フェミニストとパリテ

 29日の金曜の夕方、第2東名の視察を終え、議会事務局に寄ると、先輩女性議員がコピーをしていました。挨拶をすると、ニッコリ笑いながら、すぐに、
「明日のセミナー、荻田議員は来てくれるでしょ。」
と確認されました。

最近行事が多すぎて、何の事を言っているのか、最初はよく分かりませんでしたが、先輩女性議員に言われれば、断れないので、
「ハイ、行くつもりです。で、何時からでどこでしたか?」
と内容は把握できていなかったので、当たり障りのないようにお伺いしました。
「明日、1時半からフィランセよ。全国から議員が集まってくるし、参議院の坂本先生も来ていただけるから、あなたにとっても勉強になると思うわ、必ず来るのよ。」
と念を押されてしまいました。
 内心「えー」と思いながら、別れた後に、明日の内容を確認してみると、全国の国会議員や地方議員で作る「全国フェミニスト議連連盟」による、「男女共同参画社会を目指して」のテーマの基での研修会が、土曜、日曜の2日間に渡り、富士市で開催されており、その事務局として、先輩女性議員が携わっていました。
 フェミニストという言葉の意味が、私は、女性に甘い男性、女性を特に尊重する男性、女性をちやほやする男性といったものを意味する言葉であると思っていましたが、ヨーロッパを中心に、女性の参政権などを求める、フェミニズムより由来した言葉であるということを知りました。
 今回のセミナーの内容も、男女共同参画の技法として、関東学院大学の糖塚大学院教授によるパリテの論理の基調講演でした。パリテとは男女同数という意味があり、2000年にフランスでパリテ法が成立したことにより、男女双方の機会の均等が進められていることを説明してくれました。また、政治の中での男性の支配が続いてきた背景には、政治に係るのは、税金を払う人が関わればよいとされてきましたが、税金を払わないのは、子供、貧しい人、女性であり、その人たちは政治には関われない状況がありました。でも、子供は大人になります。貧しい人は、お金を稼げばお金持ちになります。でも、女性はあくまで女性である以上、虐げられ、一番政治に遠い存在であったといえます。その状況が変わるには、フランスにおいても、男性に比べ女性に選挙権が与えられたのは、選挙が始まってから、150年も経ってからでした。

パネルディスカションには黒一点で市長が参加していました。

 私はパリテという言葉も、フェミニスト議連の事も知りませんでした。知らない事が多く、勉強不足ではありましたが参加してみて良かったです。
 ちなみに、女性議員の比率は、フランスで47,3%ノルウエイーでは37.4%日本では、10.14%と先進国の中では低い比率です。富士市は36人中4人が女性で、11,11%です。割合からいっても、もっと女性議員が増えても良いと私も思います。
 今日で夏休みも終わりです。明日から9月、あっという間に日が過ぎて行きます。

夫婦で訪れたいまち


 全国の都市において、「夫婦で訪れたいまち」調査において、上位にランクされている、近江八幡市は、美しい風景を残したまちづくりが進められています。美しい町並み、伝統的、文化的風景、景観に取り組む近江八幡市の風景づくりを視察しました。

 近江商人発祥地の一つと知られる近江八幡。豊かな水をたたえる琵琶湖をはじめ、四季折々の表情を見せる湖辺の野山、日本一の佳観を誇る水郷、良質な水田、水と緑の織りなす自然環境に恵まれ、伝統的な農村集落や鎮守の杜、市街地に目をやれば城下町の風情を残す八幡堀と近江商人の重要伝統的建造物群、大正ロマンの香りがする建物、近江八幡の風景、町並みに観光客が右肩上がりで増えています。

里山・よしのある風景・町並み

 観光ボランティアガイドの方の話によると、近江八幡の伝統的な落ち着いた町なみを体感すると、癒し、質実剛健、質素倹約、コミュニティの良さ、美しさ、開放感などを感じる事が出来、セットして造られたテーマパーク的なものではなく、日々の営みがある本物のまちの風景に感動するからだそうです。
 近江八幡市の風景の取り組みは、昭和40年代の青年会議所による八幡堀(八幡川)の修景保存運動から始まっています。その後、風景づくり条例の制定に取り掛かり、日本で初めての、「景観法」が制定されました。現在は、自然、歴史、文化等の様々な風景が存在し、それぞれの特性を保ちながら、6つの特性を持つ風景の区域に区分されています。

八幡堀の風景・堀の石畳、板張りの蔵、水辺の風景

 

 もし、八幡堀が埋められていたら今日のこの美しい風景は存在しなかったのかも知れません。時代時代のまちづくりの中で、流行に流されることなく50年100年先のまちのあるべき姿をまちづくりが重要である事が考えさせられました。また、風景づくりは、伝統的な風景を死守するということではなく、新しい時代の流れを取り入れることも必要であり、次世代のために環境への取り組みを妨げることなく伝統的な風景を活かしていきます。近江八幡の風景は、市民の熱い思いが主体であり、市民がともに考え、素晴らしい風景を守り、育んでいます。
 説明を聞いた後、まちを散策したのですが、心が落ち着き、余裕ができたら、妻とまた訪れたいと感じました。
 また、近江八幡市は富士宮市と夫婦都市を結んでおり、交流があり、昼食をとった「ひょうたん」という料理屋さんに富士宮から、3年前のミス富士山(旧姓、塩川さん)が嫁いできているそうです。

視察は池上副議長が対応してくれました。

 夫婦都市って何ですかと聞くと、
「琵琶湖が女性で、富士山が男性という関係で夫婦都市になりました」
というお答でした。

菜の花畑も台所も油田です。


 滋賀県東近江市の菜の花エコプロジェクトの取り組みを視察し、菜の花畑は巨大油田であり、家庭の中には台所油田がある事が、資源循環型のまちづくりを見て、よく分かりました。

今回、会派での視察で、平成18年1月1日に1市6町が合併した、現在の東近江市にいきました。東近江市は、滋賀県の南東部に位置し、中央には、愛知川が東西に流れ、琵琶湖に注いでいます。その愛知川の流域には良質な水田が広がり、県下一の穀倉地域となっています。
 昭和52年に琵琶湖の水質が悪化する中で、大規模な赤潮が発生しました。原因は、合成洗剤に含まれるリンと廃食油の垂れ流しでありました。その後、昭和56年に愛東町の女性が、「消費生活学習スクール」を結成し、回収した、廃食油を粉せっけん(愛しゃぼん)にリサイクルし粉せっけんの普及を推進してきました。しかし、洗剤メーカーが「無りん合成洗剤」の販売を始める中では、粉せっけんの使用率が急速に低下しました。その一方では廃食油の回収量は増大したために、粉せっけんのリサイクルに限界が見え、廃食油の新しいリサイクルの仕組みが作り出されることが、課題となりました。

