されました。

改めて救急情報医療キットの事を説明すると、
別名命のバトンと呼ばれ、救急や災害時に、秒単位で生死の境目に成るような時に的確に情報を伝える事により、より適切な処置や病院への搬送を速やかに行える物です。そのツールとして、高齢者や障害者等の安全安心を確保する事を目的に「かかりつけ医」「薬剤情報提供書(写し)「持病」などの医療情報や「診察券(写し)」「健康保険証(写し)」「本人の写真」等の情報を専用の容器に入れ、自宅に保管しておくことで、万一の救急時に備えます。管理方法としては、どの家にもある、冷蔵庫に保管し、もしもの時にわかるように冷蔵庫や玄関にステッカーを張ります。

それが完備される事により、救急医療に際して、限られた医療資源をより正確に利用が出来ると思い、富士市での早期導入を求めました。
2月議会では、平成22年度内に策定予定の災害要援護者支援計画の中に、救急医療情報キットを盛り込む方向で準備を進め、併せて同キット導入を、災害時だけではなく救急救命現場での効果に着目し配布対象を広げる為の検討に入ると市長答弁がされました。
伊豆市で導入という報道を見て、慌てて、議会終了後、福祉総務課に確認に行くと、災害要援護者計画の要援護者を対象に配布する為の準備を進め、今後、来年度予算付けをした中で、導入を進めていくと言う話がされました。それはそれで進んでいるのなら良い訳ですが、私が望んでいるのはやはり、要援護者だけではなく、医療キットとしての役割を考えた上で、高齢者を始め、慢性疾患を持っている方へ、医師会や地域と連携した中での体制を作り、より多くの方への普及を要望したつもりでありました。現状で行くと、まずは、要援護者と言う事で福祉総務課での対応となっていますが、災害時での対応だけでは無く、医療としての対応も考えなければいけないので、保健医療課でも導入の検討をして頂けないか確認に行こうと思っています。
今議会でも、がん拠点病院の整備を求めていますが、富士医療圏は、医師不足は明らかな事で、その医師不足を補う手段として、限られた医療資源を活用していく上で、ぜひとも、救急情報医療キット(命のバトン)の導入は急務であると思っています。
全国の多くの自治体でも導入の動きがある中で、伊豆市での導入を聞き、富士市でも来年度と言わず、補正をしてでも、早期導入は必要な事である事を分かって頂きたいと思いました。
早期導入が出来るよう今後は「命のバトン」についての話を更に広げたいと思っています。

忍者寺・近江町市場

週末を利用して金沢の尾山神社へ厄除けに行ってました。
金沢には2年くらい前に行政視察をしており、その時には金沢市のコンベンション誘致についての勉強でしたので、市内観光はしていませんでした。

今回、個人的な旅行でもあったので、厄除けを済ませた後、前回金沢に行った時に見学できなかった、近江町市場やお寺の多いまちで特に気になっていた、妙立寺、人呼んで忍者寺へ、行ってきました。(その他にも醤油工場や金細工、港も見てきました)

妙立寺は金沢の繁華街にある片町のホテルから歩いて10分位で行けるのですが、予約をしなければ入れないと聞いていたので、朝一番に事前に予約を入れました。朝起きてすぐの予約でしたので、一番早い予約なのかと思っていましたら、多くの方が予約をしているようで、すでに説明を待つ人達が境内に多くいいました。(若い人が多いです。それも女性が・・)妙立寺は、加賀三代藩主、前田利常公が寛永20年に金沢城近くから移築建立した日蓮宗の寺です。外観は2階建てですが、内部は四階建て七層にもなっています。金沢城への逃げ道といわれる大井戸など、出城としての要素を数多く秘めています。この忍者寺は、普通のお寺として建立したのではなく、幕府からの公儀隠秘や外敵の目をあざむくために装備されたもので、堂内のあちこちは仕掛けも散在し、迷路のようになっています。それが、忍者寺といわれる由縁となっている、他に類のない建物です。複雑な構造の中に部屋が23室、階段が29カ所、物見台・望楼、風流な太鼓橋、伝説の井戸、仕掛け賽銭箱、落とし穴階段、本堂裏隠し階段などがあります。係の女性が説明をしながら案内をしてくれたのですが、迷路のような建物は迷子になってしまいます。一度は見てみる必見のお寺です。

忍者寺の後、近江町市場で昼食を取りに行きました。さすが日本の三大市場と言われるだけ、豊富な海鮮を始めとする生鮮食品が元気な声で売られておりました。活気があります。つい、威勢のいい声につられて、余計なものまで買ってしまいますが、交渉をすると値引きもしてくれ、一般の所で買うよりも安いようでした。アメ横のようで、店頭に並んでいる、「タラバカニ7500円、ハマグリ1200円のどくろ1500円更にカニ3杯つけて、もってけ全部で5000円でいいや」とういう様なやり取りです。面白いです。
食事は市場にあるお店で海鮮丼を頼みましたが、値段も味も満足できるものでした。
議会もある為に、駆け足で金沢に行ってきたのですが、お腹も一杯になる楽しい旅行でもありました。

2日間留守してます。

すでに一般質問も終了していますので、議会中ですが、個人的な用事で週末の2日間、富士市にいません。

半年くらい前からの計画で、15年以上前から続けている、厄除けを兼ねてまちを見て歩く集まりの青志会で金沢に行ってきます。参加しようか迷っていたのですが、毎年参加している事ですので、参加して厄除けをしないとなんとなく落ち着かない為に、今回は、質問を早くやり、参加しようと予定していました。
今年は、すでに伊勢神宮にも行ってきましたが、あちらこちらで厄除けをして、神様が喧嘩しないかちょっと心配です。
若い時はあまり関係なかったのですが、年々、歳を重ねるごとに、神様や仏様を尊ぶようになってきました。
行政視察ではありませんので、視察報告は致しませんが、何か興味がある事がありましたら、報告します。

