須津川渓谷の現状

実は、昨年の11月議会で質問したかった事に、「須津川渓谷の安全対策について」がありました。
以前ブログにも書いてある通り、昨年の地震、台風、豪雨によりがけ崩れ等で危険箇所があり、地域のふれあい遠足も変更になった経緯を考えると早急に安全対策を取らなければいけない状況でもありました。

当局では、その後、通行止め等直ぐに対応をして頂けたので、質問は見送りにした経緯はあります。
2月6日に市道中里線の通行止めが解除となった事を、HP上で知った為、現状確認に行ってきました。

大きな落石があった場所は片側通行や落石注意の看板はあります。トイレは方面落石の危険がある為に使用が出来ない状況です。(トイレの利用ができないのは本当に不便です)大棚の滝までの間でも、むき出しの石が見えている所は何か所か確認できます。

大棚の滝の入り口駐車場までは行けますが、その先は相変わらず通行止めではありますが、別のルートを取れば大棚の滝にはいけます。(HP上で迂回路は確認してください)

今議会においても、須津川渓谷の市道中里線の補正予算はあげられているもののすべての対応はできていないと思っています。その意味では、現状での利用をしていくには、早急に須津川渓谷の現状の危険箇所の調査はしっかりして頂いた上で、危険箇所を示し、地域住民や利用者には理解をしてもらっての通行をしてもらわねばならないと感じています。(先日開催された須津山財産委員会に置いても、要望はしてあります)
須津川渓谷は地域でもイベント等で沢山の人が利用しています。また、富士市の誇るべき自然財産として、市内外より多くの人が訪れる場所でもあります。話題になっている公共交通を利用しての観光として活かせる場所でもあります。大棚の滝周辺は主要観光施設の位置づけでもありますので、早急に市として安全対策としての整備を進めて頂きたいと大棚の滝を見ながら感じました。

観光面からも今回も質問を考えてみたのですが、施政方針についての質問を致しますので、残念な事にできません。
でも、現状を見る限りでは今年のふれあい遠足が出来るのか地元住民として気になってしまいます。
須津川渓谷の利用の仕方については地域だけではなく、富士市として考えなければいけない事でもあると思っています。

富士市長の平成24年度施政方針。

いよいよ2月議会始まり、3月22日までの38日間の会期に突入しました。
初日、市長の市政運営に向けて所信の一端と重点施策の大要についての施政方針演説がありましたが、50分弱の演説でいつもより短かったようです。

市長は、
「歴史的な転換点に直面した今、前例にとらわれず、変えるべきものは変え、新しい発想と次の段階に飛躍する覚悟を示し「刻苦勉励」の精神を持って第5次総合計画で揚げた「幸せを実感できるまち」の実現に取り組んでいく。
新年度の市政運営に向けては
新年度を「富士市の都市活力再生元年」と位置づけ3つの分野に重点的経営資源を集中させる。
1、 都市活力再生に向けた取り組み
2、 安全と安心の実現に向けた防災対策
3、 未来への投資としての子育て支援の取組み
施策の大要
第5次総に位置付けられた7つの柱
1、安全でくらしやすいまち
2、健やかに安心して暮らせるまち
3、産業が交流するにぎわいのまち
4、人と自然が共生し環境負荷の少ないまち
5、魅力ある教育を実現するまち
6、人にやさしい便利で快適なまち
7、市民と創る新たなまち
平成24年度の当初予算は
一般会計788億円
特別会計471億8,940万6千円
企業会計290億5,476万9千円
総計1,550億4,417万5千円
不要不急な事務事業を見直しを徹底し、都市活力の再生、地震、水害対策、子育て支援なの重点を置いた予算編成を行った。
結びに
激動の時代こそ、自らの持つ可能性を信じてあらゆることに果敢に挑戦していく。」
としていました。
詳細については、富士市のHP上で確認してください。
感想としては、大局としては課題を捉えているものの、「変えるべきものは変え、新しい発想」や「都市活力再生元年」とするならば、様々な施策は挙げられてはいますが、欲を言えばもっと思い切った施策があってもいいような気がしました。(第一印象としてです・・・)
今後、会派で細かく検証をしていきますが、「富士山のふもとしあわせを実感できるまち富士」の実現を確認せねばならない事でもあります。
*通夜、会合終了後家に帰ったら、妻と娘からの義理チョコがありました。チョコをかじりながら頑張らねば・・・・

議会前です。体調管理を・・・

毎年この時期、風邪をひいてしまいます。
今年は、大丈夫かと思っていたのですが、週末出掛けていたら調子が悪くなってきてしまいました。
2月議会が始まろうとしているに、ちょっと心配です。

土曜日には、青年会議所の後輩の結婚式がありました。
(末永くお幸せに!!新郎のご両親の嬉しそうな顔が印象的でした)

新郎は12年前に、青年会議所に入会しましたが、その時のスポンサーが私でもあります。独身だった彼がなかなか結婚しないので心配でしたが、とても素敵な女性と結婚が出来、ついつい嬉しくなってしまい、ちょっと飲みすぎてしまいました。
結婚式終了後、お酒も入っていましたので、薄着でフラフラしてしまいました。
でも、元気でした。
日曜に、地域の祈年祭の神事。

神社まで歩いていきましたが、坂道を歩いていくと汗が出てきます。しかし、神社の中は、風が吹き込んできて寒いです。また、神事の最中は、コートを脱いでいました。寒いなと感じながらも2つの神社での神事後に挨拶をさせて頂きましたが、背中に風が当たると寒さが増し、話の最中に、震えてしまいました。妙に肩張ってきて、背中が痛くなってきました。
「あれ、ちょっとおかしいぞ」と感じました。この時点から私の体の雲行きが怪しくなってきました。
祈年祭参加後、慌てて家に帰り薬を飲みましたが、妙に怠いです。
夕方、頭が痛くなってきていましたが、石場茂氏の講演会があったので、聞きたくて出かけました。

 素晴らしい話をしてくれているのですが、薬が効いてきたのか眠気が押し寄せてきます。その上、講演終了後には、寒気がしだしました。
体を休めようと寄り道をせずに家に帰りましたが、あちらこちらに出かけているうちに、どうやらまたしても、風邪を引いてしまったようです。
議会前ですの、体調管理は、議員としても気を付けなければいけない事なのに・・・
何とか直さなければと早く就寝しています。

