常任委員会が変わりました。

6月議会で承認され、新たに常任委員会として総務市民委員会に配属されました。昨日と今日で、各常任委員会の担当部長からの担当課と課長の紹介と当面の課題である事務事業の説明がありました。

 この6月までは、建設水道委員会でしたが、議員になり委員会に配属され、所管部署のようやく課長の名前と顔が一致し始めたのですが、違う委員会になり、当面の課題もそうですが、担当課と課長の顔を早く一致させなければいけません。富士市の常任委員会には、総務市民委員会、文教民生委員会、環境経済委員会、建設水道委員会と4つの委員会があり、会派で振り分けられます。各案件を所轄委員会で審議する訳ですが、議会よりも突っ込んだ質問が交わされます。ですので、各委員会を傍聴した方が、よりリアルな話が聞けて面白いと思います。
 常任委員会に関しては、新人議員は、一通り経験できるよう、順番に4つの委員会に配属されて行きますが、2期目以降は、自分の好きな委員会に、引き続きいても構わないそうです。とりあえずは、すべての委員会を経験しなければ、好きも嫌いも言えません。新人議員は、黙って、4年間は、勉強です。

 私は、この一年、総合的な企画、調整、消防、防災、市民生活に関する総務市民委員会ですので、気持ちを新たに、しっかり、自分なりに取り組みたいです。
 また、本日、初めての、議会改革検討委員会が開催されました。会派の先輩議員の配慮で、新人議員ですが、推薦していただいた以上、自分なりに、開かられた議会になるよう意見も出して行きたいと思っています。言う立場をもらう以上、それを、活かすことができるようまた、他の人の意見も反映できるよう頑張ります。

 今日で7月も最後ですが、富士まつり終了後から、風邪をひいたみたいで、変な汗がでてきて、咳がとまりません。エアコンの部屋にいると、妙に疲れます。勉強したくても調子が悪いとやる気にならないので、早く治したいです。

 食欲もないので、くだものを食べています。桃っておいしいですね。甘くて、香りがあってやわらかくて、いくらでも食べられます。桃を食べて、かぜを早く直さなければと思っています。

電車で行く沼津。

 青年会議所は、40歳になると卒業をしなくてはならない団体です。私は、8年前に卒業をしたのですが、当時、理事長をした県内の仲間で、同窓会が沼津で開催され、電車で行きました。


 年長の沼津の橋本さんが音頭を取って、声掛けをし、同期の県内の24人の理事長経験者のうち、7人が参加し、懐かしい顔あり、普段よく見ている顔ありの楽しい会でしたが、遠くからは、天竜から石野ちゃんが来ており元気そうで何よりでした。スーパー青木の社長は、白く染めているかのような真っ白けの髪でとても私と同級生とは思得ません。話も弾みつい飲み過ぎてしまいます。

 沼津で会合など開催されると、いつもどのようにして行くか悩みます。私は、富士市でも東部地域に住んでいます。ですから、私の家から、沼津までは、直線距離にすれば、さほど距離がありません。距離的には近いのですが、公共交通を利用すると最も遠い場所なのかも知れません。

 公共交通を使うとなると、まず、岳南鉄道(岳鉄)江尾駅から吉原駅まで、行きJR東海道線に乗り換えて、吉原駅から沼津までいきます。岳南鉄道を使うと、所要時間は、およそ、岳鉄30分JR15分計45分乗継を考えると、1時間以上はかかり、切符代も岳鉄350円、JR320円計670円と時間とお金がかかります。公共交通を使うとなると、不便な場所でもあります。
 岳鉄を使わずJRだけで考えると、家から、JR東田子の浦駅まで、約2キロだと思いますが、一番近い駅となり、東田子から沼津までは、電車で10分でいきます。その場合は、JRの切符代が230円で済みます。私の住む須津地域から、東田子まで歩けない距離ではありませんが、市道柏原ー江尾線が整備されていない為、ほとんどの人は歩いて行く人はいないのが現状です。自転車も通りにくい危険な道路ですので、この道路整備は多くの人が待ち望んでいる事でもあります。(私は議員として、この道路整備を推進していくつもりです)
 私の地域の通勤や通学でJRを使う人は、岳鉄は使わず、車でJR東田子の浦駅、若しくは、吉原駅に行く人が多いのが実態であると思われます。ですから、岳鉄は使わず、車で送り迎えをしてもらうのが、便利で、それがない場合は、岳鉄を使うより、タクシーを使った方が良いくらいです。
 そのような意味では、車の送り迎えがしやすいように、JR東田子の浦駅に北口乗車口ができれば、須津、浮島方面の人達は便利になると訴えています。
 私の住む東部地域では、JRの駅が近くにあれば、便利ですが、それに接続するのが岳鉄だけでは不便で、公共交通を推進しても、結局は、車にたよる社会から脱却できないと思われます。今後、江尾ー東田子の浦への公共交通が考えられる中で、DMVが導入されようとしてますが、期待も持たれる反面、どれだけの人が利用するかは、不安材料でもあると思われます。

 近いようで、遠い場所、沼津で、懐かしい仲間と酒を酌み交わし、夜中に、最終電車でJR東田子の浦駅の降りったって、自分の住むまちの公共交通について改めて考えています。

「富士まつり」特集

 富士市最大の夏のイベント市民総参加の「富士まつり」が、開催されました。今年のお祭りは、市役所の耐震工事に伴い、会場を。ロゼシアター前の青葉通りで行われました。
ふじまつりのハイライトを掲載します。

