第2回目の国、県、市、企業等を交えての田子の浦港勉強会が開催されました。今回は国会議員、県議会議員、市議会議員の他にも富士市長も同席していました。
内容としては、
中部地方整備局より
田子の浦港の浚渫事業について
県交通基盤部
田子の浦港の事業継続計画について
富士市
田子の浦港振興ビジョンについて
の3点が説明されその後意見交換となりました。
意見交換では、私は、富士市の振興ビジョン協議会が5月19日に開催され、今後ビジョンが策定されていくのですが、その防災対策部会において、レベル2に対しての検討がなされる事が記載されている事に触れ、前回の勉強会では、県では、レベル1の対応が優先でレベル2の対応として田子の浦港に触れられていなかったが、今後、市としてレベル2への防災対策としての港周辺企業の防災として堤防等の要望があった場合対応をしてくれるのか確認をさせて頂きました。
中部整備局の加賀谷所長からは
「今まではレベル1の対応という事で進められてきていたが、静岡では既に、浜松のように民間企業の要望により防波堤の整備を進めようとする静岡モデルがありますので、富士市においても、企業、地域の人達からの要望として田子の浦モデルを進めるならば対応はある」
とのお答えでした。
私は、この発言は重要な意味を持ち、今回大きな収穫であったと思います。
レベル2の時の田子の浦港の浸水をハード面でも防げるならば、田子の浦港は県で一番防災の強い港になる事が出来ます。その意味では、レベル2に対応できる、田子の浦モデルを是非とも振興ビジョン協議会の防災部会で創り上げて頂き、周辺企業の皆様が安心できる港の整備を進めて貰いたいと思いました。
是非とも、レベル2に対応できる防災面としての田子の浦モデルの実現に期待します