職業講話。(キャリア教育の推進を)

小学生の前で、自分の仕事の事を話す職業講話を行ってきました。
それも、午後の授業2時限分。
最初に私が携わっているコンビニ経営の事。
続いて市議会議員の事。

社会には、様々な仕事があり、その一端を子供達に知ってもらえればと思っていますが、2時限分ですので、子ども達が少しでも興味を示す工夫をしなければと、資料や映像を用意しての職業講話をしてきました。(自分の勉強にもなります)

2つの仕事の事について語ってきましたが、やはり子ども達にとっては、議員の仕事の事より、コンビニの事の方が身近に感じて興味を持っていたようです。
最後に、子ども達には、どんな仕事をするにしても、本気になって「私はできる」という事を思ってもらいたい。社会で偉いと認められる人は、勉強のできる人でもなく、強い人でもない、「私はできる」と信じ、なりたい事や、やりたい事が出来ている人であるので、どんな事でも「私はできる」と思い、これからの学校でも頑張ってもらいたいとお願いをしてきました。(子供に言いながら、自分にも言い聞かせてます)
担当の先生からは、後日、子ども達の意見を聞かせてくれると言われましたが、子ども達がどんなふうに感じてくれたかは気になる所です。
ただ、嬉しかったことは、帰りがけに子どもの何人かが寄ってきてくれて、握手を求められました。
私の話を聞いてくれた子ども達、ありがとうございました。

私はかねてより、キャリア教育を推進しています。
将来の富士市を担ってもらう子ども達には色々な話や体験をさせてやるべきだと思っています。(それは先生だけの役目ではないと思っています)その為には、キャリア教育としての様々なプログラムが無ければいけないと思っています。でも、現場の先生は忙しいです。キャリア教育の推進を先生に求める事は難しい事であると思っています。
校長先生からは、担当の先生が、保護者等にお願いしていますが講師の選定にも苦労している実情も聞きました。
私は、だからこそ、学校と仕事・企業、地域を結ぶコーディネーター機能を含む組織的、体系的に運営する協議会組織が必要である事を訴えています。
現在、fキャルさんでもサポートをしてくれていますが、「まちづくりは人づくりです」。
キャリア教育の更なる充実は富士市にとって、重要な事でもあると思っています。

あのスーパー吉川さんが・・閉店です。

2月10日でスーパー吉川富士岡店が閉店します。
ちょうど夕方お店の前を通ると閉店セールをやっていました。
噂によると、2月24日にスーパー吉川中里店も閉店予定だと聞いています。

ちょっと前までは、スーパー吉川さんは地域の老舗スーパーとして、無くてはならないスーパーでもありましたが、時代の流れの中ではいよいよと言うか、ついにあのスーパー吉川が市内から無くなってしまう時が来たようです。寂しい限りです。
近年の大型スーパーチェーンを始め、ドラッグストア、コンビニと新規のお店が乱立し始めていますが、流通業界も生き残りをかけて必死です。
老舗のスーパー吉川さんは、そのあおりを受けて、最近ではお客さんの利用が減っていたようです。しかしながら、魚がおいしいと地域で歩いて買い物をする年配者にはとっても便利なスーパーでもありました。スーパー吉川さんが無くなることにより、根方街道沿いの車の運転が出来ないお年寄りは、一段と生活がしにくい状況でもあります。本当に閉店は残念でもあります。

今回の閉店も東部地域に某大手スーパーが出来ての影響も大きいようですが、懸念されている事は、中小零細スーパー及び個人商店が段々と無くなってしまった後、もし急に、某大手スーパーが撤退してしまったら、本当に買い物ができない地域になってしまう恐れがあります。買い物弱者救済の支援も考えなければならない施策の1つであると思っています。
将来的には公共交通の問題にしても、買い物施設についても、東部地域は益々生活がしにくい場所となってしまうような感があり、問題が山積みでもあります。

今後、跡地には何らかの商業施設が出来る事を期待せずにはいられません。

富山市長の公共交通とは

富士市の公共交通を考えるシンポジウムにおいて、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」と題した、富山市長の講演がありましたが、講演と言うより、市長自らのまちづくりのプレゼンでもあり、特に勉強になりました。

講演後のシンポジウムでも言われていましたが、市の取り組み市長の考えには、まさに目からうろこ的な感じでもありますし、そして説得力もあります。(100回以上講演しているそうです)
冒頭、人口減少が進む中では、40年先を見据えて、都市は、どういう布石を打っていくか、いかに雇用をつくるか、どういう市に魅力を感じるか、豊かであり、老後も安心できると言うまちづくりをしていく上で、単に交通政策ではなく、まちづくりでもあるとしていました。富山市での様々な取組が説明された後、行政に求められるのは、説明責任を果たすことですが、今は、説得責任を果たすことが大切な時代になって来たと言っていましたが、まさしく、その通りであると感じます。(市長自らが実践しています)

 シンポジウムでは、富山市長は、富山では様々な交通施策は進めており、先進的にLRTも導入されてはいるものの、ただ、それさえも人の動きを劇的に変化はさせられないが、車だけではなく時々公共交通を利用して頂く事により、緩やかに変化をさせていく事が必要であり、ほっておくと公共交通は無くなってしまうものであると述べていました。
富山市長はシンポジウムの最後に一言で公共交通を表すとするとの問いかけには、
「将来ビジョンを示して、ぶれずに進め、小さな成功体験を積み重ねる」
としていました。
富士市の公共交通も、将来のまちづくりを見据えた上で、負のスパイラルに陥らないように行政がしっかりとした情報公開をし、行政が、市民が、各社企業や団体が、業者が、また、議会が、すべての人達が当事者となり一丸となって取り組まなければいけない事であるのは再認識できました。

その意味でも今回のシンポジウムは意義ある事でもありました。

沼川流域委員会が終了しました。

第6回富士川水系沼川ブロック流域委員会において、今後20年における沼川流域の治水対策として河川整備計画(修正原案)が了承されました。沼川流域委員会は、平成19年、平成20年の沼川流域の被害を受けて、整備計画の見直しの為に、21年5月12日に第1回の沼川ブロック流域委員会が開かれ、その後3年間6回に渡る委員会が開催されてきました。