キャリア教育設立準備会

平成24年3月に新しくなる富士市立高校では、キャリア教育を推進する事が謳われていますが、具体的にはどの様な形で進んでいくのか気に成る所です。

キャリア教育に取り組む背景には、学校におけるキャリア教育推進の基本方向として、一つには働くことへの関心・意欲の向上と、それを学ぼうとする意欲を向上させ、職業体験やインターンシップ等の体験を教科と有機的に関連づける事とし、進路への関心、意欲を高めるよう工夫し、学習意欲と結びつけることが挙げられます。
現在、富士商工会議所青年部でも、キャリア教育に取り組んでいますが、その中では、新しくなる市立高校と連携した体制作りを進めようとしています。その準備としての、設立準備会の打ち合わせが開催され、参加してきました。
キャリア教育を推進していく上で、大切な事の一番は学校との連携ですが、新たに変わろうとしている富士市立高校とは連携も進めやすい状況であります。打ち合わせに置いても、指導主事の眺野氏が参加してくれていました。

設立委員会の準備会ではこれから、産業界と学校がしっかりとした連携を取りながら、キャリア教育のプログラムを立ち上げていき、富士市発の地域自立型の民間活用プログラムのモデルとして発展していく事が話されていました。多くの課題はあると思いますが、子ども達が富士市に誇りを持ち、また愛着をもって貰い、地域で働く事は勿論ですが、起業してもらえる様なキャリア教育を進めていこうとしています。しかし、結果を出すにはある程度の期間が必要である中では、じっくりと腰を落ち着けた組織が必要であると思っています。
子ども達の未来を作りだしていく事が出来るようなキャリア教育のプログラムが望まれますが、今後、設立委員会が出来る事により、その実現の可能性が高まりますので、私も協力をしていくつもりです。

それから、7月11日の選挙が告示されました。市役所にも選挙投票と期日前投票を促すポスターが掲示されています。政権交代後の大きな国政選挙です。しっかりと考えた上で大切な1票を無駄にしないでください。

また、サッカーは日本がデンマークに3対1で勝ちました。決勝トーナメントに出場です。眠いけど元気になりました。

再びラジオ出演の宣伝です。

 

地元のコミュニティラジオであるラジオエフさんの「富士市議会議員と語ろう・ふじ・まちとーく」へ6月25日16時に出演致します。「あれ、まだ議会中なのに出れるの?」と言う疑問も持つ方もいるかもしれませんが、ご心配なく、議会中と言う事もあり、すでに、スタジオで録音済みです。

前回は、小長井議員、小池議員と私の3人で、富士市の22年度の主な施策として教育、医療、工業振興等を「議員3人よれば・・・」と題して放送いたしました。反響はと言うと聞いたと言う人もいましたが、ラジオに出ると言う事は知っていたけど、夕方4時と言う時間ですので、聞き逃しちゃったよと言う声も多くありました。確かに、私自身も聞こう聞こうと気をつけていたのですが、当日用事があり、気が付いたら既に放送時間が終わっていました。

以前にも宣伝チラシを配布しましたが、すでに皆さんの記憶から消されている恐れもあると思い、せっかくのラジオ出演ですので、再び、ラジオ出演の宣伝をさせて頂きます。
6月25日金曜日午後4時〜4時30分ラジオエフ「富士市議会議員と語ろう・ふじまちとーく」今回のテーマは「もっと元気で、住みやすいまちに」です。
出演は私、荻田と岳南法人会会長、商工会議所青年部会長、青年会議所理事長です。
地域での住みやすいまちへの取組みや、景気や雇用について熱く???語ります。
身構えて聞かれなくても結構ですが、車の中で、また、防災ラジオでなんとなく聞いてくれればありがたいです。

また、ラジオ録音では、ラジオエフのナビゲーターの佐野さんには今回も大変お世話に成りました。本当に素敵な方です。すでに結婚をしていると言う事も雑談の中で聞き、どんな人と結婚しているのか気に成っていたのですが、旦那さんが、良くラジオエフでも声を耳にするアナウンサーの伊藤慶さんとは知りませんでした。早い話し職場結婚なんですね・・・一度仕事では無い2人の会話を聞いてみたいとふと思ってしまいました。

ラジオを聴くなら、ラジオエフ、84,4MHzです。くれぐれもK-MIXと勘違いしないようお願いいたします。

取りあえず、終了!

6月議会一般質問無事、と言うか、取りあえず終了しました。
驚いた事に、登壇すると傍聴席には沢山の方が来ています。2月議会でも、割と多くの方が傍聴してくれていましたが、今回はそれより多くの人数がいました。

傍聴者が増えている事は喜ばしい限りです。でも、傍聴が多いと余計、緊張します。檀上はやはり独特な雰囲気があります。
今議会より、新しい部長さんに成られた方は、デビュー戦でもあり、どんな答弁をするのか注目を浴びます。私も今回、質問した項目には、新しく成られた、福祉部長が答弁してくれましたが、無難にこなしていました。質問項目に対しては、思った通りと言うような感じでしたが、がん拠点病院に関しては、新しい院長先生が7月1日から、就任いたしますので、拠点整備に積極的に取り組んで頂きたいと思っています。幼児教育に関しての、私立幼稚園の助成の充実については、またじっくり書きたい事ですので後日ということで・・・。
まだまだ明日以降も一般質問は続きますが、私は昨日までは、一般質問一色でしたので、会合に出た後ちょっとだけお酒を飲んでこようと思っています。
内容が無くて済みませんが、今日は取りあえず一般質問が終了した事を報告させて貰うだけにさせてください。