粉せっけんを製造してます。

 こうした状況の中で、廃食油が車の燃料になるかもしれないと研究開発をすすめ、今ではてんぷら油で車が走るようになっています。いわゆる、バイオ・ディーゼル・フューエル(BDF)で、植物油からできたディーゼル車に使用できる燃料です。台所から出る、廃食油が燃料となり、台所が油田となります。原油高騰の中では素晴らしいことです。
リッター80円で製造ができ、今は、公用車やバス等で使用中。

BDFで動くカート。

 琵琶湖の水質汚染の原因になる廃食油をリサイクルする「粉石けんづくり」が、「軽油代替燃料化」の動きにつながる中で、地域の中にあるバイオエネルギー(植物系の資源か
ら生み出されるエネルギー)にもっと注目しようというプロジェクトが生まれました。それが今回、視察した「菜の花エコプロジェクト」です。
 休耕田を利用して春の風物詩の菜の花畑を甦らせ、農業振興と観光振興を図り、菜の花から生まれる食用油は学校給食など地域で利用し、その廃食油を軽油代替燃料にしようというものです。菜の花畑は「巨大油田」に替わります。

 この菜の花プロジェクトの取り組みが始まり、環境教育、観光資源として多くの観光客が訪れるようになり、栽培面積も16haと広がり、収穫した菜種は搾油し、学校給食でも利用を開始しています。また、油粕は肥料として、販売され、循環過程で経済効果が生まれています。
菜の花プロジェクトは、「自立」と「自律」の地域づくりを基本にした運動です。地域の事は地域で解決することを理念に「地域発想」「地域主体」の取り組みを目指していました。
 富士市にも、多くの水田があります。私の住む地域も、東部土地改良区また、浮島土地改良区と田園風景が広がっていますが、やはり、農家の人の後継者不足や、老齢化が進んでおり、休耕田や耕作放棄地があり、今後も増加していくと思われます。全国的な取り組みが進んでいる、「菜の花プロジェクト」を富士市としても、現在進めてはいるものの、浸透はしていない状況なので、本格的な取り組みとして進める価値があると思いました。

なんとか帰ってきました。

 
 会派視察研修、最終日、ようやく帰ろうと新大阪の駅に着くと、乗客でごった返していました。本日、局地的な大雨が降ったようで、三河安城ー浜松間で新幹線が止まり、大幅なダイヤの乱れがあり、一時は家へ帰れるか危ぶまれました。

 幸い、一時間遅れで運転開始となり、こだまに乗り込んで、無事なんとか、帰ってくるがことできました。電車が走らないんだったら、もう一泊したいという同僚議員もいましたが、何か家へ帰りたくない理由があるのかと疑ってしまいたい位です。
 私は、今回、25日に地域の水防対策会議に出席した後、26日からの視察参加でしたが、外での視察に関しては、雨にも降られず、暑くもなく、彦根市、近江八幡市、東近江市をばっちり視察ができ、最終日は、雨が降りましたが、大阪科学技術センターでの「地方議員の為政策立案と条例制定」と座学での研修であったため、雨が降っていても関係なく天候に恵まれた、視察研修でありました。まさか、帰りがけに、新幹線が止まっているとは思いませんでしたが、心がけが良かったのか、帰るときには運転再開で、ほぼ予定通りに帰ることができラッキーであると共に内容も有意義なものでした。
 

 詳細につきましたは、追々ブログで掲載していくつもりです。本日の大阪での研修は全体で50人位の参加者でしたが、驚いたことに、富士市からは、私の所属する会派以外にも、市民連合さんから6名参加しており、合計11名の参加というのは、議会改革のテーマでもある政策立案と条例制定に対して、富士市の議員の熱い思いが感じられました。

科学技術センターのマスコットが迎えてくれました。

 研修報告に関しては、私が担当であるのでしっかりした報告書を書きたいと思っています。他の地域の議員から、条例制定についてや課題が挙げられ、資料以外の生のサンプルケースも興味深く聞くこともでき参考にもなりました。大変密度の濃い研修でもあり今後に活用していくつもりです。
 今週は、視察研修疲れの上に、電車に乗り疲れもあり、また、明日も、第2東名の現場視察が1日あるので今日ぐらいは、早く寝ようと思っています。
 書きたいことは一杯ありますが、睡魔も襲ってきていますのでこの辺で・・・・・

会派で視察中です。

 残暑お見舞い申し上げます

 9月議会が始まる前に、所属している会派の市民クラブで、視察研修に25日から28日まで4日間出かけてます。

視察日程
25日、多治見市
*財務条例の制定、埋め立て処分場建設の経緯について
26日、午前、彦根市
*美しい彦根創造活動、地域通貨「彦(げん)」について
26日、午後、近江八幡市
*風景づくりについて
27日、東近江市
*菜の花館・菜の花プロジェクト
28日、大阪市NOMA行政管理講座
「地方議員の為の政策立案と条例制定」についての研修
*私は、25日の視察に関しては、江尾江川の水害対策会議がある為に、終わり次第の参加となっています。

 子どもたちの夏休みも、もう終わりに近づいていますが、議員は、勉強を、し続けなければなりません。

 家にいないので、ブログは書きたくても書けない状況になりました。帰り次第、視察報告は致します。
 しっかりと見て、聞いて、自分のものにできるよう頑張ります。

懐かしのお店。

 30年位前の高校時代、たまに静岡へ行くと紺屋町の地下街の洋食屋さんで食事をするのが楽しみでした。ちょうどその頃だと思いますが、静岡の紺屋町の地下街でガス爆発がありました。今では、その面影はありませんが、当時はものすごい大きな災害であったと思います。

 しばらくは、地下街が閉鎖されており、その後、大学で東京に行き、仕事に就いてからは、あまり静岡へも行く事もなく、お気に入りだった洋食屋さんの事など忘れていましたが、先日、テレビで富士市産業支援センター長になられた、小出さんが出演しており、企業仕掛け人の挑戦という番組で、今まで、関わってきた企業の中で、ぺガサートで洋食屋さんを経営している「キャット&ボア」さんを紹介していました。
 