第6回の修正原案が委員会で了承された事により、この委員会の役目が果たされ終了となります。今後は、関係市長の意見聴衆、関係部局の調整をした後に認可申請をする整備計画の決定に向けての作業が進められていきます。委員の皆様お疲れ様でした。

私は予てより、議会においても沼川本線の整備及び石水門の拡幅等は要望してきました。このことについては市長、当局においても認識はしてくれています。市としても要望はなされています。
整備計画での考えとしては、沼川本川の整備についての必要性は認識しているが、全体の治水安全度をあげるための整備をすべて同時に進められないため段階的に整備をすすめることしている。最終的な修正原案では、「10年に一回程度発生すると想定される規模の洪水による家屋浸水被害を概ね解消することを目標に、本計画では段階的な整備として、最下流である狭窄部となっている沼川橋水門橋(石水門)をはじめ本支川の流下能力が不足する区間の内近年洪水による家屋浸水被害の発生頻度や規模などから優先的に被害を軽減する地区を選定」となっています。とするとやはり、河川整備に関しては、莫大なお金と時間を要す訳ですので、本川整備及び石水門の拡幅等は20年先の計画になってしまうようです。(諦めきれない思いはありますが・・・)
また、河川整備計画の費用対効果も報告されました。全体としては、約5でした。江尾江川は約2、小潤井川、伝法沢川約11。
投資効果として、被害額を建設費で割った数字でもあります。江尾江川に関しては、費用対効果が低いわけですが、家屋が少ない地域でもあり、道路や田んぼ等の被害は数字には見込まれていないような気がしますが、どうなんでしょうか?費用対効果が低いという事で、事業が後回しにならない事は要望したいと思っています。
最後に座長の東海大学斉藤名誉教授から、
「自然災害を完璧に防ぐことはむずかしい。小さい災害は防げるが、危険地域に住んでいる人たちは逃げる、水害対策はあくまでも逃げるための時間を稼ぐ施策である。もう大丈夫はない。逃げ遅れて死ぬと言うほど馬鹿な事はない、命を守るには、逃げる。自然災害対策の根底である」
と語られ委員会は閉められました。
どんな対策をとろうと、想定外で片づけられてしまう現実はあります。
流域委員会は終わりました。
私も傍聴をし続けてきましたが、地域の水害対策は引き続き取り組まなければいけない事でもあります。

昭和28年発刊「浮島が原開拓史」


先日、納屋を片付けた際に、興味深い本が出てきました。
昭和28年発刊の「浮島が原開拓史」です。
私が生まれる前の本ですが、現在も水害に悩まされている地域の事が綴られていました。

かつて、浮島が原の農地はしばしば泥水で一面が湖水になる惨状の解決に向けて,沼川沿岸排水管線改良事業が着手されたのが昭和8年。
昭和放水路を始め予定の諸工事を終えたのが昭和18年。
永年水と苦闘した沼川水害予防組合が最後の事業として治水記念碑を建設すると同時に浮島が原開拓史の編纂がされました。

この本は私達の郷土の先人たちがいかに水と戦ったのかが記録され、昔の人の業績を後世に伝える資料でもありました。
本編として、
第1章初期の開拓と防水の問題
第2章初期の防水対策
第3章防水対策(準備時代)
第4章防水対策(科学的調査時代)
第5章防止対策(實行時代)
第6章浮島が原干拓事業期成同盟会
第7章沼川水害予防組合
第8章第一期工事の進行
第9章昭和放水路の着工と完成
第10章完成後の事
現在取り組んでいる東部地域の水害対策についても、過去の歴史を検証する事は大切な事であると思っています。
2月8日、沼川流域委員会が開催されます。
どの様な整備計画が示されるか気になる所ですが、「浮島が原開拓史」をその前に熟読しています。
勉強になります。

多文化共生のまちを目指して

富士市国際交流協会が主催する第24回国際交流フェアが開催されました。
毎年、2000人以上の外国人が参加する国際交流の場所でもありますが、今年のテーマは「心通い合う多文化共生のまち 富士」を目指してです。

製造業の多い富士市には外国人が多く、富士市に住む外国人登録者数は、南米系日系人を中心に年々増加し、その数は、50か国籍で5000人以上います。外国人の多くは就労や婚姻等で富士市に生活の拠点を置く一方、生活習慣の違いなどによる問題も発生している事があります。
多文化共生とは国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的な違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員としてともに生きていくことです。
その一環として外国人と触れ合う機会を与えてくれるのが国際交流フェアであります。
今年も様々な団体がブースを出し、ステージでは国際色豊かな歌や踊りのパフォーマンスが行われていました。

私も今年、4月8日に行われる「外国人による日本語スピーチコンテスト」を終日宣伝してきました。

この事業も、外国人の方の文化や考え方を知るいい機会でもあります。より、多くの外国人が参加してもらいたいと思っています。
(もし、知り合いの方がいたら、出場を促がしてください。お願いします)
富士市では昨年、国際化推進プランが進められています。
本当に誰もが住みやすい地域づくりを進めなければなりません。

「ゆうこうの会」で料理教室

私の後援会女性部でもある「ゆうこうの会」で、私を囲んでの料理教室が開催されました。
女性ならではのイベントでもあり、ありがたい事です。

お料理教室のメニューは
1、 ピザ風ごはん
2、 キャベツのサラダ
3、 キウイゼリー
の3種類です。
会費は材料費300円。
私は料理教室には、国際交流フェアに参加していた為に、間に合いませんでしたが、試食会には参加できました。

でも、出来上がっているご馳走を見て、ちょっと・・と思ってしまいました。(ごめんなさい)美味しそうなのですが、実は、あまり大きな声では言えませんが、ピザ風ごはんの上には、私が苦手な玉ねぎが沢山のっています。(子供の頃から玉ねぎが好きではありません、特に火が入り、柔らかくなった玉ねぎが・・)でも、皆さんが作ってくれたご馳走です。嫌いとは言えないので、食べさせて頂きました。う〜んと思いながら、でも、苦手なもでも美味しかったです。
試食後は、私の簡単な市政報告をさせて頂きました。
議会での発言、地域の課題として、須津川渓谷の現状、沿線に関わる地域として岳南鉄道の存続問題、愛鷹農道2期工事の進捗状況等々参加している人からも質問が投げかけられました。1時間位ですが、楽しいひと時を過ごしながら、意見交換もでき有意義でありましたので、これからも女性ならではの様々なイベントを開催しながら、私の話を聞く機会を与えていただく事をお願いして、国際交流フェアに戻らせて頂きました。

