各地域においてお天王さんが開催されています。私の住む増川地区でも、朝から神輿を担ぐ準備を大当番さんがしていました。前日まで視察の疲れと、納涼会でお酒を飲みすぎて、余りの天気の良さに眩しくて目が開けられないような感じでしたが、そのような態度を一切出さず、元気一杯に、地域が一丸となる、神輿を担いできました。
昨年は、雨が降る中で、御神輿を担ぎ、その晩には大雨がふり、江尾、境地区が浸水による被害がありました。でも、今年は、雨が降るような雰囲気は一切ありません。立っているだけで汗が噴き出す暑さです。役員の皆様は、
「これじゃあ、雨が降ってくれた方がいい。」
と言っていましたが、昨年は、
「こんな天気じゃ、神輿は担げないよ。」
と言っていました。一体、天気は晴れた方が良いのか、雨が降った方が良いのか、どっちなんだいと言う感じですが、天気はやはり、雨が降るより晴れた方がいいに決まっています。全く、皆、我儘なことを言うなと言葉には出せませんでしたが、心の中で思いました。
お天王さんで、今、地域で困っていることがあります。それは、神輿の担ぎ手が少ないという事です。中学生がいれば事足りるのですが、中学生はこの時期、中体連が始まっており、参加ができない状態であります。、中学生の担ぎ手を確保する為に、ご祝儀を出して担がせていましたが、行事も重なり、ご祝儀を出しても人が集まらない状況では、年齢層が高い、担ぎ手が老体に鞭打って、地域を神輿を担ぎ、練り歩かなければならない状態です。かくいう私も、決して年齢的には、若い衆ではありませんが、地域の中では、貴重な若い衆という事で、神輿を担ぎました。
あまりの暑さで途中、投げ出したくなりましたが、立場がある以上、最後まで、神輿を担いできました。久しぶりに気持ち良い汗と、地域の人と一体感を感じることができ、終わった後のビールが本当においしかったです。
付いて回る子供たちも減り、地域のイベントは、段々関わる人が少なくなってきているような気がしました。どの地域においても、同じ事は言えると思いますが、隣近所の付き合いが気薄な関係になりつつある事は、面倒くささはなくなりますが、何か事が起こった時は心配です。地域の行事は、できるだけ継続し、地域力を高める努力をしていかなければいけないことだと、神輿を担ぎながら思いました。
ほんとに暑い一日でしたが、それより、明日以降の筋肉痛が密かに心配しています。年をとると後から体が痛み始めますので・・・・・・