水防訓練で気が付いた体の異変!

CIMG0327富士市水防訓練が雁公園で開催されました。
水防訓練に関しては、出水期を迎えるにあたり水防団の士気を高めると共に水防活動の指揮系統の徹底、および水防技術の向上を図る為に実施されています。私は水害常襲地に住んでいますが、水防団は、私の地域の安全、安心のためにも重要かつ欠かせない組織であります。

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東部地域の河川の浚渫が始まりました。

CIMG0317東部地域の水害対策として毎年、沼川、春山川、須津川の浚渫を県へ継続要望してきましたが、新年度ようやく予算がつきました。予算額は4000万円で内訳は沼川2000万円、春山川1000万円、須津川1000万円となっています。既に、6月30日までの工期の春山川の浚渫は始まっています。 Continue reading “東部地域の河川の浚渫が始まりました。”

東部地域の水害対策に明るい光が!!

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私が議員になってからの重要課題の一つに東部地域の水害被害の解消があります。
議員になってすぐ平成19年7月14日に大きな浸水被害があり、被害箇所の調査をしたうえでの水害対策に取り組んできました。今までも毎年議会では水害対策については取り上げ國、県、市に係る各事業の推進はしてきましたが、しかしながら、昨年の10月6日にまたしても大きな浸水被害を出してしまったことは更なる対策の推進は進めなければいけなこととして真摯に受け止めています。 Continue reading “東部地域の水害対策に明るい光が!!”

国会議員の東部地域の水害視察。

CIMG9523台風18号の各地区の家屋の被害状況として、床上浸水15件、床下浸水151件と報告されています。水害常襲地と言われる東部地域、とくに江尾、境においては、床上浸水10件、床下浸水48件と大きな被害が出てしまいました。7年前の大きな被害が出てから様々な水害対策は講じられてきましたが、総雨量が7年前より大きく上回った状況では防ぎきれませんでした。 Continue reading “国会議員の東部地域の水害視察。”

台風での3つの失態

OLYMPUS DIGITAL CAMERA東部地域での水害被害には心を痛めています。被害状況を確認したうえでの対応は求める事ですが、台風18号が上陸と聞き見回りに行った際に失態を3つおこしています。
まず1つ目の大失態として、朝7時過ぎ、台風の影響の冠水箇所の確認に行ったのですが、大雨の中、いつもの冠水場所へ行くと既に道路の途中で戻ってくる車がありました。私はそれを見てバックをしたのですが、突然「ガタッ」っと側溝が水で一杯であった為に見えずにタイヤを片方側溝に入れてしまいました。

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東部地域の水害対策は大きな政治課題

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA私の住む東部地域(江尾・浮島)でも時間雨量80ミリの超大雨をもたらす台風18号の豪雨による水害被害が出始めた事を聞き、あちらこちらを回ってきました。

 

水防団、私設消防、消防、警察、建設業者等々の方々が水が溢れているそれぞれの箇所に駆けつけています。 Continue reading “東部地域の水害対策は大きな政治課題”

水害被害が出ない事を祈ります。

CIMG4359非常に強い台風18号が6日朝、富士市へ最も接近する恐れがあります。議会も休会になっていますが、私の住む東部地域は水害常襲地でもあり、豪雨による被害が心配されます。6日夕方まで東海地方では多い所では400ミリと今までにない雨が予想されています。7年前に大きな被害が出た時は総雨量350ミリでしたのが、それを上回る雨量は不安でもあります。 Continue reading “水害被害が出ない事を祈ります。”

御嶽山噴火は予兆はあったのでしょうか・・

9月27日午前11時53分、御嶽山(おんたけさん・3067メートル)が噴火しました。週末の夕方、逸ノ城の相撲を見たくてテレビをつけると御嶽山噴火が大々的に報道されています。
突然のニュースに驚きました。 Continue reading “御嶽山噴火は予兆はあったのでしょうか・・”

防災の日こそ防災マップの活用を!!