 前日より、お祭りが開催されていましたが、日曜に本祭で、富士市の祭りが熱気に包まれ、露天等もで、祭りムードのボルテージは上がりました。

 市民総踊り、音楽パレード、神輿練り歩き、かぐや姫絵巻パレードと多くの市民が参加し、祭りが盛り上がり、花火でクライマックスを迎えました。

 私も、神輿の神事に参加した後、かぐや姫絵巻で、家来の役で沿道を歩いたのですが、思ったより、知っている人がいないのは、結構人が出ているようで、人が出ていないのかと思ってしまいました。沼津でも、花火祭りをやっているので、そちらに出かけている人も多いようです。昨年は、沼津の祭りと1週づれていて、両方参加できたのですが、今年は、同じ日に当たっています。隣合わせた、まちですので、調整をしても良かったのにとも思います。
 私自身は。もっと知っている人が多くなるよう、活動しなければと、富士まつりに参加して思いました。
 今年のお祭りの特徴として、しきりに場内アナウンスにて、ごみの持ち帰りや、ごみの処理について促し、「日本一きれいなごみのないまつり」を目指していました。

田宿川たらい流し川祭り

「おじちゃん。たらいって沈まない?」
「川って深い?冷たいの?どれくらいの距離なの?」
「早く乗りたいよー」

田宿川でのたらい流しに飛び入りでエントリーした東京の渋谷に住んでいる、いわゆる都会っ子の小学4年生のたくろう君と小学2年生のかずや君もちょっと不安げに、でも待ち遠しそうに、自分達の乗る番を待っています。

 今泉の湧水、田宿川で日曜の朝、「田宿川たらい流し川まつり」が開催され、議員としても招待されていましたので、参加しました。また、昨日より、富士市に遊びに来ている、大学時代の友達の子供が、滅多に体験できないことなので、私もたらいに乗ったのですが、2人の子供もたらいに乗らさせて貰えました。
 たらい流し川まつりは、川を守り、育て、愛し、環境を保ち、水害を防ぐ気持ちを育てる為の目的の基、地域の協力で川の清掃を進め、今回22回目の大会が開催されています。たらいは直径1メートル程で竹竿でバランスを取りながら、約800メートル下流のゴールまで、川の流れに乗りながら、沢山のギャラリーに見守れながらレースが行われました。
 私も第1レースに参加し、たらいに乗りこみました。なんか一寸法師にでもなったような気分になりながら、不安定なたらいに、不安を感じましたが、結構乗り心地もよく、川の涼しい風が当たり、気持ち良く多くの声援を受け、スタートをしました。無事、水に落ちることなく、一番でゴールができました。同僚議員も参加していたのですが、最初から、たらいがひっくり返っており、川に浸かりながら、流れていました。(最初から、レースをする気がない、水着着用のパフォーマーです。)
 私の友達の子供も、18レースで参加させてもらいましたが、乗り終わった後、
「おじちゃん、ほんとうに楽しかった。一緒に出ていた、たらいが沈没したけど、僕は、ぜんぜん、へっちゃらだったよ。」
「まだまだ、乗りたいよー」

目を輝かせて、嬉しそうに話してくれました。また、私の友達も子供たちに経験のできないことをさせてもらい、富士市に来て本当に、良かったよと喜んでくれました。
 今泉の田宿川で川下りができるのは、へんぴな場所や山の中でやっているのではなく、普段、生活をし、見慣れている川で行われていることが、意義があり、本当に、素晴らしい事業であると思いました。
 

祭りまっさかり。

 土曜日は、娘2人は、沼津の狩野川花火祭りへ出かけ、私と妻は、地域のまつり、須津ふるさと祭りに参加しました。私と妻は、祭りの準備もあり、娘の事などかまっていられません。

 祭り真っ盛りですので、東京からも大学時代の友達が、家族で富士市に遊びにもきています。友達の対応もできない状態ですので、とりあえず、娘にお願いして、友達を沼津の花火を見に連れて行ってもらいました。

 地域のふるさと祭りが、開催されています。
 各地区ごとの出店がある訳ですが、私の地区は、焼き鳥を販売しています。炭を起こして本格的な焼き鳥販売ですので、人気もあり、長蛇の列ができるほどの繁盛ぶりでした。でも、焼く方は、大変の暑さの上、更に、火の熱さで、灼熱地獄です。

 私も、本来なら、地域で組長をしていますので、汗をたらして焼かなければいけませんが、議員と言う立場もあり、来賓として、挨拶、投もち、抽選会でのあたりを引く係と役割もあるので、焼く前の手伝いが終わった後、妻だけが焼き鳥テントへ入り、私は、本部の方へ行ったり来たりしてました。

 ステージでは、マジックショウやカラオケ、木遣り等プログラムも多彩に工夫されており、その他にも、ミニSLを走らせていました。今年も、議員としても最後まで、参加させてもらいましたが、片付けを終わった後、富士まつりで担ぐ、神輿の前夜祭にも顔を出し、その後、東京から、お祭りを見学にきている友達と夜遅く食事をとりました。

 日曜の朝から、田宿川のたらい流し祭り、東京からの友達の接待、神輿練り歩きの神事参加、かぐや姫絵巻への参加と一日スケジュールがぎっしりあるので、ばてないようにゆっくり休養をとりたかったのですが、熱帯夜で熟睡ができないまま、日曜の朝を迎えてしまいました。
 コンビニでユンケル(栄養剤)を買いこんで、所々で飲むつもりです。
 今日一日、まつりまっさかり、気合いをいれ、乗り切ります。
 

焼き鳥も造ります!