 小出さんがテレビに出ていると思い、見ていると、学生時代良く通っていた、地下街の洋食屋さんであることに気がついた訳です。地下街からぺガサートに移転し、小出さんの創業塾で4年前に学び、(オンリーワンである事・情熱をもって持続する事・PRする事・お金をかけずに工夫する事の4つの実践)、今では、「ミートソース日本代表」というフレーズで繁盛店として有名になっていました。懐かしさは勿論ですが、静岡にいったら、必ず寄ろうと思いました。
 土曜日に、サテライトキャンパスが、ぺガサートで開催されましたので、早めに行き、食事をとりましたが、さすがは小出さんが関わっただけあり、大きな経営者の顔の看板、自慢のメニューの表示、経営者が自ら先頭をきって接客をやる姿勢、活気のある店内、商売の仕方に工夫がなされており、テレビの中でも言っていましたが、オンリーワンを目指す努力をする姿勢が、感じられました。やはり、商売をするのは、経営する人のマインドによってかなり違うと思います。いかに引き出すかによって、大きな差が出ることを目の当たりに勉強しました。
(あいがけぺがサート風1000円)

 
 このようなスタイルの繁盛店は、富士市にはあまりなく、今後、ぜひ、富士市で小出マジックを、商店街の産業支援としても力を発揮していただけたらと、キャット&ボアの新しいメニューである、ミートソースとカレーの間にカツをのせたあいがけベガサート風を食べながら、感じました。

ぺガサート1階には、西郷隆盛と山岡鉄舟が会談した場所で、以来、大事な決めごとをすると上手くまとまる縁起の良い場所と言われるようになったそうです。

企業の発展があっての観光。

 
 工場や企業誘致の限界から、安易に簡単に取り組めそうという意味合いから、各自治体がブームのように観光振興へとシフトを変え、注力し始めています。

 しかしそれは、どこの自治体でも考えることで、観光では継続的に、儲ける事は非常に難しく、観光産業というものは、基本的なものがあり、その2番手、3番手でなければいけないという話を観光戦略の講義で聞きました。そうなると、産業工業都市として富士市は、産業工業の振興が一番力を入れなければいけない事なのかもしれません。観光で食べていくのは難しいと専門家は言っています。
 自治体の観光戦略についても問題もありますが、いいとなると一斉に観光産業について走り出す結果となり、多くの自治体が、同じような施策に取り組んでしまい、特徴が無くなりつつあるのも現実です。フィルムコミッション・足湯・よさこいソーラン・ひなまつり・エコツーリズム・グリーンツーリズム・体験型観光・お祭り等々多くの自治体が始めており、それにより、特徴が無くなると市場が荒らされ、外部のリピーターにつながらない状態になってしまうという問題があります。一時的には、持て囃されるのですが、その後が続かない恐れがある訳で、観光産業を、主とする事が難しいと言われています。
 やはり、富士市においては、基本は、企業がまず元気である事が大切で、それが、観光産業にも反映されることであると思います。私は、議員であると共に、経営者としての顔もあるので、やはり産業や工業振興を進めていかなければならないと思っています。富士市は、元気のある企業が多くなることが、雇用も広がり、税収も上がり、財政状況もよくなる基本であると思います。その上で、全国画一的な観光施策ではなく、富士市の独自の観光施策を考えなければ、持続可能な構造は生まれないような感じをもっています。

 先日、富士市の元気ある企業のニンニクなどの香辛料を扱う斎藤食品工業を見学してきました。おろしにんにく、フライドガーリック、ガーリッグパウダー、乾燥紅ショウガを製造しており、多くの加工食品や香辛料に使われています。
 
 レストランやラーメン屋さんに置いてある、青と銀のパッケージで有名なギャバンさんも取引先で、使用されているそうです。ニンニクなどを専門に扱う食品会社は全国でもあまりなく、日本一のガーリッグ専業メーカーを目指し、頑張っています。
 

 斎藤社長とは、法人会等でご一緒していますが、真面目で勉強熱心な社長さんです。富士市にはいろいろなユニークな企業があると思います。商工会議所の富士ブランドもありますが、行政主導ではない、富士市独自の企業と協働した観光産業を開発するのも面白いと私は思います。

結構、勉強好きです。

 
 来年4月からスタートする「法政大学静岡サテライトキャンパス」の大学院政策創造研究科第3回目の公開授業を静岡市産業支援センターベガサート7階演習室で受講してきました。

 第3回目の内容は、第1部が専門分野が起業論、産業論、地域経済論を担当する岡本善行教授の「地方都市の地域づくり戦略」について、第2部が観光論、ベンチャー企業、産学連携論を担当する黒田栄一教授の「これからの観光戦略」についての2部構成での授業でした。

 どちらの講義も、取り巻く環境と課題、そしてその問題の解決方法及びどのように進めていくかの概略を話して頂けました。まちづくりも観光戦略にしても、興味のある講座でその中で、静岡のビジョンも示してくれ、それなりに面白く、為になりました。進行役は現在、法政大学の教授でもありますが、以前、静岡産業大学の教授でもあり合併について富士市でも講演をしてくれた、坂本教授が進めており、豪華な顔ぶれでの公開授業でした。

 このサテライトキャンパスでは、大学から配信される遠隔双方ライブ講義、または、サテライトキャンパスにおいての対面講義を受講し、土曜日は本校の市ヶ谷キャンパスにおいて講義を受講します。これにより、静岡または近郊に移住しながら、2年間でMBAを取得することができます。開設科目を見ると、例を挙げると
 商店街活性論・新産業経済論・観光創造論・都市再生事例研究論・生活政策論・まちづくり事例研究・ソーシャルキャピタル論・構造改革論・比較公務員制度・政策分析の基礎・行政学・地域経済学・政策ワークショップ・比較行政研究・地方財政論・CSRと雇用・特別講義「静岡経済の現状と課題」等々
 受講したい科目が沢山あります。時間に余裕があれば、入学したい希望はありますが、議員活動をしながらでは、無理があるようです。 ちなみに学費は、1年次が、116万円2年次が、102万5千円であり、その他に、毎週、東京に行かなければならないので、新幹線等の交通費が掛かります。それを考えると、学費等もばかに成りませんので、現在子供の学費以外にも、出費をするとなると、金銭的にも大変で無理のようです。
 議員活動も落ち着き、子供が学校を出てから本格的に考えて見ようと思いましたが、それより、明後日、25日までに県で行っている、第7期まちづくりリーダーの宿題の締め切りが迫っており、サテライトキャンパスの公開授業が終わってから、取りかからなければいけません。
 余分なこと考えている暇がなく、勉強に追われる毎日です。どうしてこんなに勉強好き(勉強漬け)になってしまったのかわかりません。

わたしの主張2008

 
 県内において、各地区大会を勝ち抜いた中学生12人が、日常生活の中で考えた事を発表する、「わたしの主張2008」が本日、午後ロゼシアターで開催されました。

「わたしの主張」とは・・・
中学生年齢の青少年が、日常生活の中で考えている事を論理的に論じながら、市、県民に訴える事により、自分以外の者や社会との関わりについて考え、社会の一員としての自覚を高める契機にするとともに、青少年の健全育成に関する市、県民の理解と関心を深める為に実施するものです。
 

