和久田会長の挨拶


 市P連の和久田会長は、女性ではありますが、様々な分野で活躍をされている多才な持ち主で、尊敬できる方の一人でもあります。

 その和久田さんとは、商工会議所青年部で活動を共にしてきたのですが、和久田さんが残念な事に、今年で商工会議所青年部を卒業する時が来てしまい、昨日は、卒業送別会が開かれました。
(本年度の卒業者の面々)
 卒業者として、壇上で挨拶に立ち、昨日は、市内小中学校の卒業式が開かれた中においては、当然、市P連の会長として、卒業式で挨拶をしてきており、卒業生に送る挨拶と言うのは用意してあったものの、自分が卒業と言う立場での挨拶は用意していないと言いながらも、さすがに場慣れしているだけあって、心に残る挨拶をしてくれました。
 和久田さんは、自動車関連の会社の社長で、現在の大変厳しい状況の中においては、ダーウィンの進化論の言葉を用いながら、

「最も強いものや賢いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。」

とし
現況の環境を耐えながらも、自動車の軽量化やエンジンからモーターへ切り替わるエコへのシフトに対応すべく取り組みを進めていくという経営者としての理念をしっかり持ち、更に、先代から言われた、

「花の咲かない冬の日は、下へ下へ根を伸ばせ」

と言う言葉を改めて思い出し、厳しい時だからこそ、今は、しっかり根を下へ伸ばしながらも力を貯え、必ず花を咲かせられるようしなければいけないと話されましたが、その話を聞きながら、自分自身にも当てはめ、耐えながらも変化に対応していかなければと感じずにはいられませんでした。さすが、市P連会長であって、女性社長として、また親としてもしっかりとした考えを持っている事には感心せずにいられないと共に、元アナウンサーと言う経歴を持っているだけに、挨拶は勿論のこと、話し方も素晴らしく、説得力もあり感動してしまいました。
 私も何かの席で、この言葉は、使いたいなと思っています。
でも、本当に、即座に場に合わせた中で、いる人の心をつかむ話術は、素晴らしいと改めて感心しています。

素敵な、和久田さん、また、本年卒業なされる、清さん、船村さん、塩川さん、商工会議所青年部ご卒業おめでとうございます。