今回も、加藤会長を始め「ゆうこうの会」の皆様ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。
次はフラワーアレンジメントを計画しているようですが、出来る事なら、また、料理教室が開催されるようでしたら、使用する食材も事前に知らせてください。
心の準備があるので・・・

今年も「福は内、福は内、鬼は外」

全国的に2月3日は、節分の豆まきが行われます。
言わずと知れた節分の豆まきは邪気を祓い清め、運気・幸福を 招き入れるめでたい行事です。私も、少しでも運気を高めるために、三日市浅間神社の節分祭に参加してきました。

神社内で、節分の追儺神事が行われ、その際に、「福は内、福は内、鬼は外」と大きな声で豆をまきます。

思いきり大きな声を出すと気持ちもすっきりします。年の数だけ豆を食べますが、最近では、豆の数も多く、食べるのにも一苦労です。
その後、境内の特設ステージ??みたいなところで参拝に来ている人たちに豆まきをします。ほんの数分間のイベントではありますが、豆を拾いながら少しでも福にあやかろうと多くの人が集まり盛大に開催されました。

全国的には豪雪に悩まされている地域もあり、寒さは未だ厳しいですが、立春を前にしたこの行事は、春を知らせる日本の習慣でもあると思っています。節分祭を無事終えたので、これで元気に春を迎えたいと思います。
ところで、境内で恵方巻き売られていました。聞くところによると境内だけで2時間位で500本売るそうです。(売り切れ終了だそうです)

関西での風習が、いつ間にか、恵方巻きを食べる事が当たり前のようになりましたが、ちょっと前までは、このような風習は無かったと思います。某コンビニが販売を始め、全国的に広めた経緯もあり、今では、あらゆる所で販売されはじめています。

今年、そのコンビニチェーンだけでも、520万本の販売をしています。コンビニが恵方巻きを定着させた影響を考えると、今は、コンビニからブームを生み出だされ、習慣に変えてしまうほどの社会への影響がある存在であることは感じます。何となく踊らされているような気がしますが、私も、北北西を向きながら、恵方巻きを食しました。
今年は思う事もあり、神様に願をかけていますので・・・・どこでも、拝んでいます。
あらためて
「福は内、福は内、鬼は外」
です。

職業講話前の事前調査

来週、小学校で職業講話を依頼されています。
キャリア教育推進議員としては、自分で役に立つことが出来ればと引き受けました。ただ、小学6年生95人の前での講話と聞き、いつもやっている市政報告会や会合等での話と違い、対象が大人ではなく、小学生となるとどのように話していいのかちょっと心配でもあります。

既に担当の先生と打ち合わせをしましたが、その際に子ども達からの質問事項を頂きました。
実は、今回の依頼では、議員以外の私がやっている仕事についての話も求められています。
私の職業講話が子ども達に少しでも、将来の働く事に対して、理解をしてもらいながら、子ども達の「生きる力」の一助になればと思いますが、先に言ったように、自分の独りよがりの思いだけでは子供に伝わらないのでは思い、担当の先生に頼んで、子どもの前で喋るのはどんな感じなのか、実際、職業講話を行っている現場を見させて欲しいとお願いしたところ、ちょうど、保育士さんの職業講話を行う事を聞いて、お邪魔させて頂きました。
保育士さんの職業講話は聴いて感心したのは、大人に喋りかける言葉ではなく、子ども達の目線に合わせた子供に語りかけるような話し方でした。実に上手です。でも、良く考えてみれば、毎日子供たちと接する保育の先生でもあるわけですから、子どもの扱いはプロなのかもしれません。
講話を聴きながら、ちょっとプレッシャーを感じてしまいました。
でも、職業講話の現場を見させてもらい、大変勉強になりました。今回、事前調査?をさせて貰い雰囲気も分かったのでちょっと対策を練る事ができます。
私も来週の職業講話では、2時限任せられていますので、子ども達が飽きないように、子ども達の顔色を見ながら、また少しでも夢や希望も与えられるように、映像を交えて職業講話を進めようと思っています。
何事も調査と準備は大切だと思っています。

石油コンビナートの津波対策

東日本大震災での、石油化学コンビナートがある場所の被害は甚大であった事を受け、富士市の田子の浦港にも、石油基地があるので、日本有数の石油化学コンビナートが臨海部に形成されている四日市市でコンビナートの津波対策がどのように成っているのか視察報告です。

四日市市の津波対策として三重県では、昨年10月に「東日本大地震と同等規模の地震を想定した場合の津波浸水予想図(速報版)」と参考に11月に暫定版として、避難すべきラインを示した四日市市津波避難マップが作成されています。富士市でも、独自の想定をした上での対策は求められていますが、あくまでも、国の第4次被害想定を待っての対応としていましたので、対応の早さにはちょっと驚きでした。

四日市臨海部には3つの大きなコンビナートがありますが、コンビナートの概要は、第一コンビナートに26事業所、第2コンビナートで10事業所、第3コンビナートで14事業所コンビナート全体では50事業所があります。

また、コンビナート含む事業所等別危険物施設は4351あります。各事業所とも施設の耐震性等現行の法令基準を満たしており多くの事業所では地震発生時における詳細な規定、マニュアルが整備されており適正に運用されています。今後の方針としては、三重県石油コンビナート等防災計画の習性提案、中央防災会議による被害想定の見直し、国の危険物施設の地震、津波対策に関わる法令改正対応と更なる地震対策、大津波への事前対策を積極的に推進していくとしていました。
今回、コスモ石油製油所も視察しましたが、広さと設備には圧倒されると同時に、民家がすぐ隣にあると言う状況は、現在では石油コンビナートも安全で安心な施設でもあり、石油製油所は公害発生の迷惑施設でもあると思っていましたが施設の隣に住民が住んでいる事に驚きました。(施設内は撮影禁止の為写真はありません)
3,11の地震の際には、千葉県市原市のコスモコンビナートが爆発しています。鎮火するまでに大分時間はかかったようですので、コンビナートでの防災力の強化は必要な事であると感じましたが、田子の浦のコンビナート基地とあまりの規模の違いに圧倒されました。

