最近地域ではシカが出没しますが・・鳥獣対策は??

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私の住む東部地域では以前より野生の猿によく合いましたが、最近、うちの近くでシカが出没するようになりました。先日も犬を散歩に連れていく道すがらでもお寺の駐車場でにシカに遭遇しました。あまりの近さに驚いてしまいました。
また、新幹線が良く見える土地改良区でもシカが住みついている事は聞いています。このことは私の地域でシカやサルに会える事を私が自慢したいのではく、餌不足や後継者不足で耕作放棄地が増えたことなどから野生動物が市街地近くまで接近しての住民への危険や、農家にとっての農作物被害は深刻さを増している状況の深刻さをあらためて知ってもらわなければと思っています。今迄も富士市において鳥獣被害対策は求められていますが、そのような中で近年、規制が緩和された中で鳥獣被害対策としてネット設置に比べ安価な電気柵設置が進んでいました。しかし、電気柵は正しく設置・運用を行わないと、本来の効果が得られないだけでなく、7人の死傷者がでてしまった西伊豆町で起こった大きな事故に繋がる恐れはあります。
(8月20日の掲載記事)
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事故後、農林水産省が都道府県を通じて全国の農牧地の10万か所近くの電気柵を点検し7090か所で危険を知らせると看板設置無いと言った不備も報告されています。ただ、野生動物対策として普及が進み行政側も全容把握は難しいとされ、その上指導が行き届かず同種の危険が潜む設備が点在している恐れはあるとの指摘もあります。
あらためてシカを見て、私の地域を含め富士市において西伊豆町のような事故が起こらないような徹底した対策は進めてもらいたいと感じました。