明日から新年度

 
 年度末最後の31日、花束を持って庁舎からでてくる本日をもって退職なされる職員の方と何人かとすれ違いました。

 会った方々には、頭を下げながら今までの職務に専念されてきた功績に対し、敬意を込めて「お疲れ様でした」と言わせていただきました。
 年度末と言う事で、何となく慌ただしい雰囲気があり、2階の市民課は大変込んでいます。
 明日から4月ですが、庁舎の人事異動により、人の移動もありますし、明日からゴミの出し方が変わるのでご注意ください。

 富士市では、4月1日より、家庭ごみの指定袋制度が導入され「富士市指定」と印刷されたゴミ袋をスーパーやホームセンターなどで購入し袋へ氏名を記入しなければなりません。また、プラスチック製容器包装の分別収集が新たに開始され資源物の分別適成果が図られます。
 制度の導入によって、分別マナーとゴミ減量化意識の浸透を図り、効率的な収集体制を確立することを目的とします。新しく始まる事は、何でも最初は戸惑いもありますが、すでに、旧富士川町では分別収集はやっており、ゴミ減量に効果がある事が認められています。
 ゴミの減量には全市的な取り組みをしていかなければならない中では、早く慣れていかなければなりません。
 明日から新年度、色々な事が変わりスタートをいたしますので新たな気持ちで頑張りましょう。
 

子育て支援


 ロゼシアターで「子育て支援フォーラムイン富士」が開かれ、小渕優子内閣特命少子化担当大臣が講演を行いました。私は、残念な事に同じ時間に、一番東の地域である浮島地区で浮島放課後児童クラブの開所式が行われた為に、子育て支援フォーラムは欠席しようと思っていました。

しかしながら、30分位でセレモニーは終わったので、少しだけでも思い、子育て支援フォーラムへ行ったのですが、幸運な事に、偶然にも小渕大臣とお会いする事ができました。(ちょっと感激してしまいました。)

 小渕大臣は妊娠中であり、しきりにスーツのボタンが弾けないか気にしていましたが、背も高く素敵な女性であり、子育てに対しては、自分自身が身をもって実践している中では、少子化大臣としては適任であると思っています。
子育て支援と言う観点からは、親が仕事をしながら子供を育てるという学童保育は重要で、その設置運営には各自治体においても、積極的にとりくんでいます。
 そのような意味では富士市は、本年度より、浮島に放課後児童クラブが出来る事によって、富士地区27の通学区に児童クラブが配備された事になる訳ですが、これについては、全地区に放課後児童クラブがあるのは珍しく、県内でも先進的な市でもあります。
 4月からの浮島放課後児童クラブへの入所者は12名からのスタートとなりますが、今まで、仕事をしたくても、子供の事を考えると仕事ができなかった特に母親にとっては、安心して預ける施設ができた事は、更なる就労支援にも繋がり、利用の増加が考えられます。浮島地区においては、少子化進む中で、東小学校の児童数の減少が懸念されており、5年後には全校80名と言う人数になる事が予想されています。しかしながら、今まで、この施設がない為に引っ越しをしてしまった家庭もありましたので、放課後児童クラブができ、子育てしやすい環境整備がされた事は、流失への歯止めともなり、地域にとっても大変喜ばしいことでもあります。
 放課後児童クラブについては、2月議会でも取り上げましたが、富士市の場合、公設民営であるので、運営に関しては、地域主体で立ち上げ、運営していかなければならなく、多くの問題もあります。「仏作って魂いれず」ではありませんが、入れ物だけではなく、本当の意味での預ける方も、預かる方も安心安全な施設としていかなければならないと思っています。
(福祉部長も開所式に駆けつけました)

 本年より富士市独自のガイドラインも整備されてきていますので、施設ができ、これから運営がなされていく上では、更に、行政支援がしっかり整えて頂けるよう応援していくつもりでいます。
 小渕大臣には、子育てする世代に希望を持たせる施策を進めながらも、健康なお子様を出産なされる事を心から期待しています。

春うららなので

 年度末であり、何かと忙しいのですが、出かけて行くと、色々な風景に出会う事ができます。
春うららなので、あちらこちらで写真を撮るのですが、載せる機会がなくて・・ ・・・・

 静岡の駿府城付近では桜がお堀に咲き始め、風情があります。

また、日曜には、静岡市議会選挙が行われる為に、市内では選挙カーが候補者の名前を連呼し、賑やかでした。
 
 政令市になってからの2度目の選挙だとは思いますが、2年後に選挙を控える身としては、選挙ポスターも気になります。石川県知事は選挙には出ないようですが、誰が次はなるのか気になるところです、ちなみに、千葉県知事には森田健作氏が当選致しました。やっぱり知名度のある方にはかなわないのが選挙なのかなと思ってしまいます。

28日 広見公園では恒例の桜まつりが開催されており、私の妻もガールスカウトの仲間達とお店を出しているので、激励を兼ねて顔を出しました。国会議員の先生も、挨拶回りで忙しそうにしていました。

 
 今年は、桜の開花が早いと言われていましたが、ここのところ寒くなってきたのか、まだ、桜が咲き乱れてはいない感じで、来週以降が桜の見ごろになるのかと感じました。

 28日、神谷の白蛇を祭っているお不動産に顔を出しましたが、今年も、白蛇を岩の中に見る事はできませんでした。
土日祝は、この土曜よりETCを利用すると高速道路が1000円と言う施策が始められているので、東名高速道路は込んでいるのか確認をしたのですが、あまり込んでいるような感じはありませんでした。