 夏休みに入り、市、また地域でイベントが今週末、いろいろ開催されます。本日も、富士まつりの前夜祭、また、各地域でふるさと祭りが開催されます。私は、地域で今年、組長をやっています。ですから、地域のイベントは、来賓で議員として出席もそうですが、組長としての出席義務もあり、準備などで大変忙しい立場でもあります。
 

 昨日も、ふるさと祭りで、団体や地域でお店を出すのですが、増川地区でバザーとして、焼き鳥の販売を致します。その、販売用の焼き鳥の、串打ちを各組長夫婦で、準備いたしました。
 暑いので、クーラーを利かせ、やったのですが、狭い中での作業の為、汗が噴き出てきます。衛生的に、ビニール手袋を着用し、

 肉、ネギ、肉、ネギ、肉の順番で、作業をしましたが、
2時間近くかけ、1300本の焼き鳥を完成させました。焼き鳥を造るのは、初めての経験です。
 準備した焼き鳥を、本日、開催の、須津ふるさと祭りで、販売をいたします。毎年、予約をしないと買えないほど、すぐに売り切れてしまう、人気のある焼き鳥だそうです。私自身は、鶏肉があまり好きではありません。子供の時に、偶然、鶏を絞めるのを見かけ、羽をむしっている所を見かけてから、なんとなく、鶏肉を食べるのが嫌になってしまいました。特に皮のぶつぶつしたのを見るのは耐えられません。しかしながら、造った焼き鳥を試作で食べたのですが、味がしっかりしている上に、かしら肉と言う部分なので、鶏肉嫌いでも、おいしいと感じました。
 今日は、お祭り本番で、準備及び、焼き鳥を焼かなければいけません。気温も上昇し、大変暑い一日であると思いますが、そちらの手伝いもするつもりです。
 富士まつりの前夜祭には、時間があれば、参加したいと思っていました。でも、組長でもある以上、今年は無理なようです。(行ったり来たりするのは、難しいと思われます)
 富士まつりの神輿練り歩きの準備は深夜まで、行っているそうですので、それには、終わり次第駆けつけようと思っています。
 今週末も、イベントも多く、しばらくは、食事も、焼き鳥と焼きそばが主食になると思われます。
 

市町議会議員研修会

 静岡県内の市町村議員が一同に集まり、研修会が、静岡のグランシップで木曜日に、開催されました。富士市議会でも、バスをチャーターし、多くの議員が参加しました。

 この研修会は、議員の資質向上の為に、毎年、行われています。本年は、2つの研修がありました。
 一つ目は、来年5月21日からスタートする、「栽培員制度」についてでした。先日、開催されていた、G8においても、国民が刑事裁判に参加していないのは唯一、日本だけであります。それは、歴史的に見ても、国民的DNAが違いであり、極めて特異な国である事がわかるそうです。
 国民の皆さんが裁判に参加する事により、国民の視点、感覚が裁判の内容に反映されることになります。国任せではなく、裁判が身近になり、司法に対する理解と信頼が深まる事が期待されています。
 新しい制度ですので、勉強し市民の皆さんから聞かれても説明できるようにしたいものです。

 2つ目としては、解剖学者ありながら、解剖研究の結果から、身体及び脳を中心として、社会、文化の問題を考える「唯物論」を提唱し、理科と文科の学問の統合を目指す、養老孟司氏の「住みよい社会」と題した講演会でした。先生は、テレビや講演会で活躍をし、書籍では、バカの壁がベストセラーとなる著名人でもあります。
 なかなか聞けない話では、議員のみなさま興味深く聞いていました。
 先生は、ある程度年をとれば、人にはわからないことあるのは当然の事でありますが、しかし、若いうちは可能性があるから、自分にはわからないことあるかどうかそれがわかりません。だから、いろいろ悩むわけで、それがわかってくると、世間の人が正解というのと、違うわかり方かもしれないけれど、もともとも問題にはさまざまな解答があり得るのです。そうした複数の解を認める社会が先生が考える住みよい社会だそうです。ほとんどの人が考える良い社会と、は世間でいわれているものですが、それとは違う考え方があっても良いといっています。
 また、嫌いな言葉は正義であり、話の中でも、「正義は勝つのではなく、最終的に勝つのが正義である。」というように、ここからも、原理主義的な政治支配をきらう思想背景がわかります。
 哲学的な部分もあり、地球温暖化から石油のピークアウトなど、博識ぶりはものすごく話題が次から次へでてくるので、1時間半の講演は短かったようです。
 県内の議員もわざわざ、集まる価値のある議員研修会であったと思います。

 年に一度の市町村議員の研修会ですが、会場一杯の議員をみると、県内でも、こんなに多くの人が議員がいるんだなと改めて、驚きました。

続、未来の森を考える。

 行事がない時に、書きたいと思っていたのですが、毎日、行事があり、今週末も、イベントが目白押しななので、書こうと思っていた「未来の森を考える」の続編が書けなくなってしまう恐れがありますので、森林整備についての続きを書きます。

 先日、茨城へ森林視察に行った事は、報告いたしましたが、その時、先進林業地域であり、多様で質の高い森林を保有する八溝林業地において、古くから、八溝地帯の山守役を務め、現在、国有林造林事業で人夫用請負人として造林作業を指導している旅澤家を守る旅澤さんにお会いしてきました。
 森林・林業を取り巻く状況は、木材価格の低迷や林業採算性の悪化などにより、森林所有者の森林に対する関心が薄れてきています。その結果、間伐等の森林整備が停滞しているのが実情でもあります。
 なぜ間伐が必要なのかは、間伐とは、森林の保育の為に行う伐採の事で、木々に再び光をあて、幹の肥大生長を促し、りっばな森林を作る為の不可欠な作業だからです。しかし、間伐作業を怠り、森林を放置すると、林床に光が届かなくなり、下草がほとんど生えない状況になります。その結果、剥き出しになった地表に雨が直接当たり、表土が流出する恐れがあり、土壌中に雨水が浸透する量も少なくなってしまう事から、間伐は森林の持つ水源涵養や山地災害の防止など公益的機能を発揮する上でも重要な作業とであると言えます。