地震対策の動向は・・

首都圏でマグニチュードM7級の直下型地震が4年以内に70%の確率で起きる可能性があるとの計算結果が、報道された事により、地震への危機意識が高まる中で富士市の地震防災対策特別委員会が開催されました。
防災危機管理課長より、今後の国・県・市の動向ついての説明がありました。
それによると今後の予定としては

国において、本年4月頃に3連動地震(M9)による最大クラスの地震動・津波高の公表
国において、6月頃に直接的被害の被害想定推計値の公表
県では、8月頃に国の推計値公表を受けて県内の詳細の地震動・津波高の公表
県では、10月頃に浸水域の公表
市は、10月以降に県の津波浸水域の通知を受けて、富士市津波ハザードマップを作成、全戸に配布
県では、平成25年6月頃に県防災会議、第4次被害想定の公表
市は、平成25年6月以降に第4次被害想定を受けて、富士市地域防災計画を全面的に修正
との事ですが、あくまでも一応目安という事です。
その他の報告としては、市内の津波避難ビルの指定は32件。
海抜表示板については公共施設180か所や民間幼稚園保育園等50か所の施設設置は終わっており、年度内には合計800か所に設置がされるとの事です。また、3月11日の震災の日に合わせ、市民の意識高揚を図る上で津波訓練を実施するとしていました。
いつ起こるかわからない地震。
改めて大地震が起きる前に少しでも、減災が出来る対応が進めばと感じます

岳鉄で毘沙門さん

日本3大だるま市の一つの毘沙門天大祭が31日まで開催されています。
会派の先輩議員の地元でもあり、会派で集まる事になっていましたので、ついでに毎年恒例のダルマの買い替えに行ってきました。

今年は毘沙門さんまで、岳鉄の存続問題も浮上している最中でもあるので、当然、岳鉄沿線議員として岳鉄を利用しました。(現在、なるべく岳鉄を利用しています)
家から、歩いて神谷駅まで。
神谷駅の伝言板には、岳鉄イカシ隊を始め沢山の張り紙がはっ
てあります。

神谷から終着駅の吉原駅まで、350円。(ただ、乗っている時間と区間を考えると微妙に高い気はします)
毘沙門さんに行く人なのか、私以外にも多くのお客さんが利用しています。
終点吉原駅ではお客さんでごったかえしておりました(毎日が毘沙門大祭なら、岳鉄も良いのにと思ってしまいます)

家から古いダルマを3つ持っていきましたので納所で1000円支払いました。昨年は選挙もあり、選挙のダルマもありましたのでいつもより多いです。

境内でしっかり無病息災・家内安全・心願成就・商売繁盛とお願いをした後、いつもダルマを購入している杉山だるまさんへ直行。
最近は値切ってもあまり負けてくれないと聞き、4号、5号の2つのダルマを、高いのか安いのか分かりませんが、去年と同じような値段であると思い10700円で購入。
先輩議員の家に寄ったのですが、葬儀があり、途中で迎えに来てもらい毘沙門さんを後にしました。
毎年恒例の毘沙門さんですが、今年は天候に恵まれ、多くの人で賑わっていました。今年も、ダルマに願をかけて、これからの一年が思うような年になるよう努力していかなければと改めて感じています。

*ちょっと気が早いようですけどちなみに、
来年は2月16日(土)17日(日)18日(月)です。
覚えておいてください!!

秀樹ガンバレ!!感動をありがとう!

西城秀樹のチャリティコンサート、感動です!
昨年、脳梗塞で倒れ、本当に開催できるのか私の気になる事の一つでもあった、コンサート。
法人会に確認をした時、「大丈夫」と言われたので、たいしたことは無かったと思って安心しつつ、同級生の仲間と前から2番目と3番目の大変良い席で見られることを楽しみにしていました。

でも、コンサートを見る限りでは、2回目の脳梗塞を起こしたことは、今、コンサートが出来る状況では無かったのかも・・と感じる場面が多々ありました。
幕が開き、座りながら、歌のスタートです。
一曲終わると、話を始めたのですが、どうも様子がおかしい。
何かを見ながらのろれつが回らない感じの喋りに、見ている方が「大丈夫」と不安を感じます。
聞けば2日前まで慶応病院にリハビリ入院しており、退院後始めての仕事。
立つことさえまま成らない状況で、最後まで歌えるか自分自身も不安である事が告げられました。また、デビューステージより緊張していると言いながら、長めのトーク。
もしかしたら,歌を歌わないまま、話で終わってしまうのかと言う感じさえある最初の雰囲気でもありました。でも、徐々に、病気後の歌いたい、歌える喜びを噛みしめながら、激しい曲は避けながらも一曲一曲歌います。
終盤には,お馴染みの「ブーツを脱いで朝食を」や「ギャランドウ」を途中で歌えなくなるかもとしながらも、熱唱してくれました。思わず、周りから、「秀樹がんばれ」と声もかかります。ブルースカイブル—も歌い、幕が下りると、拍手は鳴りやみません。もう、歌わすのはかわいそうと思いながらも、拍手をし続けてしまいます。再び幕が開き、最後まで歌えたことに涙を流しながら、舞台そでには、いつ倒れるかも知れない秀樹を見守るスタッフが待機している中で、アンコールに答えてくれました。
病気から立ち直り、必死で歌う姿は胸に響きます。最後は、力を振り絞り、立ち上がりました。その姿を見て、拍手は一段と大きくなります。立ち上がる人たちも多くいます。また、ハンカチを目に当てている人も多くいます。私も胸が熱くなりました。

ここからは、多分、多分のもしかしたらの話です。(勝手な憶測ですのであしからず)最後のアンコールは、すでに歌えなかったのではと思います。(多分、歌える状態ではなかったのかも知れません)。多分、歌は吹き込んであり、口だけを動かす状態ではなかったのではないのでしょうか。涙を流しながら歌を歌っている割には、かすれることなく、ステージに近い席に座っていたので、口が開いていなくても、しっかりと歌が聞き取れる状態は、歌が歌えない状態になった時の事を考えて、吹込みを用意してあったのではないのかと思いました。(あくまでも憶測です)でも、例え吹き込みであろうと、なんであろうと最後まで、ステージを務め上げる姿勢に、元気をもらいました。

元気な時の秀樹のコンサートも素晴らしいと思いますが、動かない秀樹のコンサートは価値あるものであったと思います。
秀樹がんばれ!!
感激です!!
感動をありがとう!!