 
日曜に気がついたのですが 私の住む地域に以前あった、スーパー銭湯ふじの湯が、残念な事に新たに経営を再開することなく、ついに解体工事が入ってしまい、スーパー銭湯ふじの湯の復活は、夢と消えてしまいました。

小渕大臣と

子育て支援フォーラム富士での講演会会場にて、身長は168センチ、ヒールを履いているので大きく見えます。

天皇御即位20年と私の名前

 気になる事なんですが、私の名前は、丈仁(たけひと)と書きます。
紹介される時や初めての方には、名前をちゃんと読んでくれない事がよくあります。

 ふみひと・ぶんじん・じょうじん等と読まれ、その都度またかと思いながら、「たけひとです」と言い直していますが、議員になった今も良くあります。
 名前を説明するときには、「天皇家ゆかりの仁が入っている名前であり、高貴な名前です」ともっともらしい話をすると、皆さん「道理で皇室系の顔立ちをしている」と良く分からない返答が返ってきます。
天皇家とは縁もゆかりも多分ない訳ですが、ただ、私の叔父さんは、すでに亡くなってしまいましたが、富士市においては、珍しい、学習院時代の天皇陛下とご学友でもあり、かって、富士市に天皇が来られた時も、お会いしています。
 私は、直接は関係無いのですが縁あって、27日静岡で、神社庁が中心となって開かれた「天皇陛下御即位20年奉祝式典」に参加してきました。2000人以上の関係者が集まった式典でしたが、昭和から平成になり、当初は違和感があったもののすっかり馴染んでしまい、20年経った時間の早さを改めて感じました。皇室においては、問題もあると思われますが、、天皇皇后には、健康に留意され、1日も長く在位して頂きたいと思っています。

 本年、天皇陛下は、今年、1月7日に即位20年、4月10日には皇后さまとの成婚50年という節目の年でもあります。 また、政府主催の即位20年記念式典が11月12日に予定されているそうです。
 高貴な丈仁(たけひと)と名前が付いている以上、勝手に私も、名前に恥じないように、しっかりとしたたち振る舞いに気を付けなければと天皇御即位20年に際して改めて思っています。
 でも、丈仁(たけひと)と言う名前間違わないで覚えてくださいね。

PFI事業「高尾の森わくわくビレッジ」

PFIと言う言葉をしっていますか?
PFIとは、民間資金主導型の公共施設整備手法で、民間の資金とノウハウを活用して効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図る仕組みを言います。

「高尾の森わくわくビレッジ」は、東京都との契約に基づくPFI事業として京王グループと東京YMCAグループと協力して総力を挙げて取り組んでいる社会教育事業を実施している宿泊施設です。
(交通手段は西東京バス)(高校を利用した宿泊施設)(わくわくマップ)

その「高尾の森わくわくビレッジ」整備事業は東京都教育委員会が青年の家に代わり、青少年の社会教育活動と都民の生涯学習を支援する為の新たな青少年社会教育施設を整備するもので、整備運営等はPFI手法により行っています。「高尾の森わくわくビレッジ」は、新宿からJR中央線快速で約44分、高尾駅から多摩バスで約14分と比較的交通の利便性はき良く気軽に行け、また、都立八王子高陵高等学校(2004年3月閉校)跡地をそのまま、その建物と環境を有効に活用し、体育館やキャンプサイト等も備え、多摩地域の自然環境を活かした様々な野外、自然体験活動の「機会」と「場」を提供する施設です。
*青年の家とは、主として青少年グループが宿泊を共にしながら、自分達の計画した学習活動や文化活動・リクレーション活動を行う為の社会教育施設です。
(宮崎館長の説明)(職員室も会議室になっていました)(中庭はレストランとして使われてます)

今回、視察をさせてもらったのですが、宮崎純館長が対応してくれ、詳細に、概要説明及び施設案内をしてくれました。
春休みと言う事もあり、多くの人が利用しているようで、特に高校生、大学生で賑わっていました。年間、24000人の利用で採算が合うように計算されていますが、現在、34000人の利用があり、利益はでているのですが、その利益に関しても、施設充実の方に振り当てており、より快適な施設となるよう資金が回されています。この施設においての京王グループの経営は、利益より社会貢献としての取り組みに重きを置いているようでした。
 富士市においては、まだ、PFIに基ずいた公共施設はありませんが、今後やはり、財政状況を考えていく中では、民間の資金と経営ノウハウを活用した施設も導入する必要性は十分にあると感じられます。富士ハイツも23年に取り壊しがされるようですが、あの地域には、スポーツ施設があるので宿泊施設は必要であり、今後、新たに施設建設を進める考えがあるならば、PFIを用いた施設建設も視野に入れるべきであると思われます。

ニューシャトルへ乗車

 富士市が取り組んでいる公共交通施策の一助になればと言う事で、埼玉の大宮に行き、新交通システムの一つである「ニューシャトル」を見て乗ってきました。

 新交通システムとは従来の鉄道とは異なった方式による軌条式輸送システムで、モノレール・LRT・ガイドウエイバス・案内軌条式鉄道・磁気浮上式鉄道・スカイレール・DMV等を指す事もありますが、その中でも特に案内軌条式鉄道(AGT)による中量輸送システムを新交通システムと呼称する事が一般的とされています。
(線路ではなくて道です)  (ゴムタイヤで走ります)(道路が下にあり車が走っています)