22年6月議会一般質問

1、 富士医療圏おける「がん診療連携拠点病院」の整備について
2、 少子化が進む中での幼児教育の現状と課題について

お許しを頂きましたので私は先に通告している2項目について質問をいたします。
まず1項目目として、富士医療圏における「がん診療連携拠点病院」の整備についてですが、がんは日本人の死因1位です。現在、がんで命を落とす人が34万人を超えてしまい、2人に1人ががんに成る時代の中で、日頃から健康に気をつけている人であっても誰もが、がんに成る可能性があります。実際、家族や親戚、知人を含めがんと無縁でいられる方はむしろ少ないと言えると思います。静岡県においても昭和57年に死因の第1位に成って以降現在も増加し続け、平成18年の県内におけるがんによる死亡者は9364名です。富士市でも、全死亡者数の3割ががんで無くなっています。
国会議員の故・山本孝史参議院議員が自らのがんを告白する事で成立したがん対策を総合的に進める法律としての「がん対策基本法」が施行されてから3年がたちました。この法律は、それまで、日本の医療水準は世界的に見ても高いとされていますが、がん対策については、まだまだ課題が多く、例えばがんを取り除く技術は発達していますが、放射線療法や化学療法は不十分であり、痛みを抑える緩和ケアも十分普及していない事や、がん患者を登録して治療成績等を追跡するシステムも先進国の中では遅れている等の指摘がありましたが、がん対策基本法によって、これらの課題を克服し、日本全国どこにいても良質な医療を受けられる環境の整備を目的として施行されました。そのがん対策基本法に基づき国民がどこでも高度で専門的ながん医療を受ける事ができる「がん医療の均てん化」を推進する為に、一定の要件を満たす「がん診療連携拠点病院(以下がん拠点病院)」を概ね2次医療圏ごとに一か所整備する方針を示されています。がん拠点病院は、厚労省で平成13年に制度化されて以来、全国で375の医療機関が指定を受けており、静岡県でも平成14年に県立がんセンターを開院し、高度ながん医療を提供するとともに地域ごとにがん医療の連携体制を構築しながら、11の拠点病院が地域のがん医療実践の為に活動をしています。また、どの地域でも高度な専門的ながん医療を県民に提供できる「がん医療の均てん化」を目指す為に、平成19年に静岡県がん対策推進計画が策定されました。その中でも県は、県民がどこでも適切ながん医療をうける事ができる、「がん医療の均てん化」を図る為に静岡県保健医療計画との整合性を保ちながら国が指定する、医療圏毎のがん拠点病院の整備を推進する事が示されています。
しかし、富士市を含む、2次医療圏域には、富士市立中央病院と富士宮市立病院が県の「静岡県地域がん診療連携推進病院」にされてはいるものの、未だ、がん拠点病院は存在しません。富士医療圏に住む市民にとっては、身近な所にがん拠点病院が整備されていない事は不安であり、もしもの時は医療圏以外の病院に行かなければいけない事もありうる事なので、今後の医療圏に置いてのがんによる死亡者の減少と共に地域医療格差の解消を図る上でも早急にがん拠点病院の整備は求められている事でありますので以下の質問を致します。
1点目として、静岡県がん対策推進計画での対象期間は平成20年から平成24年までの5年間ですが、富士市に置いてのがん拠点病院の取組みはどのようになされているのでしょうか、
2点目として富士医療圏でのがん治療に対しての富士宮市立病院との連携はされているのでしょうか、また、拠点病院が無い中で他の医療圏との連携はあるのでしょうか
の2点をお伺いして、2項目目の少子化が進む中での幼児教育の現状と課題についてに移らせて頂きます。
幼稚園、保育所(以下保育園と言います)は小中学校のように義務教育ではありませんが、ほとんどの幼児が通っています。これまで幼稚園と保育園は、其々独自の普及・発展をしてきましたが、どちらも共通している事は、べビーブームが去った後、少子化が進む中では幼稚園・保育園にとっても園児減は深刻な問題となっていました。しかしながら、近年、就労支援が進む社会環境の変化に伴い、全国的に幼稚園の園児数が減り続けている中においても、保育園の園児数は上昇に転じ、待機児童が出るほど、保育園の園児数が多くなってきています。これは、いわゆる、保育園志向、幼稚園離れが表れ始めた事を示していると言えます。その中で富士市の22年の園児数は、私立幼稚園17園で3238名、市立幼稚園(私立と混同してしまうので以下公立を言います)11園1139名、私立保育園は14園1758名、公立保育園19園1806名、合わせて、幼稚園27園、4377名、保育園33園3564名、合計7941名が学んでいます。就学前の幼児は幼稚園と保育園に2極化していますが、それでも富士市では、幼稚園、特に私立幼稚園に通う園児が半数近く占める割合が多い状況を表しています。
平成17年に文科省の中央教育審議会において、「子供を取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について~子供の最善利益のために幼児教育を考える~」と題する答申がとりまとめられ、「幼児期は、生涯にわたる人間形成の基礎が培われる重要な時期であり、このような幼児期に行われる教育は子供の心身の健やかな成長を促す上で極めて重要な意義を要する」と言う認識に立って小学校就学前のすべての幼児に対する教育の在り方を提唱しています。これは、「家庭、地域社会、幼稚園、保育園等の施設の3者」を視野に入れた事が大きな特徴であり、幼稚園だけでは無く保育園も含め、幅広く幼児に対する教育機能を担う施設を「幼稚園施設」と捉えています。これにより、幼稚園と保育園はその目的や機能に違いはありますが、幼児教育と言う概念と範囲が広げられた事により、幼稚園と保育園は同じ幼児教育を担う施設であると言えるよう成ると共に、幼稚園と保育園は同じ幼児教育機能を担う事も明確化され始めた為に、どちらも地域子育て支援に取り組み

予定変更、正式な日程は・・・

23日より、議会が再開されますが、本日21日に議会運営会議が開催され、一般質問の正式な日程が発表されました。通告受け付けの3番は変わりませんが、23日の再開初日に4人が登壇する事が決まり、1人は午前中で、午後3人、登壇致します。ちなみに今議会のトップバッターは、私の会派の小山会長です。