 旅澤さんの管理する山を拝見させていただいたのですが、山の中に入るとひんやりとし、小川のせせらぎが流れる中、わさび田あり、樹齢70年から80年の杉の木がまっすぐに伸びています。中には、樹齢120年の杉の木もありましたが、間伐もなされ、適正に管理されたまっすぐな杉の木は、本当に驚かされました。大変な作業と思われますが、昨年、樹齢120年の杉の木を一本きり、自宅の家を建てた時に使われたそうですが、立派な木造住宅で羨ましく思いました。
 富士市においても、間伐がなされていない場所が増えているのが現状です。森林を管理していくには、時間とお金がかかる事で割りに合わない現実があります。委託している場所も、管理する人の高齢化や後継者がいない状態があり、お金をかけなければ、森が管理できない時代になってきています。
 森林による、2酸化炭素吸収量を間伐によって増加させる事が、地球温暖化防止の観点からも重要視されはじめてもいます。
 今後、緊急に間伐を行う必要がある荒廃した森林を調査した上で、公的に間伐等を進めていかなかなければならない予算も考えていかなければいけないと思われます。
 未来の森を創る事は、大切な事であります。

今日も忙しかった!

 本日のプログを書いていない事を忘れていました。慌てて今(23時30分)、家に帰ってきました。毎日続けている事なので、書かないと気持ちよく寝る事ができません。

 今日も暑い一日だったのですが、地域要望を聞いた後、知り合いの方から電話があり、地域は違うのですが、困っている事があるので聞いてほしいと言うので、問題個所で待ち合わせをしてから、対処が出来る事柄なのか話を聞かさせててもらいました。午前中はその対応に追われていました。地域はちがうのですが、自分の地域以外でも、聞く耳は持ちたいと思っています。
 

 その後、ロゼで防犯まちづくり講演会が開催されているので参加しました、犯罪アナリストの梅本正行氏は、犯罪対策のエキスパートで、講演会等に引っ張りだこの売れっ子講師です。防犯について、わかりやすく、ユーモア交えた身振り手振りを入れた話をしてくれました。

 それが終わった後、商業高校へ出かけ、用が済んだ後は、地域の生涯学習の理事会があり、地域の体育祭の説明を聞きました。今まで、8月に開催していた体育祭を9月に開催することになり、関係団体への調整が主な議題になっていました。夜9時近くなってしまったのですが、終わり次第、ポートホテルで開催されている、法人会青年部の納涼会に出席しました。
 今日も暑くて、忙しい一日でした。
 ですから、家へ戻る暇もなく、本日のプログがぎりぎりの日が変わりそうな深夜となっています。
 一日、時間に追われながら、あっという間に過ぎようとしています。ブログに関しては、今のところ、自分なりに、書きつづける事に挑戦しづけている以上、忙しくても、書けないと言う事はしたくありません。
「荻田議員って毎日、ブロクが書けるのは、結構暇ね!」
とからかわれる事もありますますが、暇ではなく、自分なりに何をしているのか知ってもらおうと思って、頑張っています。
 また、続ける事に意義があると思っていますので・・・・
 今は、書く内容も大切ですが、まずは、出来るだけ続ける事を優先としています。

滝、滝、滝。

 
 暦の上では、1年でもっとも暑くなる「大暑」に本日あたります。朝からむしむしと暑く、各地で30度を超える暑さになっています。暑くて外へ出るのが嫌になりますが、やらなければいけない事があり、暑いと言っていられません。
 そこで、最近出かけた、涼しげな滝の風景お届けします。

 滝のそば、または渓流などでは、すがすがしい快適な気分になります。それは、美しい景観を眺めていることに加えて、マイナスイオンを豊富に含んだ空気につつまれているからなのだそうです。

 自然界で、空気中の微細水滴が分裂するとき、水滴はプラスに帯電し、周囲の空気はマイナスに帯電する空気イオン化現象によってマイナスイオンは発生します。これをレナード効果と呼んでいます。
 マイナスイオンには、疲労回復や精神の安定の効果があると言われています。
最近見た、滝、滝、滝、滝です。

私の住む地域には、素晴らしい名瀑「大棚の滝」があります。(桜ともみじの下草刈り)

7月4日の大雨の時の赤渕川上流部桑崎付近にて

宮崎県高千穂峡の真名井の滝(7月6日)

最後に、日本三名瀑のひとつに数えられる茨木県大子町の「袋田の滝」。高さ120m・幅73mの大きさを誇ります。
 
 大岸壁を四段に流れることから、別名「四度の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師が訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したことからとも言われます。ガイドさん曰く、滝の中で一番マイナスイオンが放出されている滝だと言っていました。(7月10日の茨城森林視察にて)

写真ですが、滝が出す、マイナスイオンを浴び、一服の涼と疲労回復にあててください。

すどの杜 納涼祭

 私の家から、歩いて200メートル位の近さに特別養護老人ホーム「すどの杜」があります。「すどの杜」ではおおむね65歳上の疾病による身体的、精神的障害を自宅で過ごす事が困難な方が入所している福祉施設です。

 すどの杜の第13回目の納涼祭が、日曜の昼間、開催されました。以前は、室外の駐車場で開催されていたようですが、この時期の暑さや天候により左右されるので、昨年より室内で開催されています。したがって、外のいるだけで汗が出てくるようなところでのセレモニーではないので、参加している人は大変楽でもあります。なにより、入居者の人たちにとっても、炎天下でのお祭りでないので、快適に楽しめられます。
 すどの杜での、大塚理事長の考えは、地域で豊かな生活の為に、施設に関係する人は地域の人々と、共により良い生活環境となるよう努めるとし、積極的に、スタッフ、ボランティアの人達と色々なイベントを開催しています。
(須津ボランティアの皆さん)