CIMG39959月1日富士市総合防災訓練が行われました。
富士市では大規模災害発生時の対応として、市役所に災害対策本部が立ちあがり、地区まちづくりセンターが地区ごとの防災拠点になります。議員としての大規模地震災害時に関する富士市議会の対応として、議会班へ安否の連絡を移住地区のまちづくりせンターに行き、地区班長に安否の連絡をしなければいけません。私も訓練に際し、防災服に着替え、まちづくりセンターへ報告後、地域での防災訓練に参加してきました。

自然災害は防ぐことは出来ませんが、減災はする事はできますので、防災意識の向上は勿論ですが、災害から身を守るために、自分の住むまちの地域性を知り、具体的な災害のイメージを持つことが重要になってきます。ですから、私も地域で挨拶をさせて頂く機会がありましたので、今年の3月に作成され、4月には全戸配布された第4次被害想定での大規模地震発生時の富士市の被害イメージを含む「富士市防災マップ」の活用をお願いしてきました。CIMG4002
以前にも防災危機管理課で防災マップ活用講座が開催されましたが、地域の災害危険箇所の確認だけではなく、防災対策として災害に備える為に大変役立つ資料でもあります。どこに片づけたか分らなくなっている方も多いと思いますが、防災の日でありますので、防災意識向上の為にも改めて防災マップに目を通して確認してもらいたいと思っています。

富士市防災キャンプの告知

富士青年会議所のこの夏休みに行う事業で富士市防災キャンプがありますが、現在、市内の中学1年生から3年生を対象に募集をしています。あと少し定員が足りていないようで、先週末も市役所2階の入り口付近で子供達に説明をしていました。

私もその場に居合わせた手前、メンバーの桜井委員長に事業の宣伝と募集を頼まれていますので微力ながら、ブログで告知します。

 富士市防災キャンプ~ステップ防災~
            文部科学省委託事業
内容:ステップごとに様々な防災学習と防災体験を行い防災意識を高め自主的に行動できる能力と実践力を身に着け、大切な命を守り抜こう!!
~行動に移したものにしか見えない未来がある~
日時:8月9日から10日(1泊2日)
場所:富士市立富士中学校
参加募集:富士市内の中学1年生から3年生の男女定員先着100名
参加無料!!
事業協力:富士市消防団、防災関係機関、陸上自衛隊第34普通科連隊
問い合わせ:富士市防災危機管理課55-2715まで

なお、参加者特典として、ふじのくにジュニア防災士・富士市ジュニア防災士の2つの認定書が貰えます。
いつ起こるか分らない大規模災害に対して、正確な知識や技術を取得し自主的に行動できる中学生のリーダーを育成する為に開催される事業です。自助、共助、公助と言われますが、子供達にとっての自助、共助の防災意識高揚は重要な事であると思います。
先着100名ですので、定員締切間近です。
申し込みするなら、
「今でしょ!!!」(ちょっと古いですね)

台風接近、お天王さんが心配。

今週末、各地域でお天王さんが開催される予定になっています。私の地域でもお祭りの準備を町内で進めています。いよいよ、夏本番。お天王さんからのお祭りのスタートでもありますが、ただ、心配なのは、7月としては過去最大級の台風8号が接近している事。

大型で非常に強い台風は沖縄本島に接近し次第に進路を変えながら北上する見通しであり、10日木曜には九州へ近づき上陸の恐れもあります。

その後は、本州沿岸部を縦断しながら静岡県にも接近する可能性は大きいとしています。私は、今回の台風で大きな不安を持っています。と言うのも、類似進路として過去に大きな被害をもたらした2007年の7月の台風4号があります。ちょうど、議員になったばかりの7年前のお天王さんの後、雨が酷くなり、その後、総雨量364ミリの雨が東部地域、特に江尾、境地区に床上浸水16件、床下浸水69件の大きな被害を発生しました。あの悪夢は今でも思い出します。
今回の台風8号はその時の台風4号のコースと似ており、また、沿岸部を通過する台風としては、海水からの影響も受け、大雨の恐れは更に高まっています。接近中の台風8号によって、今週末、地域において大きな水害被害が出ない事を祈らずにはいられません。今後コースが大幅に変わる事を期待します。
できれば、何事も無く、お天王さんを迎え終えたいものです。