 普段、中々、中学生の考えを聞く機会が無いので、せっかくの機会であると思っていたのですが、知り合いの方の葬儀が入り、途中からしか聞けなくて残念ではありました。さすがに、地域の代表であり、堂々としており、私が聞いた発表すべてに、中学生らしい豊かな感性が表現されており、次代を担う中学生の素晴らしさを感じさせてくれました。

 

どの発表も甲乙つけがたい出来で審査には、困ったようでしたが、結果は、最優秀賞として、三島市立北上中学校3年の宮下淳子さんの「喜びの届け方」が選ばれました。
 優良賞でしたが、富士市の代表の生駒さんの言葉の中で、まじめに生きる事は話題が豊富であるというくだりがありましたが、まじめに何事も取り組む大切さが伝わってきて、印象に残りました。

 審査の途中のアトラクションとして、全長16メートルにも及ぶ龍を操る大龍の舞が富士市吉原東中の生徒によって、披露されました。練習も大変であると思われ、なかなか見る事の出来ないアトラクションだと思いました。
 本日の発表やアトラクションを見ながら、多くの中学生が真剣に取り組む姿を見ていると、日本の未来は明るいと感じました。
 
 私も議員として、議会でも中学生に負けないように、自分の意見を堂々と発表できるよう頑張らなければ・・・
 

地域の一大事!??

「荻田さん、一大事よ。今日で終わりって知っていた?」
お風呂マニアの田中さんが、私の顔を見るなり、話しかけてきました。何が終わりかと言うと・・・・

 私の家の近くに、スーパー銭湯の「ふじの湯」があります。その、銭湯が突然、閉まってしまうのです。ショックです。
 お風呂好きの私は、「ふじの湯」が近くにあるので、良く通っていました。議員になってから、忙しさもあったのですが、あまりに近くだと、なんとなく、裸の自分を回りで見られているようで、最近は足が遠のいていました。
 ですから、此処のところちょっと行かなかったのですが、先日、やはり、お風呂マニアの田中さんに、ふじの湯が重油の高騰の為、本年の12月31日で締まると言う話を聞いていました。今年一杯で閉まってしまうのは残念だなとは思っていましたが・・・

 
 それが、急に、この、20日をもって、終わりであるという知らせを聞いて、びっくりして、市役所からの帰りがけに、「ふじの湯」へ駆けつけてみました。やはり、20日で閉める張り紙がはってありました。
 私は家に帰り、以前買っておいた回数券を探すと、残り8枚がありましたので、夜、生涯学習の理事会が終了後、最後のお風呂に行こうと思いました
生涯学習での議題は、文化祭についてでしたが、内心、その他の議題で、「ふじの湯」の存続について考えてもらいたいと思ってしまいました。(冗談です)

 「ふじの湯」は、近くに住む人にとって、大変快適な場所でもあり、憩いの場でもありました。地域にとっても、自慢ができる所でもあり、よく、私も、遠くから友達が来ると、自分の家のお風呂に入れないで、連れていく事が出来、重宝な所でもありました。14年間営業をしてきたのですが、競合店が出来た事と重油の値上がりや地代の高さで、経営が成り立たなくなってしまったそうです。本当に、商売をやるのに厳しい時代になりました。
「100円200円、あげてもかまわないから、何とか続けてほしい」
という声も届くことなく、閉まってしまいます。残念です。
無くなってしまうと余計寂しい感じがします。
 マックスバリュが来年近くにできるのですが、お風呂があった方がずーと良いと思っている人の方が多いと思います。

最後のお風呂、サウナでオリンピックを見ました。歩いて行けるので、お酒も飲める場所でもありました。私の地域での唯一の娯楽の場所が無くなります

 私にとっても、恐らく地域に住む人にとっても、一大事な事件です。復活を祈っています。

たつみ会にて、

 私は、多くの団体に所属していますが、その有志で構成された、たつみ会の懇親会がお盆が明けた、月曜に開催されました。議員となり、一年を振り返り、近況等を報告させてもらった後、参加した人達に多くの意見も頂きました。

 簡単に活動報告をし、自分なりに目指す議員としての役割や、多くの方に議員として、取り組んでいることを知って頂きたいことを、話しをさせてもらいました。支援してもらっている方に、答えるために、何をやっているかを説明する責任はあるのですが、なかなか知ってもらえない現状を伝え、話をさせてもらえる機会がほしい事をお願いしました。意見の中では、
・あまりあせらないでいろいろなことを取り組むこと
・すぐに結果を求めないよう考えること
・なにかやっているという事を強調しすぎると嫌味に感じてしまうこと
・政治屋ではなく政治家であってほしいということ等
一つ一つの意見は、議員になってから、自分なりにわかっていることですが、改めて、肝に命じなければと感じました。また、政治屋と政治家の違いは、次の選挙の事を考えて、活動をするのは政治屋で、もっと先を見据えた中で、行動していくのが政治家であると言われ、はたして、自分はどうなのか、考えてもしまいました。

 私自身は、少なくとも、今の思いは、少しでも、自分の住んでいるまちをよくしたいという志の中で、活動しているつもりです。その為の、自分なりの資質の向上も務めています。しかしながら、議員として、働いていく以上、選挙の事を考えていないと言えば、うそになるのも事実であります。

 意見で言われたとおり、結果にとらわれるのではなく、将来を創っていくのも、今、やれる事を、精一杯続けていくことの積み重ねであり、後から、結果がついてくること信じ、あせらないで自分の歩幅でがんばろうと思っています。
 ざっくばらんの懇親会ですので、皆さんから励ましや意見があり、おおいに参考となりました。
 

 皆さんのおかげで頑張らせてもらえること話したのですが、私の尊敬する方より、昨日、
「人は、見ていないようで必ずみている。また、人は支えられているばかりでなく、支えているという事も忘れないでくれ。何かをして貰いたい人だけではなく、君を応援し、君が頑張っている姿を見ることにより、逆に自分も頑張ろうと思っている人もいる。」
と言われ胸が熱くなりました。
 本当に、いい人達に恵まれて、幸せです。

ウーパールーパー

ウーパールーパーなる生き物がいた事を忘れていたのですが、江尾ふるさとまつりで、金魚すくいではなく、ウーパールーパーすくいでお目にかかりました。

 10何年前に、テレビでも話題になり、大フィーバーとまではいかないまでも、巷の人気者の生物として珍重されました。その後、気がついたら、忘却の彼方にと言う感じでしたが、まさか、こんな所で出会い、思い出す事ができるとは思ってもいませんでした。
 