当初、午後からのスタートだと予定していた為に、私の出番は、午後の3番目、3時位からのスタートであると思い勝手に連絡をしていましたが、1人前倒しで登壇する事が決まったので、予定変更の連絡をしなければなりません。
正式な登壇は、23日午後2番目、午後1時50分位から2時のスタートとなります。
ちなみに初日の4人の質問内容は
6月23日6月議会一般質問順です。
午前11時1番、小山忠之1、高齢者福祉について
            2、児童養護について
午後1時 2番 米山享範1、災害時の動物救護計画と市民救援活動物資の備蓄管理体制
            2、富士市の次世代を担う児童、生徒の健康を守る為に
午後2時 3番 荻田丈仁1、富士医療圏における「がん診療連携拠点病院」の整備
            2、少子化が進む中での幼児教育の現状と課題について
午後3時 4番 岡村義久1、「富士山ひらら」による食文化創造及び行政の支援について
興味のある方は、傍聴して見てください。

がん拠点病院の整備を。

 現在、がんで命を落とす人が34万人を超え、死亡者数の3割以上占め、2人に1人ががんに成る時代でもあります。実際に、家族や親戚、知人を含め、がんに無縁でいられる人の方がむしろ少ないと言える状況であると思っています。

「がんも自殺と共に救える命がいっぱいあるのに、次々と失われているのは政治や行政、社会の対応が遅れているからです」と故・山本孝史参議院議員が自らのがんを告白する事で成立したがん対策基本法が成立してから3年が経ちました。
目指した「がん医療の均てん化」はどの様になっているのでしょうか、果たして、自分の住んでいる所では、十分な納得のいく、治療がなされるのかについて6月議会で質問を致します。

私は、今年の3月27日に県立がんセンターで開催された、「静岡がん会議2009」において、富士宮市立病院木村院長(現在は定年の為、院長ではありません)の講演でも、富士の医療圏に置いて、2次医療圏内に1か所もがん拠点病院が存在しない状況は、富士医療圏の崩壊に通じる事を聞きました。
県内の医療圏に置いて、11のがん拠点病院が存在しますが、富士、富士宮の人口40万人近く住む富士医療圏に置いて整備されていない状況は、富士医療圏の脆弱さを示す事でもあり、医師不足と言う事だけでは済まされない事でもあります。
医療の地域格差の解消を求められているものの、県内に置いても、格差が生じている実態は住んでいる市によってがんの死亡率にも関わってきており、富士市立中央病院はもとより、富士医療圏でしっかり取り組まなければいけない事であると思っています。

父が沼津市立病院に入院(がんではありません、単なる腰の痛みを取る手術で)していたのですが、沼津市立病院は、がん拠点病院でもあります。掲示板には、がんの院内登録、セカンドオピニオン外来、緩和ケア、地域医療連携システム等の説明が張られています。私の住んでいる所からは、沼津市立病院の方が近いのですが、結局は医療圏の違う病院です。
やはり、議員としてもそうですが、自分が住んでいる富士医療圏にある、富士市立中央病院が、がんによる死亡者の減少に繋がる整備として、推進計画の24年までにがん拠点病院となる事が、市民にとって重要な事であると感じています。
6月議会頑張ります。!

能面展とステンドグラス展

6月23日の一般質問登壇の質問原稿の作成、6月25日ラジオ出演の原稿を作ったりして忙しかったのですが、その合間をぬって、ロゼシアター展示室で開催されている、能面展とステンドグラス展を堪能してきました。

昨年も同様に開催されていましたが、隣接して展示をしているので、両方の其々の独特な作品が見る事ができます。どちらの展示品においても、知り合いの方が出展しており、展示されているどの作品も素晴らしいのですが、やはり知っている人の作品には見入ってしまいます。

能面展で、出展している人から聞いたのですが、趣味で作っている作品であっても、1つの制作に半年位掛かり、どの作品に置いても、時間と労力からすると30万円位の価値はあると言っていました。ですから、プロが作った面に舞台で使われる面に成ると1つ300万円位で取引されるそうです。非常に高価なものだと言う事が分かりますが、能面は美術品ではなく、舞台で使われるものですがから、やはり、使われて初めて価値が出るのかもしれません。
(明るく美しい光の世界へ!講師の矢部さんの作品は流石です)

一方、ステンドグラス展に関しては、第2回目で、昨年からトンボの会さんの主催で開催されています。こちらは、もう入り口から素晴らしい色鮮やかな光の輝きが見る人を呼び込みます。50点の作品が飾れているのですが、1つ1つの光に魅了され、ステンドの美しさに見惚れてしまいました。
(様々な種類のステンドグラスの作品が展示されています)

どちらの展示も、見れば見るほど奥が深いものであり、このような作品を作る人は創造性豊かで感性の高い方々である事が良く分かります。時間に余裕が無く生活している私にとって、もし時間が出来たら、ぜひこのような事にも挑戦したいと思いますが、今の状態では、難しく、今は、見て楽しむ事で我慢します。
でも、見る事により、あくせくした中で少しだけ、一服の清涼剤のような、心がなごむ時間をもらえた様な気がしました。
6月20日の日曜日まで開催していますので、良かったら見に行ってください。

「過払い金バブル」の後は、「残業代請求」。

ちょっと前までは、あんなにサラ金の看板を見かけたのですが、大分少なくなったようです。
明らかにサラ金が一時のような勢いが無くなっています。また、この6月から改正賃金法が施行され益々サラ金の市場は縮小される気配であると思いますが、逆に闇金融が余計はびこる構図にならなければいいのですが・・・

それに絡んで、ちょっと興味深い話と言うか、企業が不安になる話なんですが、労務セミナーで「今後想定される労使トラブルとは〜」において、
(過払い金も残業代も同じよううなルーチンワークで請求できる事を説明する井上労務士)