 納涼祭でも、中では、子供たちのチアリーディングや踊りが披露され、また、外の出店として、須津ボランティアの方々や、吉商本舗、無料マッサージのさがメディカル、まつぼっくりさん等も出店し、多くの人が買い物をして賑わっていました。
 多くの入居者の人達にとっても、楽しみの一つであり、またイベントを開催する事により、地域の人達が訪れ、刺激にもなっているようで、皆さんが、それぞれに嬉しそうな顔をしていました。

 私も、帰りがけに、生まれて初めて、炎天下の外でのマッサージを体験いたしました。疲れているので、気持ちはいいのですが、暑さの為にうつ伏せになっているとズボンやシャツが汗でくっついてくるのが分り、顔から汗が噴き出てくるために、ひいてある紙の布きんがびっしょりとなっていました。でも、マッサージしている先生は、もっと暑いと思っていると思いますが、顔色一つ変えずに30分位揉み続けてくれました。
 無料でしたが、手を抜かずしっかり揉んで頂き、疲れも取れなんか、お祭りに参加して儲かっちゃいました。

おまけですが、すどの杜の「人相は悪いがやさしいヤングリーダー」のにんきもんの増田君です。

 

富士市水防訓練

(須津水防団の精鋭)

 富士市水防体制の一層の強化、及び水防技術の向上を図り、市民に水防に対する理解と協力を求める事を目的とした水防方に定める水防訓練が、かりがね公園で実施されました。 

 今年初めて出席する為に、市の規定の災害時に着る制服で参加するか悩んでいたりしたら、時間が無くなってしまい、あわてて出かけて行ったのですが、場所は、大体の見当で行けば人が要るだろうと思って行ったのが悪く、間違えた所に行ってしまったようで、時間ぎりぎりに到着し、受付も最後になってしまいました。その結果、名前を呼んでもらったのですが、最後に付け足しのようで呼ばれました。災害時の訓練ですので、余裕をもって出かけると言う事をまず、気をつけなければと、改めて思いました。
 水防訓練に関しては、近年の地球温暖化に伴って、異常気象もあり、富士市においても、昨年にも台風4号による、浸水被害、また、本年の7月4日の時間雨量114ミリという記録的な集中豪雨と水に係る災害も多くなっているので大切な事です。
 特に私の住む東部地域は水害常襲地でもありますので、水防団の役割は重要です。
 本日も、須津地区を始め、東部方面の水防団が訓練に参加していました。
水防訓練の様子(土のうつくり)

色々な工法が訓練されていました。竹渡し、たたみ張り、川倉作り

川倉が作られて終了しましたが、大変暑い中での訓練でしたが真剣に取り組んでいました。
 これから、まだまだ、水がでるシーズンですので、気は抜けません。ぜひ、実践でもいかされるよう、お願いします。

ふるさと浮島春山まつり

 梅雨明け宣言がなされ、大変暑い一日でした。地域においてのお祭りが先週ぐらいから開始され始めていますが、本日も浮島地区まちづくり推進会議が行うお祭りが盛大に開催されました。

 浮島地区は一番東に位置する地域です。私は36人の議員の中で一番東に住む議員です。そのような意味では、浮島地区のイベントに参加させてもらい、地域の人達との交流の場としたいと思っています。浮島地区では、地区の議員がいない中では、今後、一番近くに住む議員として、地域住民と一緒になれるような形を取ってくれていますので、自分なりに、このようなイベントには、積極的に参加し、より多くの人と接し、色々な話をさせてもらえる事に、感謝しています。

 地域力が求められる中では、浮島地区の団結力は素晴らしいものがあります。しかしながら、少子高齢化が進んでいるのは、この地域の大きな課題であります。今後の10年を踏まえた第5次総合計画の策定は、この地域においても、どのようなまちにするかを真剣に考えなければ、いけない事です。お祭りや運動会などのイベント通じ地域の交流を深め、住民の声を反映させる為にも、今日のようなイベントは大切であると考えられます。
 私もグルッと一回りする間には、多くの要望と、ビールをすすめられました。一年前に比べ、知っている顔が多くなった事は嬉しいことなのですが、お酒が入り、いろいろな話を聞いている内に、何の話をしているのか分らなくなってしまう事もあるので、明日以降、しっかり、区長さんの所に行って改めて話を聞かさせてもらうつもりです。

 浮島のお祭りを途中で引き揚げ、その後、私の地域のお寺の住職が結婚をなされ、有志の皆さんでお祝いの会を開催しているので、お酒を飲んでしまった私は、妻の運転で、夫婦で参加させてもらいました。
 住職は私の富士高時代の同級生のお兄さんにあたり、その住職が結婚でき、本当に良かったと思っています。お寺の仕事はお付き合いもあり、ある意味、議員と同じような所があると思っています。ぜひとも、奥様を大事にして、お寺の行事を進めてもらいたいと思っています。私も酔った勢いで、
「私は、奥さんを大事にしており、名前を呼ぶ時も、さんではなく、様付けをして呼ばせて頂いております」
と言ったら、誰かが、
「今、言った事は、皆、覚えているからな。」
と言っていました。私は、それ位、奥様を大事にして欲しいと言う意味でいったのですが、実際、迷惑をかけているので、様付けはしませんが、大いに感謝しています。
幸せな顔をしている、住職

 住職、是非、奥様を大事にしてください。

第5次富士市総合計画

 富士市において、行政運営の総合的かつ計画的な執行をする為の指針として、政策推進の基となる第五次総合計画の策定が進められ始めました。その中で、重要となるのは、市民参画体制をとり、住民の意見を集約し、10年後に目指す地区の将来像と将来像を具現化する為の基本方針と計画をまとめていくことです。