 これは、走行にはバス同様のゴムタイヤを使い、騒音や振動等が少なく、地形の厳しい場所でも建設可能とされ、主に都市近郊で建設されています。実際電車の下に道路が走っており、モノレールのような感じで上からの景色も楽しめます。
 今回の視察において、大宮駅より鉄道博物館まで乗った埼玉新都市交通は、大宮と伊奈町を結ぶ案内軌条電車「ニューシャトル」を運営する鉄道で、元々は東北新幹線建設の際に、地元への見返りとして建設された経緯があります。また、大宮駅はループ構造で起点駅にもかかわらず行き止まり施設が存在しない珍しい駅でもありました。
 大宮から鉄道博物館までのたった2駅の乗車でしたが、電車特有のガタンゴトンという音もなく、箱形の電車は遊園地にある乗物に乗るような気分にもなりましたが、乗り心地も悪くはありませんでした。
 富士市にあっているか、どうかは別にしても、新交通システムとしての埼玉ローカル線「ニューシャトル」は、公共交通としての、話題性もあり、注目もされており、多くの乗車客があり賑わっていました。

 DMV以外の新交通システムを考察するいい機会でもありました。
 

視察で留守にします。

 WBC日本優勝おめでとうございます。松坂は勿論、イチローもダルも最後は決めてくれました。サムライジャパンが、夢と希望を与えれてくれたのですが、これをきっかけに日本の景気も浮上する事を望みます。

 23日に議会が終了し、各会派で慌ただしく視察が行われています。私の会派においても、視察が下記の通り予定され、明日から、2日間富士市を留守にいたします。
 議会が終了したばかりで、ゆっくりしたかったのですが、勉強できる時は、限られていますので、視察にいく以上は、有意義に過ごし、しっかり報告できるようにします。
視察先(東京近郊)
1、「高尾の森わくわくビレッジ」
内容:PFI事業による宿泊・研修施設
2、「紙の博物館」
内容:産業観光と製紙専門の博物館の運営
3、「鉄道博物館」
内容:公共交通としての鉄道の考察
4、「まちづくり三鷹」
内容:まちづくりと一体となった商業活動
以上の4項目東京近郊中心に、視察を行ってきます。
帰ってきたら、報告は致しますのでお楽しみに!!

でも、ほんと、景気が悪い中でのWBCでの優勝は、嬉しいニュースです。

お疲れ様でした。

 36日間という長い議会がようやく本日をもって終了いたしました。長いようで短い感じもありましたが、季節も明らかに変わり始めています。

 議会が終了するとともに、今議会を最後に、議場において入れ替わる、部長級の職員が7名います。
財政部長・上下水道部長・商工農林部長・議会事務局長・消防長・病院事務部長・教育次長の顔ぶれが定年を迎えました。在籍期間が37年から41年だそうですが、長い間、行政業務、お疲れ様でした。
 私も議員2年目である中では、ようやく議場の顔と名前が一致し何となく癖もわかり始めた中では、入れ替わるのは寂しいかぎりです。

  議会終了後に、樟泉閣において退職者を含んだ中で、行政懇談会が開催されましたが、退職される部長は、議場では難しい顔をしているのですが、それぞれの挨拶に際しては、始終にこやかで、思い出を、懐かしそうに話していました。もしかしたら、行政職務から離れられ事が、嬉しく感じているのかもしれません。(寂しい気持ちの裏返しかもしれませんが・・)
 短い期間では、ありましたが、本当にお世話になりました。
 退職された後も、どこかで見かけたらお声掛けを致しますので、くれぐれも知らん顔をしないでください。一般質問で聞けなかった、部長には、大変残念に思っています。退職された後も、地域のボランティアを始め、今までできなかった事を、時間もある訳ですので、ゆっくりと、色々な事を取り組んで頂き、今までの経験を活かしてもらいたいと思っています。
 
 新たな人事の内示も出た中では、誰がどこへ移ったのか気になる訳ですが、把握出来てはいませんので、4月以降、早く、部署が変わった人事に関してはなれなければと思っています。

深夜の緊急出動。

 1日出かけていたので、疲れてぐっすり寝ている22日深夜、1時30分頃、広報塔から
「ただ今、火災が神谷、浅間古墳付近に発生しました。・・・」
流れました。

夢うつつに聞いていたのですが、浅間古墳は増川ですからどこかの浅間古墳かなと寝ぼけていたのですが、それと同時に、道路から、消防車の音がし始めました。増川の浅間古墳だと思い、慌てて飛び起き、眠い目をこすりながら、自転車に乗り、真っ暗な中で緊急出動をしました。
 私の住む、増川の浅間古墳は、国指定史跡であり前方後方墳で駿河国の王の墓と推定されている大切な場所でもあります。昨年も町内会長さんに言われ、木が道路を覆ってしまい、枯れ葉などが道路や茶畑に落ち、火事になったら大変だと言われ、文化振興課で木を切っていただいた経緯もあり、大事にならなければいいのにと思いながら、自転車を走らせました。