ここ何年かの間に「利息制限法の改正」や「過払金返還」「グレーゾーン金利」等が、ニュース・マスコミに取り上げられ、一般の方々にも「債務整理」「過払金返還」が知れることとなりました。弁護士さんにとっても、法外な利息に対しての過払いに対しての変換の手続きが簡単に出来、戻し率の20%が収入に成るおいしい仕事になっており、「過払い金バブル」と言われるほど弁護士さんの収入源でもあったようです。サラ金の縮小に伴い、また、弁護士さんの仕事も激減している状況に成り、その「過払い金バブル」の後の弁護士さんのおいしい仕事として、考えられているのは、過払い金請求に類似している企業に置いて労使トラブルとして多い、残業代の請求がある事が説明されました。国で長時間労働を無くす為に残業代が大幅に上がっており、サービス残業等に対しても請求があれば払わなければいけない事に対しての、残業代の請求を弁護士さんがやってくれると言う事です。多くの未払いの残業代に対して、企業に置いて突然、弁護士さんからの内容証明が届く可能性が出てきています。まだ、一般的にはなっていませんが、今後、メディアやインターネットを通じ、宣伝され、今までの残業代の請求がされると言う事でした。企業の自衛策としては、ダラダラ残業をさせないとか固定残業代を導入するとかありましたが、結局はしっかりとした労務管理をしろと言う事でした。しかしながら、残業代の請求まで弁護士がやる時代とは、使う側と使われる側の信用という労使の関係は一体どうなって行くのでしょうか?
企業は人によって成り立っていると言っても過言ではありません。
労務管理がしっかりできていない中小零細企業は残業代請求により倒産なんていう事に成りかねない事は本当に不安になります。

労務士さんからは、冗談のように「企業の敵は弁護士である??」と締めくくっていました。
弁護士さんが携わる事によって、サラ金看板の無くなってきた後、企業の看板も少なくなっていくのかもしれません。

受付は3番目、質問内容は・・・

16日の正午を持って一般質問の通告が締め切られました。6月議会での一般質問は22名。
私は今回、議会中の土曜、日曜は用が出来た為に、その2日間は、質問準備ができないのでその前に登壇をしなければと思っていました。

その為なるべく早い順番が欲しかった為に、15日の通告受け付けと同時に会派の先輩と3人で通告してきました。
3人まとめて事務局へ通告しましたが、受け付けはそのまま、1番、2番、3番となり、私の通告番号は3番となりました。議運が開催されなければ分かりませんが、多分議会再開後の23日議案終了後の午後からの一般質問が始まるとすると、23日午後からの3番目、午後3時位からの登壇が予想されます。早くやりたかった事は、予定通りと言えば予定通りですが、もう少し後でも良かったような気がします。(もう少し遅ければそれだけ準備もできますので・・・)でも、決まった以上はそれに向けて自分なりに取り組みます。
今回の質問は2項目、
1、 富士医療圏における「がん拠点病院」の整備について
富士医療圏が脆弱である事を示す事として、国で2次医療圏内にがん拠点病院を1か所なければいけないにも拘らず富士医療圏には1つも無い状態は、医療圏に住む市民はがん医療が十分な治療を受けられないので、早急に富士市立中央病院にがん拠点病院の指定を受ける整備を求める。
2、 少子化が進む中での幼児教育の現状と課題について
日本一子育てしやすい環境整備を進める富士市においての幼児教育機関である幼稚園、保育所では、保育所の待機児童問題もあるが、少子化が進む中では幼稚園の園児不足は深刻な問題であり、特に私立幼稚園運営が厳しい状況は良好な教育環境に影響をおよぼす事が考えられる。幼児教育の充実と維持を図る上での市としての考え方を問う。

医療格差の解消、幼児教育の充実どちらも大切な問題であると思っています。
今回は提出も早かった為に、すでに当局とのヒアリングも終了しており、いつになく早い展開です。

6月議会開催、頑張った日本!

6月議会が本日15日より開催されます。会期は15日から30日までの16日間。議案は、報告案3件、修正予算案2件、条例案9件、契約案3件、単項案7件、人事案1件の合わせて25件。一般質問の通告締め切りは16日の正午です。

6月議会でも一般質問はするつもりですが、議会中の土、日で出かけなければならない用事が出来た為に、その前に登壇できるよう今回はなるべく早く発言通告をするつもりです。何とか初日に提出できるよう深夜まで発言通告の作成をしているのですが、気に成るのは、南アフリカで開催されているサッカーワールドカップの日本対カメルーン戦です。やらなければいけない事があるのにも拘らず、ついテレビを見てしまいます。前半35分に本多が得点し、その後も攻めるサッカーをした良い試合でした(後半はかなりヒヤッとした場面はありましたが・・・)。結果は薄氷の1−0で日本が勝利。でも、ホント頑張りました。良くやった、日本!日本は4大会で初めて初戦で勝ち点3を取ると言う快挙を成し遂げた事は、評価できる素晴らしい試合でした。
議会が始まるので発言通告を作成した後なるべく早く寝ようと思っていたのですが、ついつい最後まで見入ってしまいました。試合が終わった後にやり残した発言通告の仕上げをと思ったのですが、興奮のあまりそれどころではありません。後は初日議会終了後に手直しして出す事に変えました。
最初は、がんばれ日本でしたが、頑張った日本になりました。次は19日に試合です。期待しています。
日本の勝利はテンションが上がり私にとってもいい弾みに成りました。私も本日よりの6月議会がんばります。

週末は家に着くとバタンキュー。

土曜、日曜の週末2日間は、体も使いながらの、超ハードなスケジュールを過ごしましたが、ちょっとと言うかかなり疲れました。その上、体の節々が痛く、議会がもうすぐ始まるのに心配です。

(富士川河川敷は、ソフトの他にも野球、サッカー等が行われ駐車場も一杯です)

土曜は、職員ソフトボール大会が富士川河川敷で開催されたので、議員チームで参加しました。当然、普段、練習等した事も無い状態で、付け焼刃でキャッチボールやノックをしましたが、練習の甲斐なく、12対2で敗退。
その後、車の中で着がえて、元医師会長の清水氏の葬儀に参列。