娘と共に、ここで出会えたのは(江尾まつり)、なんかの縁と考え、なんとしても、ゲットしようと、ウーパールーパーすくいにチャレンジし、3匹のウーパールーパーを手に入れる事ができました。
 本日、水槽を買ってきて、本格的に、飼育する事にしました。一ぴき一ぴき飼わないと共食いをしてしまう為、水槽を分けた中で飼っています。主食は、赤虫です。
 
別名アホロートルです。

 ウーパーは、不思議な生き物で、オタマジャクシのようでもあり、サンショウウオのようでもあります。両生類で、かわいいような気持ちが悪いような生き物ですが、さすがは一時代、話題に挙がっただけあって、愛嬌のある顔をしています。見ていると癒されますが、ちょっと生臭いですけど・・・
 お祭りで、たくさんのウーパーを見たのですが、結構、簡単に入手できる、生物だったのには驚きました。
 これから、ウーパーちゃんを観察しながら、共に生きる生活をしていくつもりです。

草刈りアンド食事会

私の住む地域は歴史のある名所が存在する所でもあります。日曜の朝から、町内で、国指定史跡である、浅間古墳の、草刈りをいたしました。


 東名高速道路の上にある高台に位置し、ふるさと1万歩コースにも含まれています。地域で、管理している場所でもあり、お正月やお祭りの場所でもあります。 
 毎年、増川の各町内で、持ち回りで、清掃活動をしているのですが、草刈りは思ったより重労働で、汗がふきだしてきます。私は、機械での草刈りではなく、かまを使って草をかりますので、すぐに、足腰が痛くなりますが、怠ける訳にはいきません。

 地域住民総出で行っているので、人数はそれなりにいるので、2時間位の作業で終わりました。参加している中で、昨日、お父様を亡くされ、葬儀が終わったばかりの、山口土建の社長さんは、心労があるにも関わらず、草刈作業を行っており、立派な方であると感じました。普通なら休んでも、誰も文句は言わないはずではあると思います。

農道と江尾江川沿いの草刈

 自然豊かな地域ですので、草刈りが多い地域でもありますが、地域整備を兼ねた大切な奉仕作業です。先々週の日曜は、農道の整備を兼ねた、草刈りをしたのですが、運動不足の私にとっては、ちょうど良い運動となって良いかもしれません。

 お盆明けの日曜日でしたのが、家族で何処にも行く事はなく、行事をこなす毎日でしたので、せめてもの、罪滅ぼしにと、家族を含め、両親兄弟で外食を取る事しました。
 急な話で、人数もいるので、何処で食事をしようか悩んでしまうのですが、兄の同級生が、吉原の商店街で「トラットリアキクチ」という洋食屋さんを経営しているので、年を取っている父母がいるのですが、珍しく、ピザやスパゲッティでの食事会でした。いつもと違う場所で食事は、雰囲気もよく、貸し切り状態である為に、久しぶりの両親兄弟で、会話も弾みました。

お勧めデザート土日限定ババロア

 日曜の夜と言うと、チェーン店は列ができるほど混んでいるのですが、かえって、吉原の商店街にあるお店で食事をした方が、すいてて、穴場かもしれません。でも、食事を終えて、商店街を大人数で歩いたのですが、誰も歩いていないので、目立って恥ずかしいくらいです。吉原の商店街の土日の人出は減少傾向にあります。本当に、もう少しにぎわいがないと、いくらすいているとはいえ、商店街事体に足が向かないと思いました。深刻な問題でもあります。

お盆、色々

 

 帰省ラッシュのピークが過ぎ、お盆もようやく明けました。お墓参りもすませたのですが、お盆の最中色々な行事がありました。色々な風景を写真を中心に振り返りたいと思います。

14日、第25回を迎えた江尾ふるさとまつり。水害常襲地として、全国的に有名な地域になってしまいましたが、少しでも問題解決に向け、地域で取り組んでいます。地域の絆を強くする為にも必要な、帰省する人を交えた、恒例のお祭りです

歴代の役員さん。地域の顔役を囲んで・・・・

 富士市戦没者追悼式。63回目の終戦記念日を迎えた、15日、正午の時報とともに、先の大戦で犠牲になった市内3519柱の御霊の冥福を祈り、恒久の平和を願い、黙とうがささげられた後に、平和への祈りをこめた式典が行われました。

「ロゼ・トレインフェスタ2008」鉄道模型のジオラマが展示され、家族連れでにぎわっていました。17日まで開催しています。

川尻薬師祭り。15日に地域のまちおこしとして、地元の青年?(中年)平成会が主体となり、お祭りを開催しています。

平成会の会長さん。地域のリーダーです。

16日、第86回富士高富友会総会。富士高31回卒業生として、出席いたしました。議員の紹介で壇上に上がらさせて頂きましたが、そうそうたるOBの方々がいて、恐縮してしまいました。

富士高の応援団OBの応援。野球の応援で甲子園に行った事を思い出しました。

最後に、富士高のクラス同窓会が15日あったのですが、同じに日に中学の同窓会があり、夜中に参加させてもらいました。いつも、中心となって会を盛り上げてくれている清君です。
 今年のお盆は、いろいろありました。

ボーイスカウト野営

 
 お盆の13日から16日までの、3泊4日で、須度川渓谷において、ボーイスカウト2団の野営が行われています。
 とても、泊まり込みで参加ができる状況ではないので、雰囲気だけでも味わおうと、応援を兼ねて、見学をしてきました。

 毎年、スタッフの隊長や副長が休みが取れるお盆の時期に、合わせて野営を行っているそうですが、整備されたキャンプ場とは違い、木が生い茂った、林の中で、知らない人が見ると、ホームレスの方が、移住しているのかと間違うような感じでテントをはり、キャンプをしていました。

 蒸し暑いかと思ったのですが、案外涼しい風が吹き、快適とまではいきませんが、自然の中で気持ちがいいものです。
ただ、蚊が多くて、虫よけスプレーや蚊取り線香焚いていないと、かゆくていられないような場所でもあります。
整ったキャンプ場や便利な宿舎と違い、不便な場所でのキャンプは、水の用意から、燃やす木まで、汲みに行ったり取りに行ったりしなければなりません。結構やることはあるようです。

 立ちかまどをつくり、食事は作っています。キャンプファイア、ナイトハイクや須津川で水浴びをしたり、過ごしていましたが、規律を守るスカウトキャンプですので、必ず、報告を班長が隊長にしなければいけません。子供の時、野営に参加して思い出す事は、テントの中で、仲間とふざけたり、話していたりして、朝まで寝ないで、眠そうにしていると隊長によく怒られました。
 