俺も頑張る!!
そんな気持ちにもなりました。

災害時での議員の対応は・・

28日朝、地震がありました。
すぐに、東海地震かと思ってしまいましたが、揺れは小さく、山梨を震源とする地震で、東海地震及び富士山噴火に関係するものではなく、富士地区では震度4が観測されましたが、ちょっと落ち着いてから、まちづくりセンターへ様子を聞きに行きました。

土曜日でありますが、職員が地域からの連絡を受けていましたので、「何か異常はなかったのか」確認をした所、被害報告はない状況でもあり、一安心でした。
地震が起き、改めて感じる事として、大規模な災害が起きた時、議員は、議会はどのような対応をしたらいいのかです。
市においては、災害対策本部が開設され、市長を本部長として情報収集をした上で様々な対応をしていきます。地域においても、職員がまちづくりセンターにおいて対応がなされます。議員は、各地域のまちづくりセンターへ詰めればいいのでしょうか?
私は、災害が起きるとまちづくりセンターへ行っていますが、それも明確な指示はされていません。水害が起きた時は、地元の水防団の詰所に待機していますが、地震に際しては地域の避難場所へ行けばいいのでしょうか?
自治体においては、議会で災害対策本部を立ち上げている所もあります。例えば、越谷市では、災害時における議員としての役割や行動を明確にするため、「越谷市議会における災害発生時の対応要領」を制定されています。これにより、災害時には必要に応じて議会内に「災害対策支援本部」を設置し、市の災害対策活動を支援していくとともに、議員自らが迅速かつ適切な災害対応に取り組んでいくものとしています。議会内に災害対策本部を設けるという事まではいかないまでも、富士市での災害時においての議員の対応は、どの様にするべきかは、統一した考えを持たなければいけない事であると思っています。
31日にも地震防災対策特別委員会が開催されます。
副委員長と言う立場も頂いていますので、委員の皆様の意見を聞きたいと思っています。

企業誘致の取り組みとは

産業の活性化、雇用の拡大を図る上でも、富士市のフロント工業団地を始め、企業誘致は重要な課題でもあります。「世界の亀山モデル」として有名なシャープの大型液晶テレビ製造工場がある三重県亀山市へ企業誘致への取り組みについて視察してきました。

亀山市は、国道1号線、東名阪自動車道、近畿自動車道伊勢線等の幹線道路が整備された交通の要衝地でもあり、産業団地は、これら幹線道路の結節点となる亀山インターチェンジに至近な位置に立地しており、鈴鹿山系の自然豊かな環境の中で、良好な企業活動を展開していただける大変優れた産業基盤を提供しています。
企業誘致についての背景と経過においては、バブル崩壊後の経済状況の悪化による企業の設備投資の減少、主要な製造業の海外移転等により企業誘致には難航し開発には着手できない状況が続いていました。県が進めているクリスタルバレー構想(液晶関連産業の集積)の核となる企業として県が誘致活動を展開してくれ、敷地面積10万坪の要件にあったのが、開発に着手できてなかった亀山でありました。また、当時の北川三重県知事は、亀山市長が仲人をしており、強いパイプもあった為に、県と市(行政)と開発会社と企業の3つが連携し、平成14年2月に表明した後、平成16年1月操業開始まで、僅か1年8か月と言う驚異的なスピードで企業誘致が図られました。このことからも、企業誘致に対しては、トップの営業力とネットワークは必要な事である事は感じます。
亀山市は人口5万人の市ですが、シャープの亀山工場ができた事による経済波及効果は特筆すべきものがあり、シャープ関連取引企業は33社、雇用者数は約7100名。ビジネスホテルも1つしかなかったのが7つとなり、平成13年には3598億円であった製造品出荷額は平成21年には1兆115億円と3倍に膨れ上がっています。また、「世界の亀山モデル」と言うフレーズにより、亀山市のブランドは知れ渡りました。シャープが誘致された事により当然、税収も上がり、財政が豊かになった亀山市はまるで宝くじに当たった様な感じではないのかと思ってしまいました。
ただ、今後、家電業界も厳しく、すでに大型液晶は堺市の工場にシフトされており、現在はスマートホンの液晶製造が手掛けられ始めたそうですが、海外進出も含め、企業留置は、行政としても手を打っていかなければ、撤退となった時には大変な事になる恐れはあると感じました。(富士市の大手製紙企業縮小においての状況を考えると・・)亀山市でも企業留置は大きな課題であるとしていました。
企業誘致活動は、自治体間での競争でもあります。
補助金や助成金も大切ですが、スピード感が求められる以上、市長のトップセールスによる企業誘致は不可欠な事でもあります。

*シャープの亀山工場を見学させて頂きましたが、シャープの技術とあまりの広さにびっくりです。

あいち臨空新エネルギー実証研究エリアでスターリングエンジン発電を知りました。

今回の視察の一つに、あいち臨空新エネルギー実証研究エリアがありましたが、現在、地球温暖化やエネルギー枯渇問題などの課題解決に向けて、世界的に新エネルギー技術開発が進められています。

愛知県では、特に新エネルギー関連産業の振興に重点を置いて、実証研究推進事業を展開しています「あいち臨空新エネルギー実証研究エリア」は、最先端の技術を活かした実証研究を実施するとともに、県民の方々の新エネルギーに対する理解向上を図るための施設です。国から認定を受けた「あいち臨空新エネルギーパーク」の中核施設となっていました。
あいち臨空新エネルギー実証研究エリアでは、「新エネ体験館」と「実証研究施設」とで構成され、新エネルギーをわかりやすく学べる施設として、小学校を中心とした学校の社会見学、大学・企業等の研修会・セミナー等、幅広く利用されているようです。

開設3年目で現在、年間約1万人の方が訪れています。ちなみに、私たち以外に、中学生とJAの方たちが見学に来ていました。また、この施設維持費は、年間5千万円です。
この施設には、7つの実証研究施設と、2つの共用設備があり、実証研究エリア内の新エネ体験館や常滑浄化センターに電力を供給しています。また、燃料電池で発生した熱は、給湯用に活用しています。