帰る途中、富士岡の山の方から黒い煙が出ているので、現場へ行こうとしたのですが、車が渋滞して現場まで行けず、商業高校の野球グランドの上の方から、火事の確認。廃車部品のタイヤが燃えたようです。

夕方からは、21台の山車とものすごい人が出ている吉原の祇園祭に。
家に着くとすぐに、バタンキューで就寝。

日曜、朝早くから、須津川渓谷での恒例の、桜ともみじの下草刈りをしました。
(町内会長を始め各役員さん)

1時間もカマで草を刈ると汗でびっしょりです。腰を曲げての姿勢は、かなりの重労働でもありますが、多くの人の参加でかなりきれいになりました。
家に一旦帰り、午後一番の新幹線に乗り込み、青年の船「とうかい号」のお迎えに名古屋港に行きました。

3時半からの寄港式には何とか間に合い、富士から乗船した、私の娘や姪、市職員の村上君達を迎え入れる事ができました。素晴らしい笑顔で戻ってきましたが、この経験をただ楽しかったで終わらせる事無く、得た事を何かで還元する事を期待しています。とにかく無事おかえりなさい!
名古屋港からは、バスで一路富士へ帰りましたが、解散場所の商工会議所には9時過ぎの到着でした。気が付いたら足腰が重く、体が痛いです。
どうやら、この2日間、体を使った行動は、無理があったようです。
でも、無事色々な事が終わりました。
忙しかったです。
日曜も土曜と同様に家に着くとバタンキューです。

ラジオ出演での話は・・・・

リーマンショック後の急激な景気後退は、新卒者にとって深刻な就職難をもたらしています。県内の有効求人倍率は0,4倍台で推移し、15月間連続で全国平均を下回っていますが、富士市においての求人倍率はそれより低い0.3倍台です。

先日もハローワークで来年3月の新規学卒者の説明会が開催されており、今年の新卒者の就職内定率が、中学、62,2%高校、97,6%であった事が説明されました。そのような中で昨年より、いくらかではありますが回復の兆しはあると言う事も話されていましたが、厳しい状況はかわりません。
現在、大学への進学率が50%を超える時代になっており富士市のおいても多くの方が大学へ進学していると思いますが、富士市での大学生の就職の受け入れる会社はどの様になっているのか気に成ることでもあります。

私の娘も就職活動をしていますが、東京の大学に通っている為に、市内の就職状況や情報は分かりにくく、大学においては富士市の企業求人は無いそうです。商工会議所等で開催されている説明会に行ったようですが思うような会社は少ないとし、その上、男女雇用均等法により、男女の採用の明記はされてはいませんが、実際、説明を聞くと女性の採用は無い会社が多いようです。富士市では特に大卒の女性の働く所がないと訴えていました。
私の学生の頃も、富士市への就職先と言えば真っ先に「市役所か銀行」であったような気がします。でも、みんなが「市役所と銀行」で働ける訳ではありません。仕事を選ばなければ就職はできるのかもしれませんが、大学へ進学しても多くの方が、富士市で働きたくても働けない現状は、富士市へ帰りたくても帰れないと言う事であり、経済が後退している時にその問題をどのように解決したらいいのか難しい問題でもあります。
(各種団体の会長と佐野アナウンサーと)

6月25日にラジオエフの「市議会議員と語ろうふじまちとーく」において、「もっと元気で住みやすいまち」と言うテーマで出演するのですが、最初に地域での住みやすいまちについて語った後、ゲストに青年経済人である、商工会議所青年部会長、岳南法人会青年部会長、富士青年会議所理事長を予定していますので、ゲストを交えて特に、まちの元気と言う点において、経済の活性化や雇用について話が出来ればと思っています。
ちなみに、商工会議所と市の主催でふじさんめっせにおいて、市内を中心とした26社による企業ガイダンスが開催されます。娘も参加してみると言っていました。

幼稚園巡り

会派では市内の特養施設や養護施設の福祉施設の視察をしていましたが、個人的には未来の宝である子供について施策は非常に大切なことであると思い、幼稚園巡りをしています。

(藤田幼稚園)   (富士中央幼稚園)

今月になり、時間が空くと幼稚園に出かけ色々な話を聞いていますが、すでに、須津幼稚園、鷹岡幼稚園、今泉幼稚園、藤田幼稚園、富士中央幼稚園と5つの幼稚園に行ってきました。其々の園長先生は幼児教育に対して熱い思いがあり、大変勉強になります。また、施設も議会でも取り上げられていた校庭の芝生化が鷹岡幼稚園で取り入れているので見させてもらいました。
就学前の幼児は、大人への人格形成をしていく上で幼児教育の大切さは認識していますが、少子化や社会環境の変化は良好な教育環境の整備や維持が難しくなってきているようです。
(鷹岡幼稚園の校庭芝生化)

また、幼稚園は文科省、保育所は厚労省と対応が分かれており、一元化が進められようとしていますが、中々進展していきません。しかしながら、幼稚園でも環境変化に対応すべく長時間の預かり保育も取り入れられおり、その意味では幼稚園と保育園は機能的にも接近してきました。そのような中では、富士市では対応窓口の1本化として子供保育課で幼稚園と保育園の事を対応してくれるようになっています。
園長先生からは窓口が子供保育になり、今までより色々な面で対応が良くなったと評価をしていました。
今後、少子化が進む中では今ある幼稚園、保育園の施設を維持していく上では、教育という公共性の面から考えると、どの施設においてもしっかりした良好な教育が維持して行く為には行政の支援の拡充は必要な事であると思っています。6月議会でできたら幼児教育についても視察した事を活かせるよう取り組みたいので資料を整理しています。
通告締め切りは6月16日、時間はあるようで無いので、間に合わるせるよう頑張っています。