スズメバチの駆除処理の対象とは

今年の後半年間の無病息災を願い、夏越の大祓いに顔を出して茅の輪をくぐってきました。身の汚れを祓いましたので、気持ちを新たにあと半年頑張るつもりです。

気持ちがすっきりしたところで、何気なく境内を見ていると、スズメバチが飛んでいるのをみつけてしまいました。多くの方が知っている通り、スズメバチは毒性が強く、攻撃的なハチである事を知られていますので見た時はちょっと驚きました。スズメバチが飛んでいく方向に恐る恐る行って見るとスズメバチの巣があります。

多くの人が出入りする場所にスズメバチの巣があるのは危険でもあり、これは、何とかしなければと思い、市役所に確認すると、生活環境緊急整備事業の一環として、刺傷すると特に危険なスズメバチの駆除処理をしてくれるとの事でした。当然、駆除費用は市が払ってくれる訳ですが、ただ、この駆除処理をしてくれる対象があり、対象としては個人宅だけでありますので、企業や店舗、畑、林は対象になっていません。浅間神社も法人化されていますので残念ながら駆除費用は市が払う対象にならないとの事。その事を報告しながら神社へ伺ったところ、市で負担をしてくれないからと言って放っておく訳にはいかず危険である以上、神社で早急に駆除をするとのことでした。
今まで気にはしてなかったのですが、スズメバチの危険性を考えたら、駆除処理に関しての対象は個人宅だけでなく拡大すべき事であると感じたのは私だけでしょうか・・・

防災マップ活用講座開催中!!

通いでの2日間の明治大学で開催された日本自治創造学会の研究大会での講義をしっかりと拝聴してきました。
研修が終わったので、東京でゆっくりしてきたかったのですが、富士市で防災マップ活用講座が開催されているので寄り道をせず新幹線に飛び乗り帰ってきました。

防災マップ活用講座に関しては、第4次被害想定を組み入れた富士市防災マップが作成され、新年度になり全戸配布されています。せっかく作成された防災マップを災害危険箇所の確認だけではもったいないです。講座では防災マップに記載されている情報の活用術を防災危機管理課の職員が各地区のまちづくりセンターにおいてパワーポイントを用いてわかりやすく説明してくれます。

私の地域の須津地区でも開催予定日は聞いていましたが、用事が重なっているために、急遽、他の地区での講座を受講させて頂きました。災害から身を守るためには、地域にあった災害イメージは必要であり、その為の知識としては聞く価値はあります。
今後の防災マップ活用講座は
5月26日須津まちづくりセンター
     富士南まちづくりセンター
5月28日神戸まちづくりセンター
     天間まちづくりセンター
5月29日今泉まちづくりセンター
     吉永北まちづくりセンター
5月30日富士見台まちづくりセンター
     浮島まちづくりセンター
6月 3日富士駅南まちづくりセンター
6月 4日伝法まちづくりセンター
     丘まちづくりセンター
6月 5日広見まちづくりセンター
6月 6日松野まちづくりセンター
6月11日鷹岡まちづくりセンター
6月18日原田まちづくりセンター
     富士川まちづくりセンター
となっています。都合のつく日に是非ご参加ください。

でも、研修会後、防災講座と忙しくちょっと疲れが溜まっています。
健康に気を付けなければ・・・・

「もしもに備える!」

我が国は、自然的・社会的環境から洪水等による災害を受けやすく、毎年のように豪雨や台風による洪水が全国各地で発生しています。水防の重要性について理解し、水防意識の向上を図るため富士市でも富士市水防訓練が開催されました。

現在、水防啓発ポスターの「もしもに備える!」もあちらこちらの行政機関に貼ってありますが5月1日から5月31日までは「水防月間」です。
あらためて水防月間とは
昭和61年の台風10号による出水の際における懸命な水防活動を契機として、水防活動が極めて重要であることが再認識されたため、昭和62年度から毎年出水期前の5月を水防月間とし、水防の重要性を国民に周知すること等を目的として各種の行事を実施しています。
富士市水防訓練でも訓練をする事により水防体制の整備を図ると共に市民の水防に対する理解と協力を求める事を目的としています。
特に私の住む東部地域は水害常襲地でもありますので、その意味では水防団の意識も高く訓練においても作業が早いです。

頼りになる水防団で心強く思っていますが、一人一人の備えをする事も大切な事であり、私の須津地域では「もしもに備える!」事として、水防訓練で使われた土のうが希望者の方々におよそ600配布されています。

いずれにしても、本年も「もしもの水害がない事」を願います。

防災の田子の浦モデルの実現を!!

