ついに見ました

 2月議会が始まった頃だと思いますが、第81回アカデミー賞で日本作品として初めて、「おくりびと」が外国語映画賞を受賞し話題になりました。

 私もそのニュースを見ながら、世界で評価されるような作品であるならばぜひとも見てみたいと思っていました。しかしながら議会中でもあり、忙しさと近くの映画館では上映されていなかった為に、見る事ができず残念に思っていた訳ですが、本日、17日、DVDで「おくりびと」が販売されていたので、市役所からの帰りに、購入し、家に帰り、さっそく見てみました。
 もう見た人も多いと思いますが、内容は、仕事が無くなり、ついた職業が、納棺師と言う遺体を棺に納める仕事であり、その仕事を通じての人間模様を描いています。
「世界中を暖かな感動で包んだ2008年No1の名作」と言われており、見る前からの評判があまりにも良かったので期待も大きかったのですが、見終わっての感想としては、
「ふーん、まあおもしろかったけど、でも、・・・」
でも、とついた訳は、人それぞれ解釈はあると思いますが、この作品では納棺師という職業を下げすさんで扱っており、実際、納棺師と言う仕事を「汚らわしい」という言葉で表している場面がありました。納棺師という職業をよく分からなかったのですが、今までも、遺体を拭いたりお化粧をするのを見た事はあったのですが、その仕事をみて、汚らわしいという思いはありませんでした。「職業に貴賎はない」という言葉通り、どんな仕事でも、自分自身で意義を見出し働いていれば、人がとやかく言うような職業はないと思っています。納棺師と言う仕事をあまりにも、特殊な仕事と言う扱いをしすぎており、ちょっと違和感がありましたが、しぶがき隊のアイドルであったモッくんも、今では素晴らしい俳優である事を実感するとともに、広末涼子は素敵な女優であると思いました。

 
「人は誰でも、いつか おくりびと、おくられびとー」
の言葉通り、様々な死に直面し、いづれ自分も送られていくという中では、死に顔もきれいにして旅立たせて貰いたいものです。

 議会で忙しくて、映画も見れなかったので、もう一本話題の作品であった、巨匠ジョン・ウー監督の世界的大ベストセラー「三国志」の完全映画化された「レッドクリフ」も見てしまいました。これは、興行記録を塗り替えるだけあって、大スペクタルの見ごたえのある作品でした。ですから、市役所から帰ってきて、テレビの前に釘つけで他の事を一切できない状況でした。
 今は、映画館へ行かなくても、話題の作品がすぐにDVDで見る事ができるので、忙しい人にとってはありがたい事です。

 それから、本日、市役所より定額給付金の申込書が届きました。忘れないうちに返送しようと思っています。