コンビニでの行政サービス行方は。

 住民票や印鑑証明が必要な時に、忙しくて、市役所やまちづくりセンターが開いている時間にいけない人はいると思います。どんな時間でも対応してくれたらと思っても、行政施設では深夜まで長時間開けていたり、日曜祭日も庁舎を開くにはお金が掛かりすぎます。誰でも知っている、いつでも開いてるコンビニで受け取れたいいなと思っている人はいると思います。

そんな思いが多い中で、今年の2月より、コンビニエンスストア最大手ののセブンイレブンで住民票や印鑑証明が夜間でも休日でも交付できるサービスが3つの自治体(渋谷区、三鷹市、市川市)で始まり、4月より相馬市も加わって4つの自治体でコンビニ交付が可能となりました。この4つの自治体に住む方々は全国どこのセブンイレブンでもマルチコピー機を利用して、住民票と印鑑証明を受け取る事が出来ます。今後、参加自治体が順次増えていく事が予想され、より多くの地域の方々に利便性の高い行政サービスの提供が可能となります。これからも、コンビニを利用しての行政サービスは全国的に着実に進んでいく事だと思っています。
私も、年中無休、24時間営業のコンビニと行政の連携は将来的には必ず広まる事を予想し、富士市においても市民サービスの利便性向上と行政コスト削減を進める上で、昨年の11月議会で「社会インフラの役割を担うコンビニエンスストアとの連携について」質問をいたしました。
時代や環境がものすごい変化をしている中では、情報サービス、地産地消の推進、防犯、災害時での拠点等市民サービスを進める上では、すでに連携を始めている自治体の事を聞いても社会インフラとしての役割を担っているコンビニと行政の連携は必要不可欠な事であると信じています。

富士市においても、真剣にコンビニと協議した上で、連携は進めて頂きたいものです。

ラジオ出演打ち合わせ

ラジオエフで6月25日放送「ふじまちとーく」の打ち合わせをしました。話がまとまるのか不安です。

療護施設「くぬぎの里」視察

6月15日より、6月議会が開催されますが、議会開催前であっても私の会派では定期的に市内の施設視察を行っています。

今回は市内養護施設6箇所を2班に分けて、3箇所づつ視察をしましたが、私の班は、比奈にある障害者就労施設「ひめな」大淵の児童養護施設「岩倉学園」大淵の身体障害者療護施設「くぬぎの里」でした。
一緒に行った同僚議員のK氏から、「ひめなの事を書くから」と言われていましたので、ひめなは後回しにして、私は、まず「くぬぎの里」について報告します。

大淵にある、くぬぎの里は身体障害者福祉法に基づいて平成7年に設立された重度の身体障害者の援助と保護及び生活の安定をモットーとした施設です。また、利用者各自にみあった運動訓練等による生活能力の回復や機能低下の予防を図る事はもとより各種クラブリクレーション等を通じて楽しく明るい充実した生活の場として利用されています。

(オール2人部屋) (2,5mと広い廊下) (トイレ、出入り口すべてバリアフリー)

指定身体障害者療護施設「くぬぎの里」定員50名が主な施設ですが、その他にも、指定身体者障害者短期入所事業「ショートステイくぬぎの里」定員4名、指定身体障害者デイサービス事業「デイサービスセンターくぬぎの里」定員15名、身体障害者生活支援センター「くぬぎの里」があります。
施設利用者は、年間18,197人年間利用率は99,7%と非常に高い利用がされています。
くぬぎの里の入居者状況としては、
富士市19名、沼津市14名、富士宮市5名、御殿場市3名、伊豆の国2名伊豆市2名その他地域を合わせて50名。男性31名、女性19名平均年齢は、58,3歳
介護度3から6までおり、障害等級も1級から3級まで障害名も機能障害、脳性麻痺、脳血管、リウマチ・パーキンソン、脊髄障害と様々です。
平均入居年数はおおよそ10年、待機人数25〜30名、職員数は看護師3名を含む44名
この施設の運営の難しさでは、入居者の年齢の幅、障害のレベルに差があり、対応が其々に違っており、身の上相談までしなければならないなど経験の無い職員では対応しきれない事もしばしばあるとの事でした。施設長も、今までにも浮気での立会やサラ金と交渉等仕事以外の対応もしている事には驚きました。
(居酒屋施設)  (アニマルセラピードッグ) (娯楽及び機能回復用スロット)

  

また、問題点として、政権が代わり、障害者自立支援法が廃案に成り、新しい制度に成った時、どの様な流れに成るのか不安であり、早めの情報が欲しいとの要望がありました。
今まで健康な状態で会った人が、突然の事故等にあい、重度の障害を持ち、回復が見込まれない状況に成ってしまい、病院にはいられなくなった時、当然家族で面倒を見るに越した事はありませんが、家族での負担を考えると対応しきれない中では、障害を持った人にとっても、障害者を持った家族にも必要な施設ではあると感じました。(複雑な思いはありますが、考えさせられました)
今回、3箇所の施設を視察したのですが、其々に違った目的の施設であり、大変に勉強に成りました。その他の施設はまたの機会に報告します

サイバーテロの影響??ご安心ください。

私のブログを管理しているサーバへのサイバーテロがあった為に、8日間ブログを休止したのですが、ブログがおかしくなった後、修復するまでの間、閲覧した人からパソコンが調子悪くなったと言う状況があったようです。すでに修復していますが、その影響からか閲覧数が激減してしまいました。

もし、今回の件において、ブログを閲覧しパソコンの調子を悪くされた方には改めてお詫び申し上げます。
ちまたでは、「荻田のブログを見るとウイルスに侵される」と言う話も出ているようで、実際に、「もうお気に入りから削除したよ」と言う事も聞かされました。すでに、ウイルスが感染しない様処置は取られていますのでご安心ください。
そのような話がでたら、「もう大丈夫」である事を伝えて頂ければありがたいです。
しかし、思わぬ事が起きて、せっかく見てくれる人増え始めたのに、サイバーテロの影響で閲覧する人に警戒されるようになってしまったようです。