 地区においての「第五次富士市総合計画の策定に関する地区説明会」が開催され始めていますが、須津地区でも企画課職員による説明がありました。
 「地域の問題は地域住民が中心となって」の考え方から、地域住民の意見の集約の場として、まちづくり推進会議があります。第5次総合計画の策定にあたっても地区の目指すべき将来像について、街づくり推進会議を通じて、意見、提言、要望を頂きながら、進めていく形になっています。
 各地域で、「富士市においてのその地区の担うべき役割」「将来の地区像」「地域の課題とこれからの在り方」等を主なテーマとして話し合いが行われ、まちづくり提案書として、提出書類を3つ、(まちづくり提案書)(ソフト部門提案書)(ハード部門提案書)をつくり、本年の12月19日までに、総務部企画課へ提出しなければなりません。
 地域において、大きな宿題が出されました。でも、それは自分達の住むまちは自分達で真剣に考えなければいけないことであり、将来の子供達の為にも、傍観者ではなく、自分たちが積極的に関わらなければいけない大切なことであると思います。
 その地域にあった特性のまちを、短い期間でありますが、まちづくり推進会議でいかに集約していくか、地域によってその力が試されているのかも知れません。
 議員としても、しっかり考えますが、住民の目線でもう一度、自分の住む所を家族でも話し合ってみようと思いました。
 今後10年の計画が進んでいます、ぜひ、多くの人が興味と関心を持ち、自分達の意見が反映される総合計画にし、住んでいたいまちにしていこうじゃありませんか!!!

田子の浦港が変わる。


「田子の浦ゆ 打ち出でてみれば ましろにぞ 富士の高嶺に雪は降りける」
万葉集にも歌われた景勝地でありながら、ヘドロで有名になってしまった、田子の浦港、今、田子の浦港が変わりつつあります。物流機能の高度化を図り、3万トン級の大型船が入港できるような対策また、大規模な災害に対策、そして、環境やリクレーションにも配慮した、市民に親しまれる港づくりが進んでいます。

 自分達の住んでいる所の施設が今どのようになっているか、また、どのような事業が行われているかを確認する為にも、本日、田子の浦港管理事務所にいき、今、進めている事業をレクチャーしてもらいながら、着手している事業の現場の視察をしてきました。平成20年度の田子の浦の全体事業費は、約44億円が充てられています。主に、3万トン対応護岸整備これは、輸送コスト削減の中では、大型船舶を入港させるためには、どうしても12メートルの水深が必要であり、その着手がされています。また、地震災害対策としても田子の浦橋の架け替えを始め、緊急性のある3橋の整備、富士シンボル緑地や鈴川海岸の整備等に使われています。

 今回、特に、気になったのは、「富士シンボル緑地」です。その整備が進みはじめ、計画が出されていたのですが、実際、現地には行ったことがありませんでした。
主要施設のイメージとして、1、エントランスゾーン2、展望園地ゾーン3、交流広場ゾーン4冒険広場ゾーンが描かれており、駐車場も164台、芝生広場、夕陽のステージ、海水遊び場、子育て広場、スケーボーパークと完成されれば多くの市民が集まる新しい公園になると思います。
海が前面にあり、北に富士山、南をみれば伊豆半島が見えロケーションとしては、素晴らしいと思いました。現地視察をしたのですが、1番西側部分が一部着手されており、シンボル緑地の植樹祭が行われたところにはクロマツが植樹されていました。 これから、整備が進んでいく中では、シンボルタワーの建設も予定されており、順次できたところから供用開始されてくそうです。港や海がある場所に公園が整備される事は本当に良いことだと思います。富士市の新しい名所になると思います。

 富士市は、前から、港の整備が遅れていることが指摘されていました。観光産業を進めていく上でも、港と言うのは重要な位置づけがあると思っています。横浜、神戸、はいうまでもありませんが、清水港はドリームプラザを中心に、また、沼津も市場を中心に多くの人集まる場所に変貌してきています。富士市も、今後、富士シンボル緑地や鈴川の海岸にスポーツ公園の整備が進み、人が集まる場所に変わりつつあると思いますが、行政主導の施設ばかりだけではなく、民間が主体となる、商業施設やヨットハーバーなど複合的にからめていけば、より多く若い人が集まる場所になれると思います。
 20日に港祭りがあります。行った時にちょっと見学してみたらいかがですか

田子の浦に若い人が集まり、海を見ながら、愛が語れるような場所になる事を望みます。

恥ずかしながら・・・

 

 昨日、午前中、市役所で用を足して帰ると、大きな箱が届いていました。箱を見て思い出したのですが、恥ずかしながら、誕生日であった事を思い出しました。

 今更、誕生日だからと言って、嬉しがる年でもありません。花が送られてきて、思い出す位ですので、そんなに自分にとって迎えて嬉しい日と思ってないかもしれません。
 歳を聞かれて、だんだんいくつになったと言うのも、抵抗がある歳になってきたのですが、また、一つ歳をとり、ふと、思う事は、あっという間の一年であったと思います。昨年の誕生日も忘れていて、大雨が降り、地域での災害活動した後、夜中に帰って娘に祝福されて思い出しました。
 とはいえ、誕生日を迎えられた事は、大きな病気や事故もなく、家族が無事一年間過ごせた事は、幸せなのかも知れないと思っています。歳をとったから、どうのこうのというのはないのですが、区切りと言う事では、また、来年の誕生日までは、それなりの日々を送っていきたいと思っています。
 議員になってから驚いた事が一つあります。それは、36人いる議員で、同じ日に生まれた方が、私の他に2人いる事です。偶然ですが、昨年、水害について一般質問をした時に、
誕生日を迎えながらの水害活動と発言をした後、大先輩の味岡議員が、免許証を提示しながら
「君と同じ日に生まれたよ」
と言われました。奇遇だなと思い、他の議員の誕生日を調べると、もう一人先輩議員の石橋さんが同じ日に生まれていました。36人の中で、3人も同じ日に生まれたと言う事は、偶然にしててもびっくりです。個人的に妙な親近感を持ってしまいました。

