台風18号の各地区の家屋の被害状況として、床上浸水15件、床下浸水151件と報告されています。水害常襲地と言われる東部地域、とくに江尾、境においては、床上浸水10件、床下浸水48件と大きな被害が出てしまいました。7年前の大きな被害が出てから様々な水害対策は講じられてきましたが、総雨量が7年前より大きく上回った状況では防ぎきれませんでした。
被害状況を分析しながら、早急な対策としての江尾江川の拡幅は勿論ですが抜本的な対策としては沼川本川整備と石水門の拡幅に尽きる事は強く感じます。私自身、何とかしなければと言う想いはありますが、河川に関しては国、県に関わる事でもあり、市だけではどうにもならない現実もあります。国、県に関しては地元議員の連携をしての対策は進めなければいけないことであると思っています。
先日も政権与党である国会議員の吉川代議士が、東部地域の水害状況の被害と対策について、現場へ出向いての視察をしてくれました。
江尾区長や浮島区長、浮島まちづくり協議会会長等々が各地区の被害状況や対策要望をしています。沼川本川が流れない限り被害は出てしまう状況でありますが、現実問題として、流域整備の中での位置づけでは難しい事は承知していますが、せめて水害被害軽減策でもある須津川、江尾江川、春山川の浚渫や農水路の整備が定期的の行われていない状況ついては早期に進めて頂きたい事は代議士に理解して頂きました。また、予定されている江尾江川の拡幅に関しても少しでも早く事業完了が進むような働きかけも要望していますが、県事業であっても災害対策や農業対策等の様々な国のメニューの中で予算執行が出来るものがあればぜひ取り入れて貰いたいと思っています。
いずれにしても、東部地域の水害対策が進むよう政権与党の代議士として、国、県へのパイプ役はしっかりと担って頂くことは望みます。