2万人を超える犠牲者を出した東日本大震災から9月でおよそ4年半となります。また、7000人近い死者を出してしまった阪神淡路大震災は20年以上の歳月が経っています。月日の経過と共にまちの復旧復興は進んでいきますが、大きな被害を出した事実は変わりませんし犠牲者は元に戻る事はありません。同じような大災害が身近な場所でいつ起こるかわからないと言う緊張感や危機感は忘れてはいけない事であります。その意味でも9月1日の防災の日に合わせた市内各地区において開催される防災訓練は重要な意味があると思います。また、富士市では市内26地区において地域での防災意識向上を図るために防災会議が開催されています。私の地区でも防災の日を前に開催されましたので須津地区防災会議に参加してきましたが、富士市で想定される地震について・地震に対する自助と共助・中学生を活用するための取り組みについて・を防災マップを見ながら学んできました。
防災訓練や防災会議に参加することはもちろん大切ですが、参加できない人たちも多くいると思います。持続的に防災意識を維持していく上では少なくともいざという時の備えのために富士市で配布されている防災マップの確認はこの際にしてもらいたいと感じます。大きな被害を出さないためにも住宅耐震化や家具転倒防止を進めることも大切です。まだまだ、一人一人の防災意識の向上は求められています。
9月1日は防災の日です。
自分の身は自分で守る、家族は家族で守る、地域は地域で守ると言う自助、共助の強化は引き続き身近なところで図らなければいけないと強く感じます。