7つの研究施設で、特に気になった研究としては中部電力が取り組んでいるバイオマス利用スターリングエンジン発電の実証研究がありました。スターリングエンジンは、シリンダの中に気体を閉じこめて、シリンダを外から暖めたり冷やしたりすることで、気体を膨張収縮させ、ピストンを動かし発電します。自動車などのガソリンエンジン(内燃機関)等とは違い、外からの熱で動くため(外燃機関)、いろいろな熱源が利用できる「夢のエンジン」と呼ばれています。木くずや植物は「バイオマス」と呼ばれ、光合成により大気中の二酸化炭素と水を吸収するため、燃焼しても大気中のCO2は増えません。そのため、地球温暖化対策に有望な新エネルギーとして注目されています。
(スターリングエンジンの仕組みの説明)

この発電システムは、木くずや木質ペレットなどのバイオマス燃料を燃やした高温の燃焼ガスを燃料装置内で高温で燃やし、そこで得た高温の燃焼ガスをスターリングエンジンを稼働する熱源として利用し発電が出来ますので、バイオマス利用以外にもごみ焼却でも応用が出来るために、富士市の新環境クリーンセンターを利用が可能ではないかと感じると共に、検討の余地はあると思いました。
    (実物のスターリングエンジン発電)

今回、日本のエネルギーと地球温暖化、この2つの問題解決の切り札として取り組んでいる「新エネルギー」について、色々と勉強になりました、(詳しい報告書は出しますので、そちらで確認ください)
その後、碧南火力発電所に行きましたが、これについては、別に掲載します。

視察中、何となく不安です。

現在、会派では初めての試みで富士市の財政白書の作成が進められています。それとは別に研修会も開催されていますが、常に議員としての資質向上は努めなければいけない事でもあります。
という事で2月議会開催までの間で1月23日〜25日まで先進事例の視察へ出かけます。
今回の視察先は次の通りです。

視察事項
1月23日*津波対策について(三重県四日市市)
1月24日*企業誘致と補助金について(三重県亀山市)
     *シャープ亀山工場視察
1月25日*愛知臨空新エネルギー実証研究エリアについて(愛知県常滑市)
     *中部電力による新エネルギーへの取り組みについて(愛知県碧南市)
津波、企業誘致、新エネルギーと富士市の抱えている課題に対して活かすことが出来るかしっかりと視察をして来ようと思っています。寒いので体調は崩さないように気をつけねば・・
前日は、後援会旅行があった為に、家にいる事が無く、視察とは言え、何日も富士市から離れていると何となく不安です。

第3回後援会旅行、無事終了!!

荻田たけひと後援会親睦旅行に、バス5台、満員の状況で行ってきました。
前日より雨が降っており、天候は気になる所でしたが、幸い、出発の時には、雨が止んでおり、一日、雨が降らなければと念じながらのスタートでした。

最終打ち合わせを、海老名サービスエリアで行いました。

その後、江戸博物館に立ち寄りましたが、、江戸の生活を垣間見ることができ楽しかったです。

(子供にかごを担いでもらいました)(千両箱は小さいです)(人力車に乗りハイポース)

途中、完成間際のスカイツリーの真下を通過しました。

浅草散策では、雨も降っていましたが、ものすごい賑わいでもあります。

東京ドームホテルでのランチバイキングでは、多くの方は、食べすぎるほど食事をとっていました。

お腹がいっぱいになった後は、明治神宮で集合写真を撮った後に参拝をしました。(写真を載せきれない事には失礼します)

帰るときには、雨もやみ、遠くには富士山も見える程天候は回復してくれましたので良かったです。また、各号で、挨拶をしながら、活動をまとめた、DVDを制作したので、上映をさしてもらいました。
多くの後援者と、無事事故なく、親睦が深めることができた有意義な一日でもありました。
後援会旅行も、私の活動を知って頂くための情報発信の機会と位置付けています。

今こそ、スカウト精神で!

ボーイスカウト富士地区新年会が開催されました。
昨年から協議会長は小長井市議が担っています。
顧問には、植田県会議長、遠藤県議、鈴木県議、稲葉市議会議長、そして私、荻田の5人います。

小長井協議会長から挨拶、来賓のガールスカウトの米田代表、そして植田県会議長が顧問を代表して挨拶をしましたが、大変な時だからこそ、スカウト精神に則り頑張って行こうと言う感じの挨拶であったと思います。(すいません詳しく書かなくて)

ただ、スカウト精神で思い出すことは、
カブスカウト時代には「いつも、元気」
ボーイスカウトになると「備えよ、常に」
でした。
景気も政治も不安定な上に、災害が起き、日本全国元気が無くなってしまった感がある昨年でしたが、前を向いて、「いつも、元気」は忘れてはならない事であると思っています。また、東海地震が予想される時であるので、災害に対しても「備えよ、常に」の思いは必要な事でもあります。
各団においての余興を見ながら、子どもの時、朝霧での世界ジャンボリーの時の唄った、「明るい道を作ろう、明日を目指して作ろう」の唄のフレーズを思い出しました。スカウトに関係している議員として私自身、今こそ、ボーイスカウトで培った精神のもと頑張らねばと感じています。

*翌日朝早くから、後援会旅行がある為、お酒を飲むのは我慢しました。

「日本一感動を与える講演」聞きました!!!


「日本一感動を与える講演」と定評のある“思うは招く”〜夢があれば何でもできる〜と題した、ロゼシアターで開催された植松氏の講演は、素晴らしかったです。聞いている人すべてが引き込まれ、講演が終わった後も満員の会場ではまるで、コンサートで、アンコールを求めるがごとく、拍手がしばらく鳴りやみませんでした。