第2回目の国、県、市、企業等を交えての田子の浦港勉強会が開催されました。今回は国会議員、県議会議員、市議会議員の他にも富士市長も同席していました。

内容としては、
中部地方整備局より
田子の浦港の浚渫事業について
県交通基盤部
田子の浦港の事業継続計画について
富士市
田子の浦港振興ビジョンについて
の3点が説明されその後意見交換となりました。
意見交換では、私は、富士市の振興ビジョン協議会が5月19日に開催され、今後ビジョンが策定されていくのですが、その防災対策部会において、レベル2に対しての検討がなされる事が記載されている事に触れ、前回の勉強会では、県では、レベル1の対応が優先でレベル2の対応として田子の浦港に触れられていなかったが、今後、市としてレベル2への防災対策としての港周辺企業の防災として堤防等の要望があった場合対応をしてくれるのか確認をさせて頂きました。
中部整備局の加賀谷所長からは
「今まではレベル1の対応という事で進められてきていたが、静岡では既に、浜松のように民間企業の要望により防波堤の整備を進めようとする静岡モデルがありますので、富士市においても、企業、地域の人達からの要望として田子の浦モデルを進めるならば対応はある」
とのお答えでした。
私は、この発言は重要な意味を持ち、今回大きな収穫であったと思います。
レベル2の時の田子の浦港の浸水をハード面でも防げるならば、田子の浦港は県で一番防災の強い港になる事が出来ます。その意味では、レベル2に対応できる、田子の浦モデルを是非とも振興ビジョン協議会の防災部会で創り上げて頂き、周辺企業の皆様が安心できる港の整備を進めて貰いたいと思いました。
是非とも、レベル2に対応できる防災面としての田子の浦モデルの実現に期待します

議場での黙とう。忘れてはいけない事

2014年3月11日14時46分議場において、市長、議員、当局関係者全てが立ちあがり黙とうを行いました。同じ時間に被災地を含め、国内外で黙とう及び追悼が行われたようです。
思い起こせば、3年前の地震が起きた時間も、議会中で、予算審議をしていた時でした。

当時、選挙間際でもあり慌てて家に帰りましたが、あの東日本大震災の大参事からあっと言うまにちょうど3年の月日が経ってしまいました。
「災害は忘れた頃にやってくる」と言う言葉がありますがどんなに時が経とうとも忘れてはいけない事であると思っています。
3年前の2011年3月11日14時46分ごろ三陸沖で発生したM9,0の巨大地震と津波は宮城県、岩手県、福島県、を中心に青森県、千葉県、東京都まで広範囲に戦後最大の被害をもたらしました。
(堤防、防風林すべてを飲み込んだ想定外の津波、あの映像は忘れられません)

死者行方不明は2万7千人以上に上っており、今なお見つからない方も多数いる状況であります。復興は進んではいるとは言うものの未だ元の生活に戻る事が出来ていない事はメディアを見ていても分かります。静岡新聞の全国世論調査でも震災復興「進まず」77%と3月9日に掲載されていました。
東日本大震災を教訓に改めて日本は災害列島である事を見据え、自然の営みに畏敬の念を忘れず常日頃、防災対策を怠ってはいけない事を痛切に感じます。
静岡県でも第4次被害想定が発表され被害想定も出されています。新市長の施政方針において安全で暮らしやすいまちの施策にも防災対策は謳われています。私は、一般質問で、東部地域の水害対策について致しましたが、議員になって7年の間に議会で取り上げる事は6回目であります。地震とは違う水害と言う天災でありますが、水害被害にあった水害常襲地域であるからこそ忘れてはいけない事であり、安心、安全である地域になるまで、言い続ける事柄であると思っています。天災は防ぐことは出来なくとも、防災、復興は政治がすべきことであります。
(東部地域の江尾江川拡幅事業が進まない限り未だ冠水箇所は解消できません)