 また、就寝前には、必ず、一日の反省と明日のスケジュールの打ち合わせをし、事故のないよう隊長の管理のもとで、行われています。
 

 野営に夜、参加して思ったのですが、夜になると、シーンと静まり返った暗闇の中で、耳を済ましていると色々な音が聞こえてきます。静寂の中で、色々な事も考える事もできます。なんか、普段の生活の中で忘れていたものが感じる事ができる時が得られたような気がしました。

 できることなら、しばらく今の生活から離れて、野営をしてみたい気持ちもありますが、(決して現実逃避をしたい訳ではありません)今の現状ではできないので、業務多忙の中で、一瞬でも雰囲気を味わえることができた事は貴重な経験でした。

懐かしい顔。(中学編)

 

 中学の同窓会が、30年ぶり位に開催されました。恩師の中山先生は 84歳になりましたが、元気で、びっくりしました。

 吉原第3中の3年5組の同窓会が、比奈の双葉さんで開催されました。会場に着く前に、川尻の薬師祭に参加し、お酒を飲まされたので、失礼とは思ったのですが、ちょっと赤い顔をして参加いたしました。
  会場に入ると、見慣れた顔もありましたが、何十年ぶりに再会する方が多く、名前が一致しない状況では、ありましたが、だんだん顔を思い出し、昔話に花が咲きました。
 好きだった女の子も出席していて、中学時代は、話すだけでもドキドキしたのですが、昔の面影はあるものの、それなりの歳を取っており、ドキドキする事もなく、会話もでき、青春時代の楽しいひと時を思い出す事ができました。懐かしい顔を見ていると、学生時代に戻った気分にもなりますが、会話の中で、孫が何人いると言う話がでてきて、もう、孫がいる世代になっているんだなと実感も致しました。
 多くの中学の同級生は、私が、斉藤から、荻田という苗字が変わったのは、知らなかったようで、今回、選挙に出ていた事も知らないと言う人が、ほとんどでした。(選挙には無関心と言う人も多かったです)また、議員になっているというのを、後から聞いたと言う人もおり、議員になった経緯などを話をさせてもらいました。次回、からは、ぜひとも、同級生に議員がいる事を忘れないでもらいたいとも話しました。
 女子の参加が多く、それぞれの近況報告をしたのですが、
中学時代のイメージと違い、話も上手で、皆さんがそれぞれに、いい年を取ってきた事が伺えました。
恩師の中山先生は、100歳までは生きますと断言していましたが、見た目も若く、また精神的にも若く、何よりも、高齢になっても、いろいろな事を積極的取り組む姿勢は、学ぶべき事があります。
 
  色々な人生を、聞いていると、自分だけが悩んだり、苦労しているのではないと言う事が良く判り、今回、良い機会であったと思っています。
 中学時代の友達は、懐かしい事もありましたが、昔のイメージとは、違った、それぞれの個性が表れた、いい、おじさん、おばさんになってからの話は、面白かったです。
 中山先生は、私たちの学年を最後に、教育現場をはなれたのですが、いつまでも若々しく、驚くとと共に、まだ好奇心旺盛な様子は、生きる気力を感じるオーラがでています。先生のパワーを確認できただけでも意義のある集まりだったと思います。
 中山先生が元気でいる限り、来年以降も継続していってもらいたいと実感いたしました。
 責任感の強い、後藤君が永久幹事に就任したので、良かったです。
 

頭を痛めています。

 忙しいと言う事を、自慢したい訳ではないのですが、お盆の最中のスケージュールを眺めながら、頭を痛めています。

と言うのも、
14日(木)江尾ふるさと祭り・ボーイスカウト野営参加
15日(金)戦没者慰霊祭・川尻薬師祭り・中学同窓会・高校同窓会
16日(土)富士高富友会
17日(日)地区下草刈り・県への要望事項の視察
と行事がぎっしり入っている上に、厄介なのは、お祭り、同窓会はお酒が付きもので、そのまま、流れにまかされて、帰る事ができない状況が考えられます。
 行事があって出かける所があると言うのは、議員冥利に尽きる事ですが、何を困っているか、一つは、行事が多いと、毎日書いているブログをどの時間で、書くか、もう一つは、まちづくりリーダー講座や大学のサテライトキャンパスに受講しているのですが、勉強する暇がなく、宿題や課題がだされているのにも係わらず、なにも手をつけていません。レポート等の締め切りが、迫っています。子供には、夏休みの宿題は、計画的に早めにすませなさいと言いながら、自分が出来ていません。
 夏休みの終わりの頃に、親に怒られながら、自由研究をやっていた、子供の時のトラウマが甦っています。
 やらなければと思えば思うほど、やりたくなくなるのが宿題です。(子供の気持ちがよく判ります)

 行事以外にも、やる事はあるのですが、今日は、ボーイスカウトの野営に参加するので、帰る事ができないので、今(深夜3時)、ブログを書き込んでいますが、今後、どうしようか、頭を痛めながら、思案しています。
 付き合いを断ればと言われますが、そうもいかないのが、議員でもあります。
 ほんと、宿題もどうしよう。

市役所は耐震補強工事中

 

 お盆に入り、帰省ラッシュが始まったようです。でも、市役所は、やっています。議員にはお盆も関係ないので、本日も、市役所へ顔をだしました。議員の連絡棚に「庁舎東側エレーベータのリニューアル工事について」のお知らせが入っていました。東側エレベータに行くとお知らせの張り紙と仮囲いがしてあり、通路が狭くなっています。

 市庁舎の耐震補強工事が本年6月17日から平成22年2月26日までの約20ヵ月間が予定され、現在、行われています。今後、想定される東海地震等に対して、災害時の安全な避難場所としての市庁舎とする為に、耐震補強をしていますが、それと同時に、庁舎もすでに38年も経過しているので、設備の老朽化が進んでいる為、リニューアル工事を兼ねています。

 工事内容として、仮設工事・耐震補強工事・リニューアル工事と3つに分れており、すでに作業エリアとして、モニュメントも撤去された、市民広場が使われています。また、食堂も閉まっていますので、結構不便でもありますし、先に行われた富士祭りも、来年もまた、ロゼシアター前の青葉通りで行われる事となっています。

 エレベータの工事では現在、東西2基設置してある、エレベータを全て撤去し、待ち時間改善の為に、東側は3基とし、西側2基は来年5月の予定ですが、工事期間中も最低3基のエレーベータが稼働するようになっています。
 徐々に、いろいろな工事が始まっていく中での先週末よりのエレーベータ工事でありますが、健康の為に、階段を使ういい機会でもあると感じています。
 メタボな私にとっては、工事期間中は、エレベータを使わないようにしようと思います。