講師の植松氏は北海道の財政状況の厳しい赤平で植松電気を経営しながら、子供の頃からの夢であったロケットの開発を進めています。
子供の頃、板金屋を営む父親に、プラモデルを禁止され、作るなら板金でやれと言われ子どもながら板金で物を作っていた。中学生の頃はペーパークラフトの紙飛行機に没頭し、空への憧れとして、飛行機やロケットを作りたいと思った。進学をする時にその事を話すと、先生が「そんなの無理、東大に行くような人がする事で、この地域に生まれた時点であきらめなさい」と言われた。でも、ライト兄弟は東大に行っていないと諦めなかった。大学へ行かなければ、専門的な勉強ができないと知り、北見工業大学へ入った。ロケットの勉強が出来ると嬉しかったが、周りはこの学校に入った時点で、落ちこぼれであると言った。大学では、子供の頃、無駄だと言われた、板金や紙飛行機の知識が役立ち、勉強しなくても理解が出来た。諦めない思いの中で、北海道大学の永田教授と出会い、人工衛星の打ち上げに成功し、宇宙開発を今も続けている。
植松氏の、「今の社会は、諦め方を教えている。やりたい事をやったことが無い人に相談をするとできない話をする。やりたい事があったら、やったことがある人と仲良くなれば出来る事を知ろう。」
「本を読もう!特に伝記には、諦め方は書いていない。諦めない生き方をコピーしよう。」
「もうだめだ」はチャンス。楽をすると無能になる。
「社会の役に立った時は、夢は仕事になる。一生懸命は一生やりなさいという事です」
「夢は沢山あった方が良い。一個くらい挫折しても挫けないでいられる。」
「夢はやってみたい事。感動はCAN DO(カン ドー) “出来る”です」
「明日の為に今日の屈辱に耐えるのだ」(いつかは見返してやる)
「人生にもう遅い。もうダメはない」
子供の頃、「どうせ無理」「出来る訳がない」と言われ続けてきた。子供の夢や希望を奪っては行けないので、「どーせ無理禁止条例」を作りましょう。等々
どのフレーズをとっても、為になりました。
今、全国での講演活動を続けながら、ARCプロジェクトを立ち上げ、理想社会として住宅に関わるコスト10分の1、食に関わるコスト2分の1、教育に関わるコスト0に取り組んでいます。(一度視察したいと感じています)植松氏の活動には目が離せません。

キャリア教育を推進するに当たり、植松氏の講演から、改めて、育てるという事は、大人が自信ありげに生きて見せて、躾もする、夢を与える事であるという事を感じました。

昼間、富士市立高校でも全校生徒への講演会を行っており、夜は商工会議所青年部が主催する講演会とダブルヘッダーの講演会でもありましたが、この講演を聞くことが出来た人たちは、何かを感じたはずです。

講演終了後、工業高校の生徒さんを始め、聞きに来ていた学生が目を輝かせながら、植松氏を取り囲んでいました。
“思いは招く”夢があれば何でもできる。
私も、諦めない生き方をしたいと思っています。

議員定数のあり方について

先日、「議員定数のあり方について」の研修会が開かれました。議員の定数や議員報酬の削減については、様々な所で話題に出る事ですので興味深く勉強させて貰いました。

講師の新潟県立大国際地域学部准教授田口氏は「多種多様な意見を反映していく上でも、議会の歴史的経緯、地方自治の改正を踏まえ安易な議員定数削減はすべきでない」と言ってくれたことについては、世論の定数削減ありきの議論ではいけない事を感じました。
これまで自治体の議員定数は、地方自治法に定められた人口に応じた上限定数を基準にして条例で決められており、富士市も40人の上限に36人の議員定数でありました。昨年地方自治法の改正により地方議会の議員定数の条文を定めてきた条文が削除され、この事により、人口を基準にして議員定数の上限定めてきた法律が無くなったという事は、各自治体で議会は何人にするかを自己決定しなければならなくなったことを意味します。ある意味では、上限と言う基準があった事により、それを下回る定数にする事が、市民に議会側も経費削減努力をしている事が示されてきたと言えます。
議員定数削減でよく言われている事は、「人口1万人に対して1人」、これは何の根拠をもっての基準なのかは疑問に感じます。と言うのも、人口5万人の市であるなら、議員は5人でいいと言う事になってしまい、それでは議会が成り立たないのは明らかな事であり、もっと言うならば、人口5000人の町では、0,5人と議員は0人とあり得ない話となってしまいます。議員定数削減については、実際には何人かを削減しても、まだ多いから減らせと言う圧力は無くならないと言われています。研修会の中では、仕事量が増えているのに議員を減らす事は危険であり、若い人や女性が関わるためにも、人数は必要となる事、また、定数を絞れば質が上がるということはないとも話されていました。
 いずれにしても、上限撤廃によりこれまでの法律上の基準がなくなったため、議会は議員の定数を何人にするかを検討して決めると言う事が求められています。
 あらためて、富士市に相応しい定数の在り方については、「市民は、議会に何をして欲しいのか、議員に何をして欲しいのか」を投げかけながら、「誰が議員であるべきか」を含め、合議体としての議会は何を任務としているのか、その任務を十分に果たすには何人の議員が必要なのかを各議員が真剣に考え、議会としても次の選挙までには議員数については結論を出さなければいけない事でもあります。

「キャリア教育」応援企画!

キャリア教育は「子供達が仕事を通して社会に適応し、自分らしい人生を実現できる人材へと育つよう支援する教育」と言われています。キャリア教育の推進は富士市の人づくりの為にも、私が議員として取り組んでいる課題でもあります。

そのキャリア教育について改めて説明すると、子供達に「生きる力」を身に着けさせ、しっかりとした勤労観、職業観を形成,確立し、将来直面する様々な課題に柔軟かつたくましく対応する力を高める事が重要な事でもあります。言い換えれば、キャリア教育は子供たちが未来への「生きる力」でもあります。
キャリア教育については商工会議所青年部も事業として取り組んでいます。

本年度も、キャリア教育応援企画として、「NASAが認めた男」「日本でもっとも宇宙に近い男」と言われている植松努氏の講演会が開催されます。
〜”どうせ無理”を世の中からなくす。こうなりたいと言う強い気持ちを持ち続ける事が自分の夢の第一歩〜
きっと、子ども達に未来の夢を与える話をしてくれます。
1月19日19時よりロゼシアター小ホール
私もテレビで植松氏の話を聞いて、夢はあきらめてはいけないと感じました。ぜひ聞いてみてください。
富士市でもキャリア教育は、各学校で取り組まれていますが、富士市として、体系的、組織的な取り組みが必要であり、私はキャリア教育協議会の設立を求めています。すでに議会でも2度取り上げていますが、未だキャリア教育協議会が組織されないのは残念な事であると思っています。教育委員会がイニシアティブをとって今年こそ進めてもらいたい事でもあります。
個人的には、2月10日に、青葉台小学校で、職業講話を依頼されていますので、子ども達の前で話をしてきます。
私も子供たちに、生きる力や夢を与えられればいいのですが・・・・