私も議員のはしくれとして、地域の災害を防ぐ事にこれからも取り組む覚悟を、議場で黙とうをしながら、あらためて、忘れてはいけない事として心に刻み込みました。

100ミリ/h安心プランにより整備推進がされますが・・・

議員になってからずっと東部地域の水害対策に取り組んできています。水害対策の1つとして沼川流域の整備がありますが、平成24年5月には沼川河川整備計画が策定されています。

整備計画の主要整備工事が大きく4つありますが、その1つに東部地域の江尾江川の拡幅があります。

議会でも取り上げてきましたが、既に、2年近く経過しているので、現状はどのように成っているのか気になる所でした。他の3つの事業箇所については、国の温暖化対策メニューでもあるゲリラ豪雨に対しての対策として平成25年4月1日に「100ミリ/h安心プラン」登録制度が創設された事により、その登録に、高橋川流域については昨年の9月4日付けで、また、本年の2月4日付けで富士川水系小潤井川、伝法沢川の「100ミリ/h安心プラン」が登録され、登録証の伝達式が行われています。その登録により、国補助が入りますので沼川河川整備計画の事業箇所の促進が図られることは予想されます。関係地域においては大変に良い話である事は間違いありません。ただ、東部地域に住む私からすれば「100ミリ/h安心プラン」に登録されていない江尾江川についても事業促進は求めなければいけない事でありますので、江尾江川も「100ミリ/h安心プラン」の登録はできないのか確認に富士土木事務所へ行ってきました。結果は、残念ながら、江尾江川流域は住宅街ではないので登録要件に当てはまらないとの事でした。
でも、何としても、江尾江川の拡幅は地域としても必要な事である以上、他の事業に遅れがないよう要望活動は進めなければと思っています。とりあえず県議の所へ行って相談してこなければ・・・・・

消防出初式にオレンジアロー号も参加

新春恒例事業である富士市消防出初式が、天候に恵まれた中で盛大に開催されました。
大変寒かったのですが、一糸乱れない出初式には市消防、消防団、関係者の皆様には敬意を表します。

例年通りの式典ではありましたが、今年の消防演技では一斉放水の前に、県の消防防災航空隊のオレンジアロー号が参加し、上空からの放水訓練が行われ、空中からの消化活動がどのようにされるのか確認ができました。

富士市においてはコンビナート等もあります。もしもの時にはオレンジアロー号の存在は、心強く思いました。出初式の写真コンクールもありますので多くの写真愛好家が、例年と違うヘリコプターからの放水される瞬間にシャッターを切っていました。

私も素人ながらヘリコプターからの放水に興奮しながら写真を撮りましたので掲載します。
(写真を撮るのに夢中になりちょっとだけ水をかぶってしまいました)

一斉放水を見ながら、新たな気持ちで今年1年、消防、救急活動が少ない年である事を期待したいと思います。。

富士市の防災対策について

第4次被害想定の第1次報告が6月27日にされていますが、ロータリークラブの会員の防災意識向上を図る上で、「静岡県第4次地震被害想定と富士市の防災対策について」と題した卓話を富士市防災危機管理課柏森課長にして頂きました。

前日より大雨警報が発令されており、ようやく解除されたため、一安心であると前置きの下で、柏森課長からは第4次被害想定の概要が話された後、津波対策として
静岡県では
レベル1の津波の死者を10年間で80%減らす事が出来るように港湾、河川のハード整備をすすめる。
富士市では
レベル2の津波に対して、津波による死者数0を目指してソフト対策を進める。
→津波避難行動計画作成

富士市での東日本大震災以降の取り組み
1、 海抜表示等の設置・・海抜表示1672か所、津波対策看板179か所
2、 津波避難ビル指定、津波避難タワーの設置・・ビル47か所、タワー4か所
3、 海岸監視カメラ3か所設置
4、 計測震度計の増設・・・市独自2か所(大渕、吉永)震度観測点は6か所
5、 富士川緑地公園に同報無線用の長距離伝達スピーカ—設置(24年度)
6、 地区防災会議の開催・・市内26か所で実施
7、 防災講座、図上訓練(DIG)、津波対策講演会の啓発活動の強化
8、 地域防災指導員への支援強化・・研修会意見交換の場