浮島が原自然公園の現状は

 地域に住む方が、話をしたいと、私の所へ訪ねてきました。色々な意見や要望を頂き、ありがたく思うとともに真摯に受け止めようと思いました。

 
 話は、議員は何をしているのか分らないと言う事、また、行政は、無駄が多すぎると言う事、職員が多く、遊んでいるように見えるので、もっと無駄を省いて、例えば、給食費を上げないようにしろ等、でしたが、一つ一つ、私の考えを述べ、話を聞いてくれる中では、それなりに理解を示してくれました。話を聞くと言う事は、大切な事であり、話してみればそれなりの理解は得られると思っています。どのようにして、多くの人と話していくかは、今後の課題です。

 話の中で、浮島が原自然公園について、
「浮島が原自然公園に行ったら、トイレもない上に、草がぼうぼうで、歩けず、木道には犬の糞があり、とても自然公園なんかと呼べないよ、釣り場公園は、一般の人が管理してきれいになっているのに、あれじゃ、一度いったら嫌になっちゃうよ」
と言う事でした。
 現在、建設中ですが、昨年より、部分供用が開始されており、一般に開放されています。私は、この公園に関しては、ここでしか見られないような植物があり、全国でも誇れるような公園になれる場所だと思っています。
 
 私も5月の連休に行ったのですが、最近は暑くて、とても行く気がしなかったのですが、現状が分らない為に、今日行ってきました。確かに、芦が木道を蔽い、歩けるような状態ではないなと思いました。

 

 子供が探検だと言って自転車で木道を走っていましたが、危ないなと思いました。また、昨年、一般質問でもしたのですが、水生植物や生物が水の循環がされないと死滅する恐れもあるので、ポンプで循環をするなど処置を取ってほしいと要望を出していたのですが、相変わらず、水面は、油が浮いている状況でした。自然公園である以上、人に見せる事より、環境整備を優先すべきではないかと、今回も、行って見て感じました。
 平成21年完成ですが、今の現状は、トイレもなく、自然公園とはいえ、夏だからかもしれませんが、芦や草で荒れており、管理事務所等もないので、管理体制もしっかりしていないようなので、事故が起きなければいいなとも感じました。。
 
 毎日やる事に追われ、本日、妻の誕生日である事を忘れていました。夕方、娘に教えられ、慌てて、ケーキを買いに行って来ました。迷惑をかけているので、ポイントは抑えなければと思っていたのですが、忘れてしまうものですね。
 ケーキを食べて、喜ぶ歳でもないのですが、気持ちの問題ですから・・・・

ちょっとびっくり!!

 消防本部に用があり、市役所に着くと、駐車場で救急隊の救助訓練をしていました。日常的に行われているのでしょうが、猛暑の中での訓練、歩いているだけで暑いのに、真剣に取り組んでいるのを見て、当り前ですが、ちょっとびっくりしました。

 西消防署鷹岡分署に救急隊が配備され、10月1日より、人的措置がとられ、救急体制が強化されるとともに、あらたに11月20日には消防車両が配備される事を、先の委員会の説明で聞いています。鷹岡地区はうれしいニュースです。
 それとは別に、救急車をタクシー代りに呼びつける人がいると言う話があり、それもちょっとびっくりです。

 警防課に防火水槽についての設置の仕方を聞いた後、帰りがけに、偶然、会った赤ちゃん連れの女性を見て、ちょっとびっくり。それは、今年の成人式で、お祝いをした女の子が、一年もたたない内にママになっていたからです。ということは、成人式の時には、もう赤ちゃんがいたと言う事なんですね。成人式の時には着物を着ていて分らなかったのですが、二十歳でママ。しっかり、仕事について、がんばっているのかと思ったのですが、主婦となっていたので、ちょっとびっくり。
 
 ついでに、青少年の船の帰港式の時に、25年ぶり位に出会った、隣に住んでいた、あつこちゃんが、小さいな子供を連れていて、挨拶をされ、最初は、誰か分りませんでした。話をしている内に思い出したのですが、せがみあつこちゃんに会って、ちょっとびっくり。

「お子さん、まだ小さいけど、いくつ?」
と聞くと、
「孫です。おばーちゃんとは呼ばせないけどね。」
 確か、妹と同い年のあつこちゃんは、もうおばーちゃんになっていて、それも、ちょっとびっくり。

 10日の静岡新聞を何気なく見ていると、見たことのあるような風体の年配の夫婦が、仲良く、富士山世界遺産の色紙展を見学している写真が掲載されていました。よく、目を凝らして見ると、実の両親でした。思わず、「あっ」と声がでてしまう、総合版でしたので、ちょっとびっくりでした。
 暑い暑い、毎日の中のちょっとびっくりでした。
 

ガンバレ 日本!

 北京でオリンピックが開催され、3日目となりました。期待の「ママでも金」を目指した柔ちゃんは、「ママでは、銅」でした。期待の大きさもあり、残念ではありますが、バルセロナから連続5大会でのメダル獲得は、大偉業である事は間違いありません。凄いです。

 重量挙げの三宅選手もメダルには、届かず、日本にとって、厳しい幕開けとなりましたが、まだまだ始まったばかりです。ぜひ、がんばってほしいです。「ガンバレ日本!」です。
 本当なら、北京へオリンピックの応援に行きたいのですが、時間と余裕がないので、テレビで応援するしかありません。
                

 ガンバレ、ガンバレ日本なのですが、本日、元吉原デイサービスセンターはまかぜで、納涼祭が開催されました。会場においてもオリンピックの予定表も配られていましたが、最近、あちらこちらのイベントで活躍の、こどもチアリーディングのひばりのアトラクションがありました。
 
 
私の代りに、北京へエールを送って貰う様に写真を掲載いたします。

 テレビをつければ、オリンピック、話題もオリンピック、高校野球がどこに行ってしまったのやらの感もありますが、静岡代表の常葉菊川は、苦戦を制し、福知山成美を2対1で破って、2回戦を突破しています。常葉菊川もガンバレです。
 余談ではありますが、テレビを見ていて思ったのですが、かっての、金メダルリストの水泳の岩崎恭子ちゃん(静岡出身)は、いつのまにやら、解説(話し)が上手になっており、びっくりしました。気をつけて見てください。イメージが変わりました。

富士山に雪!??