 自転車で走っていくと、人が1人2人は歩いているのですが、煙も見えず、あんまり大騒ぎをしている気配もありません。浅間古墳の方を見ても、消防車は点滅しているのですが、火の気もないようです。
 現場手前には、地元の消防団の第9分団の消防車と団員がいたので確認すると
「誤報です。まあ良かったですけど、緊急出動の練習みたいな感じで思うしかないですね、はっはっはっ、でも、自転車で来たんですか?」
と逆に尋ねられてしまい、
「車だと近くへ行けないかと思い、自転車で駆け付けたんだけど、でも、良かったですね、」
と話している最中に、
「先ほどの神谷、浅間古墳付近の火災は誤報でした」
と流れてきました。
深夜でもあり、その場で、確認もできましたので、家へ戻りましたが、ホント人騒がせな広報でした。
 まあ、誤報でしょうからしょうがないのですが、でも、浅間古墳は、神谷ではなく増川の間違いでもあります。
 

地域住民としても大事でなかったから良かったのですが、私は、その後、疲れていたのにも関わらず、眠れなくなってしまいました。

改めて朝、犬と共に現場確認に行ってきました。

娘、優先です。

 昨年の6月から、参加していた県のまちづくりリーダー養成講座を、無事というか、なんとか卒業する事ができ、県庁で終了書交付式が行われましたが、都合がつかず出席ができませんでした。
 
 1年近く、時間がない中で、挫折してしまいそうでしたが、無事終了する事が出来たのは嬉しい限りですが、決して、出来の良い受講生ではありませんでした。提出物もいつもぎりぎりで、もっとしっかり勉強した上での、レポートも書きたかったのですが、期限があったので必ずしも、納得のいくものではありませんでした。現地視察も、すべて参加したかったのですが、1回休んでしまいました。
 しかしながら、それなりに忙しい中では、時間を見つけ、三島のせせらぎのまちづくりや、新居町の関所を利用したまちづくりも見る事が出来、自分なりに得るものあった研修でもありました。ですから、思いもあり、修了証の交付式には行きたかったのですが、娘の学校の用事と重なり、どちらを優先にするか考えた挙句、日頃、忙しさのあまり娘の面倒を見ていないので、娘の行事は第一優先とし、修了交付式は欠席としました。(後から修了証は送付してくれるそうです)
(卒業された高校生)

 娘の用事とは、学校の歓送迎会がロゼシアターで開催され、その後、学校の行事であるホームステイへ出かけるので、新幹線の三島駅まで、見送りに行かなければなりませんでした。ですから、しばらく、娘は家にいなくなる為に、妻と2人の生活になってしまいます。娘もいればうるさいのですが、いないと寂しいもので、今まで、会話も子供中心であった為に、夫婦だけになると会話もどうなるやら不安です。

 三島へ見送りに行ったついでに、鰻のまちづくりを進めているのでせっかくと思い、三島広小路の有名な「桜家」に行ったのですが、食事時間でも無いのに、1時間半待ちと賑わっており、驚きました。
 週末と言う事もあったのですが、三島の街は、県外から多くの方が訪れており、人通りも多く賑わいを感じます。

和久田会長の挨拶


 市P連の和久田会長は、女性ではありますが、様々な分野で活躍をされている多才な持ち主で、尊敬できる方の一人でもあります。

 その和久田さんとは、商工会議所青年部で活動を共にしてきたのですが、和久田さんが残念な事に、今年で商工会議所青年部を卒業する時が来てしまい、昨日は、卒業送別会が開かれました。
(本年度の卒業者の面々)
 卒業者として、壇上で挨拶に立ち、昨日は、市内小中学校の卒業式が開かれた中においては、当然、市P連の会長として、卒業式で挨拶をしてきており、卒業生に送る挨拶と言うのは用意してあったものの、自分が卒業と言う立場での挨拶は用意していないと言いながらも、さすがに場慣れしているだけあって、心に残る挨拶をしてくれました。
 和久田さんは、自動車関連の会社の社長で、現在の大変厳しい状況の中においては、ダーウィンの進化論の言葉を用いながら、

「最も強いものや賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。」

とし
現況の環境を耐えながらも、自動車の軽量化やエンジンからモーターへ切り替わるエコへのシフトに対応すべく取り組みを進めていくという経営者としての理念をしっかり持ち、更に、先代から言われた、

「花の咲かない冬の日は、下へ下へ根を伸ばせ」

と言う言葉を改めて思い出し、厳しい時だからこそ、今は、しっかり根を下へ伸ばしながらも力を貯え、必ず花を咲かせられるようしなければいけないと話されましたが、その話を聞きながら、自分自身にも当てはめ、耐えながらも変化に対応していかなければと感じずにはいられませんでした。さすが、市P連会長であって、女性社長として、また親としてもしっかりとした考えを持っている事には感心せずにいられないと共に、元アナウンサーと言う経歴を持っているだけに、挨拶は勿論のこと、話し方も素晴らしく、説得力もあり感動してしまいました。
 私も何かの席で、この言葉は、使いたいなと思っています。
でも、本当に、即座に場に合わせた中で、いる人の心をつかむ話術は、素晴らしいと改めて感心しています。