富士市の今後の取り組み
1、 富士市地域防災計画の見直しと修正・・津波対策編の作成等
2、 元吉原、田子の浦、今泉の津波浸水地区を対象とした津波避難行動計画の策定
3、 津波避難マップを作製、津波浸水地域に配布
4、 第4次地震被害想定に基づいた新たな富士市防災マップの作成
5、 津波避難ビル指定、津波避難ビル等整備事業費補助金制度の継続
6、 地区防災会議、防災講座、図上訓練の継続実施、啓発事業の徹底強化
7、 地域防災指導員自主防災組織への指導体制強化
また、富士山噴火による影響や風水害に関する警戒についても触れられ、最後は、防災等の問い合わせや講座も気軽に問い合わせてくれればと言っていました。
行政からの情報には、参加していた皆さんの防災意識向上に繋がったと思います。

「トリアージ」のシミュレーション訓練

9月1日は富士市でも総合防災訓練が行われました。私も地域での防災訓練に参加しましたが、市の広報塔からの防災訓練の合図で高台へ避難した後、地域の集合場所に集まった所で自主防災としての地域対応をお願いしてきました。その後、須津中学校の体育館で医療救護所運営訓練が行われていましたので参加してきました。

その中で「トリアージ」のシミュレーション訓練が行われていましたが、これは、大規模災害時に多数の傷病者が出ているなかでは、容態や緊急度に応じて優先順位を判断し、治療に当たらなければいけません、災害時では1人でも多くの人命を救うため、処置を施しても救命の可能性がない傷病者の治療をあきらめるといった重い決断も迫られます。その対応の為にトリアージが必要となります。

頂いた資料では、災害時のトリアージの概念としては[限られた人的物質的資源の中で最大多数の疾病者に最善を尽くす事]→軽傷例や見込が低い重症患者には優先をあたえないとしています。また、トリアージと「とりあえず」は発音が似ている!と記載されていましたが、トリアージはフランス語の選択から来ており、日本語のとりあえずの言葉の意味として、1、取るべきものを取らずまずは初めに、さしあたっては2、すぐに、直ちにとあり緊急時の選択と言う点から、フランス語の選択と意味が似ていると言われています。

訓練では、須津地区町内会、富士市三師会、看護協会、市災害対策本部保健部保健班、地区班、輸送関係者等が役割分担され、Aスタート法トリアージB,治療の為のトリアージと治療、搬送の為のトリアージC,医療救護所から救護病院の搬送〜情報通信と搬送(仮想)のA,B,Cを通しで4セット行われていました。
保健医療課長は今回のシミュレーションを災害時で活かせればと言っていましたが、出来る事なら災害でも救護所に人的被害が無く担ぎ込まれない事が一番であると感じていると思います。
私にとっては、今回の大規模な医療救護所運営訓練は勉強になりました。

冠水道路でちょっとショックなことが・・

梅雨前線停滞による大雨が降り、6日早朝、富士市にも大雨警報が発令されました。私の住む東部地域は水害常襲地でもありますので、合羽を着て水害被害が出る場所への状況確認をしてきました。でもその際ちょっとショックな事が・・・

被害は出ていないようでしたが、道路の冠水箇所が何か所かあります。すでに地域の建設会社の方がパトロールをしてくれ危険な場所は通行止めをしてくれてありましたが、冠水している箇所には通行止めがされていない所もあり、車が冠水箇所を通過している危険な状況もありました。冠水箇所から引き返す車も多かったです。

特に、本年度工事が行われない江尾柏原線は冠水箇所があり、多くの車が危険でありながらも車で冠水道路を通過しています。雨が止んだ後の自転車通学の学生も困っていました。(あらためて継続事業として頂く要望はするつもりでいます。出来れば補正予算を組んでいただく働き掛けはしています。)

生活道路の冠水箇所の解消に向けて取り組まなければいけない事でありますので、雨が降ると冠水する状況を改めて実情は街路整備課や道路維持課に伝えようと思っています。
(自転車通学の子供には危険な道路です)