 

 きっと私以外の方もそれぞれに、生まれた日を昨日祝っていると思いますが、私は、夜、家族で誕生日を祝う事はなく、商工会議所の青年部の納涼例会で、多くの人の前で誕生日を祝ってもらいました。ケーキには、ロウソクがぎっしりと飾られ、消すのだけでも苦労しましたが、多くの人に祝福されるのは、恥ずかしながら、感激もしました。また、知り合いの娘さん南ちゃん(小学5年生)から、手紙も貰い、思いもよらない誕生日で嬉しい一日でした。

 
 更に、夜中に家へ帰ると、娘から、誕生日のお祝いとして、肩もみ券を頂く事が出来、なんとなく、胸が熱くなった中で、寝てしまいました。
 歳をとる事を老いる事とは思わず、新たな希望をもって、有意義に過ごしたいです。
 そして、来年も、嬉しい一日になる事を願い、精進していきます。

人はなぜ非行・犯罪を犯すのか

 

7月は社会を明るくする運動月間です。須津地域でも、安心安全なまちづくりを推進する為の地域啓発の一貫として、日曜の夜に講演会が開催されていましたので、妻と参加してきました。

 講演内容は、「人はなぜ?非行・犯罪を犯すのか」と題し、元県の職員で現在、スクールカウンセラー、富士市特別支援教育専任相談員、そして保護司を務める臨床心理士の房間貞(ふさまただし)氏が、実例を交えた中で、愛着・信頼そして感情コントロールの形成についての話でした。
要訳すると、非行・犯罪とは周知されているのは、少年の触法行為、虞犯行為、成人の犯罪の行為等の総称でありますが、現在は、万引き、自転車盗が非常に多く、罪を犯してもその行為に対しての反省は稀薄である事は再犯性が多い事が物語っています。青少年が万引きをして捕まると、警察に通報され、児童相談所に連絡があるそうですが、親の中には、お金を払えば、良いと片付けてしまう人もおり、犯罪を生む背景には、家庭環境、特に親が大きな影響を与えていることが考えられます。また、非行を犯した多くの子供達は、乳幼児期に保護者に適切に養育されていないことは明白です。その為には、人生の初期の感情システムの形成をするのに最も重要なことは、「信頼できる保護者の存在」であり、「保護者に適度に愛されているか」を感じさせられことだそうです。家庭と親の役割がしっかりなされない事に、非行や犯罪を引き起こす要因があることが説明されました。その他にも、発達障害から見た非行傾向の理解についても話されましたが、いずれにしても、非行はただ、叱るだけでは効果は余りないと言われ、最後には、先生が作った標語で、
「見つけたら 許すな 小さな非行の芽」で締めくくられました。

今回 妻は、チラシを貰い、珍しく興味を持ったようで、ぜひ聞きたいという事で、夫婦で勉強させてもらいました。いつも思うのですが、このような、有意義な会を開催しても、同じような方の参加が多く、幅広い参加が本来されれば良いのにと感じます。

講演が始まる前に、音楽会を開催し、趣向を凝らしており、音楽会は子供達が参加し和やかな雰囲気で大変良かったです。でも、本来の目的の講演は、子供を引率で連れて来た人達は、子供を連れて帰るので聞く事が出来なかったようです。今回の内容は、子育てをする人、している人にぜひ聴いてもらいたい話でした。
 家庭や地域で犯罪をなくす運動を進めてはいるものの、なかなか人を集める事や理解を推進していく難しさを感じました。

茶道裏千家淡交会


朝、実家の母親から連絡があり、
「議員になったのだから、少しぐらいお茶の礼儀作法も学んだら」
という事で、日曜に開催された茶道裏千家淡交会のチャリティーお茶会に参加しました。

淡交会とは14代家元淡々斎宗匠の斎号に因み命名されたもので、荘子の「君子之交淡若水」(君子の交わりは淡きこと水の若し)に典拠するもので、淡々としてあたかも水が流れるように何事も執着せずどんな時も感情に流さされない平常心の交わりを意味し、茶禅一味の精神を根本とするそうです。

また、裏千家は学校茶道部として、「総合的学習時間」や「学校設定教科」等で体験学習として、お茶を授業に取り入れている学校も増えている中、本日も、富士東高や富士宮北高の生徒さんが沢山参加しお茶を入れてくれました。


「てっさん」 と 牧田会長と共に

淡交会の会長や幹事長さんまた、役員さんが知り合いでもあるので、作法もあまりわからないのですが、母親に横についてもらい、指導を受けながら、お茶を嗜んできました。
 お茶会の始まりに説明の挨拶をしてくれた、お茶の先生の幹事長の渡辺哲夫さんは高校の大先輩にあたり、富士高ハンドボール部で活躍をされていました。卒業後も、部活動のハンドボールにも顔をだし、厳しい指導を受けた後輩からは、「鬼のてっさん」と言われ、たいへん怖がられた先輩でもありましたが、まさか、お茶の大先生とは、想像できませんでした。
 仕草振舞を見ていたのですが、あれが、「鬼のてっさん」と言われていた人かと思うほど、品のある振る舞いと高尚なお話を聞いて、改めて、驚きました。
       高価な道具ときよせさんのお菓子「朝の露」