素敵な、和久田さん、また、本年卒業なされる、清さん、船村さん、塩川さん、商工会議所青年部ご卒業おめでとうございます。

行ったり、来たり。

 私の住んでいる場所から、市役所へ行くのは、車がすいている時間でも30分はかかります。朝夕の通勤時間では、1時間近くかかる時もあります。

 市役所の近くに住む議員さんと違い、行ったり来たりするだけでも時間がかかってしまい、地域でイベントがあった時などに市役所へ行かなければならない時は、非常に不便でもあります。

 本日も、市内の公立の小、中学校の卒業式が開催されたのですが、議会中と言う事もあり、議会運営会議(議運)が9:30分よりありました。
 私は委員ではないので、出席はしなくても良かったのですが、議運が終了した後、会派の報告を兼ねた定例会が開催されるために、10:30分に会派室へ集合という予定になっていましたが、中学校の卒業式が、9:00開式で、市役所は行くまでの時間を考えたら、10:30分までに行けるか分かりません。しかしながら、地域行事でもある為に、定例会を遅刻しても、卒業式には出たいと思い、出席はしました。定例会には多少遅刻してしまった訳ですが、定例会終了後、12:30分までに今度は小学校の卒業式に出るために、食事もとる時間が無いままにとんぼ帰りをしました。2つの卒業式には、無事、参加はできて良かったのですが、距離があると行ったり、来たりは大変です。
(小、中の式次第)(須津中卒業式)(須津小卒業生のお別れの言葉)

 中学の卒業式においての校長先生の祝辞の中での、
「青春とは、目的に向かって努力する事である」
と言う言葉は印象的で、卒業生に限らず、いつまでも、青春というのは人生にはある事を感じずにはいられません。
 
 卒業式の行ったり、来たりで、本日は終わりならいいのですが、18:30分よりまちづくり推進会議がうなぎ屋であり、その後、富士グランドホテルで商工会議所青年部の卒業例会に行かなければなりません。
 議員になってから、地域行事と重なり、行ったり、来たりする事は多いのですが、時間に追われての会議等の出席は、早く着こうと焦ってしまい、注意力が散漫になり事故を起こしやすくなっていると思うので、急いでいる時こそ、細心の注意は払わなければいけいないと運転する時は、肝に命じています。

破口橋渡り初め式

 
 富士市には大小合わせて、1070の橋があります。本日、その中で一番新しくなった、破口橋の渡り初め式が行われました。

 

大変天候にも恵まれ、地域の役員さん、地権者の方々、市長始め行政関係者等多くの方が参加する中で、神事が執り行われ、橋の開通を祝いました。

 破口橋は、富士市の一番はずれの春山川上流に、昭和12年に建設されて以来70年の歳月を経た中では、老朽化に伴い、地域の生活に欠かせない橋として、新たに架け替え工事が終了した訳ですが、長さも14,2メートル幅も5メートルと以前の橋より大分長さと広さがある橋に生まれ変わりました。
 これにより、大型車両も通過できるようになり、消防車両も通過できる事が可能になった為、防災面からもより安心な地域となったと思います。
 地域の人からは、昔は、この春山川で泳いだ思い出の中で、よく、破口橋から飛び込んだ事が話されており、素晴らしくなった橋の上で思い出話に花が咲いていました。

 市長の挨拶の中では、富士川と合併をして、西の方ばかりだけではなく、東の地域にも、少しでも住みやすい地域にする為に力を注いでいくというありがたいお話も頂け、一番東のはずれに住む議員として、今後とも、この地域の発展の為に、議員としてできる事をしっかり取り組んでいこうと思っています。
 たった14.2メートルを結ぶ橋ではありますが、この地域にとっては、50メートル以上の大きな橋とも変わらないような大切な橋である事は間違いありません。

ついに見ました

 2月議会が始まった頃だと思いますが、第81回アカデミー賞で日本作品として初めて、「おくりびと」が外国語映画賞を受賞し話題になりました。

 私もそのニュースを見ながら、世界で評価されるような作品であるならばぜひとも見てみたいと思っていました。しかしながら議会中でもあり、忙しさと近くの映画館では上映されていなかった為に、見る事ができず残念に思っていた訳ですが、本日、17日、DVDで「おくりびと」が販売されていたので、市役所からの帰りに、購入し、家に帰り、さっそく見てみました。
 もう見た人も多いと思いますが、内容は、仕事が無くなり、ついた職業が、納棺師と言う遺体を棺に納める仕事であり、その仕事を通じての人間模様を描いています。
「世界中を暖かな感動で包んだ2008年No1の名作」と言われており、見る前からの評判があまりにも良かったので期待も大きかったのですが、見終わっての感想としては、
「ふーん、まあおもしろかったけど、でも、・・・」
でも、とついた訳は、人それぞれ解釈はあると思いますが、この作品では納棺師という職業を下げすさんで扱っており、実際、納棺師と言う仕事を「汚らわしい」という言葉で表している場面がありました。納棺師という職業をよく分からなかったのですが、今までも、遺体を拭いたりお化粧をするのを見た事はあったのですが、その仕事をみて、汚らわしいという思いはありませんでした。「職業に貴賎はない」という言葉通り、どんな仕事でも、自分自身で意義を見出し働いていれば、人がとやかく言うような職業はないと思っています。納棺師と言う仕事をあまりにも、特殊な仕事と言う扱いをしすぎており、ちょっと違和感がありましたが、しぶがき隊のアイドルであったモッくんも、今では素晴らしい俳優である事を実感するとともに、広末涼子は素敵な女優であると思いました。