その冠水状況写真を撮っている時に、足を水に取られデジカメを水につけてしまいました。(やってもうたです)すぐにデジカメを服で拭きましたが精密機械の為に電源が入らなくなってしまいました。防水カメラではないので電気製品として一番やってはいけない事としての水が機械の中に入ってしまったようです。幸いな事に、すぐにSDカードを抜いてデータだけは濡れていない事が確認できました。水害調査に行って私の生活必需品でもあるカメラを壊してしまい、カメラが使えなくなったので調査を打ち切り家に帰りましたが、ショックです。
家族からは、「命に関わる事じゃないから直せばいいじゃん」と簡単にあしらわれてしまいましたが、物は考えようで「確かに」と思い直し、すぐにエイデンさんにカメラを修理に出してきました。
梅雨のシーズンから台風のシーズンに向けて、雨の中で写真を撮る事が多くなります。
現在、防水機能の付いたカメラに買い替えようか真剣に悩んでいます。・・・・

佐々木酒造店のお酒は希望の味・・・

(震災前の佐々木酒造店)

宮城県名取市閖上にあった佐々木酒造店は1871(明治4)年創業の130年の歴史をもつ老舗です。
しかしながら、東日本大震災の津波で海岸線から約1.5キロの場所にあった本社や酒蔵などが全壊してしまいました。

店を経営する家族と従業員は無事でしたが、仕込みタンクなどの設備が壊滅的な被害を受けてしまいました。
唯一残った看板。

 酒蔵があった閖上地区は、市の復興計画でかさ上げが予定されているため現地再建ができず、昨年、約4キロ離れた同市下余田に整備された仮設工場群の一画に生産拠点を移したそうです。津波に洗われながら残ったお酒が奇跡の酒と言われ話題になりましたが、震災後、初めての新酒として2種類純米酒「宝船 浪の音 閖(ゆり)」、本醸造「しぼりたての生原酒」の名称で販売し始められました。もともとあった名酒、「しぼりたての生原酒」は有名ですが、「閖」は地元名取市飯野坂で採れた減農薬のヒトメボレを原料にした純米酒で、水も名取川の伏流水を使うというこだわりを持って造られた復興酒だそうです。
閖上への現場視察の際、立ち寄った仮設商店街「閖上さいかい市場」に佐々木酒造のお店があり、運よく復興酒を買い求めることが出来ました。

佐々木酒造のあった写真が日和山に飾られていましたが、厳しい状況の中での2年ぶりの新酒販売は嬉しいニュースであったと感じます。。

閖上地区を含め、被災地の一刻も早い復興を祈りながら、家族で味わいました。
震災に見舞われていない事に感謝しながら・・・・

佐々木酒造のお酒は何とも言えない奥深い美味しさで、閖上の希望の味がしました・・・・・

ぜひ買い求めてください!!!

日和山と閖上の記憶

行政対応の地域以外に宮城県名取市の中心部から約7キロほど離れた閖上地区の現状を確認に行ってきました。かつては赤貝の産地として知られ、約6000人、2100世帯が暮らす港町でした。しかし、東日本大震災で人口の1割を超える900人近い人が亡くなり、90%以上の家屋が破壊され今はほとんど誰もいない状況は、東日本大震災の津波でもっとも深刻な被害を受けた東北沿岸部の町の1つといえます。

町を襲った大津波の高さは、閖上漁港付近でおよそ8.5メートルに達したといいいます。津波は内陸部までさかのぼり、仙台平野に広がる平たんな町に逃げ場はほとんどない状況であったそうです。浜辺から500メートルほどの距離に位置する数少ない高台、「日和山」の高さは約6メートル。頂上には二つの神社が鎮座していましたが、
海を守る弁天様を祭る富主姫(とみぬしひめ)神社と、地域の氏神様として信仰があり、震災後に遷座した閖上湊(みなと)神社その上にあった富士主姫神社は、跡形もなく流されてしまいました。がれきの中から回収した木材で立て直され、犠牲者を奉ってあります。

津波被害が甚大だった閖上地区を一望できる日和山から眺めると、がれきは跡形もなく片付けられ、水平線が見渡せるほどです。見渡す限りの更地にわずかに残った家々の土台がむき出しになっている事が確認できます。

またすぐ近くの避難場所であった閖上中学校の時計は、地震のあった時間で時計は止まり、献花台がありましたが、その光景は改めて胸が詰まります。

その災害の大きさの記憶を忘れないよう更地になった場所にポツンと「閖上の記憶」と書かれたプレハブが設置されています。

津波祈念資料館でもあると共に失われた故郷をどうやって再建していくのかを考える施設であります。展示されている場所には、今年度の3月に作成された閖上地区のまちづくりについての行政資料がありましたが、2年2ヶ月経った今も本格的な復興まで道程の長さを感じました。

PS:閖上地区の事はまだ伝えたいことがありますので、ブログは続くと言う事で・・・・
  

震災被災地自治体はまだまだ、人材不足。ガンバレ前田氏!!

