日: 2008年7月9日
宮崎県庁にて
宮崎の観光産業は!
宮崎に行く目的の中に、神話の里を代表する景勝地、高千穂峡の見学がありました。熊本空港より、2時間半また宮崎空港より、3時間と大変不便な場所にある為、中々行くことが出来ない場所でもありましたが、新緑萌える壮大な景色が見ることができました。
高千穂峡は阿蘇溶岩の浸食でできた高さ100メートルにも及ぶ断崖があり、そこから流れ落ちる真名井の滝は、日本の滝100選に選定されている名瀑です。あいにくの前日の雨により、ボートでの滝の見学は出来ませんでしたが、岩より染み出す滝があり、暑さの中において、涼が心地よく緑が余計に映えます。
高千穂峡の近くには、天岩戸神社があり、厄除け祈願を行いました。わざわざ、遠くまで厄除けに来たのですが、バス疲れもあり、神妙な顔をしてというより疲れきった顔で、厄除けをしてもらいました。気分の問題ですが、なんとなく今年一年も無事過ごせそうな気がしています。
今回、街中は勿論ですが、宮崎においての、観光産業を知る為に、観光名所を精力的に回りました。観光にはかなりの力が入っているのは、観光コンベンション協会が無料配布している、「速報観光宮崎」の厚さや発行部数11万部をみてもわかります。
県庁前の、朝市、県庁の前で地鶏を焼いていました。
宮崎は見て回る所が沢山あり、とても短期間では、見きれない訳ですが、かって、新婚旅行のメッカであった、日南海岸、鬼の洗濯岩、青島、モアイ像があるサンメッセ日南、安産の神やお乳岩がある鵜戸神社にいきました。新たな所として、モアイ像のあるサンメッセ日南は、太陽と地球の心を感じてもらう公園として、世界ではじめて、イースター島のモアイ像を復元が許された、公園でもあります。
朝、ホテルで何気なく、テレビを見ている時に、「宮崎の観光名所で愛を叫ぶ」と題した番組の中で、7つ並ぶモアイ像の左から3番目に触れると愛が叶うとされているという事が放送されていました。私も妻がいる身ですので、今更、愛が叶っても仕方がないと思いましたが、ぜひ、見学に行こうと思いました。
若い人が来ており、海岸が見渡すことができる小高い山に公園があり、その中にモアイ像がありましたが、広い園内を回る手段として、カートが貸し出されており、小さな子供や、体の不自由な方や、年配の方でも、見て回ることができるようになっています。
愛を成就させる物語や、見て回る人の配慮、また、遠くから見て、なにかなと思わせる話題性、日南海岸を走りながら、つい寄って行きたくなるような場所でありました。
これだけの観光産業がありながらも財政状況は厳しいのは、観光で食べていくのは大変であると痛感いたしました。
ここにも、東国原知事のモアイがありました。どこにいってもそのまんま知事がいます。