 
「人は誰でも、いつか おくりびと、おくられびとー」
の言葉通り、様々な死に直面し、いづれ自分も送られていくという中では、死に顔もきれいにして旅立たせて貰いたいものです。

 議会で忙しくて、映画も見れなかったので、もう一本話題の作品であった、巨匠ジョン・ウー監督の世界的大ベストセラー「三国志」の完全映画化された「レッドクリフ」も見てしまいました。これは、興行記録を塗り替えるだけあって、大スペクタルの見ごたえのある作品でした。ですから、市役所から帰ってきて、テレビの前に釘つけで他の事を一切できない状況でした。
 今は、映画館へ行かなくても、話題の作品がすぐにDVDで見る事ができるので、忙しい人にとってはありがたい事です。

 それから、本日、市役所より定額給付金の申込書が届きました。忘れないうちに返送しようと思っています。

まちの風景が変わってきています。

 富士市の顔づくり構想推進事業が昨年より始まっていますが、行政が進めていく富士市の顔は、JR富士駅周辺だそうです。
 今、まちの風景が、ずんずん変わっていきます。

車で走っていても、今まであった、建物があちらこちらで解体されています。

 昨日も何気なくふじさんメッセ前を通り過ぎると、市で取得した、日本製紙さんのタンクが壊し始められていました。

 吉原の街でも、吉原のエンチョーがある前の、明治製紙さんやひのやさんがあった場所は、すでに建ってた建物が解体されており、街がすっきりというか、今まで何が建っていたのかちょっと考えてしまいます。この地域には、色々な商業施設が建設されると噂されていますが、大型商業施設が出来る事により、人通りも変わり、吉原の中心地も変わってしまう恐れもあるような気がします。
(明治製紙さん跡地)(ひのや・マキヤさん跡地)

新たに商業施設ができていく中では、公共交通も人の流れが変わる上で、しっかり把握して計画して頂かなければならないと思っています。今後、どの施設に関しても、大型駐車場を兼ね備えた施設を建設するでしょうから、車の渋滞などいろいろな問題が生じる事が考えられます。今でさえ、交通渋滞しているのですから、車を使わなくても利用できるように考えて頂きたいと思います。
また、私の子供の頃は、デパートのような存在であった星一ビルも解体され始めており、解体後は何が建つのか、話題になっていますが、明らかにまちが変わり始めています。

スクラップアンドビルドで新たに違うものが出来るのでしょうが、出来るものにより、まちの雰囲気も変わり、人の流れもかわります。まちにとって、賑わいが出来る事は大切ですが、昔からある商店は、ますます生き残りが大変な時代でもあるとおもっています。

 富士市の顔となるべく、JR駅周辺の富士駅前のパピーは取り壊す予定は、今はどうなっているのでしょうね・・・・?
 

富士山百景で思わぬ出費。

 

第4回富士山百景写真コンテストにおいて、グランプリに川口泰弘さんの、富士川の松野から撮った「天空からの富士」が選ばれました。

 

 グランプリ作品に選ばれただけあって、講評には、非常に幻想的な作品で、雲が街の上空にたなびいており、人工的な明かりがその雲を照らし出している事で、富士山を取り巻く人々の暮らしが広がっている事が見て取ります。富士山がひっそりと優しく存在することで、独特な世界観をうまく表現出来ている素晴らしい作品であります。と絶賛されていました。
 この作品に関しては、半年ががりで、松野の山中に通って撮った作品であると聞き、この、富士山百景コンテストへの出展への熱い思いを感じる事ができました。気になる、賞金の50万円は、新たにカメラを買うと言っていましたが、会場では、賞金金額50万円に羨望のどよめきがありました。

今回のコンテストは第4回ですが、市内外より2671の昨年の1,5倍の作品が寄せられ、コンテストの関心の深さが増しているようです。私の近くの人では、富士山を撮る事では有名な、船津の片岡さんの2作品と、中里の高橋さんの「春の彩り」が選ばれ表彰されていました。
今後、受賞作品は、富士山がきれいに見えるまちとして、あちらこちらで情報発信として使われると思いますが、毎年、色々な角度から、富士山が撮られてはいるものの、誰もを飽きさせない被写体は、やはり日本一の山であります。
 
ただ、コンテストへ顔を出そうと早めに駐車場に行ったのですが、駐車場が一杯で車が停まりません。しばらく待って、空くのを待っていたのですが、空く事はありませんでした。人が戻ってきて、空くのかな思いきや、車の中で、食事を取ったりしている人もいるのでロゼの駐車場に置くのは諦めました。
 苦肉の策として、ロゼの裏側に最近、「CELTIS」と言うレストランができ、気にはなっていたのですが、車が停めれなかったので、食事をして停めさせてもらおうと思い、利用させてもらいました。
 

お昼のランチを頼んだのですが、ちょっと贅沢をしてしまいました。ただ、時間がなかったので、最後の、ケーキを食べる事が出来なかったのは残念でした。

 てっきり、ファミレスかと思って入ったのですが、思ったより、洒落たお店でびっくりしました。パスタも美味しく、思わぬ出費でしたが、新しいお店に入るきっかけがあってよかったです。
 頼んで車を停めさせてもらいましたが、ロゼの駐車場も、もう少し広いといいんですけど、広げるか立体駐車場にはできないのですかね・・・・・
 
