週末を利用して金沢の尾山神社へ厄除けに行ってました。
金沢には2年くらい前に行政視察をしており、その時には金沢市のコンベンション誘致についての勉強でしたので、市内観光はしていませんでした。
今回、個人的な旅行でもあったので、厄除けを済ませた後、前回金沢に行った時に見学できなかった、近江町市場やお寺の多いまちで特に気になっていた、妙立寺、人呼んで忍者寺へ、行ってきました。(その他にも醤油工場や金細工、港も見てきました)
妙立寺は金沢の繁華街にある片町のホテルから歩いて10分位で行けるのですが、予約をしなければ入れないと聞いていたので、朝一番に事前に予約を入れました。朝起きてすぐの予約でしたので、一番早い予約なのかと思っていましたら、多くの方が予約をしているようで、すでに説明を待つ人達が境内に多くいいました。(若い人が多いです。それも女性が・・)妙立寺は、加賀三代藩主、前田利常公が寛永20年に金沢城近くから移築建立した日蓮宗の寺です。外観は2階建てですが、内部は四階建て七層にもなっています。金沢城への逃げ道といわれる大井戸など、出城としての要素を数多く秘めています。この忍者寺は、普通のお寺として建立したのではなく、幕府からの公儀隠秘や外敵の目をあざむくために装備されたもので、堂内のあちこちは仕掛けも散在し、迷路のようになっています。それが、忍者寺といわれる由縁となっている、他に類のない建物です。複雑な構造の中に部屋が23室、階段が29カ所、物見台・望楼、風流な太鼓橋、伝説の井戸、仕掛け賽銭箱、落とし穴階段、本堂裏隠し階段などがあります。係の女性が説明をしながら案内をしてくれたのですが、迷路のような建物は迷子になってしまいます。一度は見てみる必見のお寺です。
忍者寺の後、近江町市場で昼食を取りに行きました。さすが日本の三大市場と言われるだけ、豊富な海鮮を始めとする生鮮食品が元気な声で売られておりました。活気があります。つい、威勢のいい声につられて、余計なものまで買ってしまいますが、交渉をすると値引きもしてくれ、一般の所で買うよりも安いようでした。アメ横のようで、店頭に並んでいる、「タラバカニ7500円、ハマグリ1200円のどくろ1500円更にカニ3杯つけて、もってけ全部で5000円でいいや」とういう様なやり取りです。面白いです。
食事は市場にあるお店で海鮮丼を頼みましたが、値段も味も満足できるものでした。
議会もある為に、駆け足で金沢に行ってきたのですが、お腹も一杯になる楽しい旅行でもありました。