宮崎牛の問題もそうですが、何かが起きて噂が広がると信用回復までは、時間が掛かるのかもしれません。
また、しばらく、地道な努力をしていくしかないと思っています。

かわいい子には旅をさせよ

 

昔から、子供を甘やかして育てず、手元から放して、辛いことや大変な事等色々な経験や体験をさせ成長させていく諺に「かわいい子には旅をさせよ」と言いますが、色々な経験を積むと言う観点から、私の娘も、5日より13日まで、研修船「とうかい号青年の船」に乗船し名古屋から硫黄島、サイパンに向けて旅たちました。

名古屋港から出航する為に、富士市から乗船する仲間とともに出発したのですが、私は、地域での運動会出席で名古屋までは行く事は出来ない為に、商工会議所からのバスを見送りさせて頂きました。
とうかい号青年の船は、すでに37回の歴史がありますが、東海4県の30歳までの成年男女が乗船し、船での研修は下より、寄港先の外国において民間外交の役割も担ってきます。私もかつてこの事業で北京や台湾に行きましたが、パトカーが先導で各訪問先へ案内され、政府の要人も出迎えてくれる事には驚かされました。その青年の船に、娘は大学4年生に成り、本来なら就職活動中でもあるにも拘らず就職もまだ決まらないのにどうしても乗りたいと行ってしまいました。大丈夫なのと親の心配を他所に、本人は呑気な物です。しかしながら、人生の中で時間と言う余裕はいつでもある訳ではありません。やはり行ける時、経験できるチャンスがある時に出来る事はすべきであると常々思っている私にとっては、娘自らがやりたい事には止め立ててできません。例え就職が無かろうとそれはそれで本人の責任でもあると思っています。
今回の青年の船には、富士市から6名その中には市の職員の村上さんが乗船していましたので、見送りの際に、富士市での事業として、中学生から成人までを対象にした青少年の船を毎年行っていますので、この経験を通して、ぜひ事業に役立てるようお願いしてきました。

私の娘もせっかく貴重な時間を使っていく訳ですから、それなりに何かを得てきてもらいたいと思っています。
「かわいい子には旅をさせよ」は人生においての色々な経験が、人生を豊かにし、幸せは与えられるものでは無く、幸せを手に入れる近道を身につける為の術を勉強をさせる事だと思っています。

娘を含む富士市から乗船した方々は、多くの思い出を詰め込んで無事帰ってくる事願っています。

*船の出港の写真はメールで送ってもらったものを添付しました。

県議と意見交換会

富士市選出の県会議員と市議会側から4つの常任委員会の委員長及び正副議長との意見交換会が2日の午後市役所で開かれました。市会議員と県会議員は議員同士とはいえ、所属する政党の絡みもあり、県会議員の皆様とは、イベントや葬儀等の際にはお会いする事はあっても、県政の細かい情報や具体的な意見を聞く事はほとんどありません。個々においての繋がりはある場合は、個人的に情報交換や要望はしてはいるとは思いますが・・・

そのような中では、前議長の時から県に関わる部分も多くある状況ではもっと県議と連携は必要であるとし、年に一度意見交換をする場が設けられました。私もせっかくの機会にオブザーバーとして出席しました。

各常任委員会では継続的な問題や課題として、1、富士山こどもの国未整備部分について2、大学医学部または医科大学の誘致について3、田子の浦港整備関連の財政措置と地元負担金について4、本市場大淵線の整備促進についての意見交換がなされました。
富士山こどもの国の未整備部分については、残り100ヘクタールで当初計画で行くと200億と言う整備は、引き続き努力はするが、現状財政状況が厳しい中ではこれ以上の整備は期待できないと言う事に対して、市としては、整備が無理なら、市へ変換も考えなければいけないとの意見もでました。意見としては、指定管理者により利用状況は上向いており入園料の10%が県に入るようになっているので、今の30万人の入場が50万人位に伸びれば整備の可能性は十分あるとしていました。私は、2年前に県で取り組んでいる桜で彩る富士山名所づくりで、県と市と連携し、富士山こどもの国未整備部分へ、1万本以上の桜を植え、桜の名所としての位置付け要望しましたが、その後どの様な検討をなされているのか一度確認に行こうと思っています。
また富士市への医学部及び医大の誘致に関しては、医師不足解消の手段として実現してほしい事柄です。その件については、市長は、必要性は十分認識しており、現状では、財政的、人口的規模からの医大誘致は難しい為に、今後、広域合併を進めると言う事を以前から言っています。東部への医大誘致が囁かれる中で、川勝知事のマスコミで発表は議会軽視であるとしていましたが、市民として実際、沼津、三島では無く何としても富士市への誘致を図りたいとする動きの中で、町内連合町会からの署名活動も始まり、私の地域の回覧板でも回ってきていましたので、私も署名はしました。しかし、実際誘致をする上で、他の地域と同様に県知事が言う、医大設置用地として、駅から近く、10ヘクタール以上の土地と言う具体的な候補場所が無いと実現性は薄い事かもしれません。でも、地域医療崩壊の危機への市民意識の向上を図る上でも署名活動は重要な事であると思っています。
田子の浦の整備については、浚渫の捨て場所が大きな問題であり、海の中へ入る前の浚渫も進めなければいけない事でもあるとしていました。最後の本市場大淵線の用地交渉の遅れもありますが早急な開通をすすめるとしていました。
新々富士川橋や観光施策の取組みについても課題も多い為に、年に一度と言わず、定期的な意見交換をしていく方向で締めくくられました。
市民からすれば、河川や道路にしても県だからとか管轄が違うからと言われる事に対して、県議であろうと市議であろうと誰であろうと良くして貰いたいと言う事が大前提にあります。
私達、議員もしっかりとした連携をした上で、よりよい富士市にしていく事が重要だ感じています。