また、最後の挨拶の中で、たまたまお見えの、富士宮の小室市長の奥様と私を紹介していただいたのですが、お茶の味も、道具の良さもわからない行儀の悪い私は、なんか気恥かしかったです。(長い時間正座をしている事が苦手です)
 今後は、もう少し、日々の生活とはちょっと違う雰囲気を感じるためにも、茶道を習いたいとは思いましたが、あれもやりたいこれもやりたいでは、すべてが消化不良になってしまう恐れもあり、母親も、お茶の世界は、奥が深いと言っていましたので、機会がある時に少しずつ、味わう事ができるようにしたいと思っています。
本当に、人生の中では学ぶこと沢山あります。
 

未来の森を考える。パート1

 富士市は、温暖な気候、緑あふれる森林、豊かな水と自然にも恵まれた中で、豊富な水を利用し製紙を中心とした工業都市として栄えてきましたが、あまり、知られてはいませんが緑と水の源泉である森林面積は、8,649ヘクタールもあり、森林のまちでもあるといいえます。

 日本は、国土の67%が森林に覆われた世界でも有数な森林国です。森林は、国土保全、水源涵養、生物多様性の保全など私たちの生活に欠かせない環境保全機能が果たされています。森林整備は一朝一夕では、片付けられない問題であり、今回、未来の森を考える為にも、森林についての視察を、先週末、茨城の森林研究所と大子林業指導所、先進林業地の八溝林業地へ行きました。
 今まで進められてきた、針葉樹人工林は資源の循環社会中で手入れをして、保たれてきていましたが、一部では、広葉樹林や,針広混交林など、多様な森に生まれ変わりつつあります。森林の整備は、水土保全や生物多様性に配慮していくことは勿論ですが、景観や休養の面でも優れた森林が広がることが、人々にも癒しの空間を提供していきます。また、安定的に供給される木質資源は、加工技術の進歩により広く利用され、耐久性やリユース・リサイクル率も飛躍的に高まっています。森を考えることは大切なことで、森林を適切に育成し活用を促し、資源循環を実現した中で、多様な森林の恵みを将来に継承できるよう、研究をしてかなければなりません。
  
 森林総合研究所は、独立行政法人の形をとっていますが、職員数が1300名、平成20年の予算として、研究・育種に120億円、森林農地整備費に816億円と1000億近いお金を使い、日本の将来にとってなくはならない先導的研究機関というビジョンを掲げて運営されています。素晴らしい理念と方向性は間違ってはいませんが、ただ何となく、ここも若しかしたら、お役人の天下り先なのかなと穿った見方をしてしまうのは私だけでしょうか?
 今回、研究所において、講義を受けた内容の中では、今後、富士市においては人工林の長伐期施業を考えているので、興味を持って聞く事ができました。長伐期施業で考えなければいけないこと、メリット、デメリットを説明してもらい、今後の課題を自分なりに理解ができました。
 富士市の森林整備の一環として、富士山麓に、私も、一般質問で「桜の名所づくり」を取り入れた、森林整備を提案したのですが、思うようにいきませんでした。しかしながら、方向性は間違っていないという事は、今回改めて、確認もできました。
 ただ、森林整備には、お金と時間と手間をかけなければ成り立たないという事もよくわかりました。(つづく)

地域のお天王さん

 
 各地域においてお天王さんが開催されています。私の住む増川地区でも、朝から神輿を担ぐ準備を大当番さんがしていました。前日まで視察の疲れと、納涼会でお酒を飲みすぎて、余りの天気の良さに眩しくて目が開けられないような感じでしたが、そのような態度を一切出さず、元気一杯に、地域が一丸となる、神輿を担いできました。

 昨年は、雨が降る中で、御神輿を担ぎ、その晩には大雨がふり、江尾、境地区が浸水による被害がありました。でも、今年は、雨が降るような雰囲気は一切ありません。立っているだけで汗が噴き出す暑さです。役員の皆様は、
「これじゃあ、雨が降ってくれた方がいい。」
と言っていましたが、昨年は、
「こんな天気じゃ、神輿は担げないよ。」
と言っていました。一体、天気は晴れた方が良いのか、雨が降った方が良いのか、どっちなんだいと言う感じですが、天気はやはり、雨が降るより晴れた方がいいに決まっています。全く、皆、我儘なことを言うなと言葉には出せませんでしたが、心の中で思いました。
 お天王さんで、今、地域で困っていることがあります。それは、神輿の担ぎ手が少ないという事です。中学生がいれば事足りるのですが、中学生はこの時期、中体連が始まっており、参加ができない状態であります。、中学生の担ぎ手を確保する為に、ご祝儀を出して担がせていましたが、行事も重なり、ご祝儀を出しても人が集まらない状況では、年齢層が高い、担ぎ手が老体に鞭打って、地域を神輿を担ぎ、練り歩かなければならない状態です。かくいう私も、決して年齢的には、若い衆ではありませんが、地域の中では、貴重な若い衆という事で、神輿を担ぎました。
 あまりの暑さで途中、投げ出したくなりましたが、立場がある以上、最後まで、神輿を担いできました。久しぶりに気持ち良い汗と、地域の人と一体感を感じることができ、終わった後のビールが本当においしかったです。
 付いて回る子供たちも減り、地域のイベントは、段々関わる人が少なくなってきているような気がしました。どの地域においても、同じ事は言えると思いますが、隣近所の付き合いが気薄な関係になりつつある事は、面倒くささはなくなりますが、何か事が起こった時は心配です。地域の行事は、できるだけ継続し、地域力を高める努力をしていかなければいけないことだと、神輿を担ぎながら思いました。
 ほんとに暑い一日でしたが、それより、明日以降の筋肉痛が密かに心配しています。年をとると後から体が痛み始めますので・・・・・・