ロゼシアターで「子育て支援フォーラムイン富士」が開かれ、小渕優子内閣特命少子化担当大臣が講演を行いました。私は、残念な事に同じ時間に、一番東の地域である浮島地区で浮島放課後児童クラブの開所式が行われた為に、子育て支援フォーラムは欠席しようと思っていました。
しかしながら、30分位でセレモニーは終わったので、少しだけでも思い、子育て支援フォーラムへ行ったのですが、幸運な事に、偶然にも小渕大臣とお会いする事ができました。(ちょっと感激してしまいました。)
小渕大臣は妊娠中であり、しきりにスーツのボタンが弾けないか気にしていましたが、背も高く素敵な女性であり、子育てに対しては、自分自身が身をもって実践している中では、少子化大臣としては適任であると思っています。
子育て支援と言う観点からは、親が仕事をしながら子供を育てるという学童保育は重要で、その設置運営には各自治体においても、積極的にとりくんでいます。
そのような意味では富士市は、本年度より、浮島に放課後児童クラブが出来る事によって、富士地区27の通学区に児童クラブが配備された事になる訳ですが、これについては、全地区に放課後児童クラブがあるのは珍しく、県内でも先進的な市でもあります。
4月からの浮島放課後児童クラブへの入所者は12名からのスタートとなりますが、今まで、仕事をしたくても、子供の事を考えると仕事ができなかった特に母親にとっては、安心して預ける施設ができた事は、更なる就労支援にも繋がり、利用の増加が考えられます。浮島地区においては、少子化進む中で、東小学校の児童数の減少が懸念されており、5年後には全校80名と言う人数になる事が予想されています。しかしながら、今まで、この施設がない為に引っ越しをしてしまった家庭もありましたので、放課後児童クラブができ、子育てしやすい環境整備がされた事は、流失への歯止めともなり、地域にとっても大変喜ばしいことでもあります。
放課後児童クラブについては、2月議会でも取り上げましたが、富士市の場合、公設民営であるので、運営に関しては、地域主体で立ち上げ、運営していかなければならなく、多くの問題もあります。「仏作って魂いれず」ではありませんが、入れ物だけではなく、本当の意味での預ける方も、預かる方も安心安全な施設としていかなければならないと思っています。
(福祉部長も開所式に駆けつけました)
本年より富士市独自のガイドラインも整備されてきていますので、施設ができ、これから運営がなされていく上では、更に、行政支援がしっかり整えて頂けるよう応援していくつもりでいます。
小渕大臣には、子育てする世代に希望を持たせる施策を進めながらも、健康なお子様を出産なされる事を心から期待しています。