東日本大震災より2年2ヶ月経ち、被災地復興状況の行政視察に行ってきました。
陸前高田市、石巻市での市役所での震災後復興への取り組みや復興計画等及び被災場所状況について、また名取市閖上地区の状況の確認等大変有意義な視察でもありました。

陸前高田市、石巻市でのどちらも共通な課題として挙げられていたのは、住まいの確保、雇用の確保、人口の流失、企業の流失、インフラ整備の入札、そして市役所の職員も被害にあっており、絶対的なマンパワーの人材不足が挙げられていました。特に、予算規模が、本年度も、陸前高田市で震災前は通常100億程度の一般会計が1019億円492事業、石巻市で600億程度から2260億と復興予算がついており、その執行に伴う、行政運営側の人材不足に悩まされている状況が伝えられました。
お金は入ってきても執行に伴う対応が追い付いていかなく、全国から職員が応援に来ていますが、まだ足りていないのが実情だそうです。
実は、富士市からも被災地への職員派遣をしており、今回の視察先の石巻市へも、富士市役所から派遣されています。富士市からの派遣職員は前田哲哉氏で、石巻市の視察受け入れの際にも事前に前田氏に連絡をいれており、活躍の確認と激励も兼ねての行政視察となりました。
(前列真ん中の坊主頭の方が前田氏です)

現在、前田氏は、石巻市で任期付職員として、震災復興部土地利用課で活躍しています。会派一同で前田氏と食事を取りながら慣れない土地での生活に労いと激励をしましたが、一人で頑張っている前田氏は富士市民としても誇りでもあります。まだ,任期がありますので健康に気を付けて頑張ってもらいたいと感じました。

視察報告は、随時掲載していきますが、取りあえず視察から無事帰って来た中で、前田氏が元気に頑張っていた事は報告したい事でもありました。

更に、ガンバレ、前田氏!!!です。
*被災地でのがれき処理は進んでいましたが、一面の何もないような状況に胸はやはり詰まります。

5月は水防月間です。

毎年、全国各地において、自然災害としての豪雨や台風による洪水が発生しています。
その為に、水防の意義と理解を深めると共に水防意識の向上を進めるために5月1日から5月31日まで全国的に、水防月間としての取り組みがあります。

富士市においても豪雨シーズンを前に、富士市の水防体制の強化と水防技術の向上を図り、市民に水防に対する理解と協力を求める事を目的に水防訓練が5月19日にかりがね公園で開催されます。
私の住む東部地域は水害常襲地域でありますので、水防団の水防意識は他の地域よりも高いと思っています。また、私も、議員になってから、水害対策には重要課題として取り組んできました。
本年度も、江尾江川支流整備、湛水防除事業としての2基目の東側排水機ポンプが江尾江川西船津排水機場としての工事が進んでおり、本年度末には供用開始が出来る事を聞いていますので、現状を確認してきました。

工事期間としては9月30日まですが、今までに万騎沢調整池、増川江尾江川調整池、西側排水機場の供用が開始されており東側排水機場が供用開始されれば湛水防除事業の完成となります。(ありがたいことに政権が変わり前倒しでの補正予算がついての事業になりました)ハード的な整備は進められていますが、限界もあり、やはりソフト面での強化として水防活動は重要な事であります。ですから水防訓練の重要性は十分認識しています。ただ、今年の水防訓練に関しては、どうしても泊りがけの用事があり、水防団長には連絡しましたが、欠席しなければならなくなり申し訳なく思っています。
5月は水防月間です。

水防意識の向上は勿論ですが、改めて、水防団の皆様には日頃の活動に感謝申し上げると共に、これからの豪雨シーズンに入り、水防の警戒も大変になると思われますが、よろしくお願いしたいと思っています。
叶う事なら、今年1年も水害被害が出ない年である事は願いたいです。