 

「怠けてるの???」

「家の女房が言ってるけど、荻田さん最近怠けてるんじゃない?って」
「えーどういう事」
って聞き返すと、

「家の女房は毎日、荻田さんのブログをチェックしているんだけど、今週写真が一度も載せてないんだけど、どっこにもいってないんじゃないって言ってるよ」

「そんな、今週、議会中で、朝から夕方まで、市役所へ缶詰め状態なんだよ」

「でも字ばっかでツマラナイ見たいよ」

わかりました。
でも、怠けている訳ではありません。

今週もしっかり、市役所が終わった後も活動はしています。
(水曜夜、法人会支部会)(金曜夜、商工振興委員会でプレミアム商品券の説明)(ガンセンターへお見舞い)

(月曜朝、議会へ出る前に水路視察)(木曜夜、奨学生激励会)(塩谷東高校長の挨拶)

ただ、議会中ですので、夜出かけるとブログを書いている(写真を掲載する)暇がない為に、どうしても、議会で発言した事を書いてしまいました。

(関係ないけどアンパンマンのパンも食べてます。)

 また、今後、写真も載せるよう頑張ります。
写真を掲載していないからと言って決して、怠けている(活動していない)訳ではありません。結構あちらこちらへでかけていますので、誤解しないでください。ちーちゃんの奥様へ

ふじさんクーポンと給付金

 定額給付金に合わせ、あちらこちらの自治体において、給付金を地元への消費を促すためにプレミアムを付けた期限付き商品券を発行する事に取り組み始めています。

 富士市でも、商工会議所を中心に富士市消費促進事業実行委員会が立ち上がり、10000円で11000円の10%プレミアムがついた「ふじさんクーポン」を6万セット、4月20日より販売する予定です。
 購入方法としては、事前に世帯配布された引き換え金を持参した市民に商品券を販売する事になっていますが、6万セットしかないので、詳しい詳細については、実行委員会で現在検討がなされており、早急に対応されると思います。本日、商工振興委員会が商工会議所で開かられるので詳しいことが分かり次第お伝えします。
定額給付金については、3月16日に住民基本台帳に登録されている市民へ、内容が書かれた申請書が送付され、その後3月18日から9月18日まで申請書を提出すれば、定額給付金が振り込まれます。気になる振込開始は、4月上旬より始まるとされていますが、あちらこちらで、定額給付金に関しての物議はあったものの、貰えるものは早くしろという要望も多いようです。
 相談及び受け付け窓口を市役所の1階、以前、食堂があった場所に設置し、朝8時30分より19時まで開設し始めます。また、専用の電話での対応もしております。定額給付金専用ダイヤルとして55−2912です。分からない事があったら、電話若しくは相談窓口へ行ってください。
いずれにしても、未曾有の景気低迷であり、一刻も早く不況を脱出してほしいのですが、未だ光は見えない状況であると思っています。富士、吉原の飲食店によっても、お客さんが激減しているというお話を聞きます。
「金は天下の回りもの」と言われる以上、消費をしなければお金が循環しなく景気も停滞してしまうので、政府の景気浮揚対策であるので、少なくとも定額給付金については、すぐに使いきる事はしてもらいたいと思っています。
 ちなみに、よく「議員は給付金を受け取るのか」と聞かれますが、お金を受け取らなければ、国へ返還され、返還されたお金は何に使われるか分からない以上、地元への景気対策として考えるのであれば、少なくとも地元消費を促す事を実践する為に、すぐに申請し貰ったものをすぐに使うことに私は決めています。

追伸、
4月5日の「広報ふじ」で告知と購入申し込み案内を、町内会を通じて全戸配布します。購入できるのは1世帯3セットまでですのでお早めに購入をしてください。

英語活動導入の意義は

小学校英語活動の意義は?
英語が苦手な私にとって、自分が英語を喋る事ができず、外国人を見ると目を合わす事も出来ない状況で、英語を習得できなかった分、逆に、平成23年からの小学校5,6年生の外国語活動としての英語授業導入に際しては興味をもっています。

 英語授業導入に関しては「美しい日本語が話せることが先決」とか「もっと、日本語教育に力を入れるべきだ」という声は以前より多く、今でも英語導入を反対する声はあります。
反対する意見には、大きく3つあり
1、数値による確固たるデータがないとし、導入する事で児童のどのような面が向上するか不明である
2、小学校の教員は英語指導の経験が少なく、しかも専門的知識がかける。このような教員に英語を学ぶことにより、英語嫌いになっては、中高と続く英語教育の障害となる
3、財政難による小学校への支援が乏しく、小学校の教員に無理難題を強いる事になる
反対論も強く挙がってはいたものの、導入される中で、小学校英語は何をめざしているのか、早く始める事のメリットはなにか、コミュニケーション能力を伸ばすとか、語彙数をより増やすとかきれいな発音を身につけさすとかあるが、一番の目標はなにか?
答えとしては、
今回の外国語活動は、「聞く事」「話すこと」などの英語運用能力向上を図るものではなく、早期導入の狙いには
1、小学校の柔軟な適応力を活かすことによる英語力の向上小学校の段階では音声やリズム柔軟に受け止める事がてきしていること、音声を中心とした英語のコミュニケーション活動やALTを中心とした外国人を中心としたスキル面を中心とした英語力の向上
2、小学校の段階では、言葉や文化に対する関心を高める事に適していること
 