 立秋を迎えても、相変わらずの夏日で、猛暑日は続き、秋の気配は感じられないと思っていたのですが、今日の昼間、落雷と雨が降り出した後、急に止み、ふと、富士山を眺めると雪が降っていたように薄く白くなっていました。田んぼを見ると、稲穂が実り始めたのに気がつきました。実際、季節感が良く判りません。

 今年の夏は、いつにもまして、異常気象であるので、今後の豪雨や台風などが心配にもなります。しかしながら、青少年の船は例年になく、天候に恵まれ、船も揺れることなく無事、帰港いたしました。帰港式では、元気に真黒に日焼けした、子供達が降りてきて、一安心です。

船に乗って痩せて帰ってくると言っていた、田口ブロック長


 本日、冨士山に、雪(初冠雪?)や雹が降ったようですが、朝早く、青年会議所のメンバーと、子供達が富士登山へ出かけました。雷がなり、雹が降っていると、ラジオfで天候が放送されたので、大丈夫であるか不安に思い、確認をすると、天候不順の為、頂上まではいけず、9合目付近で下山をしたという事でした。落雷による死者も出たそうです。あと少しで、頂上という所での下山は、残念であると思います。頂上までの断念は、なんとか登らせてやりたいと言う気持ちはあっても、山の天気は変わりやすく、その判断は難しいのですが、子供がいる以上、無理をしないというのは正しい判断であると感じました。富士山は逃げないので、登る機会は必ずありますし、今回は、登山の大変さを感じることも、いい経験だと思います。
 1週間前に、下の娘も富士登山を経験しました。疲れたと言ってはいましたが、頂上まで行ってきたことは、大変良かったと興奮して話してくれました。長女は、小学校5年の時に、私と共に、富士登山をいたしました。妻は、若い時、山登りの会に入っており、当然、冨士登山は経験済みです。私の家族は、全員、富士登山経験者ですが、富士市に住んでいて、毎日、見ることはできますが、割と頂上まで、行った事がないという方が多いと思います。
 近すぎて、行かないという事もあると思いますが、日本一の富士山です、世界遺産への登録も進んでいる中では、一度は経験する価値はあると思います。

元気なら「これでいいのだ。」

 毎年、7月に誕生日を迎える高校時代の仲間と一杯を飲む会を、7月中に行っていたのですが、私の事情で忙しくて、今年は、遅ればせながら、8月の今になって開催されました。

 この会は、なんだかんだ言って理由をつけて、お酒を飲みながら、近況を話しあって、元気にしているかを確認をしあうような意味合いがあります。7月生まれの仲間で、今年一年間の中で、大きな変化があったのは、誕生日を迎え48歳になったのですが、今年の2月に初めて子供ができ、子育てに奮闘中の高砂酒造で杜氏をしている小野パパです。
 奥様に送られてきた時に、お子様を拝見させて頂いたのですが、抱いている姿を見ると、本当に幸せそうな顔をしていました。正に、目に入れても痛くないと言うような感じです。
 私の子供は、もう成人式を迎える子供がいます。でも、小野パパは、今後、20年間、本格的に子育てをして行かなければなりません。これからが大変だなと思いながらも、でも、小野君は、紆余曲折して、杜氏という特殊な仕事についたのはある意味、正解だったような気がします。それは、杜氏という仕事は、特殊な仕事であり、体が元気であれば、いくつになっても働き続ける事ができる仕事でもあります。今後、少なくても、成人をするまでの20年間、68歳になっても、元気であれば、仕事は続ける事ができます。その意味では、定年がどうのとか心配もない職についている事は、安心だと思っています。(議員を仕事として考えると、たとえ元気であっても、選挙で選ばれなければ、続ける事はできません。小さな子供を育てながらでは、とても不安定な仕事であると言えます)手に職を持っていると言う事は羨ましいことです。
 いずれにしても、子供の為にも、体を大事にして、お互い、元気に仕事をしていこうと励ましあいました。それなりに、悩みはあるのですが、現状を感謝し、元気でいれば、「これでいいのだ」と思いました。
 話は尽きないのですが、歳をとったせいか、早い時間でお開きとなりました。
  
 たまたま、違う場所へ、行くと、漫画家の赤塚不二夫さんが先日亡くなりましたが、それを偲んでか「これでいいのだ」
と言って、バカボンのパパになって、お酒を飲んでいる仲間がいました。ホントに「これでいいのか」と思いましたが、本人が楽しければ、「これでいいのだ」かもしれません。
 世の中には色々な人生があります。

夢と希望の青少年の船。

 「夢と希望を乗せ、大海原へ」
富士市青少年の船で、中学生403人高校生13人青年33人と指導員合わせて503人が8月4日より8日まで沖縄へ洋上研修に出かけています。

 私は、出港日の4日に、多くの指導員の知り合いが乗船するので、見送りに行きたかったのですが、財務研修で名古屋に行く為に見送りはできませんでした。朝、早く新幹線に乗る前に、出向前のふじ丸は、田子の浦港で見る事は出来たのですが、送り出す事が出来なかった事は残念でした。
 私も、過去に(12年前)、青少年の船に指導員として乗船した事があります。台風が近づいていた為、出向前日に行き先が、急遽、沖縄から北海道に行った事を覚えています。天候不順の為、大型客船ではありながら、多くの子供達が船酔いをし、行先も変更、カリキュラムも船酔いで寝込んでしまう子供達多かったので、ほとんどが中止という状態の研修でした。しかしながら、自然の厳しさを知る上ではいい経験ができたと思いますし、また、船酔いをしない元気な子供は、船酔いをした、仲間達を思いやりながらそれなりに、いろいろな、変更をした、研修を進めていました。今、考えると、乗船している時は大変でしたが、苦しい中で、子供たちと触れ合う事が出来、ある意味、洋上で違う体験ができ、自分なりにも研修ができた事が、良い思い出となっています。
 今回は、天候に恵まれ、予定通り沖縄にいけたようですが、無事にそれぞれの思い出を作って、明日(8日)に乗船者の皆さんが元気に寄港すること願っています。

 青少年の船は、今回25回を迎え、今までに、1万人以上の人が、乗船してきました。今、使っている、ふじ丸は大型豪華客船でプール等も付いている、普通では滅多に乗る事はできない船です。その豪華客船で洋上研修が、1人48000円で出来る事は、大変安い値段でもあり、そのチャンスがある富士市の子供たちは幸せであると思います。しかしながら、その48000円も高いと言う方もありますし、市の事業だから、そんなにお金をかけるのはと言う方もいます。
 確かに、洋上の上で異年齢の仲間と交流持ちながら、協調性や責任感を養わせ、リーダーシップを高めながら、海の上で体験できる事は素晴らしいことだと思っています。
 しかしながら、昨日、会派の会議の席上で、青少年の船が25回目となり、当初の目的が達成できたと考えられ、今後、みなおした中で、もっと、多くの子供たちに寄与できる、ソフト面の充実を考えたら、(例えば今、不足しているサポート員の充実等)、青少年の船に、6000万の事業を続けていく必要性も考える時が、来ていると言う意見もでており、今後、時代の変化と財政状況を考えた上でも、検討がなされなければいけないのかもしれないとも思いました。