3、グローバル化の進展への対応
次世代をになう子供達への国際的視野をもったコミューニューケーション
能力の育成
4、 教育の機会均等の確保
英語授業においてのばらつきがあり、教科として英語教育を実施している学校が増加している事を考慮すると、教育の機会均等の確保と言う観点、中学教育に円滑な接続を図る観点、中学に入学した時に共通の基盤がもてるよう必要な教育が求められている。
以上の事が導入の狙いでもあり、意義でもあります。
しっかりとした、外国語活動の意義を理解した中で、親は過度の期待をせずに、小学校教育を歪めたり、子供に競争心をあおるような事をしないようにしなければなりません。また、今後移行措置期間の間で、教師、生徒、父兄の不安を払拭して、急がずに、英語授業を導入をしてもらいたいものです。

 2月議会一般質問
「小学校外国語(英語授業導入)について」の質問内容の一部です。

放課後児童クラブ障害児サポート制度を求めます。

 2月議会での一般質問においての1項目の「放課後児童クラブでの障害児受け入れ」についてですが、
 私が行政へ求めたいものとしては、

 今後益々、放課後児童クラブへのニーズが高まり、発達障害児の増加が見込まれている中では、子育て支援の拠点の充実を図る上でも、子供を安心して育てる健常者と障害者にやさしい社会環境づくり(ノーマライゼーション)を推進する事が大切であると思っています。

 現時点の放課後児童クラブは、障害児受け入れに際しては、民営であるので財政的にも苦しく、また、専門的知識も乏しい状況では、運営に不安を感じずにはいられず、受け入れに対しては苦悩しています。今後、障害児、特に経度発達障害児が増加していく場合、受け入れは出来ない状況であり、またたとえ、預かったとしても、パニックを起こしたり、なだめたりする専用設備や専門的な知識を持った指導が求められる中では、事故を起こしたりする危険性もあります。民営であるが上に、何かあった時の責任問題には対応ができないとしえ、それに際しては、市独自の対応や支援策が求められています。
 他の自治体においても支援策はあるようですが、例えば「逗子市では、障害児の利用があった場合、障害の程度により指導員を加配すること。なお、障害児の受け入れに関し加配する指導員の賃金は、別途変更契約により障害児1名に付き年額835,000円を支払うと規定してあります。」と言うように財政的にも支援していかなければ、指導員も充実ができません。ですから、富士市独自の障害児サポート制度を作る必要があると思っています。
 1、具体的には、障害児支援ができる指導員資質の向上が必要でありますが、講習を受けたり、勉強を進めてもらうには、それなりの報酬制度を確立しなければなりません。現在の障害児の受け入れとしての、国、県、市より補助が1学童につき192万1000円と言う支援だけではなく、更に上乗せ助成をする。複数の障害児を受け入れる場合は、専任の指導員を配置した場合、専門的指導員を補充しなければいけないので、その経費を補充する事で障害児の対応を充実させなければならない。
2、補助金の上乗せができないのなら、市で雇い入れた、専門的な指導員を派遣させるようにしていく。

3、現在も行っているが、障害児専任指導員の研修会を更に開催する。(年間6回程度)
専任指導員への相談窓口の設置
4、 支援制度が整った学校や療育センターの連携を密にした放課後児童クラブでの協力体制の充実を図る
以上のような事を盛り込んだ障害児サポート制度を作り、各地域の放課後児童クラブにおいても障害児を受け入れられる体制を作り上げていく事を進めて頂きたいと思っています。

 放課後児童クラブにおいての課題は多いと思われますが、富士市においての施設整備や、一早い、市でのガイドラインの策定は一定の評価はできます。今議会において、運営委員長で組織された、連絡協議会において、問題点を挙げるアンケートを実施するといっているので、ぜひともその際にも、障害児サポート制度を確立させてもらえるよう意見として出してもらいたいと思っています。

ALT派遣も視野に 23年度から小学5年6年外国語活動

 平成23年度から小学5〜6年生の外国語活動と英語が必修化されることを受け、市教育委員会は21年度天間小を

研究指定校とするなどして本格実施に備える。中学校に配置しているALTによる小学校教諭支援も視野に入れている。

9日の市議会で荻田丈仁氏(市民クラブ)の質問に、平岡彦三教育長が答えた。

(平成21年3月10日富士ニュース掲載文)

専門家招き指導員研修 放課後児童クラブ障害児支援

富士市の鈴木市長は9日市議会2月例会の一般質問に答えて、放課後児童クラブでの障害児対応として、専門家を講師として指導員研修を

実施したり、富士特別支援学校地域支援支部の協力を得て、指導員への支援を行ったりしていく考えを示した。

市内26児童クラブの入所児童は約1600人で全児童に対する入所率は、4年前の6.6%から本年度は10.2%に上がり、特に小学1年生

は20%近くにせまっている。このうち障害児は14クラブ20人を受け入れている。各クラブは公設民営で昨年10月に、クラブ運営委員会で

つくる市放課後児童クラブ協議会がガイドラインを策定し、障害児の受け入れや環境整備の基本事項を示している。

今後の支援充実については、鈴木市長は「児童によって障害の種類や程度が異なることから、教育委員会、特別支援学校など関連機関と

連携を密にして支援したい」と述べた。